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昭和50年以後は刑事判例  昭和49年〜昭和36年は刑事判例U  昭和35年以前は刑事判例V  大審院・高裁・地裁は刑事判例W

最高裁S49 12/26決定2=原審において主張及び判断を経ていない事項に関する違憲主張の不適法
最高裁S49 12/26決定=上告受理決定をしなかったことに対する特別抗告の不適法
最高裁S49 12/20決定8=関税定率法21条1項に掲げる輸入禁制品の輸入自体を禁圧する趣旨
最高裁S49 12/20決定7=印象採得、試適、嵌入、装着は歯科医業に属することの適法性
最高裁S49 12/20判決6=共犯者と共に強盗殺人後に共犯者も殺害しての死刑事案
最高裁S49 12/20判決5=魚業法65条及び水産資源保護法4条で都道府県知事に罰則制定権限を賦与したことの合憲性
最高裁S49 12/20判決4=執行猶予の要件を欠く被告人に執行猶予の判決を言い渡した不適法事案
最高裁S49 12/17決定3=控訴趣意書の記載自体に対する非難は原判決に対する不服とはいえない不適法事案
最高裁S49 12/13決定2=各供述に任意性ありとした原判断に誤りがあるとは認められない事案
最高裁S49 12/13決定=過少申告逋脱犯の「詐偽その他不正の行為」とは過少申告それ自体をいうとした判断の適法性
最高裁S49 12/12決定5=労働基準法違反の事実は起訴状に訴因として掲げられていたものと認められる事案
最高裁S49 12/12決定4=判例違反の主張が引用の判例と相反する判断をしてと主張するものでない不適法事案
最高裁S49 12/12決定3=沖縄の復帰前の被告人の前科を復帰後も効力を有するとしたものではない事案
最高裁S49 12/06決定3=上告棄却決定に対する訂正の申立の不適法
最高裁S49 12/05決定=忌避申立を却下した裁判に対する即時抗告の不適法
最高裁S49 12/03決定=被告人の尿の採取が違法であったとは認められない事案
最高裁S49 12/02決定=刑法26条の2第2号の規定の適法性
最高裁S49 11/29判決5=未決勾留と競合して罰金刑の換刑処分たる労役場留置の執行が行われた場合の本件算入
最高裁S49 11/28判決5=安保条約が違憲であるか否かは被告人の行為の違法性に関する判断に影響を及ぼさない
最高裁S49 11/28決定4=被告人の供述に任意性ありとした原判断に誤りは認められない事案
最高裁S49 11/28決定3=被告人の自白のみに基づいて有罪としたものでないことは判文上明らかな事案
最高裁S49 11/28決定2=「無免許運転」と「酒気帯び運転」と「信号無視」をした場合の罰条の適用
最高裁S49 11/28決定=無免許の者が速度違反で走行し警察官の指示で減速した後、再度速度違反をした場合の罪数
最高裁S49 11/21決定4=高裁がした異議申立棄却決定に対し更に異議の申立をすることは許されない
最高裁S49 11/21決定3=憲法37条は刑事事件の被疑者に接見や差入れを保証したものではない
最高裁S49 11/21判決2=窃盗の財布に関する自白が重要な点において事実に反しその証明力は十分ではない事案
最高裁S49 11/15判決=住居侵入罪の法定の罰金刑を超過した略式命令での非常上告事案
最高裁S49 11/14決定6=判例違反の主張が判例の具体的摘示を欠いた違法事案
最高裁S49 11/14決定5=被告人が韓国籍を有する外国人であるため差別的科刑をしたと認められる資料はない事案
最高裁S49 11/14決定4=判例違反の主張が判例の具体的指摘を欠いた違法事案
最高裁S49 11/14決定3=爆発物取締罰則4条にいう「煽動」が明確を欠くことはない
最高裁S49 11/11決定=被告人に対する量刑にあたり前科前歴が過度に考慮されたものとは認めがたい事案
最高裁S49 11/07決定3=各原供述者に対する証人審問権を放棄したものと認めるのが相当な事案
最高裁S49 11/07決定2=地裁内で爆竹を使用した事案(火薬類取締法違反、建造物侵入)の上告棄却事案
最高裁S49 10/31決定=違憲の主張が原審で判断を経てない少年法35条1項の抗告理由とならない事案
最高裁S49 10/24決定6=上告趣意書が原判決に不服がある旨の記載のみの不適法事案
最高裁S49 10/18決定=被告人の自白を唯一の証拠として有罪とされたものでない事案
最高裁S49 10/14決定=被告人の動態の自然的観察から信号無視の罪と業務上過失傷害罪との観念的競合事案
最高裁S49 10/11決定2=公職選挙法違反被告事件の被告人死亡による公訴棄却事案
最高裁S49 10/04決定2=控訴棄却決定に対する異議申立の判断で被告人側に立会等の機会を与えなかったことの適法性
最高裁S49 09/27決定3=無免許運転の所為につき違法性阻却事由又は責任阻却事由の存在を否定したことの適法性
最高裁S49 09/26決定13=一審判決の全部に対して被告人の控訴の申立があったものと認めた原判断の適法性
最高裁S49 09/26決定12=「懲役刑と罰金刑の併科」に関する引用判例が所論の趣旨ではない事案
最高裁S49 09/26決定9=自動二輪車の運転免許につき「耳がきこえない者」に対し免許を与えないことの適法性
最高裁S49 09/21決定=銀行支店長による貸金債権での詐欺被告事件
最高裁S49 09/19決定=被告人の所論供述に任意性ありとした原判断の適法性
最高裁S49 09/14決定=再審請求人がした再審請求がかつての請求事由と同一である場合の不適法事案
最高裁S49 09/12判決=賄被告事件で併合罪の一部に事実誤認の疑いがある場合の破棄差戻し事案
最高裁S49 09/11決定=一審が余罪を実質上処罰する趣旨で量刑の資料に供してない事案
最高裁S49 09/10決定=高裁が抗告裁判所としてした決定に対して再抗告は許されない
最高裁S49 09/09決定2=上告趣意が裁判の延期を求めるものである不適法事案
最高裁S49 09/09決定=被告人が公訴事実を争っていることをもって量刑上不利益に斟酌していない事案
最高裁S49 09/05決定=上告趣意の違憲主張が原審で主張、判断されていない不適法事案
最高裁S49 08/07決定=監置決定に対する抗告の棄却決定に対する特別抗告の棄却事案
最高裁S49 07/22判決3=印刷物の一部に通貨と紛わしい外観を有する部分がある場合の通貨及証券模造取締法1条
最高裁S49 07/20決定=一、二審の審判に司法行政の介入及び予断排除原則の違反が認められない事案
最高裁S49 07/18決定5=裁判官において事務分配その他の司法行政の運営上必要な関係資料の入手と予
最高裁S49 07/18決定4=本件審判に司法行政の介入と予断排除原則の違反がある旨の所論はまったくいわれなき論難
最高裁S49 07/18決定3=軽犯罪法違反被告事件で被告人死亡しよる公訴棄却事案
最高裁S49 07/18決定2=在監者の刑事補償請求事件の特別抗告申立には刑訴法366条1項の準用、類推適用はない
最高裁S49 07/17決定=司法警察員が被告人の覚せい剤販売の犯意を誘発したものとは認められない事案
最高裁S49 07/16決定2=鉄道の軌道上にスクラムを組み数列の縦隊でうずくまる等による威力業務妨害罪の成立事案
最高裁S49 07/12決定2=交通事故で運転手としての社会的身分により被告人を不当に差別したものではない事案
最高裁S49 07/11決定=一審判決が所論の証拠を有罪認定の証拠に供していない事案
最高裁S49 07/05決定4=抗告趣意の違憲の主張が単なる法令違反の主張での不適法事案
最高裁S49 07/05判決3=控訴審における未決勾留日数の一部を本刑に算入した違法事案
最高裁S49 07/05決定=被告人の暴行と被害者の死亡との間に因果関係がある事案
最高裁S49 07/04決定=争議行為で行なわれた犯罪構成要件該当行為について刑法上違法性阻却事由の有無の判断
最高裁S49 06/27判決3=刑の執行と重複した未決勾留日数を本刑である懲役に算入した違法事案
最高裁S49 06/25決定2=被告人を前科である犯罪につき重ねて処罰しようとするものでない事案
最高裁S49 06/21決定=欺被疑事実による被告人の拘禁が捜査権の濫用として違法と認められない事案
最高裁S49 06/20決定5=無免許運転と酒酔い運転の各罪は観念的競合の関係
最高裁S49 06/20決定4=売春の周旋行為は単に売春行為に従属するにすぎないものとはいえない
最高裁S49 06/20決定3=同一の犯罪について重ねて刑事上の責任を問うものではない事案
最高裁S49 06/20決定2=上告趣意書を提出したがその内容は英語で記載された裁判所法74条に違反した不適法事案
最高裁S49 06/20決定=原判決が所論の事実を余罪として認定した趣旨でない事案
最高裁S49 06/18判決=事件以来13年を経過し有罪部分を事実審に差戻しても真相を解明しがたいので無罪とされた事案
最高裁S49 06/17判決=漁業法140条により追徴することができる漁獲物の価額は客観的に適正な卸売価格
最高裁S49 06/14決定=少年法35条1項所定の再抗告理由にあたらない事案
最高裁S49 06/11決定2=自白の任意性を疑うべき証跡は認められない事案
最高裁S49 06/06決定=刑法26条の2の規定は犯罪の構成要件を定めた規定ではな
最高裁S49 05/31決定2=住居侵入罪で居住者又は看守者が法律上正当の権限を有していない場合の犯罪の成立
最高裁S49 05/31判決=最高裁の破棄差戻判決の破棄理由とした法律上の判断に従った判断を不服とする上告理由
最高裁S49 05/30判決8=沖縄の復帰に伴う特別措置に関する法律25条1項、26条2項、27条、28条の適法
最高裁S49 05/30判決7=札幌市条例49号集会、集団行進及び集団示威運動に関する条例の適法性
最高裁S49 05/30判決6=道路交通法違反、業務上過失傷害被告事件の法定刑を超過しての非常上告事案
最高裁S49 05/30決定5=再審請求のために使用するための証拠保全の請求の不適法
最高裁S49 05/29判決3=同一の日時場所で無免許で酒に酔った状態で自動車を運転する行為は観念的競合関係
最高裁S49 05/29判決2=酒酔い運転の罪とその運転中に行なわれた業務上過失致死の罪とは併合罪の関係
最高裁S49 05/29判決=同一の日時場所で無免許で車検切れ自動車を運転したした場合は両行為の観念的競合関係
最高裁S49 05/10決定=再審請求棄却決定に対する再審請求の不適法
最高裁S49 05/08決定2=接見指定処分の効力を争う特別抗告の不適法
最高裁S49 05/07決定=裁判官に対する忌避申立が訴訟を遅延させる目的のみでる不適法事案
最高裁S49 05/02決定2=被告人の供述を有罪認定の証拠に供していないことが判文上明らな事
最高裁S49 05/01決定=原裁判所が記録を精査することなく異議申立を棄却したとする抗告趣意の不適法
最高裁S49 04/25決定11=被告人の所論宿泊が令状によらない違法な身柄拘束であるとは解されない事案
最高裁S49 04/25決定10=原審の判断を経ていない違憲主張の上告趣意の不適法事案
最高裁S49 04/25決定9=被告人の供述に任意性、信用性を認めた原審の判断の適法事案
最高裁S49 04/25決定8=原審の認定に沿わない事実関係を前提とする判例違反の主張の不適法事案
最高裁S49 04/25決定7=判官を忌避する旨(標題は解任請求)の申立で原因を示していない不適法事案
最高裁S49 04/25決定6=地裁無罪、高裁有罪、最高裁で無罪が確定した者の刑事補償法1条の補償請求認容事案
最高裁S49 04/19決定=裁判官所属の官署である裁判所の表示がなく裁判官3名の署名押印がある場合の効力
最高裁S49 04/18判決3=全くの春本に属するとしして刑法175条の規定を適用した適法事案
最高裁S49 04/18決定2=警察官に所論のような不法な取調べ方法であったとはいえない事案
最高裁S49 04/18決定=上告趣意書と題する書面を提出したが具体的な上告理由の記載がない不適法事案
最高裁S49 04/16決定3=判例違反の主張が所論のような法律判断を示していない不適法事案
最高裁S49 04/16決定2=原審において主張判断を経ていない事項に関する違憲主張の不適法事案
最高裁S49 04/16決定=原審の措置が裁判所に与えられた証人採否の自由裁量の限界を越えたものでない事案
最高裁S49 04/10決定3=原判決においてなんら判断の示されていない事項に関する判例違反の主張の不適法事案
最高裁S49 04/10決定2=上告趣意書に具体的な上告理由の記載がない不適法事案
最高裁S49 04/10決定=同一の犯罪事実について重ねて被告人を処罰したものではない事案
最高裁S49 04/09決定3=悪天での連絡船運航の過失存否に関する主張の不適法事案(みどり丸事件)
最高裁S49 04/06決定=交差点で普通貨物運転者の後進車の動静に注意を払うことなく左折した注意義務違反事案
最高裁S49 04/04決定2=原判示にそわない拘束、強制、脅迫、偽造、虚偽記載等の事実を主張する不適法事案
最高裁S49 04/04決定=判決が確定しての勾留取消請求却下決定の異議申立棄却決定に対する特別抗告の不適法
最高裁S49 04/03決定=対象となる忌避申立の裁判が存在しない不適法事案
最高裁S49 04/01決定=準起訴(付審判の請求) の審判に付された事件で刑訴法262条1項の罪以外の罪で処罰できる
最高裁S49 03/29決定4=ルート違いの特別抗告の不適法事案
最高裁S49 03/29決定=標題が再上告申立書とある上告棄却決定に対する異議申立の不適法事案
最高裁S49 03/28決定4=被告人の所論供述に任意性ありとした原判断に誤りがない事案
最高裁S49 03/28決定3=被告人の供述に任意性ありとした原判断に誤りがない事案
最高裁S49 03/28決定2=被疑事実をもって公務員職権濫用罪の構成要件に当たらない事案
最高裁S49 03/22決定6=原判決の結論に影響のない事項について判例違反をいう 不適法事案
最高裁S49 03/22決定5=上告趣意(上告申立書記載)になんら具体的主張を含まない不適法事案
最高裁S49 03/20決定3=上告趣意で原判決が法令違反等等の点につきなんら法律判断示してい不適法事案
最高裁S49 03/20決定2=在監者の上訴申立に関する刑訴法366条1項の付審判請求事件での特別抗告申立の準用
最高裁S49 03/19判決4=業務上過失傷害罪の罰金の法定刑を誤った略式命令での非常上告事案
最高裁S49 03/15決定4=自供調書が不当に長く抑留又は拘禁された後の自白とは認められない事案
最高裁S49 03/14決定3=上告趣意で判例違反の主張に関し判例の具体的な摘示がない違法事案
最高裁S49 03/14決定2=上告趣意書が具体的な上告理由の主張を欠いた不適法事案
最高裁S49 03/13決定3=付審判請求事件に関する審理方式自体に対する不服申立
最高裁S49 03/13決定2=抗告趣意の判例違反に関し所論引用の判例は事案を異にした違法事案
最高裁S49 03/13決定=付審判請求事件で閲覧謄写の許可が裁判所に許された裁量の範囲を逸脱した事案
最高裁S49 03/07決定3=判決の結論に影響のない事項に対する論難で適法な上告理由とならない事案
最高裁S49 03/07決定2=刑事訴訟法17条の管轄移転の請求をすることができる事由に当たらない事案
最高裁S49 03/05決定4=刑訴法223条1項の被疑者は必要的共犯の関係にある他の者又は勾留中の他の者を含まない
最高裁S49 03/05決定3=上告趣意の内容が原判決で認定していない違法事案
最高裁S49 03/05決定2=被告人に対する判決宣告期日を所論指摘の違法がない事案
最高裁S49 03/01決定2=上告趣意が上告趣意書差出期間の延長を求める不適法事案
最高裁S49 02/26決定3=上告趣意が新たな証拠の取調べを求めるものである不適法事案
最高裁S49 02/21判決4=自動車相互の事故ではそれぞれの自動車運転者が事故報告義務を負う
最高裁S49 02/21決定3=上告趣意が原審において主張および判断を経ていない不適法事案
最高裁S49 02/21判決2=検察官が控訴を申し立てて一審判決の刑より重い刑の判決を求めることの適法性
最高裁S49 02/21決定=覚せい剤の使用は覚せい剤の輸入、輸出、所持、譲受等よりも犯情において常に軽くはない
最高裁S49 02/19決定=上告趣意が最高裁における未決勾留日数を本刑に算入を求める不適法事案
最高裁S49 02/14決定5=被告人が捜査官から自白を強要されたと認めるに足りる資料がない事案
最高裁S49 02/14決定4=上告趣意の判例違反の主張が判例を具体的に指摘していない不適法事案
最高裁S49 02/14決定3=原判決が前科たる犯罪につき重ねて被告人を処罰しようとするものでない事案
最高裁S49 02/14決定2=上告趣意が原審において主張、判断を経ていない不適法事案
最高裁S49 02/09決定2=一審判決が所論の事実を被告人の自白のみに基づいて認定したものでない事案
最高裁S49 02/09決定=既に死亡している友人の氏名を冒用し交通事件の供述書を作成した場合の刑法159条1項
最高裁S49 02/07決定5=特別抗告の係属中に猶予期間が満了した場合の原決定の取消
最高裁S49 02/07決定4=一審および原審の審判が迅速を欠いたということはできない事案
最高裁S49 02/06決定2=被告人本人の上告趣意が原判決に対する論難とは認められない事案
最高裁S49 02/06決定=上告趣意が原判決に対する不服の理由を具体的に示していない不適法事案
最高裁S49 02/05決定3=写真が証拠となった各供述調書の証拠能力に影響を及ぼしていないと判断の適法事案
最高裁S49 02/02決定=上告趣意の判例違反の主張が原判決は所論のような法律判断をしていない事案
最高裁S49 01/29決定=一審が余罪を量刑のための一情状として考慮したと認められる原判決の判断の適法性
最高裁S49 01/17決定2=観念的競合として法令を適用したのに両罪を併合罪との主張は不利益な主張で不適法
最高裁S49 01/17決=一審判決判示第一の事実で詐欺既遂罪の成立を認めた原判決の判断の適法性
最高裁S49 01/08決定=裁判官が公不平な裁判をするおそれがあるとはいえないとした原判断の適法
最高裁S48 12/25判決2=見とおしの悪い交差点で双方の道路の幅員がほぼ等しいような場合の安全確認上の注意義務
最高裁S48 12/24判決=少年の窃盗被告事件で定期刑に処しての非常上告事案(神戸簡裁)
最高裁S48 12/21決定4=警察官による被告人が身体に保有するアルコール採取検査に関する適法事案
最高裁S48 12/21判決2=自動車相互間での交通事故が発生した場合の道路交通法72条1項の事故報告義務
最高裁S48 12/20判決5=大阪府屋外広告物法施行条例2条3項1号の適法性
最高裁S48 12/20判決4=国税犯則取締法に供述拒否権に関する告知義務の規定がないことの適法性
最高裁S48 12/20判決3=累犯加重に関する刑法56条、57条の適法性
最高裁S48 12/18決定=判例違反の主張の引用判例が所論の点の法律判断を示したものではない不適法事案
最高裁S48 12/17決定2=原審が被告人の自白を唯一の証拠として有罪を言い渡したものでない事案
最高裁S48 12/17決定=選挙運動者に供与された金員の判断は所論のような判断をしていない事案
最高裁S48 12/14決定2=裁判官全員を忌避する旨の申立が訴訟遅延目的とされた事案
最高裁S48 12/13判決2=原判決が被告人に死刑を科した一審判決の量刑を維持したことの適法事案
最高裁S48 12/13判決=放火犯と断定することに合理的疑いが残り「疑わしきは被告人の利益に」での無罪事案
最高裁S48 12/10決定=最高裁の無罪判決が確定した場合での刑事補償法1条1項の補償請求認容事案
最高裁S48 12/07決定2=常習賭博の罪についても累犯加重の規定の適用があるものと解すべき
最高裁S48 12/06決定=上告趣意が米国軍隊憲兵のした逮捕手続の違法を主張するのみの不適法事案
最高裁S48 11/27判決5=検察官が控訴申立をした場の未決勾留の日数に関する刑訴法495条2項1号
最高裁S48 11/27決定4=原判決にその理由が示されていることは明らかな事案
最高裁S48 11/27決定3=中国語で記載した上告趣意書と題する書面提出の不適法事案
最高裁S48 11/27決定2=ビラ貼りを建造物損壊罪とした事案
最高裁S48 11/22決定5=保釈取消請求が上告棄却決定によって保釈が失効し棄却された事案
最高裁S48 11/22決定4=憲法違反の主張が原判決に対する論難ではない事案
最高裁S48 11/16決定10=営林署長の許可を受けないで一定地域内に立入ったことによる軽犯罪法1条32号前段事案
最高裁S48 11/16決定9=一審および原審の審判が迅速を欠いたということはできない事案
最高裁S48 11/16決定8=公訴提起が犯行後5ヵ月経過後でも裁判の迅速を欠いたとは認められない事案
最高裁S48 11/16決定7=弁護人の証人尋問請求を却下した原審の措置の適法性
最高裁S48 11/14決定=交差点右折で交差点の中心直近内側から右折を開始せず一旦道路左側に寄った場合
最高裁S48 11/09判決=複数の勾留状により拘禁されている場合で重複する日の未決勾留をも本刑に算入する裁判
最高裁S48 11/08決定2=沖縄の刑法の強姦、傷害致死被告事件の免罪主張の不適法事案
最高裁S48 11/06決定=詐欺の事実に刑法249条を適用した違法があっても破棄されない事案
最高裁S48 10/30決定4=申立人の抗告申立を不適法として棄却した原判断の適法性
最高裁S48 10/23決定=刑法25条2項但書により再度の執行猶予が許されない場合
最高裁S48 10/20決定=9回の懲役刑等を反省自戒の念に極めて乏しいことの認定資料として用いたことの適法性
最高裁S48 10/16決定=一審判決に対し別に控訴の申立をして控訴審の審判を求めた不適法事案
最高裁S48 10/11決定4=被告人が同一の犯罪について二重に処罰されたものではない事案
最高裁S48 10/11決定3=抗告理由に具体的な主張を欠き抗告期間内にその補充もなされない不適法事案
最高裁S48 10/08決定=忌避申立が訴訟遅延のみを目的とするものとして刑事訴訟法24条により却下された事案
最高裁S48 09/27決定=断食道場での医師法および薬事法違反事案
最高裁S48 09/27判決5=交差点進入時の交通事故の注意義務違反に対する無罪事案
最高裁S48 09/27判決4=犯行当時、心神喪失または心神耗弱の状態でないと認定された死刑事案
最高裁S48 09/27決定3=原審において主張および判断を経ていない違憲主張の不適法事案
最高裁S48 09/27決定2=上告趣意の判例違反の主張は既に「判例変更」された不適法事案
最高裁S48 09/25決定4=違憲の主張が単なる法令違反の不適法事案(北九州市戸畑清掃事業所事件上告審)
最高裁S48 09/25決定3=捜査官に対する各供述調書の任意性が認められるとした原判決の判断の適法性
最高裁S48 09/25決定2=判例違反の主張が内容を異にした不適法事案
最高裁S48 09/25決定=判例違反に関する登載刊行物の号巻丁数・裁判所名、言渡日の指摘のみの不適法事案
最高裁S48 09/22決定=公判調書の記載の正確性につき異議がある旨の主張の不適法事案
最高裁S48 09/20決定4=原審において主張および判断を経ていない事項に関する主張の不適法事案
最高裁S48 09/20決定3=累犯加重に関する規定の適用に違法があっても破棄されない事案
最高裁S48 09/20決定=任官前の裁判官が行政側で純然たる法律解釈に関する意見回答をした場合の忌避事由
最高裁S48 09/18判決2=傷害罪等の身代わり犯として犯人隠避罪で自首した者に対する再審での傷害罪等の無罪事案
最高裁S48 09/14決定2=公判期日の指定に関する特別抗告の不適法事案
最高裁S48 09/13決定=車庫証明が必要のない区域にまで及ぼされている旨の主張の不適法事案
最高裁S48 09/11決定=判例違反の主張が判例の具体的な摘示がない不適法事案
最高裁S48 09/06決定=飲酒による粗暴行為を自覚した者による現住建造物焼燬での重過失失火罪事案
最高裁S48 09/05決定=高裁が抗告審としてした決定に対しては 刑事訴訟法428条2項、3項の適用はない
最高裁S48 08/28決定=競馬法30条3号および自転車競技法18条2号の各規定の適法性
最高裁S48 08/07決定7=報告義務を規定する道路交通法法72条1項後段は無免許運転者にも適用される
最高裁S48 08/07判決6=「わいせつ」の判断に関する3要素の具備についての適法性
最高裁S48 08/07決定5=原判決が仮定的に示した判断に対する判例違反の主張の不適法事案
最高裁S48 08/07決定4=公職選挙法の解釈適用を誤った違法があっても破棄されない事案
最高裁S48 08/07決定3=一審判決が共犯者の供述調書を唯一の証拠として有罪としたものではない事案
最高裁S48 08/07決定2=裁判官が逮捕状の発付をしたことに対する準抗告申立の不適法
最高裁S48 07/27決定=違憲の主張が実質はすべて単なる法令違反の主張の不適法事案
最高裁S48 07/24決定4=原審公判当時、被告人に拘禁反応を認めても訴訟能力は欠いていない事案
最高裁S48 07/24決定3=逮捕中求令状起訴により勾留がなされた場合の逮捕手続の当否に関する起訴後の勾留の効力
最高裁S48 07/20判決5=交通事故の傷害罪の身代わりで実刑に服するため自首して再審により傷害罪の無罪事案
最高裁S48 07/20決定4=署名を求めた行為が単なる政治活動の域を越えた公職選挙法138条の2「署名運動」の事案
最高裁S48 07/20判決3=被告人が放置したこと等による最高裁S47 12/20判決で示したほどに異常な事態でない事案
最高裁S48 07/18決定=控訴棄却の判決後に担当書記官の措置に対する特別抗告の不適法事案
最高裁S48 07/17決定3=改正前の沖縄刑法の「連続犯」関係にある犯罪の訴因追加の適法性
最高裁S48 07/17決定2=被告人の控訴趣意について判断をせず弁護人の控訴趣意についてのみ判断をした事案
最高裁S48 07/12決定6=検察官の上告趣意の判例違反の主張が内容を異にした不適法事案(タクシー事件上告審)
最高裁S48 07/12決定5=検察官の上告趣意の判例違反の主張が内容を異にした不適法事案
最高裁S48 07/12決定4=判事補の職権の特例等に関する法律1条等は裁判官の任命手続に関して規定していない
最高裁S48 07/12決定3=事実につき道路運送車両法94条の7を摘示がなくとも破棄されない事案
最高裁S48 07/10決定3=最高裁判所は 刑事訴訟法501条に定める刑の言渡をした裁判所ではない
最高裁S48 07/07決定=用地の被買収者に対し移転に伴う替地を斡旋した行為は営利の目的で行なったものでない事案
最高裁S48 07/05決定=車両の速度制限違反の規制は憲法13条で保障された国民の権利を侵害しない
最高裁S48 06/29決定2=訴因・罰条変更許可決定の取消決定のような訴訟手続の判決前にした決定と 刑事訴訟法433条
最高裁S48 06/28決定2=一審判決および原判決で論自白を補強するに足りる証拠が掲げられている事案
最高裁S48 06/26決定4=証拠が被告人の自白の補強証拠として十分なものと認められる事案
最高裁S48 06/26判決3=強制執行妨害に関し真意を探究しないで事実を誤認した疑いのある差戻し事案
最高裁S48 06/21決定2=上訴権回復請求を受理した裁判所がこれを棄却する場合の措置
最高裁S48 06/20決定=勾留理由開示の請求は勾留の開始された裁判所にのみ許される
最高裁S48 06/14決定2=判例違反の主張が内容を異にしている不適法事案
最高裁S48 06/13決定=前科の存在を情状のひとつとして考慮したすぎない事案
最高裁S48 06/05決定4=判例違反の主張が引用判例の判示の解釈が間違っている事案
最高裁S48 06/05決定3=一審判決で実況見分調書を証拠として引用したことの適法性
最高裁S48 06/05判決2=公然他人を侮辱する行為が憲法の保障する言論の自由の範囲内に属するものでない
最高裁S48 06/05決定=特別抗告申立書と題する書面には申立人の氏名が記載されていない不適法事案
最高裁S48 06/01決定2=違憲主張が原審において主張、判断を経ていない不適法事案
最高裁S48 06/01判決=小売商業調整特別措置法3条1項、同法施行令1条、2条の適法性
最高裁S48 05/25決定7=原審の背任罪認定の適法事案(岡山県農機具公社事件上告棄却)
最高裁S48 05/25決定6=違憲主張が原審において主張、判断を経ていない不適法事案
最高裁S48 05/25決定5=原審で被告人が自己の行為が法律上許されるものと信じたと認定していない事案
最高裁S48 05/25判決2=労働時間の制限を超える公務中の国鉄職員に対する暴行脅迫による公務執行妨害罪事案
最高裁S48 05/24判決2=検察官が上訴をして訴因につき犯罪の証明があるとする判決を求めることの適法性
最高裁S48 05/24決定=司法警察員および検察官に対する各供述調書に録取された供述の適法
最高裁S48 05/22判決2=黄色信号点滅の交差道路を徐行義務を懈怠していた場合での業務上過失致死罪の無罪事案
最高裁S48 05/16決定=余罪にかかる窃盗罪の賍物を故買したものとして罰したことの適法性
最高裁S48 05/10決定=被告人が不利益な供述を強要されたと認めるに足る証跡のない事案
最高裁S48 05/08決定=準抗告棄却決定に対する不服申立の途は 刑事訴訟法上存しない
最高裁S48 04/28決定=証拠調の請求を却下する決定に対し 刑事訴訟法上独立して即時抗告できない
最高裁S48 04/27判決=売春防止法の法定刑の超えての罰金刑による非常上告事案
最高裁S48 04/26決定3=被告人の行為が防衛行為として相当性を欠き違法性を阻却されるものでない事案
最高裁S48 04/25決定4=再審請求で趣意書に原裁判の謄本、証拠書類および証拠物を添付していない不適法事案
最高裁S48 04/25判決2=組織的集団行動の労働争議で犯罪構成要件該当行為に関する違法性阻却事由の有無を判断
最高裁S48 04/23決定=上告で事案を異にしてる判例を引用する判例違反の主張の不適法事案
最高裁S48 04/19決定5=原判決の法令の適用の「刑法25条1項」の部分に関し破棄されない事案
最高裁S48 04/19判決4=道路交通法違反の同一事実で略式起訴したことでの非常上告事案
最高裁S48 04/19判決2=道交法70条後段の安全運転義務違反は過失犯の構成要件を充たすものについても適用される
最高裁S48 04/17判決=注意義務、過失、結果等の犯罪の情状に徴すれば一審判決の量刑は妥当
最高裁S48 04/13決定=上告棄却決定に対する異議申立が住居表示の訂正を求める不適法事案
最高裁S48 04/12決定5=供述調書の閲覧で裁判所の訴訟指揮権行使に関し適正かつ公平な範囲を逸脱した事案
最高裁S48 04/12判決2=「艶本研究国貞」特製本の本冊および別冊参考資料を一個の文書として猥褻文書に該当
最高裁S48 04/10決定3=原審において主張および判断を経ていない違憲主張の不適法事案
最高裁S48 04/10判決=道交法117条の2の「運転した」は単にエンジンをかけただけでは足りず発進操作完了を要する
最高裁S48 04/05決定2=判例違反の主張が判例の具体的摘示を欠いた不適法事案
最高裁S48 04/04判決3=刑法200条は憲法14条1項に違反し尊属殺にも刑法199条を適用(嫁姑間の未遂)
最高裁S48 04/04判決2=刑法200条は憲法14条1項に違反し尊属殺にも刑法199条を適用(養子関係
最高裁S48 04/04判決=旧刑法200条の尊属殺害の重罰規定は憲法14条1項に違反(判例変更)
最高裁S48 04/03決定3=一般自動車運送事業者の従業者がその業務に関し除外事由がなく運送引受を拒絶した場合
最高裁S48 04/03決定2=自白が取調官の巧妙なトリツク、暗示にかかってなされたものでない事案

最高裁S48 03/30決定5=上告棄却決定に対する異議申立事件の被告人死亡による公訴棄却事案
最高裁S48 03/30判決4=未決勾留日数を重複して本刑に算入した不適法事案
最高裁S48 03/30判決3=売春防止法5条1号の法定刑の罰金 刑を超過しての非常上告事案
最高裁S48 03/30決定2=準抗告申立を却下した原決定は違法で取消して準抗告申立は利益を欠き棄却した事案
最高裁S48 03/30判決=交差点の交通事故で注意義務違反の業務上過失致傷罪の無罪事案
最高裁S48 03/29決定3=被告人の自首を認定しない原審に違法があっても破棄されない事案
最高裁S48 03/29決定2=違憲の主張が原審において主張および判断を経ていない不適法事案
最高裁S48 03/23決定2=同一の犯罪について重ねて刑事上の責任を問うものではない事案
最高裁S48 03/22決定5=上告趣意が事実誤認、単なる法令違反、量刑不当の主張の不適法事案
最高裁S48 03/22判決2=大学許可の学生集会で実社会の政治的社会的活動にあたる場合の大学の自由と自治の享有
最高裁S48 03/22判決=私人の赤旗停止の合図を無視し交差点進入を予想して徐行する業務上の注意義務がない事案
最高裁S48 03/20決定2=検察官の上告趣意の判例違反の主張が内容を異にする不適法事案
最高裁S48 03/20判決=所得税確定申告書で過小申告した場合は詐偽その他不正の行為にあたる
最高裁S48 03/19判決=被告人の河川区域における地形変更の罪を遡及して認めたものでないことが明らかな事案
最高裁S48 03/15判決3=事故で負傷者を救護し交通秩序も回復し道路上の危険も存在しない場合の道交法の報告義務
最高裁S48 03/15決定2=住民票の原本が刑法157条1項の「権利、義務ニ関スル公正証書ノ原本」に該当する
最高裁S48 03/15判決=非反則行為として通告手続を経ないで起訴された事実が反則行為に当たる場合の措置
最高裁S48 03/14決定=密輸けん銃および実包の故買の罪とそのけん銃および実包の不法所持の罪は併合罪の関係
最高裁S48 03/12決定2=証拠決定の異議申立棄却決定関する 刑事訴訟法433条1項
最高裁S48 03/12決定=提起期間経過後に申し立てられた特別抗告の不適法事案
最高裁S48 03/09決定3=被告人を共犯者の自白のみによって有罪としたものでない事案
最高裁S48 03/09決定2=判例違反の主張が引用の判例の趣旨に沿う事案
最高裁S48 03/08決定2=判例違反の主張が判例の具体的摘示を欠いた不適法事案
最高裁S48 03/08判決=未だ刑の執行が終了しない前科は累犯加重の事由となる前科でないことでの非常上告事案
最高裁S48 03/05判決=未決勾留日数の本刑算入で重複計上での不適法事案
最高裁S48 03/02判決4=残虐な殺害後の強盗等による死刑事案
最高裁S48 03/02判決3=「酒酔い鑑識カード」の「化学判定」欄は 刑事訴訟法321条3項の「検証の結果を記載した書面」
最高裁S48 02/28決定2=刑法186条2項の賭博場開張図利罪としての「野球賭博」の成立事案
最高裁S48 02/28決定=執行猶予判決の控訴申立期間経過後に別件で実刑が確定した場合の執行猶予言渡取消
最高裁S48 02/27判決7=道路交通法72条1項後段、119条1項10号の適法性
最高裁S48 02/27判決6=改正前による傷害で傷害罪の罰金刑の法定額を超過しての非常上告事案
最高裁S48 02/27判決5=改正前による傷害で傷害罪の罰金刑の法定額を超過しての非常上告事案
最高裁S48 02/22決定=違憲の主張が原審の判断を経ていない不適法事案(文部省事件上告審)
最高裁S48 02/20決定=判例違反の主張がその判例趣旨でない不適法事案
最高裁S48 02/16判決5=公判調書中の「公判をした裁判所及び裁判官」欄等が単なる誤記と認められた事案
最高裁S48 02/16判決4=無免許の懲役刑等の前科調書記載洩れでの刑訴法382条の2第1項の「やむを得ない事由」事案
最高裁S48 02/15判決3=道路交通法72条1項後段、119条1項10号の規定の適法性
最高裁S48 02/12決定=標識の無効は指定最高速度が40km/hであることに関係なく最高速度超過運転罪の成立事案
最高裁S48 02/09決定3=自白は任意になされたものと認めた原審の判断の適法性
最高裁S48 02/09決定2=被告人の指紋採取が違法になされたとは認められない事案
最高裁S48 02/08決定4=兇器準備集合罪と暴力行為等処罰法1条の併合罪事案
最高裁S48 02/08決定3=余罪を認定し被告人の賭博の常習性認定の資料としているものとは認められない事案
最高裁S48 02/08決定=兇器準備集合の所為と暴力行為等処罰に関する法律違反の所為の併合罪事案
最高裁S48 02/07決定=上告趣意書と題する書面を提出で具体的な上告理由の記載がない不適法事案
最高裁S48 02/01決定=上告趣意が事実誤認、量刑不当の主張の不適法事案
最高裁S48 01/26決定5=違憲主張が原審で主張、判断を経ていない不適法事案
最高裁S48 01/26決定4=違憲主張が原判決に対する論難ではなない事案
最高裁S48 01/25決定2=原審裁判官の質問が公判手続外の私的知識にもとづいてされたものでない事案
最高裁S47 12/26決定7=起訴につき検察官がその裁量権を適正に行使したものと認められる事案
最高裁S47 12/26決定4=執行猶予期間の満了前に即時抗告棄却決定謄本が送達されなった場合
最高裁S47 12/21判決=下級審の有罪判決に対し検察官が上訴をなしより重い刑の判決を求めることの適法性
最高裁S47 12/20決定3=帝銀事件再審請求の棄却事
最高裁S47 12/20決定2=殺人被疑事件による逮捕勾留中作成された供述調書に証拠能力を認めたことの適法性
最高裁S47 12/13決定=被告人を自白だけで有罪としたものでないことが明らか事案
最高裁S47 12/12決定5=通い売春につき売春防止法12条違反の罪が成立することの適法性
最高裁S47 12/12判決4=交通死亡事故の身替り犯人が再審において無罪となった事案
最高裁S47 12/08判決4=違憲主張が原審において何ら主張判断を経ていない不適法事案
最高裁S47 12/08判決3=無抵抗の婦女子2名を残虐に殺害しての死刑事案
最高裁S47 11/28決定7=刑事訴訟応急措置法18条1項の抗告理由に当たらない事案
最高裁S47 11/28決定4=違憲主張がその実質は単なる法令違反の主張の不適法事案
最高裁S47 11/28決定2=児童福祉法34条1項6号の「淫行」には性交そのもののほか性交類似行為をも含む
最高裁S47 11/17決定=訴因変更許可決定のように訴訟手続に関し判決前にした決定に対する特別抗告の不適法
最高裁S47 11/16決定10=証拠調請求却下決定に対する異議申立棄却決定に関する 刑事訴訟法433条1項
最高裁S47 11/16決定9=公職選挙法違反の処断刑が正当の範囲内にあるとされた事案
最高裁S47 11/16決定8=付審判請求事件につき不公平な裁判をする虞れがあるとは認められない事案
最高裁S47 11/16判決7=左ハンドルを切って車両事故が起きたとする接触原因に事実誤認がある破棄差戻し事案
最高裁S47 11/16判決6=付審判請求事件の審理を担当する裁判所が示した審理方式では裁判官忌避事由とならない
最高裁S47 11/16判決5=右折車両の運転者による無謀異常な運転による追い越し車両のあることまでを予期する義務
最高裁S47 11/13決定=道路交通法施行令44条の3の規定はアルコール類の摂取自体を禁ずる趣旨ではない
最高裁S47 10/31決定3=被告人の妻によって選任された弁護人は被告人のために控訴の申立をする権限がない
最高裁S47 10/31決定2=裁判長が不公平な裁判をする虞れがあるものとは認められない事案
最高裁S47 10/27決定=上告趣意は上告趣意書自体に明示しこれに代えて記録中の他の書面等を援用はできない
最高裁S47 10/24判決=国税犯則取締法13条1項但書の要件件事実の判断に誤りがあるときにはその告発は無効
最高裁S47 10/23決定2=違憲主張が具体的内容を示していない不適法事案
最高裁S47 10/23決定=控訴審の審判を担当した裁判官が再審請求事件の抗告審の審判に関与の場合
最高裁S47 10/16決定=判例違反の主張が原判決がなんら判断を示していない不適法事案
最高裁S47 10/13決定=勾留更新決定等を行なった裁判官が合議体の構成員になった場合の忌避事由
最高裁S47 09/26決定3=保釈者の動静に関し通知を受けてもこれを量刑の資料に加味していない事案
最高裁S47 09/26決定=必要的弁護事件の控訴で弁護人がなく期間内に控訴趣意書を出さない場合の棄却
最高裁S47 09/13決定=併合罪の一部に時効があって違法な場合でも破棄されない事案
最高裁S47 09/07判決5=共犯者が異なる裁判所で審判され犯人の間に量刑に差異を生じたことの適法性
最高裁S47 09/05決定=供述調書の任意性を疑うべき証跡は認められない事案
最高裁S47 09/01判決2=法定刑を超過した罰金刑に対する破棄差戻し事案
最高裁S47 07/28決定=米国軍人に対する起訴状謄本の送達場所を誤っても公訴提起の効力が認められる事案
最高裁S47 07/25決定3=詐欺の事実と条例違反の事実との間に公訴事実の同一性が認められる事案
最高裁S47 07/17決定=上告趣意書提出期間経過後に提出され国選弁護人のものを判断しない事案
最高裁S47 07/14判決2=判例違反の主張が所論判例と相反する判断をしたものとは認められない不適法事案
最高裁S47 07/11決定=詐欺被告事件の上告棄却事案(東京地裁職員とりこみ詐欺事件)
最高裁S47 07/05決定2=判例違反の主張が判例の具体的摘示を欠いた不適法事案
最高裁S47 07/05決定=原審で弁護人の申請した証人尋問の申請を採用しなかったことの適法性
最高裁S47 07/01決定3= 刑事訴訟法20条6号の除斥原因に該当しない事案
最高裁S47 07/01決定2=裁判官が検察庁法等に定める職務権限を有してたとしも忌避事由とならない事案
最高裁S47 07/01決定=裁判官でかつて検察官として具体的な職務行為をした事実が認められない限り忌避されない
最高裁S47 06/30決定4=所論山砂堆積の事実に関することは本件犯罪の成否には関係のない事案
最高裁S47 06/30決定3=余罪と認定しこれを実質上処罰する趣旨に出たものでない事案
最高裁S47 06/30判決2=検察官の被告人に対する偏見や偏頗な捜査に基づくものとは認められない事案
最高裁S47 06/29判決3=刑法186条2項の規定の適法性
最高裁S47 06/27判決3=本件犯罪の情状による死刑事案
最高裁S47 06/27判決2=原判決に主文と理由との間にくいちがいがある破棄差戻し事案
最高裁S47 06/22決定4=上告棄却決定に対する原審弁護人のなした異議申立の不適法事案
最高裁S47 06/21決定=裁判官、書記官の忌避申立事件の却下事案
最高裁S47 06/15判決7=一審で無罪を言渡され検察官の控訴に基づき控訴審で有罪とすることの適法性
最高裁S47 06/15判決6=上告審で提出された書面により原判決に重大な事実誤認を疑うべき顕著な事由がある事案
最高裁S47 06/15判決5=判決主文を言い間違え今一度主文を朗読する旨を告げ直ちに主文を朗読し直した場合
最高裁S47 06/14決定=違憲主張が憲法の条項の明示を欠いた不適法事案
最高裁S47 06/13判決=建物撤去で 建造物損壊罪を緊急避難とする主張を退けた原審に審理不尽等がある事案
最高裁S47 06/09決定2=観念的競合とした判断を併合罪とする主張は被告人に不利益となる不適法事案
最高裁S47 06/09決定=判例違反の主張が実質は事実誤認の不適法事案
最高裁S47 06/08決定4=被告人の自白を唯一の証拠として強姦致傷の罪を認定したものでない事案
最高裁S47 06/08決定3=違憲主張が判例変更を求める不適法事案
最高裁S47 06/08決定2=量刑審査で余罪を実質上処罰する趣旨に出たものでない事案
最高裁S47 06/06判決3=軽犯罪法1条33号前段の規定する規制の適法性
最高裁S47 06/02判決2=「酒酔い鑑識カード」は刑事訴訟法321条1項3の書面にあたる
最高裁S47 06/01決定2=違憲主張が事実誤認、単なる法令違反の不適法事案
最高裁S47 06/01決定=前科たる犯罪につき重ねて被告人を処罰しようとするものでない事案
最高裁S47 05/31決定=地裁及び簡裁の判例違反の主張による不適法事案
最高裁S47 05/30判決5=牽連犯で目的行為がその手段行為についての時効期間の満了前に実行された場合の公訴時効
最高裁S47 05/25判決4=国家公務員共済組合連合会に使用されその事務に従事する者は「その職務に従事する者」
最高裁S47 05/04決定3=公務執行妨害および職務強要が刑法35条の正当行為として違法性を阻却されない事案
最高裁S47 05/04判決=車両運転者の信号機の青色灯火が黄色灯火表示に変った場合の業務上の注意義務
最高裁S47 04/28決定3=抗告申立に判断を示さない違法があっても破棄されない事案
最高裁S47 04/28決定=簡裁裁判官の勾留状での事件が地裁に起訴された場合の第一回公判期日前の勾留理由開示
最高裁S47 04/21決定2=車で歩行者を跳ね飛ばした後に別の車が歩行者を轢過した死亡事故に因果関係がある事案
最高裁S47 04/20判決6=強盗殺人、強盗強姦、尊属殺被告事による死刑事案
最高裁S47 04/20決定5=債権の取立ての手段・方法が社会通念上一般の受忍限度をこえた恐喝未遂罪事案
最高裁S47 04/18決定=余罪として認定し実質上これを処罰する趣旨で量刑の資料としていない事案
最高裁S47 04/13決定4=風俗営業等取締法3項但書の年令を知らなかったことに過失を認定した事案
最高裁S47 04/13決定3=検察官の違憲主張が事実誤認、単なる法令違反の不適法事案
最高裁S47 04/13判決2=未決勾留と罰金刑の換刑処分たる労役場留置の執行とが競合している場合の本件算入
最高裁S47 04/11決定=金融機関から捜査官への捜査関係事項の照会に対する回答書が 刑事訴訟法323条3号事案
最高裁S47 04/07判決2=自車を対向車線上に約1m進出させたことが交通事故の過失とされなかった事案
最高裁S47 04/05決定2=訓戒はその性質上、審理および判決に関与した裁判官でなくともよい
最高裁S47 04/05決定=刑事訴訟法436条1項所定の再審事由に当たらない事案
最高裁S47 03/28決定3=検察官の判例違反の主張が内容を異にする不適法事案(東邦製鋼ビラ貼り事件)
最高裁S47 03/28判決2=判例違反の主張がなんら判例に抵触していない事案
最高裁S47 03/28決定=道路交通法117条の罪の成立に必要な事実の認識は未必的な認識でも足りる
最高裁S47 03/24決定4=共犯者の自白が唯一の証拠である場合で破棄されない事案
最高裁S47 03/24決定3=兇器準備結集、放火未遂事件の棄却事案(本富士警察署襲撃事件)
最高裁S47 03/16決定=威力業務妨害罪の成立事案(吹田事件の上告審決定)
最高裁S47 03/14判決2=ダンプカーが刑法208条ノ2の「兇器」にあたらない事案
最高裁S47 03/14判決=公判調書記載の正確性の異議申立権行使が妨げられても控訴審判決に影響を及ぼさない事案
最高裁S47 03/09決定5=被害届が一審判示第二の窃盗の事実につき被告人の自白の補強証拠とされた事案
最高裁S47 03/09判決3=爆発物取締罰則の「治安ヲ妨ケ」るの概念の明確性
最高裁S47 03/09判決2=無許可輸出罪の上告審で刑訴法の基本的構造上、調査を加えて有罪とすることができない事案
最高裁S47 03/07決定3=政治資金規正法23条、8条、7条、6条の適法性
最高裁S47 03/02判決4=被告人らの横領の犯意の肯定に関し事実誤認の疑いがある事案
最高裁S47 03/02決定2=村長による条例に規定のない給与所得者に対する村民税の過少賦課徴収での背任罪事案
最高裁S47 02/29決定=最高裁に管轄権のない再審請求の不適法事案
最高裁S47 02/22判決4=強盗殺人等の行為につき刑法240条後段を適用した死刑事案
最高裁S47 02/17決定3=代表取締役の権限が仮処分で停止中の手形の振り出し行為に関する有価証券偽造罪事案
最高裁S47 02/17判決2=正式裁判請求申立期間経過後に追加提出された弁護人選任届の不適法事案
最高裁S47 02/17判決=全部弁済の事実に関して刑の量定に影響を及ぼすべき情状に重大な事実の誤認がある事案
最高裁S47 02/16決定4=露天商の総代である被告人に対し社会的身分又は門地により差別的取扱いをしたものでは事案
最高裁S47 02/16決定3=やくざの組長である事実で直ちに被告人に対し不利益な差別的処遇をしたものではない事案
最高裁S47 02/16決定2=起訴されていない常習賭博も認定資料を除外しても記録中の資料の判断で十分とされた事案
最高裁S47 02/16決定=合議体による審判を求める特別抗告の不適法事案
最高裁S47 02/10判決4=公文書毀棄の公訴事実に関し重大な事実誤認の疑いがある事案
最高裁S47 02/08決定2=本人の自白の他に巡査の実況見分調書が存する適法事案
最高裁S47 02/08決定=却下決定に対する不服申立が特別抗告の申立でなくし再審抗告の申立での移送事案
最高裁S47 02/03判決2=念書の偽造行使と詐欺未遂に関し重大な事実誤認を疑うべき顕著な事由がある事案
最高裁S47 01/25決定3=刑法47条の適用に関し違法があっても破棄されない事案
最高裁S47 01/21判決=道交法36条2項の「道路の幅員が明らかに広い」場合にあたらない事案
最高裁S47 01/18決定2=税理士法違反で一審判決および原判決に違法があっっても破棄されない事案
最高裁S47 01/18判決=増資で株金の払込が「見せ金」で仮装され増資の登記がされた場合の公正証書原本不実記載罪
最高裁S46 12/23判決8=交通反則通告書による納付を見逃しての略式起訴に対する非常上告事案
最高裁S46 12/23判決4=公職選挙法138条に定める戸別訪問の禁止の適法性
最高裁S46 12/23判決3=刑法175条の構成要件が不明確ではない
最高裁S46 12/23決定2=違憲主張が具体性を欠いた不適法事案
最高裁S46 12/23判決=酒酔い運転罪はアルコールを自己の身体に保有しながら車両等の運転をする認識で足りる
最高裁S46 12/21判決3=犯情に照らし一審判決の量刑を維持した死刑事案
最高裁S46 12/21判決2=賍物牙保罪の法定刑を超えての非常上告事案
最高裁S46 12/20決定=ディーゼル・エンジン自動車の運転者の失火による業務上失火罪成立事案
最高裁S46 12/18決定=刑事訴訟法313条による併合請求却下決定に関する 刑事訴訟433条1項
最高裁S46 12/17判決4=釈放されたことが明らかな場合の人身保護法による救済請求訴訟
最高裁S46 12/17判決3=建造物侵入罪の法定の罰金刑を超過しての非常上告事案
最高裁S46 12/17決定=牛・豚の胆のう、胆汁を原料として配合等する方法により製出したことによる薬事法違反事案
最高裁S46 12/09判決2=横領の犯意を是認した原審の事実認定に重大な事実誤認がある事案
最高裁S46 12/02決定=地方議員による刑法197条1項の罪と公職選挙法200条2項、249条の罪の観念的競合事案
最高裁S46 11/30決定4=犯罪事実を共犯者の自白のみによって認定したものでない事案
最高裁S46 11/26判決3=明かに過失の態様を異にしている場合に過失認定には訴因変更手続を要する
最高裁S46 11/26判決=集団万引の犯行に関する盗犯等の防止及び処分に関する法律2条2号の適用事案
最高裁S46 11/25決定5=「提出命令申立却下決定に対する異議申立棄却決定」に関する 刑事訴訟法433条1項
最高裁S46 11/25決定4=上告棄却の決定に対する異議の申立の棄却事案
最高裁S46 11/17決定=原審が条件的因果関係がありさえすれば責任を問うという判断はしていない事案
最高裁S46 11/16判決9=水産資源保護法25条の「採捕してはならない」は捕獲に至っていると否とを問わない
最高裁S46 11/16判決8=親鮭捕獲用建網設置場所から2.8km下流でひっかけ針の使用は水産資源保護法25条の「採捕」
最高裁S46 11/16判決7=「さけ」がさく上する河でかさねさし網を河中に流す行為は水産資源保護法25条の「採捕」
最高裁S46 11/16判決3=刑法36条の「急迫」と「防衛行為」の解釈により原審が破棄され差戻された事案
最高裁S46 11/16判決2=水産資源保護法25条の「採捕」はさけを捕獲する目的でかさねさし網を使用する行為も含む
最高裁S46 11/12決定=被疑者を移監しても弁護人の防禦活動が所論のように不可能になるとはいえない事案
最高裁S46 11/09決定4=売春防止法の適用に関し違法があっても破棄されない事案
最高裁S46 11/09決定2=控訴審で事実取調をしないで第一審判決より重い刑を科しても刑訴法400条但書に違反しない
最高裁S46 11/04決定3=移送申立却下決定の即時抗告棄却決定の異議申立却下決定に対する特別抗告の不適法
最高裁S46 11/04決定=違憲主張が実質は単なる法令違反の不適法事案
最高裁S46 10/27決定=道路交通法上の道路でない駐車場から公道に出る場合の安全確認義務違反事案
最高裁S46 10/26決定6=検察官および司法警察員に対する各供述調書の任意性を疑うべき点は認められない事案
最高裁S46 10/26決定5=市議会議員による消防用器具の選定等に関係する収賄罪事案
最高裁S46 10/26判決4=諸般の事情を慎重に考慮した死刑事案
最高裁S46 10/26決定3=未必の殺意をもって所携の出刃庖丁で巡査の胸部を突き刺したものと認められる事案
最高裁S46 10/25決定3=一審判決書作成日に違法があっても破棄されない事案
最高裁S46 10/25決定2=前科たる犯罪につき重ねて被告人の責任を問い処罰したものでない事案
最高裁S46 10/25決定=最高裁がした訴訟費用執行免除申立棄却決定に対する異義申立の不適法
最高裁S46 10/22決定2=裁判長を「人殺し裁判長」あるいは「売国奴」という確実な資料・根拠がない名誉毀損事案
最高裁S46 10/14決定4=判例違反の主張がすでに変更された判例の不適法事案
最高裁S46 10/14判決3=裁判所は被告人側の申請にかかる証人のすべてを取調べる必要はない
最高裁S46 10/14判決2=安全運転の義務違反についていかなる過失が存したか確定されていとされた事案
最高裁S46 10/12決定2=被告人の捜査官に対する各供述調書の任意性を疑うべき点は認められない事案
最高裁S46 10/12決定=被告人が暴力団員であることを事実認定の決定的資料としたものとは認められない事案
最高裁S46 10/07決定2=航空機事故に関し機長が空港に引き返すべき業務上の注意義務があった事案
最高裁S46 09/30決定2=少年の検察官送致する関する特別抗告で少年が釈放されされた場合
最高裁S46 09/28判決4=交通事故の救護義務は刑事責任を問われる虞れのある供述を強要するものではない
最高裁S46 09/28決定2=無免許運転教唆罪と道交法75条の運行管理義務違反の罪とは観念的競合の関係
最高裁S46 09/28決定=道交法37条2項の「既に右折している」は右折を完了しているかそれに近い状態にあること
最高裁S46 09/23決定6=違憲主張が実質は単なる法令違反の不適法事案
最高裁S46 09/23決定5=公判手続で何ら被告人の権利を害することのない事案
最高裁S46 09/23決定4=日本住宅公団法の摘示に関する違法があっても破棄されない事案
最高裁S46 09/23判決3=いわゆる共謀共同正犯の成立の適法性
最高裁S46 09/22決定=強姦と被害者が逃走途中で負傷したことに因果関係が認められた事案
最高裁S46 09/20決定=受刑者に対し一定の限度で運動を命令強制することや革手錠・戒具の使用の合憲性
最高裁S46 09/16決定5=控訴審の判決に控訴趣意書記載の控訴趣意を引用した場合の控訴趣意書の添付
最高裁S46 09/16決定4=判例違反の主張が内容を異にする不適法事案
最高裁S46 09/16決定3=交通の安全と円滑を図るための規制は道路交通に関する立法政策の問題
最高裁S46 09/16決定2=行為後の改正による重い罰則の適用がされた違法があっても破棄されない事案
最高裁S46 09/14判決4=警察官職務執行法5条および昭和25年東京都条例44号4条の各規定の適法性
最高裁S46 09/14判決3=道路交通法119条1項10号、72条1項後段の各規定の適法性
最高裁S46 09/14決定2=裁判長が申立人に対し質問をおこなった処分を不服とする特別抗告の不適法
最高裁S46 09/14決定=すでに保釈された場合の司法警察職員のした接見拒否処分の効力の争い
最高裁S46 09/09決定3=原審で刑訴法273条2項に違反しても原判決に影響を及ぼさない事案
最高裁S46 09/09決定2=余罪として認定し実質上これを処罰する趣旨で量刑の資料に重く罰してはいない事案
最高裁S46 09/09決定=書留郵便による原決定の送達後、5日の期間経過後にされた特別抗告申立の不適法事案
最高裁S46 09/07決定=判例違反の主張が内容を異にする不適法事案
最高裁S46 09/06決定=違憲主張が原審で主張判断を経ていない不適法事案
最高裁S46 07/30決定2=地方税法92条1項の不納入罪は納入すべき金額を納入しないで法定の期限をすぎると成立
最高裁S46 07/30決定=自救行為は犯罪の違法性を阻却する事由であり刑事訴訟法335条2項の主張にあたる
最高裁S46 07/23判決5=軽犯罪法1条33号前段の規定する規制の適法性
最高裁S46 07/23判決4=被告人について保護観察の仮解除がなされなかったことの適法性
最高裁S46 07/22決定6=被告人らの行為が平穏な請願行動の範囲にとどまらない監禁罪事案
最高裁S46 07/22判決5=前犯について再び刑を科したものではないことが明らかな事案
最高裁S46 07/22判決4=未決勾留の全期間が仮出獄の取消による残刑と重複する場合の未決勾留日数の本刑算入
最高裁S46 07/22判決3=被告人の前科を考慮して一審判決の量刑を相当であるとした原判決の適法性
最高裁S46 07/22決定2=裁判官が申立人に対し不公平な裁判をする虞れがあるとは認められない事案
最高裁S46 07/21決定=刑事訴訟法414条・386条2項により異議の申立の決定に対する訂正の申立
最高裁S46 07/20決定7=共犯関係にある被告人の審理を担当する裁判官が不公平な裁判をするおそれがない事案
最高裁S46 07/20決定6=一審判決に対し跳躍上告をすることのできない事案
最高裁S46 07/20決定5=現金交付が選挙運動に関する支出にあたり寄付でないはない事案
最高裁S46 07/20決定4=「ト」の字型の三叉路交差点を右折しようとする場合の道路交通法37条1項
最高裁S46 07/19決定=申立人の移監願いを採用しなかったことに対する特別抗告の不適法
最高裁S46 07/17決定=別件起訴状謄本等を証拠として採用し関係証人を調べたことの適法事案
最高裁S46 07/15決定4=一審判決は所論自白を補強するに足りる証拠を掲げている適法事案
最高裁S46 07/15決定3=上告申立を取下げても裁判所が弁護人を選任し報酬を支給した訴訟費用は被告人の負担
最高裁S46 07/15決定2=上告趣意書と題する書面を提出したが上告理由の記載がない不適法事案
最高裁S46 07/15決定=判例違反の主張が内容を異にする不適法事案
最高裁S46 07/14判決=弁護士法72条は業として法律事務を取り扱いまたはこれらの周旋をすることを禁止する規定
最高裁S46 07/13判決4=公職選挙法138条に定める戸別訪問の禁止規定の適法性
最高裁S46 07/13判決2=同一の租税逋脱行為に地方税法128条に規定する重加算税のほかに刑罰を科すことの適法
最高裁S46 07/13決定=警察官の暴行の存在を疑わせる証跡は認められない事案
最高裁S46 07/08決定2=弁護人がない場合には 刑事訴訟49条により被告人に公判調書の閲覧権が認められている
最高裁S46 07/07決定4=仮登記で登記官が委任状を看過して受理したときは公正証書原本不実記載罪が成立
最高裁S46 07/07決定3=手形取立の手段が社会通念上一般に認容すべきものと認められる程度を逸脱している事案
最高裁S46 07/07決定2=判例違反の主張が内容を異にしている不適法事案
最高裁S46 07/07決定=簡裁の職員が申立人に対する損害賠償の請求者と通じていない事案
最高裁S46 07/02決定=道交法25条の2の「転回」はその目的で運転行為を開始すればよく完了していない場合を含む
最高裁S46 07/01決定6=証人の供述により被告人らの自白が証拠上補強されていることが認められる事案
最高裁S46 07/01決定5=併合罪の一部が無罪でも一審判決と同一の刑にすることの適法性
最高裁S46 06/30決定=暴力団の一員であることで直ちに被告人に対し量刑上不利益な差別的処遇をしてない事案
最高裁S46 06/29判決5=被告人の自白の一部について必ずしも補強証拠を必要とするものではない場合
最高裁S46 06/25判決3=同一被告人の同種事件の審理にかつて関与したことのある裁判官が原判決に関与の適法性
最高裁S46 06/25判決2=交差点で左折しようとする車両の運転者の後方安全確認義務
最高裁S46 06/23決定2=無罪部分が牽連犯として起訴された事実の一部に関するものである場合の控訴審の係属
最高裁S46 06/23決定=広い道路に狭い道路が交わる場所で広い道路の車道を横断しようとする車両の注意義務
最高裁S46 06/22判決6=刑法197条の5の没収追徴は必要的のもので裁判所の自由裁量に属さない
最高裁S46 06/22判決2=交通事故のブレーキ操作で訴因と異なる態様の過失を認定するには訴因変更手続を要する事案
最高裁S46 06/18決定6=一審判決の証人威迫罪の事実摘示に罪となるべき事実の具体的摘示として欠けるない事案
最高裁S46 06/18決定5=一審の勾留更新決定の罪名に誤りがあっても勾留更新決定そのものの効力に影響がない事
最高裁S46 06/17判決4=宅地建物取引業法24条2号、12条1項の各規定の適法性
最高裁S46 06/17判決3=売春防止法12条の罪が成立するため支配関係の存することが認められる事案
最高裁S46 06/17判決=強盗での暴行が特殊事情とあいまって致死の結果を生じた場合の強盗致死罪の成立
最高裁S46 06/15決定3=前科たる犯罪につき重ねて被告人の責任を問い処罰しようとするものではない事案
最高裁S46 06/15決定2=刑法56条1項、57条を適用しなかつた違法があっても破棄されない事案
最高裁S46 06/14決定2=勾留理由開示の請求を却下した裁判に不服である場合の特別抗告の不適法
最高裁S46 06/14決定=勾留理由開示の請求を却下した裁判に不服がある者によるその取消または変更の請求
最高裁S46 06/08決定3=一審公判廷における供述に任意性を疑うべき証跡は認められない事案
最高裁S46 06/08決定2=一審判決の事実誤認を主張する機会がないと認められない事案
最高裁S46 06/08決定=判例違反の主張が判例の具体的摘示を欠く不適法事案
最高裁S46 06/04判決4=前科を量刑上参酌することの適法性
最高裁S46 06/04決定3=被害者救護義務違反の罪で法令適用の誤りがあっても破棄されない事案
最高裁S46 06/03決定4=法廷等の秩序維持に関する法律6条の抗告理由に当たらない事案
最高裁S46 06/01決定=高裁のした保釈却下決定に対する特別抗告の不適法
最高裁S46 05/31決定2=供述調書謄本の記載は被告人の自白の補強証拠として十分な事案
最高裁S46 05/31決定=前に禁錮以上の刑に処せられた犯罪につき重ねて被告人の責任を問うものでない事案
最高裁S46 05/27決定2=高裁に通常の抗告をすることができるもの特別抗告した不適法事案
最高裁S46 05/27決定=勾留更新の回数制限の除外事由としての 刑事訴訟法60条2項、89条3号の合理性
最高裁S46 05/25決定3=事案と経過に徴し被告人の勾留が不当に長いものであるとは認められない事案
最高裁S46 05/21判決3=前科を量刑の資料となしうることは当然
最高裁S46 05/21決定2=被告人が過去において暴力団に属していた事実を量刑の一資料としたにすぎない事案
最高裁S46 05/20決定4=被告人および弁護人が実況見分調書を証拠とすることに同意して審問権を放棄している事案
最高裁S46 05/20判決3=各供述調書に任意性を疑うべき点は認められない事案
最高裁S46 05/20判決2=未決勾留の全期間が確定判決による残刑の執行と重複する場合の未決勾留日数の本刑算入
最高裁S46 05/13決定=道交法70条の安全運転義務違反とそれ以外の義務違反の罪の規定との関係は法条競合
最高裁S46 05/11決定=釈明請求に関する異議申立棄却決定に関する 刑事訴訟法433条1項
最高裁S46 04/30決定=執行猶予者保護観察法5条1号にいう「善行」なる文言の明確性
最高裁S46 04/28決定=準抗告申立棄却決定謄本が被告人と弁護人双方に送達された場合の抗告申立の期間
最高裁S46 04/27判決2=検察官申請の証拠のみを採用し一審の執行猶予付判決を破棄し実刑判決した原審の適法性
最高裁S46 04/27判決=被告人に訴訟費用の負担を命じた部分が刑事訴訟法411条1号で破棄された事案
最高裁S46 04/22判決6=別件の刑に法定通算されるべき勾留と重複する未決勾留の日数の本件算入
最高裁S46 04/22判決2=刑法126条1項の「破壊」は交通機関としての機能の全部または一部を失わせる程度の損壊
最高裁S46 04/21決定2=控訴趣意書差出期間の最終日の指定が通知されたことが記録上明らかな事案
最高裁S46 04/20判決6=煙草の不始末による失火に関する自白調書に重大な事実誤認のある事案
最高裁S46 04/19決定=釈明請求に関する異議申立棄却決定に関する 刑事訴訟法433条1項
最高裁S46 04/15決定5=裁判中に再び道路交通法違反の嫌疑で公訴されたことで重く処罰したものではない事案
最高裁S46 04/15決定4=被告人の自白の任意性を疑うべき証跡は存しない事案
最高裁S46 04/15判決2=控訴審が被告人の控訴に基づき第一審判決を破棄する場合の未決勾留日数の本刑算入
最高裁S46 04/13判決=不当に長い拘禁後の自白ということはできない事案
最高裁S46 04/09決定3=預金等に係る不当契約の取締に関する法律2条1項の「特定の第三者と通じ」の解釈
最高裁S46 04/08判決4=犯罪後の法律により刑の変更があった場合に刑法6条、10条の適用を誤った差戻し事案
最高裁S46 04/08判決3=業務上過失傷害に関し同一事由で再度の略式命令での非常上告事案
最高裁S46 04/06決定6=判例違反の主張が判例を具体的に摘示していない不適法事案
最高裁S46 04/06決定5=被告人を差別し有罪としたものでないことが明らかな事案
最高裁S46 04/06決定4=判例違反の主張が内容を異にしている不適法事案
最高裁S46 04/06決定3=法廷等の秩序維持に関する法律2条の監置の制裁の適法性
最高裁S46 04/01判決4=モーターボート競走法9条の3の「勝舟投票」の内容の適法性
最高裁S46 04/01決定3=被告人の本件所為が暴行罪にあたるとした一審判決の適法性
最高裁S46 04/01判決2=一審の執行猶予判決を破棄し書面審理のみにより控訴審で実刑を言渡すことの適法性
最高裁S46 04/01判決=外国人登録法が憲法の所論条項に違反しないことは昭和30年12月14日大法廷判決で明らか
最高裁S46 03/31決定=違憲主張が刑訴応急措置法18条1項の抗告理由に当たらない事案
最高裁S46 03/30決定6=判例違反の主張が原審で判断されていない不適法事案
最高裁S46 03/30判決5=違憲主張が判例より理由がない事案
最高裁S46 03/26判決3=道路交通法72条1項後段ので事故内容の報告義務を課することの適法性
最高裁S46 03/25決定6=普通自動車の運転免許を有しない点について被告人の自白の補強証拠がある事案
最高裁S46 03/25判決5=刑法56条(再犯)、57条(再犯加重)の各規定の適法性
最高裁S46 03/24決定=牽連犯等で起訴された事実の一部が無罪で被告人だけが控訴した場合の控訴審の措置
最高裁S46 03/23判決7=合議体によって審理および裁判をすべきものを1人の裁判官によりなされた非常上告事案
最高裁S46 03/23判決4=違法性が強いものでないため地方公務員法61条4号に該当せず無罪とされた事案
最高裁S46 03/23判決3=違法性が強いものでないため地方公務員法61条4号に該当せず無罪とされた事案
最高裁S46 03/23決定2=刑訴規則122条の事項の履践の有無は刑訴法161条1項の証言拒否罪の成否に影響しない
最高裁S46 03/23決定=会社当局に対する争議手段としのビラ貼り行為の暴力行為等処罰に関する法律1条成立事案
最高裁S46 03/16判決3=労働組合法1条2項により正当行為として刑事免責された無罪事案
最高裁S46 03/11決定2=黙秘して争わなかつたこと自体から被告人に不利益な事実を認定したものでない事案
最高裁S46 03/10決定4=被告人を不当に差別しているものではないことが明らかな事案
最高裁S46 03/10決定3=宅地建物取引業法12条1項に違反するものとした一審判決の有罪判断の適法
最高裁S46 03/10決定2=被告人の拘禁が捜査権の濫用として違法と断ずべき証跡がない事案
最高裁S46 03/10決定=証拠調決定に対する異議申立棄却決定に関する 刑事訴訟法433条1項
最高裁S46 03/09判決2=道路交通法72条1項後段の規定の適法性
最高裁S46 03/05決定2=共同占有管理下にある医薬品をその一方と共謀して領得した場合の窃盗罪事案
最高裁S46 03/04判決2=証人が証言を拒絶した場合にさきに検察官の面前でなした供述録取書の証拠採用の適法性
最高裁S46 02/25決定2=被告人は免訴の判決に対しては理由のいかんを問わず上訴することができない
最高裁S46 02/23判決4=道路交通法72条1項後段の規定の適法性
最高裁S46 02/23判決3=一審の無期懲役刑の判決に対し検察官が控訴を申し立て死刑の判決を求めることの適法性
最高裁S46 02/19決定3=付審判請求事件の異議申立棄却決定に対する特別抗告の棄却事案
最高裁S46 02/19決定2=弁護人申請の証拠の取調をしただけで一審判決より重い刑を科すことの適法性
最高裁S46 02/09判決3=手錠をかけたまま取り調べた被疑者の供述がすべて任意性がないとしていない事案
最高裁S46 02/05判決2=盗犯等の防止及び処罰に関する法律3条の規定の適法性
最高裁S46 02/05決定= 刑事訴訟法262条2項、 刑事訴訟規則169条所定の方式に違反し不適法事案
最高裁S46 02/03決定=判決訂正の申立事件で判決の内容に誤のあることを発見しないことによる棄却事案
最高裁S46 02/02決定=判例違反の主張が判例に抵触していない不適法事案
最高裁S46 02/01決定=証人の供述と捜査報告書が補強証拠として十分な事案
最高裁S46 01/29決定2=原審の審判が迅速を欠いたということはできない事案
最高裁S46 01/29決定=犯罪の証明がないにとどまり主文で無罪の言渡をしていない違法が原判決に影響はない事案
最高裁S46 01/28決定2=軽微な傷でも人の健康状態を不良に変更するものであれば刑法所定の傷害に該当する
最高裁S46 01/28決定=違憲主張が実質はすべて単なる法令違反の不適法事案
最高裁S46 01/25決定2=被告人の捜査官に対する供述調書の任意性がある事案
最高裁S46 01/21決定2=異議申立には何ら具体的な理由がなく異議申立期間内に理由書の提出もない不適法事案
最高裁S46 01/20決定2=最高裁がした決定に対する特別抗告申立の不適法事案
最高裁S46 01/11決定=最高裁がした抗告棄却決定に対する申立人から再審請求の申立の不適法事案
最高裁S45 12/24決定8=関税法の虚偽申告罪が成立し無許可輸出罪は成立しないくとも破棄されない事案
最高裁S45 12/24決定7=公務員職権濫用罪が成立しないとした原審の適法性
最高裁S45 12/22決定8=名誉毀損罪で公益を図る目的に出たものとは認められない事案
最高裁S45 12/22決定7=被告人に対し公判期日の通知があったと認定された事案
最高裁S45 12/22判決6=制限速度違反であっても「信頼の原則」が適用され注意義務違反がない事案
最高裁S45 12/22判決5=駅助役の職務行為である点呼の執行終了した直後の暴行が刑法95条1項でない事案
最高裁S45 12/22判決4=刑法261条(器物毀棄罪)の告訴権者は毀棄された物の所有者に限定されない
最高裁S45 12/22決定3=事実審の確定した事実関係の下で強盗致傷罪の成立事案
最高裁S45 12/22判決2=1審の傷害致死を控訴審で1審の証拠のみに基づいて未必の殺意を認定し殺人罪とした場合
最高裁S45 12/18判決7=無理な状況のもとで先行車の追い越しをしての業務上過失死傷事案
最高裁S45 12/18判決6=検察官に上訴権を認めた 刑事訴訟法351条の適法性
最高裁S45 12/18判決3=所得税法70条10号の定める検査を妨げる罪は「身分犯」を定めた規定ではない
最高裁S45 12/17決定4=判例違反とする各高等裁判所判例が 刑事訴訟法405条3号に当たらない事案
最高裁S45 12/17決定3=タクシー会社の組合員による会社の車検やキーの奪取等による威力業務妨害罪事案
最高裁S45 12/17決定2=在監者よる刑訴法366条1項は付審判請求事件の特別抗告申立に準用や類推適用されない
最高裁S45 12/17決定=刑事訴訟法235条1項の「犯人を知つた日」は犯罪行為終了後の日を指す
最高裁S45 12/15判決12=自白調書ならびに上申書の任意性を肯定した原審の判断の適法性
最高裁S45 12/15決定11=原審で再犯加重に関する違法があっても破棄されない事案
最高裁S45 12/15決定10=事実の取調べをすることなく一審判決を破棄自判して被告人を有罪としたことの適法事案
最高裁S45 12/15決定9=構成要件にあたる数個の事実が包括一罪であるか併合罪であるかの判断基準の根拠
最高裁S45 12/15判決6=旧刑法234条の「公選投票賄賂罪」は公職選挙法施行後の刑罰法規としての効力を有する
最高裁S45 12/15決定5=料理店を経営する者に対する売春防止法10条1項および11条2項各違反の罪の併合罪事案
最高裁S45 12/05決定=釈放されたことが明らかな「保釈請求却下の裁判に対する準抗告申立事件」の棄却事案
最高裁S45 12/03決定3=単に被告人の住居記載の訂正を求める判決訂正申立の不適法事案
最高裁S45 12/03決定2=刑訴法262条1項の付審判請求は請求書が7日内に検察官に到達したときに効力を生ずる
最高裁S45 12/03決定=兇器準備集合罪の「集合」の状態が継続するかぎり同罪は継続して成立している
最高裁S45 11/26決定6=前科の存在が情状のひとつとして考慮されることは当然で不利益な差別をしたものでない事案
最高裁S45 11/26決定5=保釈許可取消決定に対する特別抗告の判例違反の主張が判例を異にする事案
最高裁S45 11/26決定=観念的競合罪の関係にある場合、判決でいずれの罪の刑が最も重いかの明示を要しない
最高裁S45 11/24判決10=外国為替及び外国貿易管理法27条1項3号、70条7号の規定の適法性
最高裁S45 11/24判決9=公職選挙法138条に定める戸別訪問の禁止規制の適法性
最高裁S45 11/24決定8=上告趣意で具体的な理由を示していない不適法事案
最高裁S45 11/24判決7=賭博場開張図利および賭博を処罰する規定の適法性
最高裁S45 11/20判決3=原審において前科に対し重ねて刑罰を科する趣旨のものではない事案
最高裁S45 11/20決定=選挙買収を共謀した者相互間の授受金員が他の金員と混同した場合は交付罪を適用
最高裁S45 11/19決定3=判例違反の主張がすでに既存の最高裁判例が存在することによる不適法事案
最高裁S45 11/18決定=公務員職権濫用被疑事件での違憲の主張が具体的なものではない不適法事案
最高裁S45 11/17判決3=道路運送法4条1項の規定の適法性
最高裁S45 11/17判決=広い道路の運転手はそこに入る車が一時停止等の措置することを信頼して交差点に入ればよい
最高裁S45 11/12判決3=原審裁判構成が共犯者の別件被告事件の審理判決担当の裁判構成と同一の適法性
最高裁S45 11/12判決2=原審の未決勾留の全期間が確定判決による残刑の執行と重複する違法事案
最高裁S45 11/10決定3=判例違反の主張が具体的な摘示がない不適法事案
最高裁S45 11/10決定2=金融機関の役員が自己の資金を貸し付ける場合でも出資法3条に違反
最高裁S45 11/10決定=道路交通法36条2項の「道路の幅員が明らかに広いもの」の意義
最高裁S45 11/05判決4=道路運送法4条の規定の適法性
最高裁S45 11/05判決3=証拠調手続を経ていない証拠を資料に供した原審の違法が判決に影響しない事案
最高裁S45 11/05決定2=最高裁の判決で訂正申立をすることは許されない
最高裁S45 10/29決定4=原審の傍論として示した判決の結論に影響のない判断を非難した不適法事案
最高裁S45 10/27決定4=第一審判決が刑法47条の適用を誤ったものでも破棄されない事案
最高裁S45 10/22決定6=行使の目的で他人振出名義の約束手形の金額欄の数字を改竄する行為は有価証券の変造
最高裁S45 10/22決定3=関税法113条の2の虚偽申告罪の成立しても関税法111条1項の無許可輸出罪の不成立事案
最高裁S45 10/21判決2=関税法118条2項の「犯人」は犯罪貨物等の所有者または占有者であったものに限らない
最高裁S45 10/16決定3=被告人の弁護人選任権を侵害したものとは認められない事案
最高裁S45 10/08決定=管轄移転の請求につき 刑事訴訟法17条でその当否を審理すべき裁判所は最高裁
最高裁S45 09/29決定3=信号機の表示によって自動車を運転すれば車両の交通安全確認の注意義務はない
最高裁S45 09/29決定=刑法27条による刑の言渡の失効しても刑法45条の併合罪関係の成否とは相関しない
最高裁S45 09/24判決4=被告人の刑訴法40条で書類等の閲覧等の不可や388条で控訴審の弁論能力制限の適法性
最高裁S45 09/24決定3=原審弁護人でない弁護士名義の控訴申立書があり控訴提起期間経過後に選任届がある場合
最高裁S45 09/24判決2=右折車両の運転者は後方から違法異常な運転をする車両を予想する注意義務はない
最高裁S45 09/17決定=準抗告により物件の差押処分等の取消訴訟係属中に物件が還付された場合
最高裁S45 09/11判決=同一の租税逋脱行為で国税通則法68条の重加算税のほかに刑罰を科すことの合憲性
最高裁S45 09/04決定3=在監者の 刑事訴訟法366条1項は付審判請求事件の特別抗告申立には準用されない
最高裁S45 09/04決定2=代理人権限のない者による代理するものと誤信させる文書の名義人は代理された本人
最高裁S45 09/04決定=被告人は弁護人が被告人のために差し出した控訴趣意を撤回する権限がある
最高裁S45 07/31判決=強盗殺人事件で合理的な疑いを容れるに足りる幾多の問題点があり原審が破棄された事案
最高裁S45 07/28決定7=バス停付近における幼児の飛び出しに関し「信頼の原則」が適用されない事案
最高裁S45 07/28判決6=保釈または保釈取消に関する裁判手続において疎明資料である書類は伝聞証拠でもよい
最高裁S45 07/28決定5=製造たばこの販売を小売人の委託販売ではなく被告人が販売したものと認定された事案
最高裁S45 07/28判決4=道路交通法119条1項10号の罪の成立に必要な事実の認識は未必的な認識でも足りる
最高裁S45 07/28決定3=ダンプカーの運転席に引きずり込もうとした段階で強姦罪の実行の着手があるとされた事案
最高裁S45 07/25決定=行進または示威運動に関する岐阜県条例の適法性
最高裁S45 07/21決定4=正当な争議行為であるとはいえずその違法性を阻却すべき事由がない事案
最高裁S45 07/21決定3=常習累犯窃盗の罪についても刑法の累犯加重の規定の適用がある
最高裁S45 07/21判決2=被害届を示されこれを承認したというような窃盗の自供での破棄差戻し事案
最高裁S45 07/16判決16=検察官の上告趣意で判決違反の主張が事案を異ににする不適法事案
最高裁S45 07/16判決15=旧関税法83条3項等の「犯人」とは没収することのできない貨物の所有者である犯人に限らない
最高裁S45 07/16判決9=広島県の「集団示威運動、集団行進及び集会に関する条例4条」の「公共の場所」にあたる事案
最高裁S45 07/16判決8=国鉄の信号施設での労働争議が労働組合法1条2項の正当な行為でなく建造物侵入罪の事案
最高裁S45 07/10決定2=賭博に関する罪状の適用が違法でも破棄されない事案
最高裁S45 07/09判決2=原審の未決勾留の全期間が確定判決による残刑の執行と重複する違法事案
最高裁S45 07/02決定2=公訴棄却を求める申立は職権の発動を促す意味をもつに過ぎない
最高裁S45 06/30決定4=違憲の主張が事実誤認、単なる法令違反の主張での不適法事案
最高裁S45 06/30決定3=公務所たる法務局に設置してある「公図」の変造事案
最高裁S45 06/30決定2=月賦購入の約定によるため物品の所有権が売主に留保される場合での詐欺罪成立事案
最高裁S45 06/30決定=上告趣意の判例違反の主張が不適切な判例での不適法事案
最高裁S45 06/26決定=最高裁係属中の被告人が戸籍謄本の記載等で死亡が明らかな場合での公訴棄却事案
最高裁S45 06/23決定2=第一審の判決書に作成日付が明らかに誤記である場合での上告棄却事案
最高裁S45 06/23決定=市電の出庫を30分阻止した行為が正当な行為の労働争議とされた事案
最高裁S45 06/19判決2=交通事故の身代り犯人が上告中に真犯人が自首した場合の刑事訴訟法411条4号の適用
最高裁S45 06/18決定4=上告棄却の判決に対する判決訂正の申立棄却決定に対する抗告申立の不適法事案
最高裁S45 06/17決定2=最高裁の決定に対する訂正申立の不適法事案
最高裁S45 06/16決定4=前科たる犯罪につき重ねて刑事上の責任を問い処罰しようとする趣旨のものでは事案
最高裁S45 06/11決定5=判例違反の主張で引用の判例はいずれも事案を異に不適法事案
最高裁S45 06/11判決4=第一審判決の本刑に算入した原審の未決勾留日数が確定刑の執行と重複する違法事案
最高裁S45 06/11決定3=「中央39号監置1号」と表示しされた氏名の記載のない代理人選任の無効事案
最高裁S45 06/09決定=接見等に関する指定処分に対する特別抗告が公訴の提起による不適法事案
最高裁S45 06/08決定=罪証隠滅の行為が行なわれるおそれがあるとする保釈請求却下決定の適法事案
最高裁S45 06/05判決2=道路運送法4条1項、128条の規定の適法性
最高裁S45 06/05決定=情状の判示で公訴を提起された者とそうでない者とを法律関係で差別していない事案
最高裁S45 06/01決定=ダイナマイトの時限爆発装置の操作ミスでの爆発による爆発物取締罰則2条の成立事案
最高裁S45 05/29決定4=賭博行為が風俗を害し公共の福祉に反するもので実質的に違法
最高裁S45 05/29判決3=最高裁判所に対する上告理由をいかに定めるかは立法府の役割
最高裁S45 05/29判決=少年事件で捜査等に日時を要し家裁の審判を受ける機会が失われても職務違反でない事案
最高裁S45 05/28決定2=判例違反の主張が 刑事訴訟法405条3号の判例に当たらない事案
最高裁S45 05/27決定=被告人の供述について任意性ないし信用性を疑うべき証跡は存在しない事案
最高裁S45 05/22判決6=飲酒酩酊の程度や酩酊運転を含む道路交通法違反の罰金の前科を考慮した適法事案
最高裁S45 05/19判決4=被告人との共謀者が起訴されず被告人のみが起訴され処罰されることの適法性
最高裁S45 04/30決定3=抗告申立期間の起算日は被告人本人に対して送達された時から進行
最高裁S45 04/28決定=最高裁判決の訂正申立で内容に誤りがないとした申立棄却事案
最高裁S45 04/24判決=芸術上の表現活動で作品を創作するため通貨模造行為を処罰することの合憲性
最高裁S45 04/20決定=判決宣告時に主文だけは書面に作成すればよく理由は必ずしも書面に作成しなくともよい
最高裁S45 04/16判決4=改正刑法施行前の業務上過失傷害で懲役刑を言渡した判決に対する非常上告事案
最高裁S45 04/16判決2=麻薬施用者の資格医師が予製として燐酸コデインの10倍散を調製する行為と麻薬取締法22条
最高裁S45 04/15決定2=少年保護事件の審判過程で決定で最高裁に抗告できるのは少年法35条の場合のみ
最高裁S45 04/15決定=忌避申立の裁判官が転任したことによる特別抗告棄却事案
最高裁S45 04/14決定6=判例違反の主張で共同正犯の訴因変更の件は事案を異ににする不適法事案
最高裁S45 04/14決定5=違憲の主張が憲法の条項に反するかの具体的主張を欠く不適法事案
最高裁S45 04/14決定4=警察官による自白の強要を認めるに足りる証拠はない事案
最高裁S45 04/14決定3=過去において暴力団に属していた事実を量刑の一資料としたにすぎない事案
最高裁S45 04/14決定2=上告趣意が違憲をいう点を含め原判決を論難しない上告棄却事案
最高裁S45 04/14決定=上告趣意の違憲主張が原審において主張判断を経ない不適法事案
最高裁S45 04/10判決2=車両等の運転者が人身事故を発生させた場合の道路交通法72条1項前段の救護義務
最高裁S45 04/09判決2=道路交通法72条1項後段の規定の適法性
最高裁S45 04/09決定=所得税法違反被告事件について押収物仮還付の請求による還付事案
最高裁S45 04/08決定=洋服仕立業者が注文で洋服に仕立てた場合の所有権は注文者にあり業務上横領罪が成立
最高裁S45 04/07判決2=共犯者の自白を憲法38条3項の「本人の自白」と同一視し又はこれに準ずるものとはできない
最高裁S45 03/31判決2=交差点で左折しようとする自動車運転者の後方の死角にある他車両の有無の確認義務
最高裁S45 03/26判決13=被告人に不利益な供述を強要されたことを認めるべき証跡がない事案
最高裁S45 03/26判決12=弁護人に立会の機会を与えることなく作成された証人尋問調書を証拠とすることの適法事案
最高裁S45 03/26判決4=効力を失った和解調書で執行吏をして家屋を引き渡す強制執行をさせたことと詐欺罪の成立
最高裁S45 03/13判決3=バックミラーの損壊に関して事実誤認があっても破棄されない事案
最高裁S45 03/13判決2=法人税法48条1項の逋脱罪は納期経過で既遂となり後に修正申告をしても影響がない
最高裁S45 03/13判決=執行猶予の言渡をすることのできる条件で差異を設けていることの適法性
最高裁S45 02/13決定2=控訴趣意書差出最終日指定後に選任された弁護人に最終日の通知をしなことの合憲性
最高裁S45 03/12決定5=第一審裁判所への移送の申立は法律上許されない
最高裁S45 03/10決定2=業務上過失傷害罪と酒気帯び運転の罪とは併合罪の関係
最高裁S45 03/10決定=量刑の資料として余罪を認定しているとは認められない事案
最高裁S45 03/06決定2=第一審判決判示の金員全額につき被告人に不法領得の意思があるとした原審の適法性
最高裁S45 03/06決定=競馬予想紙一枚を強、窃盗罪の目的である財物にあたるとした原審の適法性
最高裁S45 03/05判決=逮捕勾留が違法であることを認めるに足りる証跡がない事案
最高裁S45 02/24判決3=公訴棄却申立で実体の判断がある場合は公訴棄却申立は理由がない旨の黙示の判断
最高裁S45 02/20判決2=証拠調べに関して違法があっても破棄されない事案
最高裁S45 02/20決定=第一起訴事実(強盗致傷)と第二起訴事実(常習累犯窃盗)とに公訴事実の同一性がない事案
最高裁S45 02/18決定=原決定の事実で裁判官に不公平な裁判をするおそれがあるものとすることはできない事案
最高裁S45 02/13決定=業務上過失致死事件で「事前に発見することが不可能であった」という主張と刑訴法335条2項
最高裁S45 02/06決定2=控訴趣意として主張された事実誤認の論旨を前提を欠くとした原審の適法性
最高裁S45 02/04決定=判例違反の主張は裁判所名、事件番号、裁判年月日、掲載文書名、掲載箇所等を指示
最高裁S45 01/29決定3=最高検察庁検事からの異議申立が認められ判決主文の一部が削除された事案
最高裁S45 01/29判決2=報復目的で内妻と共同して婦女を裸体にしその写真撮影したことと強制わいせつ罪判例変更
最高裁S45 01/27決定2=証拠調べ手続きのない供述調書を証拠にして事実認定をした違法があっても破棄されない事案
最高裁S45 01/27判決=道路交通法36条により優先通行権が認められているときは徐行する義務を負わない
最高裁S45 01/21決定=抗告申立の期間は被告人に送達された時から進行を始める
最高裁S45 01/08決定2=最高裁は 刑事訴訟法501条にいう「刑の言渡をした裁判所」ではない
最高裁S45 01/08決定=最高検察庁検事からの異議申立が認められ決定の主文の一部が改められた事案
最高裁S44 12/24判決=警察官による個人の容ぼう等の写真撮影で証拠保全の必要性および緊急性がある場合
最高裁S44 12/23判決6=弁護人との接見交通に検祭官による不法な制限があっても自白の証拠能力を認めた事案
最高裁S44 12/23決定4=簡裁がした裁判官忌避申立却下決定について最高裁に対する抗告の不適法事案
最高裁S44 12/18判決8=刑法175条に該当しないとの事実誤認の主張は 刑事訴訟法405条の上告理由に当たらない
最高裁S44 12/16判決5=諸般の事情を慎重に考慮して被告人を死刑に処した第一審判決を是認した原審の適法性
最高裁S44 12/16判決4=道路交通法72条1項後段、119条1項10号の規定の適法性
最高裁S44 12/16決定3=上告趣意の引用の大法廷判例が判示してないことでの不適法事案
最高裁S44 12/12判決=結果の重大性等を勘案し被告人を死刑に処した第一審判決を維持した原審の適法性
最高裁S44 12/10決定=原審の判断をも経ていない第一審訴訟手続に関する違憲の主張の不適法事案
最高裁S44 12/05判決6=交通整理の行なわれていない交差点の交通事故で「信頼の原則」が認められた事案
最高裁S44 12/05決定5=裁判所が被告人の弁護人選任依頼に応じなかったという事実は存しない事案
最高裁S44 12/05判決4=強姦とその犯跡隠蔽のため殺害等による死刑事案
最高裁S44 12/05判決=少年事件で捜査に長期の日時を要したため家裁送致で審判を受ける機会が失われた場合
最高裁S44 12/04決定6=原審が供述調書に関し調書の任意性および信憑性を判断し証拠能力を認めたものでない事案
最高裁S44 12/04判決4=正当防衛の反撃行為が侵害されようとした法益より大であった場合の適法行為
最高裁S44 12/04決定3=証人が公判期日に証言を拒んだ場合の刑事訴訟法321条1項1号
最高裁S44 12/02決定5=業務上過失傷害被告事件で被告人が死亡したことによる公訴棄却事案
最高裁S44 11/28決定2=刑法34条ノ2第1項の「刑ノ言渡ハ其効力ヲ失フ」刑の言渡を受けた事実がなくなる意味でない
最高裁S44 11/28決定=業務業過失致被告事件で事実誤認がいまだ判決に影響を及ぼすものとは認められない事案
最高裁S44 11/26決定4=特別抗告を直接最高裁に提出し直ちに回送したが提起期間経過が経過した不適法事案
最高裁S44 11/21判決5=教職員組合の団体行動の一環としても不退去罪ならびに監禁罪が成立する事案
最高裁S44 11/21判決3=賃料債務の不履行が未だ背信行為と認めるに足りない特段の事情でない事案
最高裁S44 11/17決定=刑事訴訟法262条の付審判請求は7日内に請求書が検察官に到達したときに効力を生ずる
最高裁S44 11/11判決7=犯罪の構成要件にあたる事実もしくはこれと密接不可分の事実の起訴状の記載
最高裁S44 11/11判決6=入場税法違反の事実につき公訴提起の手続定に違反した場合での非常上告事案
最高裁S44 11/11決定5=猶予言渡の取消決定に対する即時抗告棄却決定が告知された後に執行猶予期間経過の場合
最高裁S44 11/11決定4=移送申立却下決定の即時抗告が対審の公開を要しないことの適法性
最高裁S44 11/11決定2=疾病治療のため麻薬注射が必要であると誤診させ麻薬を自己に注射させた場合の罪状
最高裁S44 11/05決定=勾留期間更新決定後に罪証隠滅等の行動抑止できると判断した場合は保釈決定できる
最高裁S44 10/31決定7=被告人の行為が選挙準備行為ではなく選挙運動行為であると認定された事案
最高裁S44 10/31決定6=被告人の自白のみではなく火災の状況に関し補強証拠のあること明らかな事案
最高裁S44 10/31決定3=破産法374条1号の罪はその行為と破宣告との間に事実上の牽連関係があれば足りる
最高裁S44 10/30決定3=起訴されていない事実を認定し量刑の資料に考慮したと認められない事案
最高裁S44 10/30決定2=道交法85条3項の「構造及び装置」は運輸省令の保安上の技術基準に適合するものに限らない
最高裁S44 10/28決定6=被告人による自己名義の控訴趣意の撤回に異議のない事案
最高裁S44 10/28決定5=違憲の主張が実質は被告人の性格についての事実誤認の主張の不適法事案
最高裁S44 10/27判決=判例違反の主張がその判例の具体的摘示がない不適法事案
最高裁S44 10/23判決2=判決裁判所の公判廷における自白を証拠とすることの適法性
最高裁S44 10/23判決=第一審判決が認定したような公然他人を侮辱する行為は言論の自由の乱用
最高裁S44 10/21判決4=下級審の有罪判決に対し検察官が上訴しより重い刑の判決を求めることの適法性
最高裁S44 10/17判決5=風俗営業等取締法8条の規定の適法性
最高裁S44 10/17判決4=上告理由を 刑事訴訟法405条所定の場合に限ったことの適法性
最高裁S44 10/16決定3=記録を調べても各供述調書に任意性を疑うべき点は見出されない事案
最高裁S44 10/15決定6=被告人の生命、身体に対する危険を避けるためやむを得ずなされたものとは解されない事案
最高裁S44 10/15決定5=判例違反主張がを具体的に主張のない不適法事案
最高裁S44 10/15決定4=判例違反の主張が事案を異にして適切でない事案
最高裁S44 10/15決定3=刑執行猶予言渡を取消した決定に対する取消し事案
最高裁S44 10/15決定2=被告人の妻によって選任された弁護人は被告人のため上訴の申立をする権限がない
最高裁S44 10/14決定=保釈請求却下の裁判およびこれを維持した原決定の適法性
最高裁S44 10/09決定2=上告趣意が事実誤認、単なる法令違反、量刑不当の主張の不適法事案
最高裁S44 10/09決定=訴訟手続に関し判決前にした決定は 刑事訴訟訴法433条1項に当たらない
最高裁S44 10/03判決3=控訴審の公判期日で被告人に対する召喚手続または公判期日の通知を怠った破棄事案
最高裁S44 10/03判決2=同一の事実で重ねて略式命令をした場合での後の略式命令の破棄事案
最高裁S44 10/02判決5=上告趣意書提出期間経過後に提出されたものに判断をしない事案
最高裁S44 10/02判決2=免許を得ることなく自己の営業資金を調達する目的で始めた「講」の相互銀行法23条違反事案
最高裁S44 10/02決定=名誉毀損に該当する文書の一部を訴状に引用し訴因を明示することの適法性
最高裁S44 10/01決定2=公職選挙法違反被告事件で被告人死亡による公訴棄却事案
最高裁S44 10/01決定=控訴審で公判期日を被告人に知らせることなく開廷し実質的な審理を進めることの違法性
最高裁S44 09/30判決3=盗犯等の防止及び処分に関する法律の適法性
最高裁S44 09/27決定=起訴前の勾留中における捜査官の取調べの当否が起訴後の勾留の効力に影響を及ぼさない
最高裁S44 09/26決定7=証人として尋問されたものではなく単に検証の立会人として指示説明をしたに過ぎな事案
最高裁S44 09/26決定6=被告人の供述について任意性を疑うべき証跡がない事案
最高裁S44 09/26決定5=原審に刑法54条の適用に違法があっても破棄されない事案
最高裁S44 09/26判決4=主観的要件は客観的要件についての確証がある限り被告人の自白のみで足りる
最高裁S44 09/26判決2=前科と常習的暴行等の罪とが刑法上の累犯の関係にある場合の累犯加重の合憲性
最高裁S44 09/22決定=押収物仮還付の請求により工事台帳3冊が仮に還付された事案
最高裁S44 09/20決定2=原決定が定めた保釈保証金の額の不当をいうだけの特別抗告不適法事案
最高裁S44 09/18決定4=刑法6条、10条の適用を判示していないのは違法でも破棄されない事案
最高裁S44 09/18決定3=付審判請求事件の提出命令に対しては刑事訴訟法419条による抗告をすることができる
最高裁S44 09/11決定=付審判請求事件について裁判官の除斥、忌避および回避の諸規定が適用される
最高裁S44 09/04決定2=被告人の妻によって選任された弁護人は被告人のため控訴申立をする権限がない
最高裁S44 09/02判決5=対向車がある交差点で無灯火の自転車との交通事故に関し前方注視義務がないとされた事案
最高裁S44 08/27決定=被害者還付処分された押収物が他に売却された場合の還付処分の取消訴訟の不適法
最高裁S44 07/31判決2=刑法54条1項後段の適用に誤りがあっても破棄されない事案
最高裁S44 07/25判決7=監獄法で懲罰を受けた後に更に同一事実に基づいて刑事訴追を受けることの適法性
最高裁S44 07/25決定6=刑法47条但書の適用を誤った違法があっても破棄されない事案
最高裁S44 07/25決定3=13才未満の者に反抗を著しく困難にさせ脅迫を用いてわいせつ行為をした場合の刑法176条
最高裁S44 07/25決定2=裁判官が裁判所の庁舎外において勾留質問を行なうことの合憲性
最高裁S44 07/17決定4=改正後の刑法45条を適用しない違法があっても破棄されない事案
最高裁S44 07/17決定3=押収にかかるカラーテレビ受信機等を差出人に仮に還付した事案
最高裁S44 07/17決定2=猥せつ映画フィルムで正犯を間接に幇助したものとして従犯の成立を認めた事案
最高裁S44 07/16決定=原審の判決に法条の表示に不適切なものがあっても破棄されない事案
最高裁S44 07/14決定2=訴訟条件の存在を肯定し公訴棄却の裁判をしない旨の決定が示された場合の特別抗告
最高裁S44 07/14決定=裁量保釈の審査の一資料として勾留状の発せられていない公訴事実を考慮することの適法性
最高裁S44 07/11判決5=刑訴法228条2項で証人尋問に被告人、被疑者、弁護人の立会を任意にしたことの適法性
最高裁S44 07/11決定4=訴訟手続につき国選弁護人を附さなかった違法がない事案
最高裁S44 07/11判決3=事故当時の農耕車の速度は約10k/hで道交法42条の徐行義務違反でない事案
最高裁S44 07/11判決2=けん銃がその修理が合法的にできるか否かにかかわらず銃刀法の「銃砲」にあたる事案
最高裁S44 07/08決定8=既に麻薬の没収について告知、弁解、防禦の機会が与えられた場合の重ねての手続参加
最高裁S44 07/08決定3=犯等の防止及び処分に関する法律3条の3回以上の懲役刑は刑法56条を要件としない
最高裁S44 07/07決定=道交法72条1項の「負傷者」は死亡者を除き車両等の交通によって負傷したすべての者を含む
最高裁S44 07/04決定6=判例違反の主張は既に変更され 刑事訴訟法405条3号の判例でない事案
最高裁S44 07/03判決2=控訴審が被告人の少年時の非行歴を考慮して第一審判決の量刑を相当としたことの適法性
最高裁S44 06/26判決7=道路交通法72条1項後段の規定は物損の損壊の大小を問わずこれを警察官に報告すべき
最高裁S44 06/26判決6=原審が賭博罪に関する部分について係属していない事件の審判をした違法事案
最高裁S44 06/19決定2=旧刑訴法での高等裁判所の決定に対する抗告は刑訴法応急措置法18条の特別抗告のみ
最高裁S44 06/18判決=牽連犯を構成する手段と結果の犯罪の中間に別罪の確定裁判が介在する場合の刑法54条
最高裁S44 06/13決定3=原判決の判断を経ていない事項に関する違憲の主張の不適法事案
最高裁S44 06/13決定2=刑法47条但書の適用に違法があっても破棄されない事案
最高裁S44 06/13決定=有罪判決の記載要件としての法令の適用に法条の羅列も違法でない
最高裁S44 06/11決定=合理的な理由もないのに被告人の署名のない弁護人選任届の無効の合憲性
最高裁S44 06/05決定3=被告人の所為を公然人を侮辱したものにあたるとした原審の判断の適法性
最高裁S44 06/05決定=常習累犯窃盗の罪についても刑法の累犯加重の規定の適用が当然ある
最高裁S44 05/31決定=上告が取下により終了してその取下の撤回は認められない
最高裁S44 05/29決定4=検察官の起訴状朗読、裁判長の黙秘権の告知は公判調書の必要的記載事項とされていない
最高裁S44 05/28決定2=信号が赤色を示しているのを見落して交差点に進入したことを認定判断したことの適法性
最高裁S44 05/28決定=飲酒運転の事実認定に誤りがあっても破棄されない事案
最高裁S44 05/27決定4=違憲主張が実質は事実誤認、単なる法令違反の不適法事案
最高裁S44 05/22決定2=一方が黄色点滅で他方が赤色点滅の交差点は「交通整理の行なわれていない交差点」
最高裁S44 05/20判決2=法廷等の秩序維持に関する法律2条の構成要件の明確性
最高裁S44 05/02判決6=道交法42条の徐行義務が免除される場合での破棄差戻し事案
最高裁S44 05/02判決5=刑法45条の適用で違法があっても破棄されない事案
最高裁S44 05/01決定2=小切手を隠匿その他の方法でその文書を利用することができない状態した場合の刑法259条
最高裁S44 04/25決定11=公判調書の記載の正確性についての異議の申立てをした形跡のない事案
最高裁S44 04/25判決10=被告人の行為に対し極刑を科したことの適法性
最高裁S44 04/25決定9=被告人のいかなる所為が所得税69条1項であるか明確でないが破棄されない事案
最高裁S44 04/25判決8=自転車の追い越しによる交通事故での「信頼の原則」による破棄差戻し事案
最高裁S44 04/25決定6=有罪の言渡を受けた者の配偶者が再審の請求をすることができる場合でない事案
最高裁S44 04/25決定5=弁護人に検察官に対する供述調書を閲覧させるべきことを命じたことが違法とされた事案
最高裁S44 04/25決定4=裁判所は訴訟指揮権で検察官に対し所持する証拠を弁護人に閲覧させるよう命ずられる
最高裁S44 04/24判決5=直接実行行為に関与しない共謀者に共同正犯の刑責を負わせることの適法性
最高裁S44 04/23決定2=高裁の保釈請求却下決定に対しする特別抗告を最高裁にした不適法事案
最高裁S44 04/15決定2=公訴棄却の申立を却下する旨の決定がなされた場合の上訴
最高裁S44 04/10決定4=接見等の指定に対する準抗告棄却の決定に対する特別抗告で既に釈放されている場合
最高裁S44 04/10判決3=接見等の指定に対する準抗告棄却の決定に対する特別抗告で既に釈放されている場合
最高裁S44 04/10決定2=罰金を完納することができない場合の第一審裁判所および原審に差異がない事案
最高裁S44 04/09決定=勾留理由開示の請求は同一勾留につき勾留の開始せられた裁判所において一回にかぎり
最高裁S44 04/08決定2=違憲の主張が原審における主張判断を経ていない不適法事案
最高裁S44 04/08決定=法令適用の誤りがあっても破棄されない事案
最高裁S44 04/04決定=上告趣意が事実誤認、単なる法令違反の主張の不適法事案
最高裁S44 04/03判決7=懲役刑の執行と競合する未決勾留日数を刑法21条により本刑に算入した違法事案
最高裁S44 04/03判決6=直接実行行為に関与しない共謀者に共同正犯の刑責を負わせることの適法性
最高裁S44 04/03決定5=異議申立期間内にその申立をすることができなかった場合に当たらない事案
最高裁S44 04/01判決2=同一行為について法人税、重加算税、延滞税のほか刑罰を科すことの適法性
最高裁S44 04/01判決=運転者に報告義務を規定した道路交通法72条1項後段の規定の適法性
最高裁S44 03/28判決5=組織暴力団に属していた事実を経歴等とともに量刑の一資料としたにすぎない事案
最高裁S44 03/26決定=酒酔のために正常な運転ができないおそれがある状態を被告人が認識していた事案
最高裁S44 03/25決定=事件回付の措置は訴訟法上の手続ではないから不服の申立はできない
最高裁S44 03/24決定=風俗営業の一部を廃止しようとする場合でも「営業所の構造設備の変更」に当たる事案
最高裁S44 03/20判決4=原審の交通事故の事実認定では衝突は起こり得ないことになる破棄差戻し事案
最高裁S44 03/20決定3=刑事訴訟法406条の跳躍上告での不適法事案
最高裁S44 03/19決定=付審判請求事件の特別抗告棄却決定に対する不服申立の不適法事案
最高裁S44 03/18決定3=司法警察職員が事件を検察官に送致した後の押収に関する処分取消し裁判の抗告申立
最高裁S44 03/18決定2=裁判所は検察官等のした差押に関する処分に対して差押の必要性について審査できる
最高裁S44 03/17決定=違憲主張が原審において主張判断を経ない事項での不適法事案
最高裁S44 03/14決定2=原状回復義務の履行不能を予見しつつ不動産を処分した横領罪事案
最高裁S44 03/14判決=交通事故で被告人の弁解排斥に採証法則違背ないし重大な事実誤認の疑いがある事案
最高裁S44 03/11決定3=判例違反の主張が引用判例の判断でない不適法事案
最高裁S44 03/06決定4=上告趣意で裁判の延期を求めることの不適法事案
最高裁S44 03/04判決4=事実認定での鉄筋の当の取引価格に誤りがあっても破棄されない事案
最高裁S44 02/28判決4=未決勾留が刑の執行と重複する場合に重複期間の未決勾留日数を本刑に算入した違法事案
最高裁S44 02/27決定11=立木に処分権限があると誤信していた認めることができない事案
最高裁S44 02/27判決10=ドライミルク製造で死傷の結果が当然発生する砒素含有する製品での業務上過失致死事案
最高裁S44 02/27判決9=判例違反の主張がなんら判例に反する判断をしていない不適法事案
最高裁S44 02/27判決8=同一公訴事実に確定した略式命令があるのに更に略式命令しての非常上告事案
最高裁S44 02/26決定=量刑に当り犯行の罪質、態様、家庭の事情、性行、経歴等のほか前科を考量することは当然
最高裁S44 02/24決定=裁判所書記官の署名押印があるが裁判長もしくは裁判官の認印が欠けている場合の効力
最高裁S44 02/22決定2=弁護人として選任されない者が連名でも選任された弁護人の上告趣意として取り扱われた事案
最高裁S44 02/22決定=刑法47条の適用に関して誤りがあっても破棄されない事案
最高裁S44 02/17決定=原審が 刑事訴訟法60条所定の要件の存否を判断して決定および勾留の裁判をした事案
最高裁S44 02/14決定3=関税逋脱未遂の罪につき適用される法条に誤りのない事案
最高裁S44 02/13決定8=判例違反の主張で引用の判例がいずれも事案を異にした不適法事案
最高裁S44 02/07決定=再審請求で 刑事訴訟法436条1項所定の事由の主張がない不適法事案
最高裁S44 02/06決定4=一審判決言渡後控訴審で保釈されるまでの未決勾留日数は当然本刑に通算される
最高裁S44 02/05決定=原審の観念的競合罪を上告趣意で併合罪にあたると主張することは許されない
最高裁S44 02/03決定2=保釈保証金没取決定に対し告知、弁解、防禦の機会が与えられていなことの適法性
最高裁S44 02/03決定=刑事訴訟法318条が起訴状の訴因特定の有無に対する判断とは直接に関係がない
最高裁S44 02/01決定2=上告趣意が一審裁判所のした刑の執行停止決定に対する不服申立ての不適法事案
最高裁S44 02/01決定=刑事訴訟法448条2項の刑の執行停止決定は再審の裁判の言渡によって効力を失う
最高裁S44 01/25決定=刑事訴訟法368条(現削除)の意義
最高裁S44 01/22決定2=旧 刑事訴訟法で終結した事件に関しに旧法に基づく即時抗告の申立は許されていない
最高裁S44 01/22決定=上告棄却の決定に対する異議の申立が理由のない事案
最高裁S44 01/08決定=被告人に対する関係で事実の取調をしていることが記録上認められる事案
最高裁S43 12/25決定4=裁判官が不公平な裁判をするおそれがあるとは認められない事案
最高裁S43 12/24決定27=入場税法28条は違反行為を防止するために必要な注意をしない過失の存在を推定した規定
最高裁S43 12/24判決26=青信号で発進した運転手に「信頼の原則」によって過失がないとされた事案
最高裁S43 12/24決定25=勾留取消しの棄却決定取消し抗告で既に保釈されての不適法事案
最高裁S43 12/24決定24=事実の確定に影響のない法令の適用の誤りを理由とする第一審判決を破棄自判する場合
最高裁S43 12/24判決23=訴因とは別個の異なる安全確認注意義務を付加認定しているものでない事案
最高裁S43 12/24判決17=公職選挙法138条1項の戸別訪問罪は選挙人方を戸別に訪れ面会を求める行為で足りる
最高裁S43 12/24判決16=選挙運動のため戸別訪問での署名活動が無罪とした原審が破棄差戻された事案
最高裁S43 12/24決定15=道路交通法2条5号にいう道路の交わる部分ですみ切りがある場合の範囲
最高裁S43 12/24判決14=非弁護士に自己の法律事件の示談解決を依頼し報酬を与えた場合の弁護士法72条の教唆犯
最高裁S43 12/21決定=違憲主張が具体的主張のない不適法事案
最高裁S43 12/20決定8=証拠調請求却下決定に対する異議申立棄却決定は 刑事訴訟法433条1項に当たらない
最高裁S43 12/19判決6=一審無罪を事実の取調をすることなく訴訟記録と一審取調べ証拠のみで有罪とする不適法事案
最高裁S43 12/19判決5=被疑者取調べの最初に供述拒否権を告知している場合のその後の取調べの告知
最高裁S43 12/19決定=銃4挺の不法所持は包括一罪でこれと実包数33発の所持とが観念的競合の関係とされた事案
最高裁S43 12/18決定2=無罪判決の確定による刑事補償法1条1項の補償請求での交付事案
最高裁S43 12/17決定4=外国為替及び外国貿易管理法73条違反は裁判所法33条1項2号で簡易裁判所の専属管轄
最高裁S43 12/17判決3=道路標識の設置方法が適切でなく有効な終日右折進行を禁止規制がなされていない事案
最高裁S43 12/17判決2=一方の道路の交差点の入口に一時停止の道路標識がある場合の他方の運転手の注意義務
最高裁S43 12/12決定4=警察官が被告人の弁護人を依頼する権利を妨げたという事実がない事案
最高裁S43 12/11決定=脅迫文言を申し向けて被害者等を畏怖させて被害者側の請求を断念せしめた恐喝事案
最高裁S43 12/09決定=一審判決が男性優位の思想を根底にしたものではないことが明らかな事案
最高裁S43 12/06決定3=速度制限の道路標識が適法かつ有効なものであるとした原審の適法性
最高裁S43 12/05決定2=書証が公判期日において弁護人の同意を経て適法な証拠調が行なわれている事案
最高裁S43 12/04決定3=抗告申立の期間は被告人本人に対し送達された時から進行
最高裁S43 12/02決定=被告人を暴力団関係者として他の者と差別し不平等な取扱いをしていない事案
最高裁S43 11/29決定=違憲主張が単なる訴訟法違反の主張の不適法事案
最高裁S43 11/26決定3=重過失で人命を奪った場合には例外的に訴因変更手続を促しまたはこれを命ずべき義務がある
最高裁S43 11/26判決2=戸別訪問で立候補する確定的決意がなかった場合の公職選挙法138条1項違反の罪成立
最高裁S43 11/26決定=改正後の刑法45条を適用して一個の懲役刑を科すべきであったが刑訴法411条1号でない事案
最高裁S43 11/21判決7=売春婦を拘束して売春に従事させるに足りる支配関係があると認められない事案
最高裁S43 11/21判決6=核心をなす知情の点についてのみ事実の取調をした原審の適法事案
最高裁S43 11/21決定5=被告人の供述が任意性を欠き証明力が著しく低いことがない事案
最高裁S43 11/21決定4=公訴時効の完成していたことが明らかものを公訴提起しないことの適法性
最高裁S43 11/20決定3=地裁の判決に対し控訴申立事件を最高裁判所に移送することを許可しない事案
最高裁S43 11/20決定2=再審請求に関して単にその趣意書を差し出しているに過ぎない不適法事案
最高裁S43 11/20決定=特別抗告申立書が最高裁に提出され回送しされたが提起期間経過後となった不適法事案
最高裁S43 11/19決定5=殺人行為に全般的観察を怠り瞬間的部分的な攻防の態様にとらわれたものでない事案
最高裁S43 11/15決定16=違憲主張が事実誤認、単なる法令違反の主張による不適法事案
最高裁S43 11/15判決15=交差点における交通事故での「信頼の原則」による破棄差戻し事案
最高裁S43 11/14決定2=各供述調書中の自白に任意性があると認めた原審の適法性
最高裁S43 11/14決定=第一審が禁錮10月の刑を言い渡したのを原審が懲役8月の刑に変更した場合の刑訴法402条
最高裁S43 11/13決定4=刑事訴訟法366条1項は在監者の付審判請求事件の特別抗告申立に準用されない
最高裁S43 11/07決定7=違憲の主張が単なる訴訟法違反の主張での不適法事案
最高裁S43 11/07判決6=刑法59条の適用に誤りがあっても破棄されない事案
最高裁S43 11/07決定5=高度の酩酊にある者を放置しての保護者遺棄致死を認定した事案
最高裁S43 11/07決定2=刑法56条1項の「罪ヲ犯シ」は5年の期間内に犯罪の実行行為をしたか否かを基準
最高裁S43 10/31判決7=検察官に対する供述調書に任意性を疑うべき点は見出されない事案
最高裁S43 10/31決定3=付審判請求事件で抗告棄却に対し在監者の特別抗告申立書に関する刑訴法366条1項の準用
最高裁S43 10/29決定7=諸証拠は被告人の自白の補強証拠とするに足りるとする原審の適法性
最高裁S43 10/25決定2=抗告申立の期間は被告人本人に対し送達された時から進行をはじめる
最高裁S43 10/25判決=強盗殺人被告事件で疑わしきは被告人の利益の原理に従い被告人らの無罪事案
最高裁S43 10/24決定5=被告人の控訴取下に関する錯誤があっても控訴取下が有効な事案
最高裁S43 10/24決定4=被告人らの所為は暴力の行使であって労働組合の正当な団体行動に当たらない
最高裁S43 10/24決定3=刑法246条2項の詐欺罪の成立事案
最高裁S43 10/22決定2=被告人の自白のほか司法警察員の供述調書等を総合して判断した原審の適法性
最高裁S43 10/17判決8=昭和23年4月1日から最高裁の意見が大審院判決に反する場合は小法廷ですることができる
最高裁S43 10/17決定7=刑事の責任能力は行為の時に存在すれば足り結果発生の時まで存続する必要はない
最高裁S43 10/16決定=保釈保証金還付請求棄却決定の適法事案
最高裁S43 10/15判決5=原審に拳銃の数に誤認があっても判決に影響を及ぼさない事案
最高裁S43 10/15決定3=正犯に刑法180条2項が適用される場合の幇助者を訴追するについて告訴を要しない
最高裁S43 10/15判決2=窃盗と無免許運転の併合罪で無免許の有罪裁判が確定している場合の非常上告事案
最高裁S43 10/15決定=単なる私人としてでなく公務員としての立場でを行った刑法197条ノ4の斡旋収賄罪成立事案
最高裁S43 10/11決定=上告趣意の違憲主張が具体的主張を欠く不適法事案
最高裁S43 10/09決定=本件が牽連犯ではなく併合罪との主張は被告人に不利益な主張で不適法
最高裁S43 10/08判決9=弁護人を依頼する権利は被告人に権利行使の機会を与えその行使を妨げなければよい
最高裁S43 10/01決定=猥せつ図画販売被告事件上告申立で被告人死亡による公訴棄却事案
最高裁S43 09/26判決3=共犯者の犯罪事実に関する自白は被告人に対する関係で被告人以外の者の供述となる
最高裁S43 09/25判決=没収できなくなった場合の没収に代えて追徴すべき賄賂の価額の算定すべき基準時
最高裁S43 09/24判決7=事実審裁判所がその合理的裁量により不必要と認める証人申請却下の適法性
最高裁S43 09/24判決6=共犯者に対し被告人と共通の犯罪事実について有罪の判決をした裁判官に対する忌避原因
最高裁S43 09/24決定5=供与等の本位的訴因と饗応接待の予備的誘因との間に公訴事実の同一性がある事案
最高裁S43 09/24決定4=上告趣意で判例違反の主張が事案を異にした不適法事案
最高裁S43 09/19判決3=必ずしも被告人の自白の各部分について一々補強証拠を要するものではない事案
最高裁S43 09/17決定5=無断で自転車を長時間乗り回し元の位置に戻しても不正領得の意思が認定された事案
最高裁S43 09/17決定4=郵便送達報告書の記載内容に疑いがある場合に取り調べず異議申立を棄却した違法事
最高裁S43 09/17決定2=傷害の手段として監禁があってもその行為の性質から牽連犯でない事案
最高裁S43 09/17決定=被害者の受けた傷害が姦淫の手段である暴行の場合の強姦致傷罪の成立事案
最高裁S43 09/16決定=最高裁の裁判官全員を忌避する申立が訴訟を遅延させる目的とみなされた却下事案
最高裁S43 09/13決定=起訴前の接見交通の日時場所の指定処分の抗告申立で起訴されての棄却事案
最高裁S43 09/11決定=勾留中の被告人がその事件で実刑判決を受け確定した場合は保釈の問題を生じない
最高裁S43 09/10決定=道路交通法64条、118条1項1号(無免許運転)が法定刑の最高限度として懲役六月の適法性
最高裁S43 09/07決定=証拠決定に対する異議申立棄却決定は 刑事訴訟法433条1項に該当しない
最高裁S43 08/29決定3=最高裁がした抗告棄却決定に対する特別抗に対する異議申立の不適法事案
最高裁S43 08/27決定5=最高裁のした上告棄却の決定に対し異議申立をした不適法事案
最高裁S43 08/02判決6=根拠の薄弱な計算で被告人の弁解を軽々しく排斥して著しく採証法則に違背した違法事案
最高裁S43 07/25判決3=公判廷における被告人の自白は憲法38条3項の「本人の自白」に含まれない
最高裁S43 07/24決定=少年を成人と誤認し家裁経由でなく公訴を受理し定期刑を科したことでの再審理由
最高裁S43 07/19判決3=外為法違反の罪の成立を認めた一審と認容した原審に法令の解釈、適用を誤った違法事案
最高裁S43 07/19判決2=一切の情状を考慮し原審の実刑を破棄し執行猶予が言い渡された事案
最高裁S43 07/18決定2=保証書を差し入れた者も保釈保証金没取決定に対し不服申立(抗告)をすることができる
最高裁S43 07/16判決12=死刑を科することもまことにやむを得ないとして一審判決を支持した原審の適法性
最高裁S43 07/16決定11=刑の執行猶予を言い渡すか否かは事実審の裁量に属し経験則に反しないかぎり違法でない
最高裁S43 07/16決定10=釈保証金没取の決定で被告人および代理人に陳述の機会を与えなかったっことの適法性
最高裁S43 07/16決定8=正当防衛の成立を否定した原審の判断の適法性
最高裁S43 07/16決定7=証拠調べで違法な点があっても判決に影響を及ぼさない事案
最高裁S43 07/16判決6=信号機のない交差点で事故の発生を未然に防止すべき業務上の注意義務はない事案
最高裁S43 07/16決定5=酒気帯び運転の点等を犯罪事実として認定したものではなく量刑の一資料として考慮した事案
最高裁S43 07/16決定3=兇器準備集合の所為と暴力行為等処罰に関する法律違反の所為とが併合罪関係の事案
最高裁S43 07/16判決2=交差する双方の幅員が殆んど等しく一方に一時停止の標識がる場合の他方の徐行義務
最高裁S43 07/12判決=労組員が知事公舎から退去要求を拒否したことによる住居不退去罪の成立事案
最高裁S43 07/11決定5=執行猶予言渡取消決定に対する即時抗告棄却決定特別抗告が係属中に猶予期間が満了の場合
最高裁S43 07/11判決4=勾留請求の日の翌日以降に勾留状があり執行がなされた場合の未決勾留日数の起算日
最高裁S43 07/10決定=保釈保証金没取決定で予め告知、弁解、防禦の機会が与えられていないことの適法性
最高裁S43 07/09決定6=犯人が他人を教唆して自己を隠避させたときは犯人隠避罪の教唆犯が成立する
最高裁S43 07/06決定=被告人の自動車運転行為の業務性を明らかにした業務上過失傷害事案
最高裁S43 07/05判決=特定郵便局長による郵便切手類等販売に関する詐欺罪および業務上横領罪の成立事案
最高裁S43 07/04決定5=控訴趣意書を控訴申立をした検察官が作成し控訴裁判所の検察官が提出することの適法性
最高裁S43 07/04決定4=検察官に対する供述調書により被告人の自白が証拠上補強されている事案
最高裁S43 07/04決定2=少年を成人と誤認して有罪の確定判決は刑事訴訟法435条6号の再審事由に当たらない
最高裁S43 07/02判決=原審が被告人に対し極刑を科したのはまことにやむを得ない事案
最高裁S43 06/28判決=境界毀損罪が成立するための要件
最高裁S43 06/27決定10=刑事訴訟法433条1項を除き更に抗告をすることができないことの適法性
最高裁S43 06/26決定3=供述調書に任意性があるとした原審の判断に誤りがあるとは認められない事案
最高裁S43 06/26決定2=銃砲刀剣類所持等取締法の法条の適用に誤りがあっても破棄されない事案
最高裁S43 06/26決定=判決列記の証拠を総合して被告人に殺意があつたことを認定している原審の適法性
最高裁S43 06/25決定6=外国人が自国(インド)の言語で記載した上告趣意書の不適法事案
最高裁S43 06/25決定5=弁護人選任届の提出のない弁護人からの上告趣意の不適法事案
最高裁S43 06/25決定4=高裁に通常の抗告をすることができのに最高裁にした不適法事案
最高裁S43 06/25決定2=漁業協同組合参事が上司の決裁をなく融通手形を作成したことによる有価証券偽造罪事案
最高裁S43 06/25決定=職権による公判期日外の証人尋問で被告人に証人の氏名立証趣の知る機会を与えなっか場合
最高裁S43 06/24決定=被告人に対し韓国籍を有する外国人であるため差別的科刑をしたと認められない事案
最高裁S43 06/19判決=保釈請求却下決定の謄本が被告人と弁護人に日を異に送達された場合の抗告申立の起算日
最高裁S43 06/18決定3=同一の機会に同一の被害者から千円をすり取り次に取ろうとして逮捕された場合の罰条
最高裁S43 06/18判決2=他の共犯者が起訴されずあるいは軽く処罰され被告人だけが重く処罰されたことの適法性
最高裁S43 06/18判決=被告人の供述調書に任意性を疑うべき点は見出されないとした原審の適法性
最高裁S43 06/14判決3=傷害罪法定刑のうち罰金の最高額を超過しての非常上告事案
最高裁S43 06/14判決=盗犯等の防止及び処分に関する法律3条の適法性
最高裁S43 06/13判決7=自動車の僅かな間を通過するような自殺的行為に等しいことまで予見できないとされた事案
最高裁S43 06/13決定6=被告人を出納責任者であるとした原審の判断の適法性
最高裁S43 06/12決定=保釈保証金等を納付等しした被告人以外の者の保証金没取決定に対する不服申立権
最高裁S43 06/06判決=注文者が代金を支払える見込もその意思もないのに単純に商品買受の注文をした欺罔行為
最高裁S43 06/05決定2=一審判決挙示の証拠で認定できないところがあっても判決に影響を及ぼさない事案
最高裁S43 06/05決定=午前2時頃に県道につながる村道に近接した共同墓地の墓碑を押倒した刑法188条1項事案
最高裁S43 06/03決定=強姦の事実関係の誤認があっても判決にも影響を及ぼさない事案
最高裁S43 05/31決定3=被告人を保釈中のところ指定された制限住居居住の条件に違反しの保釈取消し事案
最高裁S43 05/29決定=旧法事件に関して刑訴応急措置法18条の即時抗告の理由に当たらない事案
最高裁S43 05/24決定2=建造物の解体材料を領得する目的で建造物を解体した場合の窃盗罪、建造物損壊罪成立事案
最高裁S43 05/23決定4=共有土地を表面上単独所有者としして売り渡した場合の横領罪成立事案
最高裁S43 05/23判決=自動車の売却代金を着服横領したものと認定した原審に審理不尽の違法がある事案
最高裁S43 05/22決定2=違憲の主張が単に抽象的にいうのみの不適法事案
最高裁S43 05/22決定=他人より手形割引の委託を受けた者が現金を受領し着服または費消する場合は横領罪を構成
最高裁S43 05/15決定=被疑者の供述調書で被疑者および司法警察員の署名押印がない場合の刑法258条
最高裁S43 05/02判決9=なんらのおちどもない前途有為の青年2人を邪推による恨みで殺害しての死刑事案
最高裁S43 05/02判決8=なんらのおちどもない夫妻を被告人の欲望充足のために強盗殺人しての死刑事
最高裁S43 05/02判決7=道路交通法72条1項後段の規定により事故内容の報告義務を課することの適法性
最高裁S43 05/01決定2=最高裁判決の判決訂正の申立で判決の内容に誤のあることを発見しない不適法事案
最高裁S43 04/30決定=商品仲買人の従業者が商品取引所法91条1項違反の場合は同法161条1号、163条で処罰
最高裁S43 04/26判決6=適用罰条に規定されていない刑を言い渡した違法での破棄自判事案
最高裁S43 04/26判決4=一審判決が被告人に対し極刑を科したのはまことにやむを得ないものと認められる事案
最高裁S43 04/26判決3=払い下げに関して公務員が会計法規に違反する認識あっても国の損害での背任罪不成立事案
最高裁S43 04/26判決2=併合罪の関係にある訴因に対する判断を遺脱しても刑事訴訟法411条1号に当たらない事案
最高裁S43 04/24決定2=判例違反の主張が既に変更されている場合の不適法事案
最高裁S43 04/23決定5=博徒仲間でどのような地位かは情状の一つとして考慮されることは当然の理
最高裁S43 04/23決定4=詐欺の犯罪事実を認定しこれを重ねて処罰する趣旨で重く量刑したものでない事案
最高裁S43 04/18判決2=利害の相反する被告人らが選任した同一の弁護人の出頭による審判の訴訟法上の適法性
最高裁S43 04/16決定9=旧法事件で訴訟法において特に定める抗告とは刑訴応急措置法18条による抗告のみ
最高裁S43 04/16決定8=刑訴応急措置法18条1項の定める適法な特別抗告の理由とならない事案
最高裁S43 04/16判決7=原審の未決勾留日数中30日を一審判決の本刑に算入する旨言い渡した違法事案
最高裁S43 04/16決定6=被告人らの所為が暴力の行使としてその正当性を認めることができない事案
最高裁S43 04/16決定5=違憲主張が原審における主張判断を経ていない不適法事案
最高裁S43 04/16決定4=警察官から取調の際暴行を受け自白を強要されたことのない事案
最高裁S43 04/16判決3=個人犯罪行為での起訴が法人の機関としてその業務に関してのものと認定することの適法性
最高裁S43 03/30決定=公職選挙法221条3項を適用している違法があっても破棄されない事案
最高裁S43 03/29判決6=重加算税は行政上の措置でこれと本来の刑罰を併科することの適法性
最高裁S43 03/29判決2=犯等の防止及び処分に関する法律3条の「此等ノ罪」には従犯も含む
最高裁S43 03/28決定6=審理の経過に徴すれば本件審理が迅速を欠いたものとはいえない事案
最高裁S43 03/28判決5=前科を量刑上参酌したことの適法性
最高裁S43 03/27決定=刑法249条2項でなく1項を適用したことに違法があっても判決に影響を及ぼさない
最高裁S43 03/26判決3=自動車運送事業の経営を全面的に免許制とした道路運送法4条等の適法性
最高裁S43 03/26決定2=大蔵事務官の職務の執行がいずれも適法であると認められる事案
最高裁S43 03/26決定=異議申立を棄却した原裁判所が高裁の民事第三部であることの適法性
最高裁S43 03/22決定=昭和25年東京都条例44号集会、集団行進及び集団示威運動に関する条例の適法性
最高裁S43 03/21判決2=公選法の金銭供与の罪の共同謀議で供与等の罪に無罪判決が確定している場合の交付罪
最高裁S43 03/18決定=第三者の供述に基いてひき逃げの事実を認定したことの適法性
最高裁S43 03/16決定=道交法26条1項の「先行車が急に停止したとき」は制動機以外の異常な停止をした場合も含む
最高裁S43 03/15判決7=故意の認定については自白の外に直接の補強証拠を必要としない
最高裁S43 03/07判決5=労働組合法の争議行為でいわゆる正当性の限界を越え罪責を認めた原審の適法性
最高裁S43 03/07決定4=干拓事業の事前調査妨害で刑法234条の威力業務妨害罪の適用の適法事案
最高裁S43 03/06決定=判例違反の主張が刑法249条1項の未遂罪よりも重い同条2項の既遂の罪となる不適法事案
最高裁S43 02/29判決3=裁判が迅速を欠いたとしてもそれだけでは原判決を破棄する理由にならない
最高裁S43 02/29決定2=押収物の提出者が「被害者に返して下さい」等の申出の撤回を許すべきではない事案
最高裁S43 02/28決定=公職選挙法221条3項の適用に違法があっても判決に影響を及ぼさない事案
最高裁S43 02/27判決8=モーターボート競走法27条2号の規定の適法性
最高裁S43 02/27決定4=飲酒の際酒酔い運転の意思が認められる場合は刑法39条2項で刑の減軽をすべきではない
最高裁S43 02/23判決6=少年法20条による決定をした裁判官が刑事事件の審判に関与した場合の裁判官除斥の原因
最高裁S43 02/22決定5=被告人の利益を無視しひたすら結審を急いだと認むべき証跡がない事案
最高裁S43 02/22決定4=証人6名および被告人本人を尋問して被告人に対し審級の利益を奪ったものではない事案
最高裁S43 02/22決定3=刑事訴訟法504条で高裁に即時抗告できるものを最高裁にした不適法事案
最高裁S43 02/20判決3=背任罪の時効完成による不起訴処分が民事訴訟法420条(現388条)2項を満たす要件
最高裁S43 02/15決定2=送達に手違いによって新たに上告趣意書差出最終日を定めた事案
最高裁S43 02/12決定=受取った現金が費用か謝礼か区分できない場合の全額に賄賂収受罪が成立した事案
最高裁S43 02/08決定2=刑法45条後段の適用では罪の終了の時を以って基準とすべき
最高裁S43 02/08決定=ポリグラフ検査結果回答についてと題する書面が刑訴法326条1項の書面とされた事案
最高裁S43 01/31決定2=法廷等の秩序維持に関する法律3条2項による行為者の拘束および2条による制裁の適法性
最高裁S43 01/31決定=少年法35条に定める適法な再抗告の理由に当たらない事案
最高裁S43 01/25決定5=被告人の上告棄却の裁判が刑訴法501条「裁判の解釈について疑があるとき」でない事案
最高裁S43 01/25決定4=逃亡により刑の執行をのがれている者に対する保釈保証金没取事案
最高裁S43 01/19決定2=判決は公判廷の宣告で適法に成立し後の通知の誤りは判決の効力に影響を及ぼさない
最高裁S43 01/18決定2=会社に対する闘争手段として3度に渉りビラを貼り付けた行為による刑法260条、261条事案
最高裁S43 01/18決定=「人の噂であるから真偽は別として」で公務員の名誉毀損の事実を摘示した場合の刑法230条ノ2
最高裁S43 01/17決定2=被告人の上告を棄却した最高裁は 刑事訴訟法501条にいう刑の言渡をした裁判所ではない
最高裁S43 01/17決定=略式手続で被告人の支配人からの正式裁判請求の不適法事案
最高裁S42 12/26判決7=原審における未決勾留日数中に確定刑の執行と重複する部分がある不適法事案
最高裁S42 12/26決定6=貧富の度合いを刑の量定の基準とするものでなく示談成立がないことを一資料としている事案
最高裁S42 12/26決定5=再審請求で趣意書に原決定の謄本、証拠書類および証拠物がない不適法事案
最高裁S42 12/26決定3=訴因の記載に不備があっても罰条の記載と併せ読めば犯罪事実が特定できる事案
最高裁S42 12/25決定=最高裁の決定で主文と理由の法条の一部が削除された事案
最高裁S42 12/21決定10=不法監禁中になされた暴行による監禁罪と傷害罪の併合罪事案
最高裁S42 12/21決定9=最高裁判事の忌避する旨の申立の却下事案
最高裁S42 12/21判決4=無免許運転の犯罪事実を認定で被告人の自白のほかに補強証拠の存在することを要する
最高裁S42 12/21決定2=土地所有者の氏名を冒用して起訴前の和解による和解調書で所有権移転した場合の詐欺罪
最高裁S42 12/20決定=再度の逮捕で 刑事訴訟規則142条1項8号所定の事項の記載画ない場合の適法事案
最高裁S42 12/19判決5=上告審に送付するまでに1年の時日を経過しても量刑判断を不当とする事由とならない
最高裁S42 12/19決定=執行官が占有者を誤認してなされた仮処分の執行に対する封印破棄罪の成立事案
最高裁S42 12/15判決4=刑法185条および186条の規定の適法性
最高裁S42 12/14決定6=裁判告知の方式に違背し違法があっても勾留期間延長決定が無効とならない事案
最高裁S42 12/14決定3=他人が拳銃を携帯所持するとを認識して拳銃購入の斡旋行為は拳銃不法所持の幇助犯
最高裁S42 12/13決定4=裁判告知の方式に違背し違法があっても勾留期間延長決定が無効とならない事案
最高裁S42 12/13決定3=裁判告知の方式に違背し違法があっても勾留期間延長決定が無効とならない事案
最高裁S42 12/13決定2=裁判告知の方式に違背し違法があっても勾留期間延長決定が無効とならない事案
最高裁S42 12/13決定=裁判告知の方式に違背し違法があっても勾留期間延長決定が無効とならない事案
最高裁S42 12/12決定2=職権で異議申立期間(3日間)を20日間に延長された事案
最高裁S42 12/04決定=被告人らの所為がその正当性の限界を逸脱するものであるとした事案
最高裁S42 12/02決定=ミストルコらの行為をさせたことによる児童福祉法34条1項9号違反事案
最高裁S42 12/01判決2=単純横領罪で一切の情状を考慮して原審の実刑を破棄し執行猶予が付された事案
最高裁S42 11/30判決6=刑法204条、罰金等臨時措置法3条1項1号で傷害罪の法定刑を超過した簡裁の破棄自判事案
最高裁S42 11/28決定6=監禁罪および強要罪の成立を認めた原審の適法性
最高裁S42 11/28決定5=売春防止法12条の「居住させ」は居住場所に対する事実上の支配関係を有するもので足りる
最高裁S42 11/28決定4=付審判請求事件抗告棄却決定の抗告申立に具体的な理由がない不適法事案
最高裁S42 11/28決定3=最高裁決定に対する異議申立期間経過後の申立による不適法事案
最高裁S42 11/28決定2=共同代表取締役の1人が他の共同代表取締役の署名印章を冒用した文書での文書偽造罪事案
最高裁S42 11/28決定=検察官による裁判官への一覧表の提示が刑事訴訟法256条6項の「書類」でない事案
最高裁S42 11/25決定=逮捕行為につき違法性阻却事由が認められないとした原審の適法性

最高裁S42 11/24決定2=第一審判決に訴訟手続上の瑕疵が治癒されたものと認められた事案

最高裁S42 11/21判決2=供述調書に強制、暴行、脅迫により得られたと疑うべき証跡は存しない事案
最高裁S42 11/09決定4=正当な争議行為として社会通念上許容される手段、方法の限界をこえた威力業務妨害罪事案
最高裁S42 11/02決定5=売春防止法14条は違反行為防止のために必要な注意を尽さない過失の存在を推定した規定
最高裁S42 11/02決定4=労働組合法1条2項の労働組合の正当な行為に当らない暴力の行使と認定された事案
最高裁S42 11/02決定2=被告人の行為が不動産侵奪罪に当る事案
最高裁S42 10/31決定8=判決に影響を及ぼすことが明らかな事実の誤認があるとはいえない事案
最高裁S42 10/31決定7=刑事訴訟法435条6号の「原判決において認めた罪より軽い罪」の意義
最高裁S42 10/26決定=刑法54条1項前段を適用していない違法があっても判決に影響を及ぼさない事案
最高裁S42 10/25決定5=暴力の行使に当ることが明らかで労働組合法1条2項の労働組合の正当な行為でない事案
最高裁S42 10/25決定4=暴力の行使に当ることが明らかで労働組合法1条2項の労働組合の正当な行為でない事案
最高裁S42 10/25決定3=暴力の行使に当ることが明らかで労働組合法1条2項の労働組合の正当な行為でない事案
最高裁S42 10/25決定2=実力行使で局長室に侵入した労働組合法1条2項の労働組合の正当な行為でない事案
最高裁S42 10/24決定=交通事故を起した者と同乗者が事故被害者を道路に転落させた行為に因果関係がない事案
最高裁S42 10/19決定3=暴力の行使に出たもので労働組合法1条2項の労働組合の正当な行為でない事案
最高裁S42 10/19判決2=裁判官が以前に同一の犯罪事実に関し共犯者の別件の審理判決に関与した者である場合
最高裁S42 10/17決定2=控訴裁判所の控訴趣意書差出最終日の通知に関して必要的弁護事件の場合
最高裁S42 10/14決定=判例違反の主張が判例を変更すべきであると主張での不適法事案
最高裁S42 10/13判決3=被告人に有利な諸般の事情を充分斟酌しても死刑をやむを得ない事案
最高裁S42 10/13判決2=確実な根拠もないのに業者から賄賂を収受した旨の記事を掲載しての名誉毀損罪事案
最高裁S42 10/13判決=右折を始めようとする原動機付自転車の運転者の後方からの車に対する注意事務
最高裁S42 10/12判決3=事故から20分後の報告が「事故発生後直ちにもよりの警察署の警察官に報告」でない事案
最高裁S42 10/12決定2=高圧ガス販売業者のガス器具設置方法に過失があった場合には業務上失火罪が成立
最高裁S42 10/12判決=関税法111条1項の「価格」はその犯罪が行なわれた当時における犯罪貨物の国内卸売価格
最高裁S42 10/05決定2=法令の適用を誤った場合でも 刑事訴訟法411条を適用すべきものとは認められない事案
最高裁S42 10/03決定5=表現の具体性・露骨性と関係なく内心の思想そのものを処罰の対象としたものでない事案
最高裁S42 10/03判決4=巡査作成の道路交通法違反現認報告書の記載が自白を補強するものと認とめられる事案
最高裁S42 10/03判決3=勾留の理由( 刑事訴訟法60条1項)が存続し継続する必要があるための勾留期間を更新事案
最高裁S42 10/03判決2=被告人の捜査官に対する自白と被害者である私服警官の供述に多くの疑いがある事案
最高裁S42 10/03判決=米国軍事裁判所において無罪の判決を受けている場合の日本の裁判所での裁判の合憲性
最高裁S42 09/28決定4=刑法48条2項の適用を誤った違法があっても破棄されない事案
最高裁S42 09/28判決3=刑事訴訟法321条1項2号但書の「前の供述を信用すべき特別の状況」の存否についての判断
最高裁S42 09/25決定=上告棄却決定で異議申立理由書が異議申立期間内に提出されない場合
最高裁S42 09/22判決=上告趣意の違憲の主張が前提を欠く違法事案
最高裁S42 09/21決定6=賭博開帳図利罪で共犯者の利益を図ることは図利の目的となる
最高裁S42 09/20決定=誤信によって上訴の提起期間内に上訴をすることができなかった事案
最高裁S42 09/19決定9=争議行為がで暴力を伴う労働組合法1条2項の適用がない事案
最高裁S42 09/19決定8=公訴事実である旨の表示を欠いていても起訴状としての適法要件を欠くものでない事案
最高裁S42 09/19決定6=申立人、代人の責に帰すことができない事由で異議申立期間内にできなかった場合でない事案
最高裁S42 09/19決定5=関税法違反等被告事件で押収物を仮に還付の請求に対する却下事案
最高裁S42 09/19決定2=被告人の所為が売春防止法12条に該当する事案
最高裁S42 09/14決定4=酒気を帯び運転した旨の事実を認定したものではな量刑の一資料として考慮した事案
最高裁S42 09/13決定=刑事訴訟法212条2項4号の「誰何されて逃走しようとするとき」に当たる事案
最高裁S42 09/12判決5=被告人の側からみて過重の刑であるとしてもこれを「残虐な刑罰」とはいえない
最高裁S42 09/12判決4=刑法21条で未決勾留日数を本刑に算入するかどうかが自由裁量であることの適法性
最高裁S42 09/07判決4=有印私文書偽造、同行使の犯罪事実が挙示する証拠によって証明することができない事案
最高裁S42 09/01判決3=一審裁判所が検察官の訴因罰条の予備的変更請求を許可した手続に違法がない事案
最高裁S42 09/01決定2=犯罪事実に公訴事実である旨の表示を欠いていても適法な起訴状とされた事案
最高裁S42 08/31決定3=検察官の請求で一審でなされていない現場検証を控訴審で新たに施行した措置の適法性
最高裁S42 08/31判決2=起訴状記載の訴因につき有罪判決が得られる場合の訴因、罰条の追加、撤回、変更の請求
最高裁S42 08/31決定=起訴前の段階における勾留および勾留中の捜査官の取調べの場合の別件の拘留の効力
最高裁S42 08/28決定4=労働組合員による管理権者の受認すべき限度を超えた庁舎内立入での建造物侵入罪事案
最高裁S42 08/28決定2=審判請求を棄却する決定に対して直接、最高裁に特別抗告の申立をした不適法事案
最高裁S42 08/28決定=委任状を偽造して抵当権を設定して登記済証をみせて現金を騙取した場合の罪数
最高裁S42 08/17決定2=被告人が船舶職員法18条1項に規定する船舶所有者に該当するとされた事案
最高裁S42 08/17決定=同一の裁判官が共犯者の公判審理に関与しても忌避の理由とはならない事案
最高裁S42 08/01決定2=刑の執行猶予言渡取消手続の抗告審が口頭弁論を開くことなく非公開の裁判の適法性
最高裁S42 07/25判決4=被告人等の犯情が極刑に値すると認めた量刑もまことにやむをえない事案
最高裁S42 07/25決定2=裁判所のとった公判期日の続行の措置がその裁量権の範囲を逸脱したものでない事案
最高裁S42 07/22決定=上訴を制限している 刑事訴訟法361条の適法性
最高裁S42 07/20判決6=記録に徴しても各供述調書の任意性を疑うべき証跡は認められない事案
最高裁S42 07/20決定5=文書頒布により破壊活動防止法38条2項の実行の可能性、蓋然性が客観的に存在しない事案
最高裁S42 07/20決定3=第二葉に記載された犯罪事実が公訴事実との表示を欠いているが起訴状として有効事案
最高裁S42 07/18決定2=刑事訴訟法501条にいう「裁判の解釈について疑があるとき」の意義
最高裁S42 07/14判決2=被告人の行為に対し極刑を科したことはその犯情に照らしまことにやむをえない事案
最高裁S42 07/14判決=物品税法22条の両罰規定における事業主としての法人または人に対する公訴時効は3年
最高裁S42 07/12決定=最高裁のした決定に対しては法律上抗告の申立をすることは許されていない
最高裁S42 07/06決定6=職業安定法63条2号違反の罪と児童福祉法34条1項9号等の罪とは牽連犯の関係にない事案
最高裁S42 07/06判決5=同種の違反者が検挙されずまたは起訴されずに被告人が起訴され処罰されることの適法性
最高裁S42 07/05決定3=最高裁は 刑事訴訟法501条にいう「刑の言渡をした裁判所」ではない
最高裁S42 06/30決定5=火災が焚火が原因であると認められる旨の原審の適法性
最高裁S42 06/27判決5=権利行使でも手段方法が社会通念上一般に受忍限度を逸脱したものである場合は恐喝罪
最高裁S42 06/27判決4=事実審裁判所がその合理的裁量により不必要と認めた精神鑑定の申請却下の適法性
最高裁S42 06/23決定5=麻薬中毒者が麻薬を他人から譲り受ける行為とこれを自己に施用する行為とは併合罪の関係
最高裁S42 06/23判決4=賭博を処罰する刑法の規定の適法性
最高裁S42 06/22決定6=刑の執行猶予の言渡を取り消しても同一の犯罪について重ねて処罰するものではない
最高裁S42 06/21決定=各供述調書の任意性を疑うべき証跡は存しない事案
最高裁S42 06/20決定5=被告人が本件犯行当時心神耗弱の状態にあったとする原審の適法性
最高裁S42 06/20判決=少年事件で家裁送致決定を経ることなしでなされた略式命令での非常上告事案
最高裁S42 06/15決定2=監禁致傷と強姦とを併合罪とした一審判決の判断の適法性
最高裁S42 06/13判決3=税務署に押しかけての暴力行為は正当な争議行為とはいえない事案
最高裁S42 06/09判決5=無免許運転、酩酊運転および業務上過失致死の各罪が併合罪の関係
最高裁S42 06/09判決3=同一の事実につき公訴提起され重ねての略式命令での非常上告事案
最高裁S42 06/08判決3=刑法45条前段の適用を誤っても破棄されない事案
最高裁S42 06/07決定=判例違反の主張が新 刑事訴訟法の適用される本件では適切でない事案
最高裁S42 05/26判決4=勾留と競合して罰金刑の換刑処分たる労役場留置の執行が行なわれた場合の刑法21条
最高裁S42 05/26決定2=盗犯等の防止及処分に関する法律1条2項の「誤信」に当たらない事案
最高裁S42 05/26決定=前審の裁判をした裁判官が再審請求事件の審理手続から除斥されるものではない
最高裁S42 05/25判決7=上告趣意が事実誤認、単なる法令違反の主張の不適法事案
最高裁S42 05/25判決4=一審の訴因罰条で誤りはないとして控訴審で新たに追加された訴因罰条で犯罪成立の場合
最高裁S42 05/25決定3=年末年始の神社の餅まきで124名の死者を出しての神社職員の過失致死罪(弥彦神社事件)
最高裁S42 05/24決定3=双方の控訴申立で被告人が取り下げた場合において控訴棄却の判決に対する被告人から上告
最高裁S42 05/19決定6=勾留に対する準抗告の棄却決定の特別抗告で公訴を提起されず釈放された場
最高裁S42 05/19決定3=当事者本人尋問が嘱託によつて行なわれた場合の訴訟代理人の出頭費用
最高裁S42 05/19決定=犯罪後の法律により刑の変更があった場合の公訴時効の期間の判断
最高裁S42 05/17決定=上告棄却決定前に被告人の死亡が戸籍抄本で明らかな場合の裁判所の措置
最高裁S42 05/04判決=検察官の控訴申立により控訴審が第一審判決の刑を重く変更することの適法性
最高裁S42 04/27判決8=共犯者の犯罪事実に関する供述は被告人に対する関係においては被告人以外の者の供述
最高裁S42 04/27決定3=監禁罪の手段としての暴力行為等処罰ニ関スル法律1条の暴行脅迫は監禁罪に吸収
最高裁S42 04/25決定6=検察官の訴因変更を請求しない事実に対し実体的審判を下したものとは認められない事案
最高裁S42 04/25判決5=饗応接待の共謀は本人の自白以外に証拠がなくとも挙示の証拠を綜合して認定できる事案
最高裁S42 04/25判決4=公職選挙法の規定に基づいて被告人の選挙権、被選挙権が停止されることの適法性
最高裁S42 04/25判決3=被告人の前科の罪名に誤りがあっても判決に影響を及ぼさない事案
最高裁S42 04/25決定2=控訴裁判所が刑事訴訟法386条1項により控訴を棄却した決定に対する上告申立
最高裁S42 04/14判決2=未決勾留日数がまったく存在しないのに在るとして本刑に算入した違法事案
最高裁S42 04/14決定=被告人と共謀の上で各約束手形を偽造したこと認定した原審の適法性
最高裁S42 04/13判決3=公職選挙法211条訴訟で担当検察官の交替、変更、2名以上の検察官の事件担当がある場合
最高裁S42 04/13決定2=儀礼刀が銃砲刀剣類等所持取締法3条1項、2条2項の「刀剣類」に当る事案
最高裁S42 04/11決定5=審判請求書に被疑者および犯罪事実の特定がなく適式な証拠の記載もない不適法事案
最高裁S42 04/07決定4=最高裁は 刑事訴訟法502条の「言渡をした裁判所」には当らない
最高裁S42 04/04決定2=上告取下げにより弁護人を選任し報酬を支給した訴訟費用を被告人に負担さた事案
最高裁S42 04/04決定=供与に関する本位的訴因と予備的訴因との間に公訴事実の同一性が認められる事案
最高裁S42 04/03決定=弁償に用いた株券は偽造の疑があって無価値のため弁償がなかったと認定された事案
最高裁S42 03/31決定7=自由心証主義を規定した 刑事訴訟法318条の適法
最高裁S42 03/30決定8=賭博開張図利の行為は何人に対しても禁止されこれによって何人も差別なく処罰される
最高裁S42 03/30決定7=最高裁の上告棄却決定に対する異議の申立の不適法事案
最高裁S42 03/30決定6=麻薬犯ということで偏見をもって審理に臨んだ事実は認められない事案
最高裁S42 03/30決定5=収受した金銭と同額の金員を贈賄者に返還した場合での収受した利益を追徴の適法事案
最高裁S42 03/30判決4=道路交通法72条1項後段の規定の適法性
最高裁S42 03/30決定=偽造した県立高校の卒業証書を父親に提示したことによる偽造公文書行使罪成立事案
最高裁S42 03/24判決4=被告人の統率する輩下の前科前歴等を量刑上参酌するこの適法性
最高裁S42 03/24判決3=賭博罪に関する部分は係属していない事件でこれを審判をした違法がある事案
最高裁S42 03/24判決2=一審判決が被告人の所為に対し極刑を科したことはその犯情に照らしまことにやむを得ない
最高裁S42 03/23決定6=数個の窃盗行為が常習累犯窃盗を構成する場合は集合的一罪で併合罪を構成しない
最高裁S42 03/21決定=刑法上の公務員である村議会議員としての職務権限に関連して金品の授受が行なわれた事案
最高裁S42 03/17決定2=放火罪の放火の手段方法に関し択一的事実摘示の方法の適法事案
最高裁S42 03/16判決5=退去に応じないため作業を中止に追い込まれた威力業務妨害罪成立事案
最高裁S42 03/16決定4=交通事故で臨機の措置を講じて危害の発生を未然に防止すべき任意義務があるとされた事案
最高裁S42 03/16決定=運転者等を教唆して道交法72条1項の義務違反をさせたような場合の同法73条の妨害罪
最高裁S42 03/15決定=被告人の出頭を要しない控訴審の手続で 刑事訴訟法291条2項が準用されないことは明白
最高裁S42 03/14決定7=関税法違反と所論拳銃不法所持は観念的競合の関係とはならない
最高裁S42 03/14判決6=量刑で犯人の性格、経歴、環境あるいは犯行の社会的背景などを審査するっことの適法性
最高裁S42 03/14決定5=無免許運転の罪と業務上過失致死の罪とが観念的競合関係に立つとは認められない
最高裁S42 03/09決定5=放火を重過失失火罪成立要件の注意義務の存在を認定する資料として判示することの適法性
最高裁S42 03/09判決4=鉄道公安職員に対し暴行、脅迫を加えてその職務の執行を妨害した公務執行妨害罪事案
最高裁S42 03/09決定3=暴行の事実と訴因罰条変更請求書記載の殺人の事実との間に公訴事実の同一性がある事案
最高裁S42 03/08決定2=小切手の合計額にくちがいがあっても破棄されない事案
最高裁S42 03/08決定=刑法26条2号の刑の執行猶予の言渡取消の合憲性・刑法26条第2号の「猶予ノ言渡前」の意義
最高裁S42 03/07判決2=営利の目的をもつ者ともたない者とが共同して麻薬取締法12条1項違反の場合の同法64条
最高裁S42 03/06決定2=「郵便貯金通帳に何らかの作為を加えた」記載は公文書偽造を判示したものでない事案
最高裁S42 03/03決定6=自白を補強するに足りる証拠を掲げている事案
最高裁S42 03/03決定3=麻薬を小分けするため所持行為と売りさばきを依頼して他人に交付する行為は併合罪の関係
最高裁S42 03/02判決6=供述拒否権等被告人の権利を保障するために必要な事項を告げないで質問した原審の適法性
最高裁S42 03/02判決5=勤労者の団結権、団体行動権の限界をこえた労働組合法1条2項の正当な行為でない事案
最高裁S42 03/02判決4=刑事訴訟法501条の申立で最高裁の抗告棄却決定については許されない
最高裁S42 02/28判決2=言動が組合活動として常規を逸した争議権行使の正当な限度を超え事案
最高裁S42 02/28決定=日本統治下の朝鮮の通常裁判所の確定判決は旧刑訴法485条「有罪ノ言渡ヲ為シタル確定判決」
最高裁S42 02/23判決7=証拠金充用証券を委託者の書面による同意をえないで担保に供した場合の商品取引所法92条
最高裁S42 02/23判決6=被告人の前科を量刑上参酌することの適法性
最高裁S42 02/23判決3=爆発物取締罰則1条の「爆発物の使用」の意義
最高裁S42 02/21決定3=被告人の捜査官に対する自白の任意性を疑うべき証跡は認められない事案
最高裁S42 02/20決定=窃盗罪で逮捕勾留中の被疑者が自発的に供述した別の窃盗が自首に当たるとされた事案
最高裁S42 02/18決定=東京都公安委員会の設置の道路標識による最高速度の規制は公知の事実
最高裁S42 02/17決定6=抑留拘禁が不当に長いものとは認められず自白に任意性を疑うべき証跡は認められない事案
最高裁S42 02/16決定4=年令、経歴、前科、当時の生活態度等を総合し量刑を判断した判決の適法性
最高裁S42 02/16判決3=共犯者の犯罪事実に関する供述(自白)は被告人に対する関係で被告人以外の者の供述
最高裁S42 02/16決定=踏切軌道上で消火活動に従事していた消防自動車と電車の事故での電車の注意義務
最高裁S42 02/15決定2=「投票を得しめる目的をもつて」との記載が欠けているても判決に影響しない事案
最高裁S42 02/15決定=選任されてない弁護人との連名の上告趣意書を選任された弁護人単独のものとした事案
最高裁S42 02/13決定2=道路交通法72条1項は車輌等の運転者のすべてに対して救護義務および報告義務を科したもの
最高裁S42 02/13決定=申立棄却決定中「誤を発見しないで」は「誤を発見しないので」の誤記であることが明白な事案
最高裁S42 02/10判決2=事件当時少年の被告人に対して少年法52条を適用しなかったことによる非常上告事案
最高裁S42 02/09判決2=累犯の加重をしない法令適用の誤があっても破棄されない事案
最高裁S42 02/07判決=特定郵便局で点検活動を実施するための場合でも住居侵入罪が成立した事案
最高裁S42 02/04決定=学校施設整備の予算審議に関係して公職選挙法225条3号の「特殊の利害関係を利用した」事案
最高裁S42 01/30決定=裁判が迅速を欠き係官の責任の問題を生ずるかも知れないが裁判破毀の理由とはならない事案
最高裁S42 01/27判決3=国選弁護人の選任に関する 刑事訴訟法36条、 刑事訴訟規則28条の各規定の適法性
最高裁S42 01/20決定7=第三者の証言が検察官に対する供述調書の補強証拠として十分なものと認められる事案
最高裁S42 01/20判決2=旧河川法58条ノ2第1号、18条と刑法235条ノ2二とは特別法と一般法の関係ではない
最高裁S41 12/27決定3=上告趣意がいずれも事実誤認の主張の不適法事案
最高裁S41 12/27決定2=必要的弁護事件でなく公判期日に国選弁護人の出頭がないまま弁論を再開し審理判決する場合
最高裁S41 12/23判決7=量刑のための一情状としていわゆる余罪を考慮することは必ずしも禁ぜられるものではない
最高裁S41 12/22判決3=殺人被告事件で刑事訴訟法400条但書に違反するとされた事案
最高裁S41 12/23判決10=一審で真正な訴訟代理人のない者のした訴訟行為を追認し欠缼が補正された事案
最高裁S41 12/20判決4=交差点で交通法規に違反し自車の前面を突破しようとする車両のありうることの予想義務
最高裁S41 12/17決定=計算違いにより補償額を過少に算定した違法を取消し計算しなおした事案
最高裁S41 12/16決定2=被告人の供述の証明力に関する判断に問題があっても判決に影響を及ぼさない事案
最高裁S41 12/15判決5=上告趣意が単なる法令違反、量刑不当の主張の不適法事案
最高裁S41 12/09判決=勾留されている被疑者が捜査官から取り調べられる際の状況に関する調書の任意性
最高裁S41 12/06判決6=勾留と刑の執行とが競合して重複する部分の未決勾留日数を本刑に算入した違法事案
最高裁S41 11/30判決=業務妨害に関し国鉄は公務執行妨害罪で民間は業務妨害罪となることの合憲性
最高裁S41 11/29決定=新聞紙に選挙に関する報道及び評論を掲載した者が掲載の新聞紙を頒布した場合の罪数
最高裁S41 11/24判決4=無免許運転の同一事実につきされた略式命令での非常上告事案
最高裁S41 11/22判決10=被告人の弁護に欠くるところのないものと信じ直ちに証拠調を請求し結審した原審の適法性
最高裁S41 11/22決定3=被告人の詐欺の故意の犯罪の主観的要素を同種前科の内容で認定する場合
最高裁S41 11/15判決4=無免許運転の同一事実につきなされた略式命令での非常上告事案
最高裁S41 11/10決定8=余罪たる犯罪事実として認定しこれを処罰する趣旨で重く量刑したものではない事案
最高裁S41 11/04判決=弁論終結時において審理に関与せざる裁判官を構成員としてなされた原審の違法事案
最高裁S41 11/01判決4=刑法175条の規定の適法性
最高裁S41 10/28決定=公判調書により被告人は公判期日に出頭し審理に立会ったものと認めるの外はない事案
最高裁S41 10/27決定2=薬事法24条1項の「業として、医薬品を販売し」、「貯蔵し」の意義
最高裁S41 10/26決定2=駅構内における軽犯罪法1条32号違反の罪と鉄道営業法35条違反の罪の併合罪事案
最高裁S41 10/21判決10=労働基準法49条、119条の法定刑を超過しての非常上告事案
最高裁S41 10/20判決5=道路交通法62条の整備義務がない場合に略式命令をしての非常上告事案
最高裁S41 10/20決定=売春防止法10条の「売春をさせることを内容とする契約」は婦女の自由意思の場合も含む
最高裁S41 10/19決定=原裁判所は上訴提起後でも訴訟記録がまだ上訴裁判所に到達しない間は被告人を勾留できる
最高裁S41 10/18判決2=控訴審で事実取調をしないで一審判決より重い刑を科しても刑訴法400条但書に違反しない
最高裁S41 10/13判決2=違法に勾留を継続されてもそれがためその後の手続のすべてが違法になるべきものではない
最高裁S41 10/11判決=株金払込の仮装を秘し設立又は増資の登記をした場合の公正証書原本不実記載罪
最高裁S41 10/06決定4=町議会議長の職務と密接な関係する慣例上の行為で金員の授受した賄賂罪成立事案
最高裁S41 10/06決定3=被告人と弁護人との接見交通に関し不当な制限が行なわれても判決に影響を及ぼさない
最高裁S41 09/27決定=自白のほかに第三者にあたる相被告人の検察官に対する供述調書で補強証拠は十分な事案
最高裁S41 09/22判決7=刑の執行と重複する部分を未決勾留日数として本刑に算入した違法事案
最高裁S41 09/20決定3=アルコール保有状態は事故前の飲酒量および飲酒状況等の資料を総合して認定し得る
最高裁S41 09/16判決5=余罪を量刑の一情状として考慮しているに過ぎない事案
最高裁S41 09/16判決=刑法96条ノ3第1項の罪の成立に必要な「公ノ入札」が行なわれたか否かの判断の基準
最高裁S41 09/14決定2=公訴事実の外に犯罪事実として認定しこれを処罰する趣旨で量刑の資料に考慮していない事案
最高裁S41 09/14決定=軽微な傷でも人の健康状態に不良の変更を加えれば傷害罪と認定できる
最高裁S41 09/13判決4=農地転用の可否について審議決定する農地転用委員会の委員に関する刑法197条
最高裁S41 09/13判決2=未決勾留日数に関し刑法21条の適用を誤った事案
最高裁S41 09/12決定=自転車競技法18条2号は同号に規定する行為を何人に対しても禁止している
最高裁S41 09/08決定8=法令の改正により可罰性を失い 刑事訴訟法337条2号の場合に当たらない事案
最高裁S41 09/08決定7=起訴状の記載が 刑事訴訟法256条6項に違反しないとした原審の適法性
最高裁S41 09/08決定6=受饗応額に計算ミスがありその結果追徴額が不当でも破棄されない事案
最高裁S41 09/08決定5=被告人の抑留、拘禁が不当に長いものとは認められない事案
最高裁S41 09/07決定=家財道具等を他に搬出して空家同然とし他人に占有を移したことによる不動産侵奪罪事案
最高裁S41 09/06判決7=刑の執行猶予の言渡をしないことが「残虐な刑罰」に当らない
最高裁S41 09/06判決6=不当に長く抑留または拘禁されたのちの自白に当るものといえない事案
最高裁S41 09/06判決5=事実審の裁判官が普通の刑を法律の許す範囲内で量定した場合の適法性
最高裁S41 09/06決定2=顧客からの証券業者への保証金の代用としての有価証券の売却処分は業務上横領罪成立
最高裁S41 09/05決定2=上告趣意の判例違反の主張がすでに変更されている不適法事案
最高裁S41 09/02決定=道路交通法72条1項前段違反の罪と同項後段違反の罪とが併合罪の関係となる
最高裁S41 08/26判決2=外為令19条1項等の該当者が支払手段等の輸出入で20条の税関の確認を受けない場合の70条
最高裁S41 07/28決定8=起訴されない犯罪事実を余罪として認定しこれを資料に用いて刑の量定をしたもでない事案
最高裁S41 07/28判決7=他の者が起訴されないのに被告人が起訴処罰されることの適法性
最高裁S41 07/26判決5=自白と補強証拠とで犯罪事実を認定できるときに自白の一部び補強証拠を必要としない場合
最高裁S41 07/26判決2=起訴の訴因が業務上横領で商法486条1項の特別背任の訴因に変更されている場合の措置
最高裁S41 07/26決定=公訴の提起後に余罪の捜査の必要で刑事訴訟法39条3項の指定権を行使した場合
最高裁S41 07/21判決2=逮捕手続で警察官の違法行為があっても公訴提起手続の合憲性
最高裁S41 07/20判決3=被告人の公判供述が不合理であることを事実認定の一つの資料にしているにすぎない事案
最高裁S41 07/20判決2=裁判官が刑事訴訟法20条7号の前審の「裁判の基礎となつた取調に関与した」事案
最高裁S41 07/19決定2=上告趣意で判例違反の主張が事案をことにする不適法事案
最高裁S41 07/19決定=山林の売渡書に虚偽の記入をさせた詐欺罪成立事案
最高裁S41 07/18決定=起訴状に洩れたものを追加補充したもので重ねて公訴を提起したものではない事案
最高裁S41 07/14決定11=判例違反の主張が原審において何ら主張していない不適法事案
最高裁S41 07/14決定10=酒酔い運転の罪と業務上過失傷害の罪とを併合罪として処断した原審の適法性
最高裁S41 07/14決定9=各上告趣意がいずれも事実誤認、単なる法令違反の主張の不適法事案
最高裁S41 07/14判決8=控訴趣意書として適法に提出されたものではないものを掲げなかったことの適法性
最高裁S41 07/14決定7=下級審が上級審の意見に従った判断上級審で違法視することはできない
最高裁S41 07/12判決2=共謀共同正犯で直接実行行為に関与しない者に共同正犯の刑責を認めることの適法性
最高裁S41 07/13判決4=商品仲買人による委託証拠金充用証券は商品取引所法92条のう「物」に含まれない
最高裁S41 07/13判決3=公職選挙法違反で供与等の罪と交付又は受交付の罪とが刑法45条の併合罪になる場合
最高裁S41 07/13判決2=当時日本の統治権がなかった沖縄から鹿児島への麻薬の搬入行為は麻薬取締法の「輸入」
最高裁S41 07/13判決=起訴されていない犯罪事実を量刑の資料として考慮することの合憲性
最高裁S41 07/12決定=入場税法25条1項1号の入場税捕税罪は同法12条に定める納期日の徒過により既遂となる
最高裁S41 07/08判決2=道路交通法違反の同一公訴事実で再度の略式命令での非常上告事案
最高裁S41 07/07決定2=法条の合憲性に関する原判示は傍論にすぎずその当否が結論に影響のない事案
最高裁S41 07/07決定=猟銃を発射による殺人未遂罪につき誤想過剰防衛が認められた事案
最高裁S41 07/01判決=「自白をすれば起訴猶予にする」旨の検察官の言葉を信じた被疑者の自白の任意性
最高裁S41 06/28決定3=申立却下で不服がある場合に終局裁判に上訴せず最高裁にした不適法事案
最高裁S41 06/28判決2=傷害罪の罰金の法定刑を超過しての非常上告事案
最高裁S41 06/25決定=社会的地位が低いことや前科があることで不利益な差別的待遇をしたものではない事案
最高裁S41 06/23判決8=検査章を携帯していない収税官吏に検査を拒否せず暴行脅迫した場合の公務執行妨害罪
最高裁S41 06/23決定7=最高裁の意見が大審院のした判例に反する場合その裁判は小法廷ですることができる
最高裁S41 06/23決定6=一審判決で一部に理由を付しない違法を破棄自判して違法を是正した原審の適法性
最高裁S41 06/23決定5=重油運送の船主兼船長の重油抜取り行為が業務上横領罪に当たる事案
最高裁S41 06/16決定6=朝鮮半島出身者であるため差別待遇して重い刑を科したと認められない事案
最高裁S41 06/14判決3=犯情の差異により共同被告人の一人を他の被告人より重く処罰することの適法性
最高裁S41 06/14判決2=既にその刑の執行も終了している係属していない事件の審判をした違法がある事案
最高裁S41 06/14判決=酔客の車両とホームの間で圧轢死事故で駅員に注意義務違がないとされた事案
最高裁S41 06/10決定7=操縦者等に救護報告義務を負わせる前提となる事故発生の認識は未必的なものでよい
最高裁S41 06/10判決6=裁判が迅速を欠き憲法に反するとしてもそのこと自体は判決に影響を及ぼさない
最高裁S41 06/10決定5=おとり捜査によって犯意を誘発された者の犯罪の成否および訴訟手続に影響しない
最高裁S41 06/10決定4=東京都内において道路標識による最高速度40Km/hの規制は公知の事実
最高裁S41 06/10決定3=ビラを数百枚を密接集中させて貼付した行為等による刑法260条の建造物損壊事案
最高裁S41 06/06決定=暴力団の組長であることを事実認定及び量刑に関し不利益な差別的処遇をしたものでない事案
最高裁S41 06/04決定=公職選挙法129条、239条1号の選挙運動に関する規定の明確性
最高裁S41 06/02判決2=被告人らの行動が適法性の限界をこえた違法行為と判断し処罰している事案
最高裁S41 05/31判決9=事実審裁判所がその合理的裁量により不必要と認める証人申請を却下することの適法性
最高裁S41 05/31判決8=強盗、強姦後に死体もろとも焼いての死刑事案
最高裁S41 05/27判決7=被告人側より申請された証人を事実審裁判所が健全な裁量で不必要と認めた事案
最高裁S41 05/27判決6=被告人の行為が法律秩序に違反するもので正当防衛にならない事案
最高裁S41 05/27判決4=自白が不当に長く抑留若しくは拘禁された後の自白でない事案
最高裁S41 05/27判決2=道路交通法違反の同一の事実による略式命令による非常上告事案
最高裁S41 05/26決定4=適法な公務の執行中の警察官に対する暴行での公務執行妨害事案
最高裁S41 05/26判決3=虚偽の記入の文書が公務所の署名がある文書であると認める資料は存しない破棄差戻し事案
最高裁S41 05/26決定2=適法な証拠調を経ない証拠を他の証拠と総合して犯罪事実を認定しても破棄理由とはならない
最高裁S41 05/20判決2=日本の統治下の大邱覆審法院でなされた有罪判決の再審を最高裁に申立てた不適法事案
最高裁S41 05/19決定3=駅構内に許諾なく立ち入る行為での軽犯罪法1条32号違反と鉄道営業法37条違反の観念的競合
最高裁S41 05/18判決=関税法違反ぼ没収で公訴外共有者に対し何ら告知、弁解、防禦の機会を与えていない場合
最高裁S41 04/28判決8=道路交通法違反の適用法条の誤りがあり判決を 刑事訴訟法413条但書で更正した事案
最高裁S41 04/28判決7=収賄の罪を犯したと判示しているのではなく軽重・情状を認定判示しているに過ぎない事案
最高裁S41 04/28決定6=原戸籍の作成行為に関し行使の目的がなく罪とならない事案
最高裁S41 04/28判決5=犯罪の事実認定で情状に関する事実についてまで補強証拠を必要としているものでない
最高裁S41 04/28決定4=テープレコードを被告人らに対する有罪認定の証拠に供していない事案
最高裁S41 04/28判決3=道路交通法違反の同一犯罪事実につきなされた略式命令での非常上告事案
最高裁S41 04/27決定2=刑事訴訟法366条1項は勾留中の被告人が判決訂正申立書を差し出す場合にも準用される
最高裁S41 04/26決定9=被害者の反抗を著しく困難にしたと認めた一審判決の事実認定を是認した原審の適法性
最高裁S41 04/26判決8=被告人側より申請された証人を事実審裁判所が健全な裁量で不必要と認めることの適法性
最高裁S41 04/26判決7=勾留と刑の執行とが競合し重複する部分の未決勾留日数を本刑に算入した違法事案
最高裁S41 04/21判決5=被告人の黙秘の点を捉らえて有罪認定の資料としたものとは認められない事案
最高裁S41 04/21決定4=公職選挙法239条の罪の構成要件の規定の明確性
最高裁S41 04/21判決2=刑法54条1項前段の観念的競合に関する公訴の時効期間算定
最高裁S41 04/20判決2=関税法違反で所有者たる第三者に告知、弁解、防禦の機会を与えなく没収した違法事案
最高裁S41 04/19判決5=刑事訴訟法400条但書で一審の無罪判決を破棄して有罪とすることの適法性
最高裁S41 04/19決定4=上告棄却確定判決に対する再審請求で旧 刑事訴訟法488条1項の理由がない事案
最高裁S41 04/18決定2=公務員が保証人となり親族の金銭債務を自己の職務に関し立替弁済してやる行為での収賄罪
最高裁S41 04/15判決8=量刑が被告人の側から見て過重の刑であるとしても「残虐な刑罰」とはならない
最高裁S41 04/15判決7=2つ詐取事実を単純一罪として起訴されその1つに犯罪の成立が認められない場合の措置
最高裁S41 04/15判決3=道路標識を設置に関し設置場所、設置状況から適法かつ有効な一方通行の規制でない事案
最高裁S41 04/14決定7=公務執行妨害罪の現行犯人逮捕行為は逮捕行為当時における具体的状況を客観的に判断
最高裁S41 04/14決定6=旧刑訴法によりなされた高等裁判所の決定に対する抗告を最高裁にする不適法事案
最高裁S41 04/12判決5=予備的に追加された訴因と公訴事実の同一性がない 刑事訴訟法312条1項の違反事案
最高裁S41 04/09決定2=控訴趣意に対する判断を省略した原審の適法性
最高裁S41 04/09決定=金員全部に包括して収賄罪が成立するとした原審の適法性
最高裁S41 04/08判決5=必要的共犯の関係にある事件で併合審理の請求があっても弁論を併合しないことの適法性
最高裁S41 04/08判決2=人を殺害した後に被害者が身につけていた腕時計を奪取は占有離脱物横領ではなく窃盗罪
最高裁S41 04/07決定3=銃刀剣法違反と火薬類取締法違反とを一個の行為にして数個の罪名とした事案
最高裁S41 04/07決定2=暴力団幹部の地位を量刑の一資料としたにすぎない事案
最高裁S41 04/06決定2=住居届出義務をしない被告人に公判期日出頭の機会が保障されていないことの適法性
最高裁S41 04/05決定2=公判期日に被告人を勾引した一審の訴訟手続になんら違法のない事案
最高裁S41 03/31決定=税理士法52条、59条は非税理士業務を規制するもので何ら結社の自由を制限するものでない
最高裁S41 03/24判決=公務員の指揮に従い職務の執行に密接不可分の関係の補助者対する暴行脅迫と刑法95条
最高裁S41 03/03判決2=昭和25年東京都条例44号集会、集団行進及び集団示威運動に関する条例5条の適法性
最高裁S41 02/24判決=判決書の日付に弁論を終結した公判期日より前の年月日の記載は刑訴法43条1項に反する
最高裁S41 02/17決定3=捜査機関の任意処分として検証(実況見分)における立会人の説明に関する性質
最高裁S41 02/17判決=農地法5条許可で農業委員会の意見書が従来慣例とされている場合の刑法198条等の職務
最高裁S41 02/02決定=特別抗告の理由として他の文書の記載を援用することは許されない
最高裁S41 01/28判決6=一審の無罪判決を破棄自判で有罪とした二審に対し事案誤認等で上告できないことの適法性
最高裁S41 01/28決定2=検察官が被告人の執行猶予欠格者であることを覚知しながら上告の申立をしない場合
最高裁S41 01/18判決5=現実に存在しない未決勾留日数の本刑算入した違法事案
最高裁S41 01/18決定4=二審が事実の取り調べをした場合の最終陳述の規定( 刑事訴訟法293条、規則211条)の準用
最高裁S41 01/13判決2=検察審査会の議決に対して行政訴訟の提起は許されない
最高裁S40 12/24決定4=強盗に着手し暴行を加えて傷害の結果を生じさせたが財産上不法の利益を得なかった場合
最高裁S40 12/24決定=法人税逋脱罪で訴因変更の手続を要する事案
最高裁S40 12/23決定3=猥せつ図画販売罪と猥せつ図画販売目的所持罪を併合罪とした違法でも破棄されない事案
最高裁S40 12/17判決13=原審が事実の取調をした結果、一審の無罪判決を破棄し有罪の自判したことの適法性
最高裁S40 12/14決定3=被害者を事実誤認した原審でも判決に影響を及ぼさない事案
最高裁S40 12/02決定2=単に公判期日を変更するに止まるような場合は公判手続を更新する必要はない
最高裁S40 11/30判決6=未決勾留日数の算定に判例違反があっても判決に影響を及ぼさないことが明らかな事案
最高裁S40 11/27決定=抗告提起期間経過後提出の抗告理由の追加記載には裁判所の判断を要しない
最高裁S40 11/26決定6=一審判示の被告人の所為が刑法105条ノ2に該当する事案
最高裁S40 11/26判決5=外国為替及び外国貿易管理法28条の「外国にある財産」は特定し得るものであれば足りる
最高裁S40 11/26判決4=勾留と刑の執行とが競合してその重複する部分の未決勾留日数を本刑に算入した違法事案
最高裁S40 11/26決定=外為法27条1項3号違反の罪と48条1項の命令違反の罪は刑法54条1項後段の牽連犯でない
最高裁S40 11/25判決4=刑事訴訟訴法255条の「犯人が国外にいる場合」は単に犯人が国外にいるという事実でよい
最高裁S40 11/16判決4=裁判所は被告人側の申請にかかる証人をことごとく尋問する必要はない
最高裁S40 11/11判決2=道路交通法違反の同一事実につきなされた略式命令での非常上告事案
最高裁S40 11/04決定=法人税法45条、46条、49条は犯罪捜査の目的のため認められたものではない
最高裁S40 11/02決定7=遮断機の開放上昇状態で踏切直前における停車義務を免れるものではない
最高裁S40 11/02判決4=道路交通法62条の整備不良車両違反でない略式命令での非常上告事案
最高裁S40 11/02判決2=強盗殺人罪について無期懲役に処する場合の酌量軽減の規定の適用
最高裁S40 10/27判決3=証人(被害者)の供述中その意見の表示部分だけで証拠を採用したものでない事案
最高裁S40 10/27判決2=道路交通法120条1項5号の罪を認めるに足りる証拠はないとされた事案
最高裁S40 10/27判決=道交法24条の操縦者等に対し救護等の措置義務又は報告義務違反で刑事責任を負わせる場合
最高裁S40 10/22判決4=未決勾留の全期間が確定刑の執行と重複している場合に本刑に算入した違法事案
最高裁S40 10/22判決3=質屋営業法違反で刑法48条2項の適用を誤った略式命令での非常上告事案
最高裁S40 10/21決定2=バス料金が饗応接待に対する社会における一般的な評価額と認定された事案
最高裁S40 10/19決定8=刑法197条の「公務員の職務」は独立の決裁権があることを要しない
最高裁S40 10/19決定7=弁護士法73条の「業とする」は行為の多少を問わず反覆継続の意思で行為すること
最高裁S40 10/19決定3=公職選挙法違反の受供与罪の自白で刑事訴訟法319条2項に違反しない事案
最高裁S40 10/12決定7=既に確定している再審請求棄却決定に対する特別抗告の不適法事案
最高裁S40 10/12決定2=最高裁の破棄理由とした法律上の判断でした判決に対しする法律上の判断を不服としての上告
最高裁S40 10/07決定6=ストリップの踊り子の公然わいせつ行為と踊り子の供給行為での職業安定法63条2号認定事案
最高裁S40 10/05決定5=「見せ金」で会社設立登記を申請、完了することは公正証書原本不実記載罪を構成
最高裁S40 10/05決定4=旧関税法75条2項の関税逋脱未遂につき刑法43条但書の中止未遂の適用はない
最高裁S40 09/29決定=略式命令謄本の送達前になされた正式裁判請求に関し瑕疵が治癒された事案
最高裁S40 09/28判決=善意の第三者の所有に帰したため関税法118条1項2号により没収しない事案
最高裁S40 09/22決定3=上告趣意が何ら権限のない者から提出された不適法事案
最高裁S40 09/21判決12=犯罪事実の自白の補強証拠として他の併合罪関係にある犯罪事実を援用することはできない
最高裁S40 09/21判決11=外国為替及び外国貿易管理法27条1項3号前段の規定の適法性
最高裁S40 09/21判決10=収賄被告事件で贈賄したとする供述が相当疑わしいとされた破棄差戻し事案
最高裁S40 09/21決定8=法人税法違反事件は収税官吏の告発をもって公訴提起の訴訟条件とはならない
最高裁S40 09/21決定5=銀行支店長代理による架空定期預金証書の作成、交付と経済関係罰則ノ整備ニ関スル法律2条
最高裁S40 09/17決定3=税務調査に絡む有利な取り計らいの謝礼を税務職員に渡したことによる刑法198条2項事案
最高裁S40 09/16決定3=暴行が社会通念上許容される限界を越えて違法性を阻却されない事案
最高裁S40 09/16決定2=刑事訴訟法220条1項の行為に対し暴行等を加えたとによる公務執行妨害罪事案
最高裁S40 09/16決定=他人を教唆して自己の刑事被告事件の証憑を偽造させた場合は証憑偽造罪の教唆犯が成立
最高裁S40 09/10判決13=一個の欺罔行為で財産上不法の利益を得、財物を騙取した場合は単一なる詐欺罪を構成
最高裁S40 09/10判決12=道路交通法85条3項の適用を誤った略式命令での非常上告事案
最高裁S40 09/10判決11=公職選挙法違反罪において刑法54条1項前段で結局全部一罪とされた事案
最高裁S40 09/10判決2=非居住者に対して預り円を支払うについては外為法27条1項2号前段の規制を受ける
最高裁S40 09/08決定2=執行猶予取消決定の棄却決定の告知後特別抗告提起期間満了前に猶予期間経過と刑の執行
最高裁S40 09/04決定=免税自動車の譲受で輸入申告、関税納付、輸入免許等の事前手続をしない場合の関税逋脱犯
最高裁S40 09/03決定2=刑法234条の「威力ヲ用ヒ」は直接人に暴行を加えたり畏怖させたりする行為に限らない
最高裁S40 08/02決定7=売春防止法12条違反罪で反復されて同種行為がされた場合は別罪を構成
最高裁S40 08/02決定4=訴訟費用負担裁判の異議申立期間満了で確定した場合の刑訴法500条2項の申立期間の起算点
最高裁S40 07/29決定4=被告人に対する控訴趣意書差出最終日の通知が適法になされたものと認めた原審の適法性
最高裁S40 07/26決定=最高裁に対し執行に関する異議の申立をした不適法事案
最高裁S40 07/20判決7=公益事業令の失効に伴う贈収賄者を免訴したのは法令の解釈適用を誤った違法事案
最高裁S40 07/20判決6=殺人罪を犯した者に対し死刑を科することを認めた刑法199条の適法性
最高裁S40 07/20判決2=被告人の署名のない上告申立書や被告人の署名のない弁護人選任届の無効事案
最高裁S40 07/14判決5=電気事業法の施行前の旧公益事業令の失効で刑の廃止があったと認められない事案
最高裁S40 07/14判決3=原動機付自転車は右折は禁止でないの違反行為として略式命令したことでの非常上告事案
最高裁S40 07/10決定=処断刑を基準として必要的弁護事件であるか否かを決すべきものと解すべきではない
最高裁S40 07/09判決3=傷害罪の罰金の法定刑を超過しての非常上告事案
最高裁S40 07/09判決2=未決勾留が他事件に対する裁判確定で本刑の自由刑に算入されて執行に替えられた場合
最高裁S40 07/08決定4=特別抗告申立書を直接最高裁に差し出しため回送しても法定の期間経過をした違法事
最高裁S40 07/03判決=少年の保護者である祖父からの再抗告申立は少年法35条1項の規定に違反
最高裁S40 07/01判決=略式命令後に同一事実につき同一の略式命令を発っしての非常上告事案
最高裁S40 06/29判決7=タクシー営業許否の処分に適正を欠く点があっても違法性、責任性が阻却されない事案
最高裁S40 06/29判決6=量刑として極刑を選択したことはその犯情に照らしやむを得ない事案
最高裁S40 06/29判決3=刑法19条2項の「犯人以外ノ者ニ属セサルトキニ限ル」でその物に債権を有するに過ぎない場合
最高裁S40 06/24決定2=会社設立手続をなく実態として存在しない会社設立登記をした場合の公正証書原本不実記載罪
最高裁S40 06/21決定=少年法18条2項で強制的措置で事件を児童相談所長に送致した家裁の決定に対する抗告
最高裁S40 06/14決定2=同一確定判決に対し再審の請求が回を重ねてもこれらの各審判手続はそれぞれ別個のもの
最高裁S40 06/14決定=特別抗告の理由で抗告書又は抗告追加申立書の記載を援用することは許されない
最高裁S40 06/04判決6=必要的弁護事件につき弁護人の選任がないまま開廷しても違法でない事案
最高裁S40 06/03決定=代表者又は代理人として振出す権限のない者による約束手形作成による有価証券の偽造事案
最高裁S40 05/29決定=他人所有の樹木を窃取する意思で伐採したときは伐採行為の終了と同時に窃盗罪が既遂
最高裁S40 05/27判決3=農協の組合長が任務に背いて組合名義で約束手形を振出した場合は背任罪が成立
最高裁S40 05/27判決2=法人が条件附で火薬類消費許可を受けた場合で消費許可の条件違反として処罰すべき事案
最高裁S40 05/25決定9=処罰が同一行為につき同一行為者を二重に処罰するものでない事案
最高裁S40 05/25決定8=証券取引法58条1号の「不正の手段」の明確性
最高裁S40 05/25決定7=関税法112条違反罪と同法110条違反罪とを関連事件としたことの適法性
最高裁S40 05/25判決6=罰金刑の執行猶予に関する刑法25条1項の適用を誤った破棄自判事案
最高裁S40 05/25決定=被告会社が合併で解散したときは刑訴法339条1項4号「被告人たる法人が存続しなくなつたとき」
最高裁S40 05/20決定7=売春防止法13条2項で懲役刑に罰金刑を併科し家賃相当額(適正賃料額控除なし)を追徴
最高裁S40 05/20決定6=各資料が 刑事訴訟法435条6号の「あらたに発見した」また「明らかな証拠」でない事案
最高裁S40 05/20決定5=漁業監督吏員の権限の行使が追跡のため管轄区域外のものでも公務執行妨害罪が成立
最高裁S40 05/20判決4=暴行者間に暴行意思の連絡の存在したことは明らかな事案
最高裁S40 05/19決定=一審の証拠調手続に関する違法を新たに上告審において主張することは許されない事案
最高裁S40 05/04判決8=追徴の言渡しに関し関税法118条2項の解釈適用を誤った違法事案
最高裁S40 05/04判決7=勾留期間が犯行の内容、回数等に照らし不当に長いものとは認められない事
最高裁S40 04/30決定9=児童福祉法34条1項6号の「行為」は児童が淫行をなすことを助長し促進する行為をも包含する
最高裁S40 04/30判決8=詐欺罪の成立はやむを得ないが懲役8月の実刑に処した量刑不当事案
最高裁S40 04/28判決6=少年法19条1項に基づく審判不開始の決定の判断に刑事訴訟における既判力が生じない
最高裁S40 04/28判決5=農協支部から賄賂の価額の追徴に関して実質上弁解、防禦の機会が与えられていた事案
最高裁S40 04/28判決4=追徴を命ぜられる第三者に対する告知の手続及び弁解、防禦の機会を与えない場合は憲法違反
最高裁S40 04/28判決3=公職選挙法221条1項1号の金銭供与の幇助の訴因で共同正犯を認定する場合の訴因変更
最高裁S40 04/28判決2=簡裁が森林法違反の罪で地裁に移送せず懲役刑を科したことによる非常上告事案
最高裁S40 04/22判決7=脱税額等の計算の一部に誤差があっても犯則事実と告発及び公訴に影響ない事案
最高裁S40 04/22決定3=国鉄の職員による国鉄共済組合の業務の執行での金品贈与と刑法197条1項
最高裁S40 04/21決定2=刑事訴訟応急措置法18条の適法な特別抗告理由に当たらない事案
最高裁S40 04/21決定=業務上過失致死の訴因に対し訴因罰条の変更の手続なしで重過失致死罪を認定した事案
最高裁S40 04/16決定4=中華民国国章の遮蔽の方法が国章の効用を滅却させるもので刑法92条の「除去」に当る事案
最高裁S40 04/13判決5=他人の名誉を毀損する記事を新聞紙に掲載しこれを配布した刑法230条の名誉毀損事案
最高裁S40 04/13決定4=判例違反の主張で原判決はなんら判例に相反する法律判断を示しているものでない事案
最高裁S40 03/31判決3=刑事責任能力を否定または限定するような精神の異常を疑わしめる事実が認められない事案
最高裁S40 03/31決定2=本件行為が暴力行為等処罰ニ関スル法律を適用したことに違法でない事案
最高裁S40 03/31決定=横領被告事件の上告棄却の決定に対する異議申事件の棄却事案
最高裁S40 03/30決定2=道路交通法67条1項に基いて運転免許証の提示を求めことの適法性
最高裁S40 03/30決定=女が男と共謀して強姦の犯罪行為に加功すれば強姦罪の共同正犯が成立する
最高裁S40 03/26判決5=被告人の捜査官に対する供述調書に任意性を疑うべき点は見出されない事案
最高裁S40 03/24判決=青梅事件(国鉄青梅線小作駅の列車暴走・衝突事故)の破棄差戻し事案
最高裁S40 03/18判決5=勾留と刑の執行とが競合しその重複する部分の未決勾留日数を本刑に算入した違法事案
最高裁S40 03/18決定4=黙秘したこと自体を量刑上不利益に考慮したものでない事案
最高裁S40 03/16判決5=取引の個々の詳細に触れず事実認定に関する証拠法則違背がある事案
最高裁S40 03/16判決4=検察の判例違反の主張が事案を異にする違法事案
最高裁S40 03/12判決3=醸造元および銘柄を明記した酒瓶用胴張紙は刑法159条1項の「事実証明に関する文書」
最高裁S40 03/12判決2=違法な選挙運動行為が数個ある場合には事前運動の場合でも各行為毎に犯罪が成立
最高裁S40 03/12判決=たばこ専売法79条の告発がないのにさされた略式命令での非常上告事案
最高裁S40 03/10決定2=上告棄却決定に対する異議申立事件で弁護人の表示等を訂正した事案
最高裁S40 03/09決定2=店舗で窃盗の着手行為があったものと認めた刑法238条「窃盗」の犯人にあたるとされた事案
最高裁S40 03/04判決3=傷害罪の罰金の法定刑の最高額を超過した略式命令での非常上告事案
最高裁S40 02/26決定2=懲役7月の実刑を控訴審の懲役7月3年間執行猶予、罰金5千円は不利益に変更ではない
最高裁S40 02/25判決3=数人共同して賄賂を収受した場合の追徴方法
最高裁S40 02/25判決2=控訴審における 刑事訴訟法388条の規定の適法性
最高裁S40 02/25決定=司法警察員に対する供述調書を、参照資料として掲げているにすぎない事案
最高裁S40 02/24判決=判決文で単に「共謀の上」と判示しても違法ではない事案
最高裁S40 02/23決定11=刑法222条の脅迫罪を犯した合法な集団に対する暴力行為等処罰ニ関スル法律1条1項の適用
最高裁S40 02/22判決2=横断歩道における駐車禁止場所の位置を間違えた略式命令での非常上告事案
最高裁S40 02/22決定=上告取下げ後に上訴権回復を求めることはできない
最高裁S40 02/21決定=伝統的筆跡鑑定方法を罪証に供するかどうかは事実審裁判所の自由心証
最高裁S40 02/14決定=違憲主張が実質は単なる訴訟法違反の主張の不適法事案
最高裁S40 02/11判決5=供述調書の各供述が心理的強制又は誘導によりなされたものと認むべき事跡がない事案
最高裁S40 02/09判決6=供述調書が取調官の強制によってつくられたものであることを疑うべき事由がない事案
最高裁S40 02/09決定4=簡裁がした裁判の執行の異議申立を却下する決定に対し最高裁に特別抗告した不適法事案
最高裁S40 02/09判決2=勾留更新決定の失効後の決定がなお効力のあることを前提する抗告の不適法事案
最高裁S40 02/04判決4=窃盗犯の見張行為は窃盗犯の実行行為の一部と解する
最高裁S40 02/03決定3=被告人の氏名については黙秘権がない
最高裁S40 02/03決定2=刑罰法令不遡及の原則・罪刑法定主義・不告不理の原則を犯すものでない事案
最高裁S40 02/03決定=選挙に立候補すべき確定的決意が存しなかった場合での公職選挙法221条1項1号の成立事案
最高裁S40 01/29決定=無免許運転と乗車制限違反が同一の運転の機会に行われたとしても併合罪の関係
最高裁S40 01/28決定4=家屋を完成させた行為が封印破棄罪の成立とされた事案
最高裁S40 01/28決定3=刑事訴訟法332条に関し地裁が事物管轄をもつ場合にのみ適用される事案
最高裁S40 01/26判決8=たばこ専売法75条1項の適用に関し審理不尽の違法がある事案
最高裁S40 01/26決定7=原審の関税法118条2項の解釈の適法性
最高裁S40 01/26決定6=起訴状冒頭に暴力団関係の記述があっても裁判官に予断を生ぜしめるおそれはない
最高裁S40 01/26判決5=道路運送法4条ないし6条の2、101条1項、128条の3、2号の規定の適法性
最高裁S40 01/26決定4=最高裁がした保釈却下決定に対し申立人から異議の申立の不適法事案
最高裁S40 01/22判決6=刑の執行と勾留状の執行とが競合している場合に未決勾留日数を本刑算入した違法事案
最高裁S40 01/22判決5=殺意をもって被害者の頸部を絞めて殺害したことによる死刑事案
最高裁S40 01/22判決4=出入国管理令60条2項、71条及び旅券法13条1項5号の適法性
最高裁S40 01/21決定=山林全部を組合所有であるように装って営林署長を欺罔しこれと交換に国有林を騙取した事案
最高裁S40 01/19決定9=判決言渡し前に被告人が死亡したことによる公訴棄却事案
最高裁S40 01/19決定=麻薬取締法39条1項2号は診療に従事する麻薬施用者が施用で患者に交付した麻薬を含む
最高裁S40 01/14決定=上告理由が原審の認定に副わない事実を前提とする不適法事案
最高裁S39 12/25決定6=営業を廃止した後死亡した者の名義で約束手形を振出す行為は刑法162条1項の有価証券偽造罪
最高裁S39 12/25判決5=タクシーの老運転手を残忍な方法で殺害し金品を強取した強盗殺人での死刑事案
最高裁S39 12/25決定2=刑事訴訟法332条は事件について地方裁判所が事物管轄をもつ場合にのみ適用がある
最高裁S39 12/24決定4=走行中の先行車両が道路交通法17条4項3号にいう「その他の障害」にあたらない
最高裁S39 12/23判決2=同一の犯則アルコールが数人で転々譲渡され一人の追徴金相当額納付の通告処分履行後
最高裁S39 12/21決定=破防法38条2項2号の内乱罪はその内容について認識してこれを頒布することだけでは足りない
最高裁S39 12/18判決7=一審無罪判決を原審が事実の取調をして一審を破棄自判して有罪としたことの適法性
最高裁S39 12/18判決6=被告人らの各行為はいずれも憲法28条の保障する団結権、団体行動権の限界を逸脱した事案
最高裁S39 12/18判決5=監禁行為が不当な有形力の行使であり正当な組合活動の範囲を逸脱した違法事案
最高裁S39 12/18決定4=労働組合員らピケ隊員による電車の運転業務等を妨害した争議権の限界を逸脱し違法事案
最高裁S39 12/17決定5=入場税法の一部改正法律附則4項の罰則は改正前の29条の規定も含まれる
最高裁S39 12/17判決4=簡裁の移送を受けた道路運送法違反被告事件と喝恐被告事件を併合したことの適法事案
最高裁S39 12/17決定3=内容の異なるわいせつフイルム数本を販売で一部本数の販売事実を起訴した場合の訴因の特定
最高裁S39 12/17決定2=窃盗幇助をした者がその賍物を故買した場合は窃盗罪と賍物故買罪の2罪が成立
最高裁S39 12/15判決3=刑の量定にあたって恩赦による復権した公職選挙法違反の前科を参酌するこの適法性
最高裁S39 12/11判決5=報酬の有無に関係なく継続反覆の意思で司法書士業務をした場合の大審院判決の趣
最高裁S39 12/10決定3=関税法118条2項で追徴できない部分を刑法19条1項4号、19条の2による譲渡代金相当額の追徴
最高裁S39 12/10決定2=選挙運動者が選挙運動の報酬として供与を受けた金員を自己の所有に帰せしめた場合の追徴
最高裁S39 12/09決定=被害者が精神病者であるかないかの診断のため精神病院に連行する場合の逮捕監禁行為
最高裁S39 12/08判決5=道路運送法101条1項で自家用自動車を有償運送の用に供することを禁止することの適法性
最高裁S39 12/08決定4=被告人が死刑に処せられることを望む場合の懲役20年の適法性
最高裁S39 12/08決定=贈賄罪における賄賂の供与等の行為には必ずしも完全な自由意思を要しない
最高裁S39 12/03決定=中国引揚の非公開の帰国者大会を傍聴した者を監禁した違法事案(舞鶴事件)
最高裁S39 12/02決定=非弁護士が本人に代わって裁判所に書類を提出する行為も弁護士法72条の代理に含まれる
最高裁S39 11/26判決5=勤労者の団体交渉で刑法の暴行罪などにあたる行為にまで刑法35条の正当行為とはならない
最高裁S39 11/24判決9=内容が相当複雑と認められること等諸般の事情から不当に長く拘禁された後の自白でない事案
最高裁S39 11/24判決8=外国為替及び外国貿易管理法27条1項3号の規定を受けた外国為替管理令11条の適法性
最高裁S39 11/24決定7=業務上過失致死傷罪の成立で機関車と自動車の接触事故の予見可能、回避可能の事実認定
最高裁S39 11/24決定4=下級審が最高裁の破棄理由とした法律上の判断でした判決に対する法律上の判断での上告
最高裁S39 11/24判決3=ビラ貼り行為が器物損壊を内容とする「暴力行為等処罰ニ関スル法律」1条1項の罪でない事案
最高裁S39 11/20判決2=組員に対する殺人未遂の共謀が成立したことを判示した第一審判決に理由不備がない事案
最高裁S31 11/20決定=祈祷師が自己の行う祈祷が全く効力がないことを知りながら祈祷料を受取った場合の詐欺罪
最高裁S39 11/19判決7=ある事件について勾留中の者を他の被疑事件について取り調べた場合の不利益な供述
最高裁S39 11/18決定3=原審で主張判断を経なかった事項に関し最高裁で新たに違憲の主張をする不適法
最高裁S39 11/13判決4=期末在庫高の認定の当否にのみ終始して犯則所得の数額を争う論旨の本意を正解しなかった事案
最高裁S39 11/12決定2=証拠採用した診断書の訴訟手続きが違法でも他の証拠から犯罪事実が優に認定できる事案
最高裁S39 11/10決定2=北海道道水産物検査条例は適式な条例であり農林物資規格法その他の法令に違反しない
最高裁S39 11/10決定=刑事訴訟法235条1項の「犯人を知つた」は少くとも犯人の何人たるかを特定し得る程度に認識
最高裁S39 11/06判決4=懲役刑に法定通算された未決勾留日数と重複した非常上告事案
最高裁S39 11/06判決3=二重に起訴された無免許運転の事実の略式命令による非常上告事案
最高裁S39 11/05決定=控訴棄却の判決をした場合には刑訴法404条のに属し刑訴法335条の準用はない
最高裁S39 10/30判決=関税法112条1項の媒介罪のほかに運搬罪が成立するとされた事案
最高裁S39 10/27判決4=ガラスコップ2個壊して器物損壊罪として現行犯逮捕したことが適法な事案
最高裁S39 10/27判決3=重複する未決勾留日数を本刑に算入することによる刑法21条の適用を誤った事案
最高裁S39 10/27判決2=犯罪事実が全く同一である道路交通法違反で二重の略式命令による非常上告事案
最高裁S39 10/23判決5=警察法61条1項の適用上、司法警察職員は管轄区域外でも本件捜査をすることができる
最高裁S39 10/21判決=所有者たる第三者に告知、弁解、防禦の機会を与えることなくしてその所有物を没収することの違法性
最高裁S39 10/20決定4=沖縄は刑法149条(外国通貨偽造及び同行使等)において「日本国内」に当たる
最高裁S39 10/20決定2=刑訴法319条2項は犯罪事実の認定に補強証拠を必要とし情状に関する事実は必要としない
最高裁S39 10/16決定4=通告処分に公訴時効中断の効力を認めた国税犯則取締法15条は公訴時効中断は有効
最高裁S39 10/16判決3=運転免許の効力の停止処分は道路交通法により公安委員会の行う行政処分で刑罰ではない
最高裁S39 10/15判決4=免許不携帯の同一事実につき二重に処罰された非常上告事案
最高裁S39 10/15決定3=上告棄却の決定をした最高裁判所に対し刑訴法502条の申立は許されない
最高裁S39 10/13決定6=原判決が一罪と認定した事実を数罪であると主張する不適法上告
最高裁S39 10/13決定2=談合罪の主体は自らは希望をもたないがこれに影響を及ぼすことのできる地位にあるものを含む
最高裁S39 10/08決定=選挙運動法定期間前に公職選挙法142条違反の文書を頒布した場合は観念的競合
最高裁S39 09/29判決4=関税特例法6条は駐留濠洲軍人所有の外国自動車にたいしては規定対象とされていない
最高裁S39 09/29決定3=判官忌避申立却下の裁判は当該裁判官が審理を継続している限り取り消す実益がある
最高裁S39 09/29判決=旧警察法の公安委員会の廃止は「行進又は示威運動に関する条例1条」の効力を失わない
最高裁S39 09/25判決2=有効な控訴取下により第一審判決が直ちに確定されたものとされた事案
最高裁S39 09/24判決2=「ひき逃げ」は道路交通法の「救護等の義務違反」と「報告義務違反」の併合罪の関係
最高裁S39 09/24判決=威力業務妨害罪で両者の暗黙の共謀があった事実を認めるに十分である事案
最高裁S39 09/22決定=原審でなんら主張判断を経ない事項の違憲の主張での不適法事案
最高裁S39 09/18判決2=犯罪の構成要件はすべて法律そのもので定められなけくとも法律により授権できる
最高裁S39 09/15決定2=各受傷は刑法上強盗致傷罪を構成するに足る事案
最高裁S39 08/28判決7=債権行使のため被害者に対し脅迫的言動をした恐喝未遂事案
最高裁S39 08/28判決6=被告人又は弁護人から申請した証人で不必要と思われる者までことごとくく訊問する必要はない
最高裁S39 08/28判決5=「原本還付」と記入し係員の認印押捺した農地転用許可書の写しは刑法155条1項の文書
最高裁S39 08/28判決4=被告人の有罪部分の控訴がないにもかかわらずその部分を審判したことによる違法事案
最高裁S39 08/28決定=森林窃盗のほか刑法235条の窃盗罪が成立する事案
最高裁S39 08/27判決=被告人を当時すでに成年に達したものと誤認して少年法52条1項を適用しなかった差戻し事案
最高裁S39 08/25決定=鉄道公安職員にその職務の執行にあたり暴行を加えたときは公務執行妨害罪が成立する
最高裁S39 08/24決定=殺人で起訴され殺人予備と重過失致死で処断され控訴審で殺人罪で処断した場合の訴因変更
最高裁S39 08/20決定2=収賄と詐欺の両訴因について事実の同一性を有するものと認められる事案
最高裁S39 08/20決定=麻薬取締法違反被告事件の勾留理由開示の請求の却下事案
最高裁S39 08/13決定3=差押標示のものを許された通常の使用方法によらず物の構造上の変更を来たす造作がなされる場合
最高裁S39 08/13判決2=裁判官が共犯者らに有罪判決の言渡をした後、被告人に対する本件の審理判決をした場合の公平
最高裁S39 08/13決定=歩道と車道の区別のある道路では道路交通法48条1項で車両が歩道上に駐車できない
最高裁S39 08/04判決6=被告人が控訴していない外国人登録法違反の罪に関する部分を審理した違法事案
最高裁S39 08/04判決5=韓国政権の要職にあった者が政変で不法入国したことが 刑法37条1項「現在の危難」ではない事案
最高裁S39 08/04判決4=住居侵入罪につき科し得べき罰金刑の多額を超えて罰金刑を科した違法による非常上告事案
最高裁S39 07/17決定=上訴申立書が期間内に管轄裁判所に到達することを期待しうべき相当の理由ある事案
最高裁S39 07/09決定3=数個の窃盗行為が常習としてなされた場合にはその全部は包括して一個の常習犯
最高裁S39 07/09決定=中小企業等協同組合法の信用協同組合と経済関係罰則ノ整備ニ関スル法律2条
最高裁S39 07/07決定=他人の立木がある土地の所有者が立木を永久に伐採しないことを確約で伐採した場合の窃盗罪
最高裁S39 07/01決定3=関税法118条2項の犯人に密輸入者から情を知って犯罪貨物を有償取得者を含むことに適法性
最高裁S39 06/30決定=市のモーターボート整備員が刑法7条の「法令ニ依リ公務ニ従事スル職員」に該当する事案
最高裁S39 06/26決定=刑事訴訟規則290条1項は訓示規定
最高裁S39 06/05判決=刑事訴訟法160条による過料と同法161条による罰金拘留との併科に関する合憲性
最高裁S39 06/01決定=ポリグラフ検査の結果を告げられた後に犯行のすべてを自白したことの任意性
最高裁S39 05/23判決2=累犯加重の原因となる前科の事実を認定する証拠の標目に関する挙示
最高裁S39 05/07決定2=第一審が禁錮2年6月の刑で第二審が懲役2年に変更した場合の刑事訴訟法402条
最高裁S39 04/09決定2=逮捕状の執行で引致された被疑者を他の警察署の代用監獄に押送拘置の適法事案
最高裁S39 03/31決定=仮装の競売手続による刑法96条ノ2の「財産の隠匿」とされた事案
最高裁S39 03/12決定=刑事訴訟法22条の合憲性
最高裁S39 03/11決定2=道交法2条18号の「運転者がその車両等を離れて直ちに運転することができない状態」事案
最高裁S39 03/11決定=刑法189条の墳墓発掘罪の発掘は墳墓内の棺桶、遺骨等を外部に露出させることを要しない
最高裁S39 02/28決定=弁護士法72条は業として訴訟事件に関する鑑定、代理等の法律事務を取り扱うことを要しない
最高裁S39 02/26判決3=犯罪後の法律により刑の変更があった場合の事物管轄関する刑法6条
最高裁S39 02/08決定=売春場所提供の対価又は売春報酬の一部を取得した事実がない場合の売春防止法11条2項
最高裁S39 01/28決定3=四畳半の室内で脅かすために日本刀の抜き身を数回振り廻す行為は暴行罪
最高裁S39 01/23判決6=台風の偽装被災のためダイナマイトで橋を落橋させたことによる爆発物取締罰則1条事案
最高裁S39 01/23判決5=二個の刑で未決勾留日数の裁定通算は勾留状が発せられた罪に対する刑を本刑として算入
最高裁S38 12/24判決5=証人採用したが所在不明のため召喚状送達できない場合の所在調査をしないことの合憲性
最高裁S38 12/24判決4=国鉄の駅待合室で列車運休等の提示してある黒板を撤去等の行為は公文書毀棄罪を構成
最高裁S38 12/06判決3=設立準備中で実在しない会社名義の約束手形を振り出したことによる有価証券偽造罪事案
最高裁S38 12/04判決2=関税法118条の犯罪貨物が転々譲渡され最終知情取得者等が貨物等を納付した場合の効力
最高裁S38 11/12判決3=道路交通取締法28条違反(酒酔い運転)の罪と業務上過失傷害罪の併合罪事案
最高裁S38 11/12判決2=一部有罪一部無罪の判決の全部控訴で有罪部分に理由がなく無罪部分に理由がある場合の措置
最高裁S38 11/08決定=賍物に関する犯人相互の間に配偶者の関係がある場合の刑法257条1項
最高裁S38 10/31決定=被告人自身又は代人の責に帰すべからざる事由で上訴権の行使を妨げられた事案
最高裁S38 10/25決定=検察官作成の控訴申立書に資格に関する記載を誤記または遺脱したにすぎないとされた事案
最高裁S38 10/17判決=伝聞供述が刑訴324条2項、321条1項3号の要件を具備して証拠能力と有すると認めた事案
最高裁S38 09/18決定=住宅合計三八棟を建築確認なしで建築した場合の建築基準法違反罪の罪数
最高裁S38 09/13判決=手錠を施されたまま取調を受けた場合は供述の任意性につき一応の疑いをさしはさむべき
最高裁S38 09/12判決=鉄道のレールを外した意図的な汽車転覆致死等被告事件での全員無罪事案(松川事件) 
最高裁S38 08/23判決2=併合罪として起訴された数個の公訴事実の一部で無罪と認める場合の判決主文の宣告
最高裁S38 07/10決定=相互銀行は経済関係罰則ノ整備ニ関スル法律2条の「別表乙号ニ掲グルモノ」に当たる
最高裁S38 07/09判決2=警察官のポッケトから自己を撮影したフイルムがあるカメラ一台を抜き取った行為の違法性
最高裁S38 07/09決定=農地法3条の許可前に抵当権を設定して農地を売り渡した場合の背任罪
最高裁S38 05/30決定=約束手形の振出人欄の偽造し裏書人欄の虚偽記入した場合は刑法162条1項の包括一罪
最高裁S38 05/22決定2=関税法118条にいう「犯人」には両罰規定の適用を受くべき「法人」又は「人」をも含む
最高裁S38 05/21決定3=法令上の根拠なくして県知事に委託された国の行政事務での県職員等の贈収賄罪事案
最高裁S38 05/17決定=窃取した小切手を呈示して銀行からその額面金額相当の金員を受領した場合の詐欺罪
最高裁S38 05/13決定=土地上に公示札を立てた執行吏の公務員職権濫用罪事案
最高裁S38 04/30決定=交通事故で水路から救出したがその後に逃げ去ったことによる道交法72条の救護義務違反事案
最高裁S38 04/18決定=婦女を姦淫目的でバイクの荷台に乗せて1km疾走したことによる不法監禁罪事案
最高裁S38 04/17判決=「ひき逃げ」は報告義務違反の罪と救護等の義務違反の罪の併合罪の関係
最高裁S38 04/09判決=物品税逋脱の意思による場合でも単に法定の申告をしない場合の物品税逋脱罪
最高裁S38 03/28決定=刑法247条の「財産ノ上損害ヲ加ヘタルトキ」と実害発生の危険を生じさせた場合をも包含する
最高裁S38 02/26判決=売春防止法14条は業務主が注意を尽したことの証明がなされない限り業務主も罰せられる
最高裁S38 02/12判決=所得税逋脱の意思で単に確定申告書を提出しなかった場合の所得税逋脱罪
最高裁S38 01/24決定=けん引自動車の運転者による未然防止注意義務違反での業務上過失傷害罪
最高裁S37 12/28決定=人の生命・身体に危害を生ずるおそれあるい危険業務に従事する踏切警手の注意義務
最高裁S37 12/27判決=旧物品税法22条の両罰規定における法人又は人に対する公訴時効は刑事訴訟法250条で3年
最高裁S37 12/25判決3=酒税法62条の両罰規定における法人又は人に対する公訴時効は刑事訴訟法250条で3年
最高裁S37 12/25判決2=併合罪を適用したことを控訴趣意で違法であると主張をしていない場合の控訴審の判断
最高裁S37 12/18決定2=売春防止法5条は女性のみを処罰の対象とするものではない
最高裁S37 12/12判決=旧関税法83条1項による第三者所有物の没収が違憲である場合の没収に代わる追徴の言渡し
最高裁S37 11/21判決=営利誘拐罪における営利の目的は第三者から報酬として受ける財産上の利益をも包含す
最高裁S37 11/16判決=刑法25条2項但書の規定は憲法39条、14条1項に違反しない
最高裁S37 11/08決定2=毒殺を認識しながら依頼者に手交し殺人予備に終った場合の殺人予備罪の共同正犯事案
最高裁S37 11/07判決=一の裁判によりその一個の犯罪につき法定の主刑及び没収又は追徴を併科することの合憲性
最高裁S37 10/30決定2=旧法事件で高等裁判所のした決定に対して刑事訴訟法428条2項の異議の申立はできない
最高裁S37 10/09決定3=物品税法所定の課税物品たるゴルフクラブ用バツグを数個の製造場で製造した場合の罪数
最高裁S37 10/04決定=非弁護士による債務取立の委任を受けて請求、弁済の受領等は弁護士法72条に当たる
最高裁S37 10/03判決=米国軍票等を密輸入しようとして発見され税関外に持ち出せなかった場合の無許可輸入罪
最高裁S37 08/23決定=公職選挙法252条の選挙権、被選挙権の停止は刑でないが刑訴法381条等の「刑の量定」となる
最高裁S37 08/21判決3=濃硫酸を浴びせられその後8割以上治癒したが結核性胸膜炎で死亡した場合の因果関係の判断
最高裁S37 07/12決定=緊急のため刑務所長の事前の命令のない戒具の使用の適法事案
最高裁S37 07/03判決=刑事訴訟法208条2項により裁判官による勾留期間延長請求認容の適法事案
最高裁S37 06/18判決=主刑の刑期が減ぜられ追徴金額が多少増額された場合の刑事訴訟法402条
最高裁S37 06/15判決=両方の量刑不当を理由とした控訴申立の差戻しで第一審判決より重い刑での刑事訴訟法402条
最高裁S37 06/14判決2=原動機付自転車の保安基準にないものに罰則して略式命令したことによる非常上告事案
最高裁S37 05/29判決4=工事の予定価格の決定に関与しした場合の刑法197条にいう公務員の「其職務」
最高裁S37 05/19判決=強盗殺人被告事件で諸点において審理不尽、理由不備の欠陥があり破棄差戻された事案
最高裁S37 05/17決定=売春防止法11条2項の「業とする」は特別の設備を持ち一個の業態行為を必要とするものでない
最高裁S37 04/26判決4=売春防止法12条で犯行の期間は重複し犯行場所も同一の確定判決がある場合の免訴事案
最高裁S37 04/20判決6=公安委員会による有効な道路通行の禁止、制限処分はなされていなたった無罪事案
最高裁S37 04/12決定3=併用軌道が道路を斜に横断し道路と交差する部分は道路交通法33条1項の踏切
最高裁S37 04/04判決2=新法の施行前にした行為に対する罰則の適用についてはなお従前の例によるとことの適法性
最高裁S37 04/04判決=風俗営業等取締法3条による東京都風俗営業等取締法施行条例22条の合憲性
最高裁S37 03/27決定3=相手が襲撃してきた際に迎撃する目的で兇器を準備した等による刑法208条の2第2項事案
最高裁S37 03/23判決3=静脈内に注射された空気の量が致死量以下の場合での不能犯
最高裁S37 03/22判決=刑事訴訟規則179条の2のいわゆる継続審理の規定の適法性
最高裁S37 03/16判決2=入場税は月を標準として申告、課税、徽收する月税で逋脱罪もまた月を標準として罪数を決定
最高裁S37 03/15決定3=窃盗の訴因と横領の訴因とが公訴事実の同一性を有するものと認められる事案
最高裁S37 03/01決定=道路路運送車輛法による未登録の自動車である場合の関税法108条1号の罰則
最高裁S37 02/22決定4=従業員が金員着服の目的で物品税を逋脱した場合の物品税法18条1項2号の罪
最高裁S37 02/22判決3=簡易公判手続での証拠採用の合憲性
最高裁S37 02/14決定=5年後の判決宣告が迅速裁判の要請に著しく反するものとされた事案
最高裁S37 02/13判決=背任罪で財産上の損害を加えたるときとは財産上の実害発生の危険を生じさせた場合も含む
最高裁S37 02/09決定2=入札予定者に内通した刑法96条ノ3第1項「偽計ヲ用ヒ公ノ入札ノ公正ヲ害スヘキ行為」事案
最高裁S37 01/23判決2=教職員組合役員の組合員に対する行為が社会通念上一般に許容される限度を超えた事案
最高裁S37 01/19判決3=在職中禁錮以上の刑に処せられ執行猶予の有無にかかわらず恩給受給資格を失う
最高裁S37 01/19判決5=刑法96条の3第2項の規定の合憲性
最高裁S36 12/26決定2=弁護士会による人権に関する事件を告発し事件を裁判所の審判に対することを請求する措置
最高裁S36 12/26決定=代理占有保管中の仮処分の標示や封印を施した判示物件での横領罪、封印破棄罪成立事案
最高裁S36 12/20判決5=弁護士法26条の罪が成立するには現実にその職務の公正を害すると否とは要件ではない
最高裁S36 12/20判決4=代理人の民法110条の越権行為で財物を騙取した場合の詐欺罪の成立事案
最高裁S36 12/20判決3=団体等規正令違反被告事件で犯罪後の刑が廃止された場合の免訴の言渡しの適法性
最高裁S36 12/20判決=平和条約発効前の行為を発効後に団体等規正令2条7号、3条により処罰することの適法性
最高裁S36 12/14判決=関税法112条の犯罪で刑法19条1項4号、19条ノ2により追徴された事案
最高裁S36 12/05判決=死刑執行方法の違法を主張して死刑を執行される義務を負わない確認訴訟の不適法
最高裁S36 12/01判決=刑法125条1項の電車往来危険罪の「危険」は電車の顛覆、衝突等の事故の可能性ある状態

最高裁S36 11/30決定3=判決書に裁判長の署名はあるが押印がない場合の刑事訴訟法411条1号
最高裁S36 11/30決定2=陸軍軍法会議法等の廃止にあたり経過措置として軍法会議の後継裁判所を指定した措置
最高裁S36 11/28判決=併合罪のの確定裁判のあったことを認定する証拠書類に関する刑事訴訟法305条の取調
最高裁S36 11/21決定4=証人の供述で多数の証拠のうち一部において相互に牴触するものがある場合の事実認定
最高裁S36 11/21判決2=起訴後に作成された検察官に対する被告人の供述調書の証拠能力
最高裁S36 11/09決定=量刑不当を理由とする検察官控訴の事件で心神耗弱の点を判断しなっかことの適法性
最高裁S36 11/07決定=公務員が職務に関し謝礼を収受した場合の職務上の措置が正当であるかを問わず贈収賄罪
最高裁S36 10/31決定3=公訴棄却決定後その確定前に同一の犯罪についてさらに公訴を提起する場合の二重起訴
最高裁S36 10/31決定2=使途の決まっている金銭または有価証券の寄託を受けた場合の使途以外に使用での横領罪
最高裁S36 10/13判決4=労働組合の執行委員会で公然他人の名誉を毀損する行為での名誉毀損罪成立事案
最高裁S36 10/10判決3=窃盗犯から処分を依頼された者が売却代金を着服した場合の横領罪事案
最高裁S36 10/06判決=刑法96条の「公務員の施した差押の標示を無効ならしめた罪」成立事案
最高裁S36 09/26決定3=業務上の過失と列車の追突事故との間に因果関係があるとされた事案
最高裁S36 09/26判決2=小切手の金額を改ざんする行為は有価証券の変造で有価証券変造罪が成立
最高裁S36 09/20決定=少年法46条の「審判を経た事件」は決定書記載の犯罪事実の他に犯罪事実以外の事実も包含
最高裁S36 09/15判決3=窃盗を有罪とし放火を無罪した原審に事実誤認若しくは理由不備のある事案
最高裁S36 09/14判決2=公安調査官に対する逮捕監禁行為で破壊活動防止法の合憲性等の判断を要しない事案
最高裁S36 09/12判決=鉱業法191条2項の過失侵掘罪と同条1項1号の不法掘採の罪とは併合罪の関係
最高裁S36 09/08判決2=人の飲料に供する井戸水の中に食用紅を溶かした水を注ぎ込での刑法142条事案
最高裁S36 08/28決定=検察官が未だ裁判の執行指揮その他の処分をしない以前での刑事訴訟法502条の異議申立
最高裁S36 08/17判決2=被害者を窒息死させ姦淫の目的を遂げた場合の強姦致死罪の成立事案
最高裁S36 08/17決定=捜査段階における参考人に過ぎない者でも証憑を隠匿すれば証憑湮滅罪が成立する
最高裁S36 07/25判決2=物品税法22条の両罰規定での事業主たる法人又は人に対する公訴時効は3年
最高裁S36 07/19判決3=死刑の執行方法に関する明治6年太政官布告65号は現在法律と同一の効力を有する
最高裁S36 07/19決定2=原審で主張も判断もなかった訴訟手続に関する主張は適法な上告理由となはらない
最高裁S36 07/18決定=被告人自らが上告申立をした場合は原審弁護人提出の上告趣意書に判断を加えない
最高裁S36 07/14判決2=売春を助長する行為を刑罰をもつて禁止する売春防止法第12条は憲法22条に違反しない
最高裁S36 07/13決定=訴訟費用の負担を命ずる裁判の執行免除の申立で期間経過後の申立権回復請求は不適法
最高裁S36 07/06決定=上告棄却の最高判決定の異議申立は決定内容に誤りのある場合に限りすることができる
最高裁S36 06/22判決3=公務員がその職務に関し金員の貸与を受け賄賂を収受した場合のその金額の追徴
最高裁S36 06/14決定=共犯者に対して有罪の判決をした裁判官に対しては忌避の原因とならない
最高裁S36 06/13判決=収賄の共同正犯の訴因に対して贈賄の共同正犯の事実を認定する場合の訴因罰条の変更
最高裁S36 06/07決定2=代理人が故意または過失で上訴期間を徒過した場合は上訴権回復の請求は許されない
最高裁S36 05/26判決10=当事者から終結した弁論の再開請求がなされた場合の措置
最高裁S36 05/26判決9=候補届出前に戸別訪問をして金品等の供与又は供与の申込をした場合の罪数
最高裁S36 05/26判決8=実況見分調書における立会人の供述記載への署名押印と証拠とするための喚問や尋問
最高裁S36 05/23決定2=偽造した公安委員会作成名義の運転免許証で自動車を運転した場合の偽造公文書行使罪
最高裁S36 05/23決定=関税法118条の犯人には同法第112条にいわゆる「運搬等」をした者を含む
最高裁S36 05/09決定=一挙に約10月も言渡のみを延ばした公判期日変更決定の刑事訴訟規則182条1項に違反事案
最高裁S36 05/04判決3=麻薬取扱者が麻薬を不正に取り扱った場合でも麻薬取締法41条の診療簿記載義務がある
最高裁S36 04/20判決3=強姦致死と強姦致傷に関して同一の刑を定めている刑法181条の合憲性
最高裁S36 04/04決定=公職選挙法252条の選挙権、被選権の停止、不停止は刑訴法381条の「刑の量定」に含まれる
最高裁S36 03/30判決4=分筆の測量図で面積を縮少変形して架空の地積とした土地家屋調査士法の虚偽測量事案
最高裁S36 03/30判決3=実在しない司法局別館人権擁護委員会会計課作成名義の証明書を作成、行使した場合
最高裁S36 03/30判決2=控訴趣意が量刑不当の主張のみで刑事訴訟法411条1号でない事案
最高裁S36 03/23決定=関税法118条2項の「犯罪が行われた時」とは1項の各罪の犯罪が行われた時となる
最高裁S36 03/17判決=選挙運動の期間中に文書の頒布として公職選挙法第146条の文書頒布罪の成立事案
最高裁S36 03/14決定3=公判調書の記載が明白な誤記である場合は公判調書は正しい内容で証明力を有する
最高裁S36 03/09判決=証人が外国旅行中で反対尋問の機会がない場合でも供述録取書を証拠採用することの合憲性
最高裁S36 03/07判決3=旧陸軍の使用した「指揮刀」が銃砲刀剣類等所持取締令1条の「刀剣類」でない場合
最高裁S36 03/02決定2=同一人が誣告した書面を時期及び作成名義を異にしてこれを2通作成した場合の2個の誣告罪
最高裁S36 02/23判決=共同被疑者であっても刑事訴訟法第227条による証人尋問の請求ができる
最高裁S36 02/21判決2=いわゆる「ダフ屋」として物価統制令違反罪の成立事案
最高裁S36 02/09決定3=葉たばこ収納での鑑定について手心を加える余地がない場合の収賄罪成立事案
最高裁S36 02/07決定=予備的訴因追加申立の異議申立を却下し予備的訴因の追加の許可決定の特別抗告の不適法
最高裁S36 02/02判決=正規の表示を受けた選挙用葉書でも通行人に手渡すことは公職選挙法243条2号の罪
最高裁S36 01/25決定2=ショックに陥って死亡したものと誤信し放置して凍死させての強姦致死罪成立事案
最高裁S36 01/23決定=農業関係の自動三輪車の運転者が農業と関係ない事故での業務上過失傷害罪成立事案
最高裁S36 01/13判決=異性間の情交も賄賂の目的物となり得るという判例を変更する必要性はない
最高裁S36 01/10判決=県職員が補助金獲得のため橋梁損壊工事をさせたことによる往来妨害致死傷罪成立事案
 

昭和35年以前及び高裁、地裁は刑事判例V   昭和36年から昭和49年までは刑事判例U    昭和50年 以後は刑事判例