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最高裁時系列順

最高裁R05 12/12判決=公職選挙法251条で議員の職を失った当選人は議員として活動に不当利得返還請求権はない
最高裁R05 11/27判決=賃借人が賃貸人とした抵当権設定登記後に取得した債権と差押え後の期間の賃料債権の相殺
最高裁R05 10/16判決=遺族の加害者に対する損害賠償請求権の額から人身傷害保険金額の全額控除できない事案
最高裁R05 09/12判決=
憲法53条後段の臨時会召集決定の遅滞による国会議員の権利又は法律上保護される利益の侵害
最高裁R05 01/27判決=精神科病院に任意入院をした患者が無断離院をして自殺で病院の説明義務違反がない事案
最高裁R04 12/12判決=住宅の賃料等の不払いで賃料保証事業者による無催告の賃貸借契約解除と明渡しの見なし条項
最高裁R04 07/14判決=労災額との合計額が自賠責保険金額を超えても保険会社が国した損害賠償額の支払は有効な弁済
最高裁R04 06/03判決=建材メーカーの石綿含有建材の製造販売で粉塵被害に関する危険表示義務のない事案
最高裁R04 03/24判決=自賠責保険からの損害賠償額相当額を被害者の損害賠償請求権の額から控除できない事案
最高裁R04 01/18判決=不法行為による損害賠償債務の遅延損害金は民法405条の類推適用により元本に組み入れない
最高裁R03 11/02判決=交通事故による車両損傷を理由とする不法行為に基づく損害賠償請求権の消滅時効で身体傷害の場合
最高裁R03 05/17判決4=国(H13〜H16 9/30)及びメーカー(H14 1/1〜H15 12/31)は屋外建設作業者に石綿危険の表示義務なし
最高裁R03 05/17判決3=立証手法に相応の合理性があり特定の石綿含有建材について建材現場到達事実が立証され得る
最高裁R03 05/17判決2=石綿訴訟で国は昭和50年以降責任あり・メーカーは屋外建設作業者に石綿危険の表示義務なし
最高裁R03 05/17判決=建設石綿訴訟で国は昭和50年以降責任あり・複数の建材が被害の原因では共同不法行為責任
最高裁R03 04/26判決=幼児の予防接種でウイルス感染し成人後にHBe抗原陰性慢性肝炎を発症した損害賠償の起算点
最高裁R03 01/22判決2=売買契約の買主の土地の引渡し・登記手続等履行の訴訟による弁護士報酬と債務不履行責任
最高裁R02 10/09判決=専門誌に掲載された少年保護事件の家庭裁判所調査官の論文がプライバシー侵害でない事案
最高裁R02 09/11判決=請負代金債権と瑕疵修補の損害賠償債権の一方を本訴、他方を反訴とし両訴係属中の相殺の抗弁
最高裁R02 07/09判決=交通事故被害者が事故に起因する後遺障害による逸失利益で定期金による賠償が可能な場合
最高裁R02 03/06判決=中間省略所有権移転の連件申請で司法書士の委任者以外の関係での注意義務の範囲
最高裁R02 02/28判決=被用者が事業の執行で第三者に損害を加え損害を賠償した場合の使用者への求償
最高裁R01 09/06判決=医療給付を行った機関が代位取得した不法行為の損害賠償請求権債務の遅延損害金の請求日
最高裁H31 03/12判決=統合失調症の患者の自殺に関し医師に債務不履行又は不法行為の損害賠償がない事案
最高裁H31 02/19判決=不貞行為の第三者責任は夫婦を離婚のやむなきにしたと評価すべき特段の事情がある場合のみ
最高裁H30 12/17判決=名義貸与の依頼を承諾して自動車の名義上の所有者兼使用者は自賠法3条の運行供用者
最高裁H30 12/14判決=詐害行為取消しの受領済みの金員相当額の支払債務は履行の請求時に遅滞に陥る
最高裁H30 10/25判決=刑事収容施設法で保護室に収容されている理由で未決拘禁者の面会を許さない措置は原則違法
最高裁H30 09/27判決=自賠法16条の9第1項「当該請求の事故及び当該損害賠償額の確認をするために必要な期間」
最高裁H29 12/19決定3=賃借人が吸収分割で契約当事者を継承させても違約金債務は信義則上、継承されない事案
最高裁H29 10/23判決=個人情報流出によるプライバシー侵害の精神的損害の有無等の審理不尽の差戻事案
最高裁H28 10/18判決=弁護士法23条の2第2項に基づく照会の報告拒絶は弁護士会に対する不法行為を構成しない
最高裁H28 04/21判決=拘置所の被勾留者への安全配慮義務の不履行に対する損害賠償責任を生じさせる信義則上の義務
最高裁H28 04/12判決=死刑確定者の信書の拘置所長による刑事収容施設法139条2項での返戻の国賠法1条1項不適用事案
最高裁H28 03/01判決=認知症者と同居する妻に民法714条1項の責任はない・同項が適用されるための要件
最高裁H28 01/21判決=TV番組が当時の台湾の一民族の事実を摘示するもので名誉を毀損するものではない事案
最高裁H28 01/12判決2=反社会的勢力への融資の保証契約で免責条項にいう金融機関の「保証契約に違反したとき」
最高裁H27 12/14判決=反訴において本訴請求該債権のうち時効により消滅した部分を自働債権として相殺の抗弁主張
最高裁H27 11/19判決=保証人が主たる債務者から得た求償権消滅時効の中断事由での共同保証人間の求償権消滅時効の中断
最高裁H27 09/15判決=過払金の特定調停で確認条項及び清算条項は公序良俗に反しないが過払金返還請求ができる事案
最高裁H27 06/01判決2=民法468条1項の「債務者が異議をとどめないで指名債権譲渡の承諾」で譲受人に対抗できる場合
最高裁H27 06/01判決=民法468条1項の「債務者が異議をとどめないで指名債権譲渡の承諾」の趣旨
最高裁H27 04/09判決=小学6年の児童が練習で蹴ったボールを避けて怪我をしても両親に監督義務責任がない事案
最高裁H27 03/04判決=不法行為により死亡した被害者の相続人が労災の遺族補償年金を取得した場合の損益相殺的調整(判例変更)
最高裁H26 10/28判決=ねずみ講を運営し破綻した会社の破産管財人によるねずみ講の会員に対する不当利得請求認容
最高裁H26 10/09判決2=労働大臣による昭和33年頃以降の石綿工場に局所排気装置を設置することの義務付け
最高裁H26 10/09判決=石綿工場で防じんマスクに関する規制権限の不行使は国家賠償法1条1項の適用外
最高裁H26 07/29判決2=元利均等分割返済方式の金銭消費貸借契約で毎月の返済額を超過する額が支払がされた場合の充当
最高裁H26 07/24判決2=元利均等分割返済方式の金銭消費貸借契約で毎月の返済額を超過する額が支払がされた場合の充当
最高裁H26 03/24判決=使用者に対する安全配慮義務違反等の損害賠償の算定で過失相殺が認められない事案
最高裁H25 12/10判決=死刑確定者と再審請求弁護人による再審請求のための秘密面会拒否による国賠事案
最高裁H25 09/13判決=保証人が主たる債務を相続したことを知りながら保証債務の弁済をした場合の消滅時効の中断
最高裁H25 07/12判決3=民法717条1項ただし書の規定に基づく土地工作物責任に関する原審の不適法事案
最高裁H25 04/16判決3=債務整理に係る法律事務を受任した弁護士に民法644条での説明義務違反があるとされた事案
最高裁H25 04/12判決=イレッサ輸入承認時から投与開始間に添付文書の記載が予見し得る副作用の記載は不適切でない事案
最高裁H25 04/11判決=継続的な金銭消費貸借取引に係る基本契約が過払金充当合意を含む場合の充当方法
最高裁H25 03/26判決2=金利スワップ取引契約に関し自ら判断すべき性質のもので銀行に説明義務違反がない事案
最高裁H25 03/26判決=一級建築士による偽装計算の建築物計画で建築主事の建築確認が国賠法1条1項で違法でない事案
最高裁H25 03/22判決=区画整理の土地を購入した買主が売買後に賦課金を課された場合に民法570条の「瑕疵」がない事案
最高裁H25 03/07判決=金利スワップ取引契約に関し自己責任の問題で銀行に説明義務違反があったとはいえない事案
最高裁H25 02/28判決=既に弁済期にある自働債権と弁済期の定めのある受働債権とが相殺適状にあるための要件
最高裁H25 01/22判決=建物物の所有ではなくゴルフ場経営を目的とする地上権設定契約での借地借家法11条の類推適用
最高裁H24 12/14判決=元本確定期日前での根保証契約の被保証債権の譲受人による保証債務の履行認容事案
最高裁H24 11/27判決=シンジケートローンでアレンジャーの金融機関に対する情報提供をしなかった不法行為認定事案
最高裁H24 10/12判決=株式会社を設立する新設分割で債務承継されず新設分割に異議ができない場合の民法424条
最高裁H24 09/13判決=定期建物賃貸借とする場合の借地借家法38条2項書面は契約書とは別個独立の書面
最高裁H24 09/11判決=リボ方式の金銭消費貸借の基本契約後に不動産担保権の金銭消費貸借契約での過払金充当
最高裁H24 06/29判決=貸金業者の営業譲渡で過払金債務の承継を認めなくとも信義側に反しない事案
最高裁H24 05/29判決=保険金と過失相殺後の損害賠償請求権額との合計が裁判基準損害額を上回る場合の請求権の代位
最高裁H24 03/23判決=ウェブサイトの掲載記事が社会的評価を低下させ名誉毀損の不法行為を構成するとされた事案
最高裁H24 03/16判決2=保険料支払債務の不履行で猶予期間がある場合の催告なしに保険契約が失効する特約の効力
最高裁H24 02/24判決2=労働者が使用者の安全配慮義務違反を理由とする債務不履行で損害賠償請求する場合の弁護士費用
最高裁H24 02/20判決3=交通事故の被害者に過失がある場合に保険金を支払った保険会社の損害賠償請求権の代位取得
最高裁H23 12/16判決=建築基準法等に違反する建築請負契約と追加変更工事の施工合意に関する公序関係
最高裁H23 12/02判決=貸借契約に基づく市の義務の履行として賃貸人に有利な賃料を公金支出とする適法事案
最高裁H23 12/01判決=リボルビング方式の貸付けで貸金業者が17条書面に確定的な返済期間等記載をしない場合の民法704条
最高裁H23 09/30判決2=完全子会社の過払金等返還債務を含む全ての債務を親会社が引き受ける合意成立の認定事案
最高裁H23 07/21判決=最高裁H19 07/06判決の「瑕疵」は放置すると居住者等の生命等に危険が現実する場合を含む
最高裁H23 07/15判決2=建物賃貸借契約書の更新料条項が消費者契約法10条により無効ではない事案
最高裁H23 07/15判決=刑事弁護活動に関しテレビで懲戒請求をするよう発言したことによる神的苦痛は受忍限度内
最高裁H23 07/14判決=基本契約に基づく過払金を後の基本契約に基づく借入金債務に充当する合意が認められない事案
最高裁H23 07/12判決2=賃貸借契約終了時の敷引特約が信義則違反でなく消費者契約法10条により無効でない事案
最高裁H23 07/12判決=教諭の時間外勤務による心身の健康を損なわないようにする学校長の注意義務のない事案
最高裁H23 07/08判決=貸金債権を一括して貸金業者へ譲渡する契約で譲受業者が過払金返還債務を承継しない事案
最高裁H23 07/07判決2=貸金業者の貸金債権を一括して他の貸金業者への譲渡で過払金返還債務を承継しない事案
最高裁H23 04/28判決2=通信社に賠償責任がなければ配信を受けて記事を掲載した地方紙も賠償責任がない事案
最高裁H23 04/26判決=医師の言動と患者の外傷後ストレス障害(PTSD)が生じたことに相当因果関係がない事案
最高裁H23 04/22判決3=契約の一方当事者による信義則上の説明義務に違反での契約上の債務不履行責任
最高裁H23 04/22判決2=経営破綻の説明義務違反での信用協同組合に対する損害賠償請求権の消滅時効の起算点
最高裁H23 04/22判決=司法書士会の入会時の会館維持協力金20万円は入会を制限するような重大なものでない事案
最高裁H23 03/24判決=敷引金の額が高額に過ぎず敷引特約が消費者契約法10条により無効でない事案
最高裁H23 03/22判決2=貸金業者の営業譲渡の性質を有する譲渡の場合で過払金債務の承継を認めなかった事案
最高裁H23 02/25判決=患者に適切な医療行為を受ける期待権の侵害のみを理由とする医師の不法行為でない事案
最高裁H23 02/18判決=簡易保険金の受取りで無断で委任状を作成した者と本人確認義務違反の者に対する損害賠償事案
最高裁H22 10/19判決=詐害行為取消権は取消債権者の個々の被保全債権に対応して複数発生するものではない
最高裁H22 10/15判決=交通事故で傷害を受け後遺障害が残った場合における社会保険給付との損益相殺的な調整
最高裁H22 10/14判決=公共工事の請負契約が順次行われ代金支払の「入金リンク条項」が停止条件とならない事案
最高裁H22 09/13判決=不法行為で傷害を受け期間経過後、後遺障害が残った場合の社会保険給付の損益相殺的調整
最高裁H22 09/09判決=土地賃貸人、転貸人の地上建物の根抵当権者に対する念書内容の不履行による損害賠償事案
最高裁H22 07/20判決=請負契約に「ユーザーがリース会社と契約完了し入金後払」の記載が停止条件とならない事案
最高裁H22 06/17判決=新築建物に重大な瑕疵があり倒壊の危険がある場合の損害賠償での居住利益等の控除
最高裁H22 06/04判決2=貸金業者で過払金返還請求権の更生債権届出をしないと失権する等の説明をしなかった場合
最高裁H22 06/03判決=固定資産税等の税額を過大に決定した場合の取消訴訟等の手続を経ない国家賠償請求
最高裁H22 06/01判決=土地売買契約締結後に「ふっ素」に関する規制がされて基準値を超えていた場合の民法570条
最高裁H22 04/20判決4=市職員の誤った指導による税務申告で過少申告加算税の賦課決定等を受けた場合の損害賠償
最高裁H22 04/20判決=継続的金銭消費貸借で債務の弁済が借入金全体に行われる場合の利息制限法1条1項「元本」の額
最高裁H22 04/13判決3=インターネット掲示板におけるプロバイダによる発信者情報の開示請求拒否の適法事案
最高裁H22 04/13判決=前訴で虚偽の事実を主張し裁判所を欺罔して勝訴判決を得たことを理由とする損害賠償請求
最高裁H22 03/30判決3=金の商品先物取引の委託契約に係る将来の金の価格と消費者契約法4条2項「重要事項」
最高裁H22 03/30判決2=貸金業の会社の従業員の欺罔行為が会社の事業執行ついてなされたもとみなされるための要件
最高裁H22 03/30判決=大学医学部の推薦入学試験に合格した者に対する授業料等不返還特約の有効事案
最高裁H22 03/25判決=債権債務の消滅という効果を排除して清算金を住民訴訟の不当利得返還債務に充当する場合
最高裁H22 03/02判決2=キツネが高速道路に飛び出した死亡事故で道路管理者に道路の設置又は管理に瑕疵がない事案
最高裁H22 01/29判決=従業員とほとんど異ならない「代表取締役」に対する保証債務の履行請求が権利の濫用に当たる事案
最高裁H22 01/26判決=患者の手にミトンを着装させた行為が必要やむを得ない場合で診療契約上の義務違反でない事案
最高裁H22 01/19判決=共有不動産の賃料を全額自己の収入として所得税等を過大に納付した場合の他人のために事務管理
最高裁H21 12/18判決4=委託者全体と商品取引員との間に利益相反関係がある商品先物取引における説明責任
最高裁H21 12/18判決2=株主総会の決議等がなく退任取締役に退職慰労金支給された場合の不当利得返還請求の判断
最高裁H21 12/17判決3=被害者が他法令給付年金の受給権を有する場合の政府が自賠法72条1項によりてん補すべき損害額
最高裁H21 12/17判決=先行取得した土地で公社との委託契約を解消することができる特殊な事情があったとはいえない事案
最高裁H21 12/10判決=論語による道徳教育を積極的に宣伝して生徒募集して道徳教育を廃止した場合の不法行為
最高裁H21 12/04判決=更生会社の貸金業者で期間内に届出がされなかった過払金返還請求権者への失権主張
最高裁H21 11/27判決3=農協監事が業務執行監査をしないのは不適切な慣行と認定した組合への損害賠償認容事案
最高裁H21 11/27判決2=借地を無断転貸したことが賃貸人に対する背信行為でないとされた事案
最高裁H21 11/27判決=県からの再建資金融資計画の会社に追加融資した決裁関与銀行取締役の善管注意義務
最高裁H21 11/09判決=民法704条(悪意の受益者の返還義務等)後段に基づく損害賠償請求
最高裁H21 10/23判決2=施設入所者への虐待行為があるとして新聞に情報提供した職員への損害賠償認容事案
最高裁H21 10/23判決=市町村立の中学校教諭の職務上生徒に対する損害を国家賠償した都道府県の市町村への求償
最高裁H21 10/01判決=簡易生命保険契で手術保険金の対象となる「子宮観血手術」に該当するとされた事案
最高裁H21 09/11判決2=過払金訴訟で貸金業者による借主の期限の利益喪失の主張が信義則に反する場合
最高裁H21 09/11判決=過払金訴訟で貸金業者による借主の期限の利益喪失の主張が信義則に反しない場合
最高裁H21 09/04判決2=民法704条の悪意の受益者と推定される場合での過払金の受領が不法行為となる場合
最高裁H21 09/04判決=継続的に借入れと弁済が繰り返される基本契約で過払金が発生した場合の民法704条
最高裁H21 07/17判決=複数の車台番号がある自動車の買主の代金返還請求に対する移転登録手続での同時履行の抗弁
最高裁H21 07/16判決3=専門的知識を有しない委託者と商品先物取引委託契約をした場合の商品取引員の説明責任
最高裁H21 07/14判決3=平成18年1月13日最高裁判決以前の利息制限法での貸金業者を悪意の受益者であるとする推定
最高裁H21 07/10判決=平成18年1月13日最高裁判決以前の利息制限法での貸金業者を悪意の受益者であるとする推定
最高裁H21 07/03判決=担保不動産収益執行の効力発生後に抵当権設定登記前に取得した賃貸人への債権を自働債権
最高裁H21 06/04判決=水害保険金と費用保険金が保険給付の性質を異にしていると認められる場合の保険給付の調整
最高裁H21 04/28判決3=加害者が死体を隠匿していた場合は民法160条の法意から民法724条の20年の除斥期間は完成しない
最高裁H21 04/28判決2=入札談合に対して市長が賠償請求をしないことが「怠る事実」に当るとされた事案
最高裁H21 04/28判決=悪ふざけの小学2年生の胸元をつかんで壁に押し当て大声で叱った行為は教育的指導の範囲
最高裁H21 04/24判決=被保全権利がなかったとして本案訴訟で判断され仮処分命令が取消された場合の不当利得返還請求
最高裁H21 04/14判決=貸金業者が期限の利益喪失後の債務弁済を「損害金へ充当」したと記載した領収書を交付していた場合
最高裁H21 03/31判決=農業協同組合の合併で不良債権が適正に評価されていない場合の理事に対する損害賠償請求
最高裁H21 03/27判決2=麻酔担当医師に対する麻酔薬の投与量を調整すべき注意義務を怠った過失認定事
最高裁H21 03/27判決=譲渡禁止特約に反して債権を譲渡した債権者が同特約を理由に譲渡無効を主張する場合
最高裁H21 03/10判決=不法に駐車している車の留保所有権者の残債務弁済期到来後の撤去義務・不法行為責任
最高裁H21 03/06判決=継続的な金銭消費貸借取引で過払金返還請求権の消滅時効が完成していないとされた事案
最高裁H21 03/03判決=継続的な金銭消費貸借取引で過払金返還請求権の消滅時効が完成していないとされた事案
最高裁H21 01/22判決2=利息制限法を超える利息弁済での過払金返還請求権の消滅時効の起算点
最高裁H21 01/19判決=店舗賃貸人の修繕義務の不履行での営業損益について賃借人が損害回避等ができた以降
最高裁H20 12/16判決=民事再生手続開始の申立てでフルペイアウト方式のファイナンス・リース契約の解除特約の無効
最高裁H20 11/27判決=県職員の退職手当で源泉所得税の法定納期限後納付による加算税等徴収された場合の責任
最高裁H20 11/07判決=電車内の携帯電話を注意したことによる痴漢の虚偽申告での損害賠償の証人尋問不備事案
最高裁H20 10/10判決=振込者と受取人との間に振込み原因の法律関係がない場合での権利濫用でない払戻請求
最高裁H20 10/07判決=交通事故の被害者の父が締結した自動車保険契約の人身傷害補償条項での保険金の控除
最高裁H20 09/12判決=交通事故を起した者を車の所有者が全く面識がない場合での自賠法3条の運行供用者事案
最高裁H20 07/04判決2=Aが運転しBが同乗するバイクとパトカーの衝突事故でAの過失をBの過失として考慮できる事案
最高裁H20 07/04判決=コンビニの運営者による加盟店に代わって支払った商品仕入代金の具体的な支払内容の報告義務
最高裁H20 06/24判決=民法708条により嘘の投資話で配当金が被害者を騙す手段として渡された場合は損益相殺はできない
最高裁H20 06/12判決=放送の番組内容について取材対象者の期待、信頼は原則として法的保護の対象とならない
最高裁H20 06/10判決3=採石権侵害による不法行為の損害賠償請求で損害採石量の特定が困難な場合の民訴法248条
最高裁H20 06/10判決2=民法708条により著しく高利の貸付けで反倫理的なヤミ金融業者は利息、元本の返済分全額賠償
最高裁H20 06/10判決=会社分割に伴いゴルフ場の事業が他の会社又は設立会社に承継された場合の預託金返還義務
最高裁H20 04/24判決=チーム医療として手術が行われる場合の説明責任に関するチームの総責任者と主治医の関係
最高裁H20 04/18判決=児童の突発的な行動による負傷事故で担任教諭の安全確保、指導監督に過失がないとした事案
最高裁H20 04/15判決=弁護士会の人権擁護委員会の調査活動として受刑者との接見申入れに応ずべき刑務所長の法的義務
最高裁H20 03/27判決=労災事故の損害賠償請求における過失相殺に関する規定(民法722条2項)の類推適用
最高裁H20 03/17判決=宮城県警カラ出張問題の第2次開示で出張が架空か業務上必要なのかの判断は困難とした事案
最高裁H20 02/29判決=賃料自動改定特約のある建物賃貸借契約で賃料減額請求がされた場合の判断基準
最高裁H20 02/28判決3=暴行死亡現場にいた少年らに対する暴行制止の法的義務・通報等の法的救護義務と損害賠償責任
最高裁H20 02/19判決2=メイプルソープの写真集は「風俗を害すべき書籍、図画」等に該当しないが税関支署長の処理は適法
最高裁H20 02/19判決=交通事故被害者は老人保健法での市町村長に優先して自賠責保険金の限度で支払を受ける
最高裁H20 02/15判決=証券取引法17条の損害賠償責任の責任主体になり得る者は発行者等に限定されな
最高裁H20 01/28判決=取締役の会社に対する損害賠償(商法266条1項5号)責任の消滅時効は民法167条1項の10年
最高裁H20 01/18判決2=リ ボ方式金銭消費貸借の二つの基本契約で一方に過払金がある場合の他方への充当適用基準
最高裁H20 01/18判決=公社が自治体の委託で先行取得した土地の売買契約に漫然とした義務履行としての売買契約
最高裁H19 12/04決定2=賃借権の土地と他の土地とに跨っている建物を借地権設定者がする借地借家法19条3項の申立て
最高裁H19 12/04決定=賃借権の土地と他の土地とに跨っている建物を借地権設定者がする借地借家法20条2項の申立て
最高裁H19 11/16判決=執行役員を退任した者に対する退職慰労金の支払請求が認められなかった事案
最高裁H19 11/01判決=強制連行された韓国に在る韓国人に「被爆者」としての法的地位等を認めた国家賠償事案
最高裁H19 10/19判決3=自動車運転中の「急激かつ偶然な外来の事故」での保険金請求における主張、立証
最高裁H19 07/19判決2=商品取引所の受託業務保証金の実質が「委託により生じた債権」となる場合の民法415、709条
最高裁H19 07/19判決=各貸付けが1個の連続した貸付取引である場合の過払金をその後の借入金債務に充当する合意
最高裁H19 07/17判決=貸金業で43条1項のみなし弁済の適用が認められない場合の民法704条「悪意の受益者」の推定
最高裁H19 07/13判決2=貸金業法17条1項書面の交付に意義・貸金業者の過払金の取得が悪意の受益者であると推定
最高裁H19 07/13判決=利息制限法の制限超過利息を受領した貸金業者の「悪意の受益者」の推定を覆す特段の事情
最高裁H19 07/06判決3=企業の災害補償の請求者に対する疾病など内部的な原因がなかったことまで主張、立証責任
最高裁H19 07/06判決=建物としての基本的な安全性を損なう瑕疵がある場合の設計・施工者等の不法行為責任
最高裁H19 06/11判決=コンビニの加盟店契約で「売上商品原価」の中に廃棄ロス原価等が含まれるか否かの判断基準
最高裁H19 06/07判決2=カードローン基本契約で利息制限法の制限を超える利息の弁済により過払金が発生した場合
最高裁H19 05/29判決2=横田米軍基地の騒音等による損害賠償請求における事実審の口頭弁論終結日の翌日以降の分
最高裁H19 05/29判決=夜間の高速道路で自損事故により車外に避難して後続車にひかれ死亡した場合の死亡保険金
最高裁H19 04/27判決2=日中戦争で日本軍兵士らによる違法行為の損害賠償は日中共同声明5項で裁判上訴求できない
最高裁H19 04/27判決=日中戦争での中国人の日本国等に対する請求権は日中共同声明5項により裁判上訴求できない
最高裁H19 04/24判決2=弁護士に対する懲戒請求が違法な行為として損害賠償が認められた事案
最高裁H19 04/24判決1=内縁の夫の運転する自動車に同乗中の交通事故による内縁の妻の損害賠償における過失相殺
最高裁H19 04/23判決=盗難車両の保険金請求者に必用な盗難の外形的な事実の主張立証責任
最高裁H19 04/17判決=家庭用総合自動車保険約款における盗難車両に関する保険金請求者の主張、立証責任
最高裁H19 04/03判決2=精神科に入院中の患者が吐物を誤嚥して窒息死した場合の担当医の転送義務・気道確保義務
最高裁H19 04/03判決=英会話教室の契約解除に伴う受講料の清算が損害賠償額の予定又は違約金と認定された事案
最高裁H19 03/20決定2=連帯保証債務で氏名等の冒用があり訴状の交付が期待されない場合の民訴法の再審
最高裁H19 03/20判決=パチンコ出店の風俗営業許可阻止のため競合者による社会福祉法人への児童遊園の寄附行為
最高裁H19 03/08判決=法律上の原因なく利得した代替性のある物を第三者に売却処分した場合の不当利得返還義務
最高裁H19 02/27判決=契約締結に強い期待を抱かせる契約準備段階の行為が信義則上の注意義務違反の認定事案
最高裁H19 02/15判決=指名債権譲渡の対抗要件を備えた「国税の法定納期限等以前に譲渡担保財産となっている」事案
最高裁H19 02/13判決=貸主と借主で基本契約がない場合にその後の貸付における前の過払金・民法704条としての利率
最高裁H19 02/02判決=従業員に対する特定の労働組合に所属し続けることを義務付ける内容の使用者との合意と公序
最高裁H19 01/25判決=社会福祉法人の職員に対して国が国賠法に基き損害賠償責任を負う場合の民法715条責任
最高裁H19 01/18判決=定年前での選択定年制による退職の承認のない割増退職金債権の発生を伴う退職の効果
最高裁H18 12/21判決2=破産管財人が敷金返還請求権の質権者に対して不当利得返還義務を負うとされた事案
最高裁H18 12/21判決=破産宣告後の未払賃料等に敷金を充当した破産管財人が悪意の受益者でないとされた事案
最高裁H18 12/01判決=市長の新店舗・住職継承披露祝賀会・市部課長会研修後の懇親会の祝金は交際費ではない
最高裁H18 11/27判決5=大学職員から入学式に出席しなければ入学辞退として取扱と言われ欠席した場合の授業料返還
最高裁H18 11/27判決4=私立医科大学の在学契約における納付済みの授業料等を返還しない旨の特約の効力
最高裁H18 11/27判決3=大学の入学辞退者に対する授業料を返還しない旨の特約に対する消費者契約法9条1号の適用
最高裁H18 11/27判決2=消費者契約法の内容で損害賠償の予定等を定める条項の効力を制限することと憲法29条
最高裁H18 11/27判決=大学の入学辞退者に対する返還特約で授業料等に関する部分の消費者契約法の適用
最高裁H18 11/14判決=ポリープ摘出手術後に出血性ショックにより死亡した事故に関する意見書の採証法則違反事案
最高裁H18 10/27判決=未破裂脳動脈りゅうの患者のコイルそく栓術における担当医師の説明義務違反認定事案
最高裁H18 10/26判決=公共工事で村内業者だけを指名競争入札に参加させることが違法であるとした損害賠償認定事案
最高裁H18 10/17判決=外国の特許を受ける権利の譲渡に伴って譲渡人が譲受人に対しその対価を請求する問題
最高裁H18 09/14判決2=弁護士に対する委任契約から生ずる基本的な義務である違反による懲戒処分の適法事案
最高裁H18 09/14判決=保険約款で事故の発生が保険契約者等の意思に基づかないものであることの主張立証責任
最高裁H18 07/21判決=外国国家が私人との契約で明文の規定により日本の民事裁判権に服することを約した場合
最高裁H18 07/20判決2=第三債務者の仮差押命令送達後にされた債務者の預金口座振込みによる仮差押債権者の対抗
最高裁H18 07/10判決=社会福祉法人で退任した理事に後任理事の選任を委ねて選任の適正が損なわれない事案
最高裁H18 06/16判決=加害行為が終了後相当期間の経過で損害が発生する場合の除斥期間の起算点(B型肝炎訴訟)
最高裁H18 06/12判決=建物建築の二重使用の問題についての説明責任に関する建築会社の担当者、銀行の担当者
最高裁H18 06/01判決=車両水没による車両保険金の支払を請求する者の事故の偶発性についての主張立証責任
最高裁H18 04/20判決2=情報公開条例で開示請求がされた公文書に虚偽の情報が記載されていた場合の国家賠償
最高裁H18 04/18判決2=冠状動脈バイパス手術後に腸管え死となって死亡した場合の医師の注意義務を怠った過失事案
最高裁H18 04/14判決2=反訴請求債権を自働債権とし本訴請求債権を受働債権として相殺の抗弁を主張すること
最高裁H18 04/14決定=委任事務の処理のために受任者に交付した前払費用についての返還請求権の転付命令
最高裁H18 04/11判決=他人の生命の保険で死亡時給付金が遺族に対して保険金の額の一部の場合
最高裁H18 03/30判決2=裁判所によって自賠法16条の3第1項の規定する支払基準でなく損害賠償額を算定すること
最高裁H18 03/30判決=建物の建築が第三者に対する関係において景観利益の違法な侵害となる基準
最高裁H18 03/28判決=自家用自動車総合保険契約の記名被保険者の子が胎児のときの交通事故で障害が生じた場合
最高裁H18 03/23判決=刑務所長が受刑者の新聞社あての信書の発信を不許可したことによる国家賠償認定事案
最高裁H18 03/17判決=期限の利益喪失特約が債務者に誤解を与え制限超過部分を支払うことを事実上強制する
最高裁H18 03/13判決=落雷事故で権利能力なき社団が大会の実施を担当しいる場合の引率者兼監督の教諭の責任
最高裁H18 02/24判決2=19歳を超えてから少年院を仮退院した者の親権者の監督義務違反がないとされた事案
最高裁H18 01/27判決=入院患者がメチシリン耐性黄色ブドウ球菌に感染した後に死亡した場合の担当医の過失
最高裁H18 01/24判決2=特許庁の職員の過失により特許権を目的とする質権を取得できなかった場合の国家賠償額
最高裁H18 01/24判決=利息制限法の制限を超える約定利息の支払を遅滞したときに期限の利益を喪失する旨の特約
最高裁H18 01/23判決2=地方公務員共済組合の破産宣告後に退職金からの払込みが不当利得返還請求権の対象事案
最高裁H18 01/19判決=貸金業で支払期日に制限超過部分の支払を怠った場合に期限の利益を喪失する部分は無効
最高裁H17 12/16判決=建物賃貸借契約が終了した場合の原状回復に関する通常損耗補修特約の否定事案
最高裁H17 12/15判決4=リボルビング方式の貸付けにおける貸金業法17条1項に規定する書面の交付
最高裁H17 12/08判決=拘置所に勾留中の者が脳こうそくを発症し重大な後遺症が残った場合の国家賠償責任
最高裁H17 12/01判決=高等学校用の教科用図書検定の合憲性・文部大臣の裁量的判断における国家賠償責任
最高裁H17 11/21判決2=船舶の衝突によって生じた損害賠償請求権の消滅時効は民法724条による
最高裁H17 11/10判決=刑事事件の法廷における被告人の手錠をされ腰縄を付けられた状態を描いたイラスト画の掲載
最高裁H17 11/08判決4=更生手続が開始されて管財人が会社更生法78条1項1号の否認権を行使する場合の効果
最高裁H17 09/16判決=引渡しまで一切をしていた宅建業者のマンションの専有部分の防火扉の説明事務違反事案
最高裁H17 09/08判決=帝王切開術を希望していた夫婦に経膣分娩での誤解を与えるような説明をした医師の責任
最高裁H17 07/19判決=貸金業者が債務者から取引履歴の開示を求められた場合の開示義務
最高裁H17 07/14判決2=公立図書館の職員が閲覧図書を著作者の思想や信条を理由とする等で破棄することは国賠法上の違法
最高裁H17 07/14判決=証券取引における適合性原則違反行為が不法行為法上も違法となる場合
最高裁H17 06/16決定2=非加熱製剤の投与によるエイズ薬害報道による名誉感情侵害による損害賠償認容事案
最高裁H17 06/16判決=加熱血液製剤の製造承認等に関する雑誌記事等に関する名誉毀損の不法行為不成立事案
最高裁H17 06/14判決=損害賠償額算定で被害者の将来の逸失利益を現在価額に換算する場合の控除すべき中間利息
最高裁H17 06/02判決=自動車損害賠償保障法72条1項の損害のてん補額の算定で被害者の過失を斟酌すべき場合
最高裁H17 04/21判決2=犯罪被害が証拠物を司法警察職員に任意提出し所有権を放棄した場合の証拠物の処分
最高裁H17 03/10判決5=賃貸土地を無断で転貸し土地に産業廃棄物を不法に投棄した場合の現状回復義務
最高裁H17 03/10判決3=借地借家法32条1項による賃料減額請求の当否及び相当賃料額の判断
最高裁H17 01/17判決=破産宣告後の債務に対応する債権を受働債権とし破産債権を自働債権としての相殺
最高裁H16 12/24判決3=交通事故により負傷した者による後遺障害に基づく損害賠償請求権の消滅時効の起算点
最高裁H16 12/20判決2=不法行為により死亡した被害者の相続人が遺族厚生年金の受給権を取得した場合の賠償請求 =判例変更
最高裁H16 12/17判決=課税処分の国家賠償請求で過誤納金の還付等が行われた場合の訴提起等の弁護士費用
最高裁H16 11/26判決2=宅建協会の入会に関し入会資格要件を満たさないことを理由とする入会拒否の適法性
最高裁H16 11/25判決=被害者は放送事業者に放送法4条1項による訂正放送等を求める私法上の権利を有しない
最高裁H16 11/18判決=分譲住宅の購入者に対し価格の適否検討に関する重要な事実を説明をしなかった場合の慰謝料
最高裁H16 11/12判決=暴力団の最上位の組長は下部組織の構成員の殺傷行為で民法715条1項の使用者責任を負う
最高裁H16 11/08判決2=サブリース契約の当事者が借地借家法32条1項に基づく賃料減額請求をした場合
最高裁H16 11/05判決=「無所有」を実践とする団体加入で全財産を出えんした者が脱会した場合の不当利得返還請求権
最高裁H16 10/26判決2=1/2相続分の者が全額の預金を払戻して不当利得返還請求訴訟で払戻しが無効と主張する場合
最高裁H16 10/15判決=水俣病の国、熊本県の責任は昭和35年1月以降・転居から4年経過が除斥期間の起算点
最高裁H16 09/14判決2=支払停止又は破産の申立てを停止条件とする債権譲渡契約の債権譲渡に対する否認権行使
最高裁H16 09/07判決3=薬物等にアレルギー反応を起こしやすいことを申告している場合の医師の注意義務違反事案
最高裁H16 09/07判決2=代用監獄である警察署に勾留中の被疑者と弁護士との「接見」に関する違法性の判断
最高裁H16 08/30決定=協働事業化(経営統合)の協議等を差し止める仮処分の申立は保全の必要性を欠くとした事案
最高裁H16 07/16判決=債権譲渡人の支払停止又は破産の申立てがあったことを停止条件とする債権譲渡契約
最高裁H16 07/15判決=名誉毀損の成否が問題となっている法的な見解「ドロボー」の表明は意見ないし論評の表明
最高裁H16 07/13判決5=民法163条での時効による農地の賃借権の取得についての農地法3条の規定の適用
最高裁H16 07/09判決=貸金業者から債務者に弁済の直後に交付された書面が貸金業法18条書面とされない事案
最高裁H16 06/29判決=建物所有の土地賃貸借契約で消費者物価指数が下降したとしても賃料を減額しない特約
最高裁H16 06/10判決=破産宣告を受けた有限会社の取締役による放火と火災保険約款の免責条項の「取締役」
最高裁H16 06/08判決2=売買契約の決済日に当事者双方から所有権移転登記手続を嘱託された司法書士の嘱託拒否
最高裁H16 04/27判決2=じん肺による死亡の損害額算定でじん肺法所定の管理区分で消滅時効が完成している場合
最高裁H16 04/27判決=加害行為終了後相当の期間経過後に損害が発生する場合の民法724条の除斥期間の起算点
最高裁H16 04/20判決=共同相続人の1人が相続財産中の可分債権を相続分を超えて債権行使した場合の不法行為責任
最高裁H16 02/20判決3=貸金業法18条(受取証書の交付)1項書面の交付があった場合の同法43条1項の適用要件
最高裁H16 02/20判決=貸金業法18条(受取証書の交付) ・同法43条(任意に支払つた場合のみなし弁済)の意義
最高裁H16 01/15判決4=スキルス胃癌を発見することが十分に可能で生存していた相当程度の可能性があった事案
最高裁H15 12/09判決=火災保険契約で地震保険の内容等に関する情報の提供等の不備を理由とする慰謝料請求
最高裁H15 11/14判決2=食道がんの手術後に管の抜いて呼吸停止及び心停止に至った場合の意志の責任
最高裁H15 11/14判決=建築基準関係規定に適合し安全性等が確保された建築物の購入者に対する建築士の賠償責任
最高裁H15 11/11判決=担当医師が過失により患者を適時に適切な医療機関へ転送すべき義務を怠った場合
最高裁H15 11/07判決=金融機関の従業員に対する顧客が宅地購入時における接道要件に関する説明責任
最高裁H15 10/23判決=サブリース契約の当事者が借地借家法32条1項のく賃料減額請求をした場合の考慮すべき事情
最高裁H15 10/21判決2=建物賃貸借契約で使用収益の開始前に借地借家法32条1項の賃料の額の増減を求めること
最高裁H15 10/21判決==サブリース契約で借地借家法32条1項による賃料減額請求をした場合の当否と相当賃料額
最高裁H15 10/16判決=テレビの報道番組の内容で人の社会的評価を低下させるか否かについて判断すべき基準
最高裁H15 10/10判決2=計算上安全でも請負契約の約定に反する太さの鉄骨が使用された場合の建物建築工事の瑕疵
最高裁H15 09/16判決=利息制限法を超える利息を任意に支払ったことによる過払金の他の借入金債務への充当
最高裁H15 09/12判決=氏名等の個人情報を本人の同意を得ることなく警察に開示した大学の行為は不法行為を構成
最高裁H15 09/11判決=利息制限法を超える利息を任意に支払ったことによる過払金の他の借入金債務への充当
最高裁H15 07/18判決2=継続的金銭消費貸借で制限超過部分を元本に充当しても過払金がある場合の民法489、491条
最高裁H15 07/18判決=依頼者のためにした税務申告で過少申告等があった場合の税理士損害保険の特約条項の適用
最高裁H15 07/11判決2=複数の加害者と被害者の過失が競合する一つの交通事故で絶対的過失割合を認定できる場合
最高裁H15 06/12判決2=債務整理事務の委任を受けた弁護士の委任事務処理のための個人名義の口座の預金債権
最高裁H15 06/12判決=地代等自動改定特約で改定基準を定める基礎とされていた事情の喪失と借地借家法11条1項
最高裁H15 04/11判決3=入会地が売却されその代金が入会権者らの総有的に帰属するとされた事案
最高裁H15 04/08判決=現金自動入出機による預金の払戻しも民法478条が適用され銀行に過失があるとされた事案
最高裁H15 03/25判決=郵便局保険外務員が簡易保険契約者に対し虚偽の事実で融資を受けた行為の使用者責任
最高裁H15 03/14判決=少年法61条が禁止している推知報道の判断基準と損害賠償責任の違法性阻却事由の判断
最高裁H15 02/21判決=損害保険代理店が保険契約者の保険料のみを目的とする普通預金口座の預金債権の帰属
最高裁H15 01/17判決=全国都道府県議会議員軟式野球大会に参加した県議会議員と命令に従って議員に随行した職員
最高裁H14 11/08判決=薬剤投与によって皮膚粘膜眼症候群を発症させ失明させたことによる医師の責任認容事案
最高裁H14 09/26判決=米国の特許権の侵害に当たる行為に関する日本における差止め請求と民法709条の適用
最高裁H14 09/24判決5=末期がん患者の家族にがん告知をしなかったこと等による医師の診療契約に付随する義務違反
最高裁H14 09/24判決4=公的立場にない者のプライバシー等の侵害に基づく小説の出版の差止めを認めた事案
最高裁H14 09/24判決3=建築請負の建物に重大な瑕疵があるためにこれを建て替えざるを得ない場合の損害賠償
最高裁H14 09/11判決=特別送達郵便物で不法行為での国の損害賠償責任を免除、制限している部分は憲法17条違反
最高裁H14 07/11判決2=空クレジット契約で保証契約に関し意思表示の要素の錯誤があるとされた事案
最高裁H14 07/02判決=談合による損害賠償請求権の行使を怠る事実に係る住民監査請求は1年以上経過後も可能
最高裁H14 03/28判決=賃貸人が信義則上、賃貸借契約の終了をもって再転借人に対抗することができないとした事案
最高裁H14 03/08判決=一般的には定評があるとされる通信社から配信された記事による名誉毀損認容事案
最高裁H14 01/29判決5=新聞紙に記事が掲載されたことを認識したと認定した原審の判断過程の経験則違反事案
最高裁H14 01/29判決4=裁判所による名誉毀損行為の時点では存在しなかった証拠を考慮すること
最高裁H14 01/29判決3=通信社が新聞社に記事を配信した「大麻を所持」が真実と信ずる相当理由がないとされた事案
最高裁H14 01/29判決2=新聞社が通信社から配信を受けて裏付け取材をすることなくそのまま新聞紙に掲載した場合
最高裁H14 01/29判決=民法724条の被害者が損害を知った時とは被害者が損害の発生を現実に認識した時
最高裁H13 12/18判決6=有価証券に表章された金銭債権を受働債権として相殺をする場合の有価証券の占有
最高裁H13 12/13判決3=組合に対する支配介入等による損害賠償事案(全税関東京損害賠償請求事件)
最高裁H13 11/27判決5=指名債権譲渡の予約で確定日付のある証書により債務者に対する通知又は承諾がされた場合
最高裁H13 11/27判決4=医療行為(乳癌手術)に関する当時の医療水準での医師の知る範囲で説明義務等の認定事案
最高裁H13 11/27判決3=瑕疵担保の損害賠償請求権は消滅時効の適用があり買主が目的物の引渡しがあってから進行
最高裁H13 11/27判決2=債権者不確知を原因とする弁済供託に係る供託金取戻請求の認定事案
最高裁H13 11/27判決=数量指示売買で数量が超過する場合(測量の誤り)における売主の代金の増額請求
最高裁H13 11/22判決5=預託金会員制ゴルフクラブに支払うべき預託金のクレジット契約でゴルフ場の開場遅延の場合
最高裁H13 11/22判決3=土地売買について公簿面積が177u、実測が167.79uの場合で数量指示売買とされた事案

最高裁H13 11/22判決=多数の売掛代金等をいわゆる集合債権の対象とした譲渡担保契約を認めた事案
最高裁H13 11/22判決=遺留分減殺請求権は特段の事情がある場合を除き債権者代位の目的とすることができない
最高裁H13 11/21決定=裁判所が第三者に借地借家20条の賃借権の譲受けの承諾に代わる許可の裁判をする場合
最高裁H13 11/16判決2=商標権の譲渡行為が詐害行為で取消された場合の債権者が債務者に代位しての返還請求
最高裁H13 10/25判決4=組合に対する支配介入等による損害賠償事案(全税関横浜損害賠償請求事件)
最高裁H13 07/13判決=りんご生産事業組合で組合員が組合の事業作業に従事して支払を受けた場合の税務上の処理
最高裁H13 06/08判決2=プレス機に挟まれ患者の外科手術後の細菌感染症の予防措置に関する医師の注意義務違反
最高裁H13 06/08判決=日本に住所等を有しない者への損害賠償請求訴訟で日本に国際裁判管轄を肯定した事案
最高裁H13 03/28判決=小作地の「宅地並み課税」で固定資産税等の増加によって小作料の増額請求はできない(判例変更)
最高裁H13 03/27判決4=加入電話契約者以外の者が利用したダイヤルQ2の情報料の支払いをした場合の不当利得
最高裁H13 03/27判決=ダイヤルQ2で未成年者の利用で高額な料金請求は信義則、衡平の観念で5割負担とした事案
最高裁H13 03/16判決=自動継続特約付きの定期預金債権に対する仮差押えの執行がされた場合の自動継続の効果
最高裁H13 03/13判決2=賃借人が抵当権設定登記の後に賃貸人に対して取得した債権を自働債権とする賃料との相殺
最高裁H13 03/13判決=交通事故と医療事故とが順次競合した共同不法行為に当たる場合の損害賠償責任
最高裁H13 02/22判決3=土地の売買契約締結後、一部に隣接地所有者と所有権帰属の紛争がある場合の民法564条
最高裁H13 02/13判決=コンピュータ用ゲームソフトで著作人格権の有する「同一性保持権」の侵害認定事案
最高裁H12 11/14判決2=他人の不法行為により死亡した者の将来受給し得た扶助料と不法行為による損害での逸失利益
最高裁H12 11/14判決=不法行為で死亡した者が生存していたならば将来得たであろう遺族厚生年金は逸失利益でない
最高裁H12 09/22判決=医療水準にかなった医療行われていたならば生存していた可能性の証明された場合の損害賠償
最高裁H12 09/07判決4=不法行為で死亡した者の配偶者及び子が扶養を受けていた場合の扶養利益喪失による損害額
最高裁H12 06/13判決=被疑者の逮捕直後の初回の弁護人との接見で捜査機関として遵守すべき注意義務違反事案
最高裁H12 04/21判決=将来発生すべき債権が譲渡予約の目的とされている場合の債権の特定
最高裁H12 04/07判決2=共有不動産を単独で占有する共有者に対する不当利得返還請求ないし損害賠償請求
最高裁H12 03/24判決=長時間の残業を恒常的に伴う業務でうつ病にり患し自殺した場合の民法715・722条
最高裁H12 03/09判決=離婚に伴う財産分与で不相当に過大な部分は詐害行為の取消しの範囲となる
最高裁H12 02/29判決2=年会費のある預託金会員制ゴルフクラブの会員が破産場合の破産管財人からの契約の解除
最高裁H12 02/29判決=宗教上の信念から輸血を拒否する者に輸血の説明をしないで輸血をした場合の損害賠償
最高裁H12 02/07判決=刑事事件で秘密の暴露がなく自白の客観的証拠もほとんどなく経験則違反の違法認定事案
最高裁H11 12/20判決=交通事故で介護を要するようになった被害者が事故後に別の原因で死亡した場合の介護費用
最高裁H11 11/30判決4=会員制ゴルフクラブのパンフレットにある施設等が実際と大幅に異なる場合の入会契約の解除
最高裁H11 11/24判決=抵当権者が抵当不動産の所有者の不法占有者に妨害排除請求権を代位行使できる
最高裁H11 11/09判決3=従来のゴルフコースを廃止して新たなゴルフコースを開設した場合の従前の会員のコース利用権
最高裁H11 10/26判決=名誉毀損の行為者が刑事第一審判決の認定事実と同一性のある事実を摘示した場合
最高裁H11 10/22判決=不法行為により死亡した場合の遺族年金の支給を受けるべき者の加害者への損害賠償額
最高裁H11 07/16判決4=好意から作業を手伝った者がクレーン車の運転補助者でなく自賠法3条「他人」とされた事案
最高裁H11 07/16判決2=セクシュアル・ハラスメントによる慰謝料120万円の認容事案
最高裁H11 04/22判決5=運転者の特定が困難な場合の捜査機関の認定と反する運転手を特定しての損害賠償請求
最高裁H11 03/25判決3=帰依する宗教団体等を批判する週刊誌等の記事で心の静穏を乱したことによる不法行為責任
最高裁H11 03/25判決2=建物賃貸借で建物を第三者に所有権移転して賃貸人を旧所有者に留保する合意をした場合
最高裁H11 03/23判決=脳神経減圧手術を受けた後間もなく患者が脳内血腫を生じて死亡した場合の原因認定の判断
最高裁H11 03/09判決=和議債権と和議債権者に対する債権とが和議認可決定確定前に相殺適状にあった場合
最高裁H11 02/25判決3=木造建物の所有を目的とする土地の使用貸借で民法597条2項但書「足りるべき期間」の判断
最高裁H11 02/25判決=患者の肝細胞がんを早期に発見するための検査を実施しなかった注意義務違反認定事案
最高裁H11 02/23判決=やむを得ない事由があっても任意の脱退を許さない組合契約の約定は民法678条により無効
最高裁H11 01/29判決2=交通事故の連帯損害賠償で一方のみが過失相殺され他方が損害の一部をてん補した場合
最高裁H11 01/29判決=医師が診療報酬基金から将来支払を受ける診療報酬債権を目的とする債権譲渡契約の効力
最高裁H11 01/21判決3=貸金業者へ債務者が利息として任意に支払った額が利息制限法を超える場合のみなし弁済の効果
最高裁H11 01/21判決2=建物賃貸借契約継続中に賃借人の賃貸人に対する敷金返還請求権の存在確認を求める訴え
最高裁H10 09/10判決=共同不法行為者の一人と被害者との訴訟上の和解で債務の免除の効力が他の者に及ぶ場
最高裁H10 09/03判決=阪神大震災で賃借家屋が滅失して賃貸借契約が終了した場合の敷引特約の不適用事案
最高裁H10 07/17判決3=不適切な部分があっても論評中の他人の著作物の引用紹介で名誉毀損の違法性がない事案
最高裁H10 06/30判決=債権の一部の判決を求める提訴された場合における別訴で残部を自働債権とする相殺
最高裁H10 06/22判決=詐害行為益者の詐害行為取消権を行使する債権者に対する債権の消滅時効の援用
最高裁H10 06/12判決2=債務者が自己の第三者に対する債権を譲渡した通知に対する詐害行為取消権行使の対象
最高裁H10 06/12判決=不法行為を原因として心神喪失の常況にある被害者のする損害賠償請求権と民法158、724条
最高裁H10 06/11判決2=宅地建物取引業保証協会が内部規約で弁済業務保証金に関する事項に制限を加える行為
最高裁H10 05/26判決=強迫で消費貸借契約の借主となり貸主に指示して貸付金を給付させた後契約を取消した場合
最高裁H10 04/30判決=被告による訴訟上の相殺の抗弁に対し原告が訴訟上の相殺を再抗弁として主張する場合
最高裁H10 04/24判決2=土地(農地)売買契約に基づく債務の履行不能による損害賠償請求権の消滅時効の起算点
最高裁H10 04/14判決=民法上の組合の性質を有する建築工事の共同企業体の構成員の第三者に対する債務関係
最高裁H10 04/09判決=現場監督が病気のため工事現場に出られない場合の債務の本旨に従った労務の提供の判断
最高裁H10 03/26判決=配当異議の申出をしなかった一般債権者が配当を受けた他の債権者に対する不当利得返還請求
最高裁H10 02/26判決=内縁の夫婦による共有不動産の共同使用と一方の死亡後の単独使用での合意の推認
最高裁H10 02/10判決=物上代位の目的債権が他に譲渡され第三者対抗要件が備えられた場合抵当権者の物上代位権
最高裁H10 01/30判決2=犯罪を犯したとの印象を与える新聞記事を掲載したことが不法行為を構成する場合
最高裁H09 12/18判決4=担保物件が弁済までの間に共同相続により共有となった場合の民法501条5号「頭数」
最高裁H09 12/18判決=位置指定道路の通行に関し特段の事情がない限り通行妨害と妨害排除請求権を有する
最高裁H09 11/28判決2=市立保育園の保母の業務と頸肩腕症候群との間に経験則から因果関係が認められる事案
最高裁H09 11/27判決=2時間後に返す約束で自動車を無償で借りた者による1ヶ月後の事故と自賠法3条の運行供用者
最高裁H09 11/13判決2=期間の定めのある建物賃貸借における賃貸人との間で保証契約を締結した場合の保証人の責任
最高裁H09 11/11判決=賭博の債権が譲渡された場合で債権の債務者が異議なく債権譲渡を承諾した場合の公序良俗
最高裁H09 10/31判決2=運転代行の事故では自賠法2条3項の「保有者」・依頼人は自賠法3条で代行に対する関係で他人
最高裁H09 10/31判決=旧債振替禁止条項に違反した場合における保証債務の消滅の効果
最高裁H09 10/14判決=ゴルフ場建設工事中の入会契約で開場すべき債務の履行遅滞による解除が認められない事案
最高裁H09 09/09判決4=乗車中の恋人が衝突事故で死亡した場合の衝突させた者が支払う損害賠償額と民法722条
最高裁H09 09/09判決3=債権全額を代位弁済した保証人が破産債権調査期日の後に名義変更の申出をした場合の求償権

最高裁H09 09/09判決2=新聞記事である事実を基礎としての意見ないし論評の表明による名誉毀損の場合
最高裁H09 09/09判決=国会議員が国会で行った質疑等で個別の国民の名誉や信用を低下させる発言があった場合
最高裁H09 09/04判決4=市立中学校生が課外クラブ活動としての柔道部の練習中の事故で教諭の指導責任がない事案
最高裁H09 09/04判決2=公証人が公正証書の内容となる法律行為の法令違反等に関するの調査義務の範囲
最高裁H09 09/04判決=国際仲裁契約の成立及び効力の準拠法でニューヨーク市で適用される法律とされた事案
最高裁H09 08/29判決=教科書検の修正意見による慰謝料一部認容事案・教科書執筆の自由と憲法26条
最高裁H09 07/17判決=借地上の建物の譲渡担保権者が建物の引渡しを受けて使用収益をする場合の民法612条
最高裁H09 07/15判決=不動産競売の土地で執行官が14条地図があるにも拘わらず土地の位置を見誤った事案
最高裁H09 07/15判決=報酬債権と瑕疵修補に代わる損害賠償債権の相殺後の報酬残債務の履行遅滞時期
最高裁H09 07/11判決=外国裁判所判決で見せしめと制裁のための懲罰的損害賠償としての金員支払の執行判決
最高裁H09 07/01判決2=密接に関連して一体として利用されている二筆の借地の一方の土地の明渡請求
最高裁H09 07/01判決=ゴルフクラブ入会契約後のゴルフ場のり面崩壊という事情の変更と予見可能性・帰責事由
最高裁H09 06/17判決=生命保険の契約者兼金受取人の有限会社が意思表示の受領権限を有する者を欠く場合
最高裁H09 06/05判決3=譲渡禁止特約のある指名債権の譲渡後にされた承諾の場合の債権譲渡の第三者効力
最高裁H09 05/27判決2=新聞記事による名誉殿損によって損害の発生する時期と有罪判決での慰謝料額の算定
最高裁H09 05/27判決=新聞に掲載された記事による名誉殿損に関するその新聞の読者層や社会的評価との関係
最高裁H09 04/24判決2=利回り保証の約束をして取引を勧誘した一連の行為で民法715条による証券会社の不法行為責任
最高裁H09 04/24判決=生命保険の契約者貸付制度での保険契約者の代理人と称する者の申込みと民法478条
最高裁H09 03/25判決=損害保険契約で保険会社が保険金の支払に関して遅滞の責めを負うべき時期
最高裁H09 02/25判決7=差押えの競合で差押債権者に二重に弁済した場合の第三債務者の不当利得返還請求権
最高裁H09 02/25判決6=免責の効力を受けた破産債権の債権者による詐害行為取消権の行使
最高裁H09 02/25判決3=医療過誤訴訟での起因剤及び発症日の認定、因果関係等の判断に関する訴訟上の立証
最高裁H09 02/25判決2=賃貸借契約が転貸人の債務不履行で解除により終了した場合の賃貸人承諾の転貸借
最高裁H09 02/14判決=請負契約の注文者が瑕疵の修補に代わる損害賠償債権と報酬全額の支払の関係
最高裁H09 01/28判決9=自転車運転手による市道に接するフタのない農業用水路での市道の設置又は管理の瑕疵
最高裁H09 01/28判決3=土地収用法の訴訟で補償金増額分に対する収用の時期以降の法定利率相当の請求
最高裁H09 01/28判決2=不法就労者が労災を受けた場合の損害賠償額の算定方法
最高裁H08 12/17判決=共同相続人の一人が相続開始前から被相続人の許諾を得て相続建物で被相続人と同居の場合
最高裁H08 11/12判決=同一当事者間の2個以上の契約のうち一の債務不履行で他の契約を解除できる場合
最高裁H08 10/29判決=不法行為で傷害を被ったことに基づく損害賠償の額を定める場合の被害者の身体的特徴
最高裁H08 10/14判決=小規模で閉鎖的な有限会社が賃借人である場合の実質的な経営者の交代と民法612条
最高裁H08 09/03判決=措置入院中の精神分裂病患者による院外散歩中に無断離院して通行人殺害での病院等の責任
最高裁H08 07/12判決6=第三者所有地の賃料と賃貸人所有地の公租公課の合計額を下回る場合の借地法12条2項
最高裁H08 07/12判決4=床上浸水の被害に関し河川管理等の瑕疵はなく、あったとしても因果関係がないとされた事案
最高裁H08 07/12判決3=預託金会員制ゴルフクラブの会員権の譲渡に関するゴルフ場経営会社以外の第三者対抗要件
最高裁H08 07/12判決=公租公課の額を下回ることを知りながら支払う賃料と借地法の相当と認める地代又は借賃
最高裁H08 06/18判決=敷金返還請求権を目的とする質権設定で第三債務者の異議をとどめない承諾の民法95条事案
最高裁H08 05/28判決3=売買契約締結後、目的物の仮差押命令申立てが違法である場合の違約金支払の損害の予見
最高裁H08 05/31判決=交通事故の被害者がその後の別の交通事故で死亡した場合の最初の事故の損害賠償額
最高裁H08 05/28判決=虚偽の不動産仮差押申立の執行ために仮差押解放金を金融機関から借り入れた場合の利息
最高裁H08 04/26判決=振込依頼人と受取人との間にその原因となる法律関係がない場合の振込金額の普通預金契約
最高裁H08 04/25判決=交通事故後の別の原因での死亡した場合の交通事故の後遺障害による逸失利益の算定額
最高裁H08 03/28判決2=企業秩序維持のため従業員の法的利益侵害の性質を有する「厳重注意」と不法行為の成立
最高裁H08 03/05判決=誰が加害自動車の保有者であるかに争いがある場合での自賠法上請求権の消滅時効の起算点
最高裁H08 02/08判決2=詐害行為取消権によって保全される債権の額で詐害行為後に発生した遅延損害金の取扱い
最高裁H08 01/26判決2=建物の強制競売で代金納付の時点において借地権が存在しなかった場合の売買契約の解除
最高裁H08 01/23判決=麻酔剤の能書に2分間隔に血圧を測定すべきと記載されている場合の医療水準の注意義務
最高裁H07 11/10判決2=自家用自動車保険普通保険約款の免責条項にいう「配偶者」には内縁の配偶者も含まれる
最高裁H07 09/19判決=建物賃借人から修繕工事をした者が賃借人の無資力を理由での建物所有者に対する請求
最高裁H07 09/05判決3=共産党員や同調者であることのみよる理由で監視し孤立させる等の行為による損害賠償事案
最高裁H07 07/18判決4=相殺予約をした場合に一方の他の債権者が差押さえをしたときの対抗
最高裁H07 07/07判決2=道路の周辺住民の自動車騒音等により社会生活上受忍すべき限度を超える被害の認定事案
最高裁H07 07/07判決=道路等の施設の周辺住民からその供用の差止めが求められた場合の違法性の判断要素
最高裁H07 06/29判決2=土地を幼稚園の運動場としてのみ使用する旨の合意とそれが実施されている場合の借地法1条
最高裁H07 06/23判決=担保保存義務免除特約で物上保証人の民法504条の免責効果が生じなかった場合の第三取得者
最高裁H07 06/09判決=未熟児の未熟児網膜症に関する昭和49年12月における医療機関に要求される医療水準
最高裁H07 05/30判決3=退院時に適切な説明、指導がないことで黄疸に罹患し脳性麻ひとなった子の医師の責任
最高裁H07 05/30判決=自家用自動車保険普通保険約款の搭乗者傷害条項の「正規の乗車用構造装置のある場所」
最高裁H07 04/25判決3=被害者の受領拒絶を理由とする損害賠償債務の弁済供託は自賠法15条の「支払」
最高裁H07 04/25判決=医師が患者及び家族に癌の疑いがある説明をしなかったことに関する債務不履行の不認定事案
最高裁H07 04/14判決=フルペイアウト方式の契約後ユーザーの会社更生手続開始決定があった場合の未払のリース料
最高裁H07 03/10判決=スキー場で上方から滑降する者の前方を注視し下方滑降者の動静に対する注意義務
最高裁H07 01/30判決=被保険自動車で死亡した者の相続人が受領した死亡保険金に関する損害額からの控除
最高裁H07 01/24判決=未成年者の行為により火災が発生した場合の民法714条1項
最高裁H07 01/20判決2=ゴルフクラブの預託金制の平日会員入会契約に会員権譲渡禁止特約があったとされた事案
最高裁H07 01/20判決=和議認可決定で連帯保証人の一人に対し他の連帯保証人が決定後の弁済により取得した求償権
最高裁H06 12/20判決2=市が固定資産を有料で借り受けた場合の非課税による固定資産税相当額の損益相殺
最高裁H06 12/06判決4=根保証契約の限度額の明示がない場合に同時にされた根抵当権の極度額と同額とされた事案
最高裁H06 11/24判決=不貞行為での共同不法行為者の損害賠償債務と民法437条(連帯債務者の1人に対する免除)
最高裁H06 11/22判決4=信用金庫の職員から小切手を詐取された者による信用金庫への損害賠償請求の認容事案
最高裁H06 11/22判決3=父所有の自動車に友人が借りて運転して同乗中死亡した子が自賠法3条の「他人」事案
最高裁H06 11/22判決=特定の金銭債権の一部請求の額を超える範囲の自働債権の存否についての既判力
最高裁H06 10/25判決=借地法4条1項の正当事由を補完する立退料等金員の提供ないしその増額の申出時期
最高裁H06 10/11判決=建物賃借人の失火で全焼して敷地使用借権を喪失した賃貸人によるが賃借人への損害賠償
最高裁H06 09/08判決2=「債務の弁済」と「譲渡担保の目的物の返還」とは同時履行の関係に立たない
最高裁H06 07/18判決5=適法な転貸借で賃貸人が賃料の不払を理由として賃貸借契約を解除する場合の代払の機会
最高裁H06 07/18判決2=保険契約者が死亡保険金の受取人を被保険者の「相続人」と指定した場合の相続人の権利割合
最高裁H06 07/18判決=交通事故で第一審判決によって支払を命じられた損害賠償金の全額を提供や供託の有効性
最高裁H06 06/07判決2=預金者の代理人と称する者に預金担保貸付けをし払戻充当した場合の民法478条の類推適用
最高裁H06 06/07判決=借地法4条1項ただし書の更新拒絶につき正当の事由がない事案
最高裁H06 04/21判決2=損害賠償額予定で債務不履行に関し債権者に過失があった場合の過失相殺の斟酌
最高裁H06 03/22判決=売主が手付けの倍額を償還して売買契約を解除するための要件
最高裁H06 03/10判決=債権者を不確知を理由とする弁済供託で被供託者に実体を備えていないものがある場合
最高裁H06 02/22判決=雇用者の安全配慮義務違反によりじん肺に罹患したための損害賠償請求権の消滅時効の起算点
最高裁H06 02/08判決2=恩給受給者が国民金融公庫の担保に供した恩給が払渡し完了後に恩給裁定が取り消された場合
最高裁H06 02/08判決=前科等にかかわる事実が著作物で実名を使用して公表された場合の損害賠償認定事案
最高裁H06 01/20判決=配偶者と第三者との同棲で第三者に対する慰謝料請求権の消滅時効の起算点
最高裁H05 11/26判決=借地法12条1項の賃料額の増減が請求できる事情における個人的な事情の変更
最高裁H05 11/25判決3=PCのファイナンス・リース契約で利用者がPCの使用ができない場合でのリース料支払義務事案
最高裁H05 10/19判決=建物工事注文者と元請負人の間に出来形部分は注文者に帰属する旨の約定の意義
最高裁H05 09/21判決2=不法行為で死亡の相続人による加害者に死亡者の得べかりし普通恩給等の逸失利益の請求
最高裁H05 09/09判決3=交通事故と被害者がうつ病となり自殺したことに相当因果関係があるとした事案
最高裁H05 09/07判決=「保険金額ヲ受取ルヘキ者ノ相続人」の解釈と保険金受取人の権利の割合の判断
最高裁H05 07/20判決4=三社間契約が実質は金銭消費貸借契約又は諾成的金銭消費貸借契約とされた事案
最高裁H05 07/20判決2=国家賠償の損害賠償請求に憲法29条3項のく損失補償請求を予備的・追加的に併合する場合
最高裁H05 07/19判決4=預金者以外の者が真正なキャッシュカードと正しい暗証番号で払戻しを受けた場合の銀行の免責
最高裁H05 06/25判決=タクシー会社で月ごとの勤務予定表作成後に有給休暇を取得すると皆勤手当を支給しない措置
最高裁H05 04/22判決=仮差押えは民法434条の「履行ノ請求」に含まれない
最高裁H05 04/06判決=自賠法72条1項「被害者」の内縁の妻に扶養利益の喪失額がに相当するてん補を受けている場合
最高裁H05 03/30判決6=幼児が公営造物を通常予測し得ない異常な方法で使用したことによる死亡事故の損害賠償責任
最高裁H05 03/30判決3=住宅火災保険建物の譲渡で保険者に通知義務を怠つたときには保険金が免責されることの判断
最高裁H05 03/30判決2=故意による事故で被害者を死亡させて損害賠償責任を被保険者が負担した場合の自動車保険
最高裁H05 03/30判決=同一債権で差押通知と確定日付の譲渡通知の第三債務者への到達の先後が不明の場合
最高裁H05 03/25判決2=使間でチェック・オフ協定が締結されている場合の組合費支払いでの個々の組合員からの委任
最高裁H05 03/25判決=危険物の製造業者及び販売業者として海上物品運送業者に対する危険性の内容等の告知義務
最高裁H05 03/24判決=不法行為と同一の原因で被害者又はその相続人が第三者に対する債権を取得した場合
最高裁H05 03/16判決3=自賠責法10条のフォークリフトが道路上を走行中の交通事故での自動車損害賠償保障事業
最高裁H05 03/16判決=買主が履行期前にした土地の測量及び履行の催告と民法557条1項の「履行の着手」
最高裁H05 02/18判決5=増額請求があった場合に借地人の供託した賃料額が借地法12条2項の額と認定された事案
最高裁H05 02/18判決=水道給水拒否等の制裁措置で寄付金納付要求が行政指導の限度を超えるものとされた事案
最高裁H05 02/16判決=地方自治体の長が財務会計上で特定の吏員に委任している場合での損害賠償責任
最高裁H05 01/25判決2=逮捕状の更新がされている時点で令状発付裁判官等の判断の違法を理由とする国家賠償請求
最高裁H04 12/15判決=中小企業等協同組合法の組合が解散した後の脱退事由としての「除名」
最高裁H04 11/06判決2=代位弁済で抵当権の被担保債権が消滅後、債権譲渡に異議をとどめない承諾をした場合
最高裁H04 10/20判決=商人間の売買における目的物に瑕疵又は数量不足がある場合
最高裁H04 10/06判決=大学の応援団員が上級生からの暴行で死亡した事故で学校法人に対する使用者責任認定事案
最高裁H04 06/25判決=加害行為と被害者のり患していた疾患とがともに原因で損害が発生した場合の損害賠償
最高裁H04 06/08判決=未熟児が未熟児網膜症により失明したことが当時の医療水準としてやむを得ない事案
最高裁H04 02/28判決=証券会社従業員による顧客の信用取引口座を利用しての無断売買した場合の顧客の損害
最高裁H04 02/27判決=共同抵当の不動産の売買契約が詐害行為になる場合で抵当権が消滅したとき
最高裁H04 02/06判決=鉄道高架下で土地に定着し周壁を有し高架を屋根とした建物に借家法の適用を認めた事案
最高裁H03 12/20判決=地方公営企業の管理者が財務会計行為を特定の補助職員に専決させている場合の賠償責任
最高裁H03 12/17判決=係属中の別訴で訴訟物となっている債権を他の訴訟で自働債権として相殺の抗弁をすること
最高裁H03 11/29判決=借家法7条1項の規定に基づく賃料増額請求権を行使する場合の一定の期間の経過
最高裁H03 11/19判決4=交差点内で右折のため停止している車両の後続車が左側を通過して右折することの予見義務
最高裁H03 11/19判決=金銭の交付によって生じた不当利得につきその利益が存しないことの主張・立証すべき者
最高裁H03 10/25判決=複数の加害者の共同不法行為で各加害者を使用者がそれぞれ損害賠償責任を負う場合
最高裁H03 10/17判決=建物の一部を賃貸で賃貸人の失火による火災で焼失した賃借人の衣料品類の損害認定事案
最高裁H03 09/17判決2=賃借人が建物を賃貸人に無断で賃貸して転居し所在不明で8年以上経過した場合の無催告解除
最高裁H03 09/03判決3=私立高校の自動二輪車等についての三原則での生徒の自主退学の勧告の適法事案
最高裁H03 09/03判決=共同抵当の一部に対する抵当権放棄後の残余不動産の譲受人と民法504条の免責
最高裁H03 05/10判決3=連帯債務者の一部の者に対する債権が転付命令で第三者に移転した場合の債権の移転
最高裁H03 05/10判決=検察官の接見等申出拒否の処分がその指定の方法等において著しく合理性を欠く違法な事案
最高裁H03 04/26判決3=船体保険契約及び質権設定契約での保険金に関する不当利得返還請求権の消滅時効期間
最高裁H03 04/26判決=不法行為として「早期にされない水俣病認定」の熊本県知事の処分可能時期の認定要件
最高裁H03 04/11判決2=造船所の下請け労働者に対し元請企業の安全配慮義務が認められた事案
最高裁H03 04/02判決=敷地賃借権付き建物の売買で敷地に修繕義務をすべき欠陥が売買契約当時に存した場合
最高裁H03 03/22判決3=建物賃貸人が解約申入後、提供又は増額を申し出た立退料等の金員の参酌での正当事由の判断
最高裁H03 03/22判決2=債権又は優先権がないのに配当を受けた債権者に対する抵当権者からの不当利得返還請求
最高裁H03 03/08判決=漁港管理者である町による不法設置のヨット係留杭を当時の漁港管理規程によらない強制撤去
最高裁H03 01/18判決=デモ行進の参加者に対する警察機動隊員の殴打行為で負傷したとの認定の経験則違反事案
最高裁H02 12/13判決=河川管理に関する国家賠償法2条1項にいう営造物の設置又は管理の瑕疵
最高裁H02 11/26判決=使用者が労働者の同意の下に労働者の退職金債権に対してした相殺有効事案
最高裁H02 11/08判決7=悪天候の中スキーヤーがクレバスに転落して負傷した事故のスキー場管理者の過失責任
最高裁H02 11/08判決5=無謀な運転で大型貨物車が県道から転落して国鉄の列車と衝突した事故の国鉄の管理責任
最高裁H02 11/08判決4=無謀な運転で大型貨物車が県道から転落して国鉄の列車と衝突した事故の県道の管理責任
最高裁H02 11/08判決3=運航委託契約で船舶運航を受託した者が船長に対する安全配慮義務があるとされた事案
最高裁H02 11/06判決=液化石油ガス消費設備とその供給者が民法717条の「土地ノ工作物」と「占有者」にとされた事案
最高裁H02 09/27判決=手形に保証の趣旨で裏書をした者の原因債務に関する保証の認定事案
最高裁H02 07/20判決3=再審で無罪判決が確定した場合の「裁判官」「検察官」についての不法行為としての国家賠償
最高裁H02 07/05判決=契約準備段階で信義則上の義務違反を理由とする不法行為に基づく損害賠償請求認容事案
最高裁H02 06/22判決=公営住宅法に基づく公営住宅の使用許可による賃貸借での借家法1条ノ2の「解約の申入れ」
最高裁H02 04/17判決=政見放送で身体障害者の差別用語の発言部分を放送しない場合の民法709条・憲法21条
最高裁H02 03/23判決4=高専の山岳部春山合宿で雪崩により遭難した死亡事故での引率指導教師の過失認定事案
最高裁H02 03/23判決3=事故当時9歳の男児の将来の得べかりし利益の喪失による損害賠償額でのホフマン式計算法
最高裁H02 03/20判決2=同時破産廃止の決定の確定から免責決定の確定までの間で給料等にされた強制執行での弁済
最高裁H02 03/20判決=同時破産廃止決定の確定から免責決定の確定までの強制執行による破産債権への弁済
最高裁H02 03/06判決3=昭和16年に旧陸軍での暴行による損害賠償で41年後の昭和57年に提訴された場合の民法724条
最高裁H02 03/06判決2=医師でない者による断食療法での死亡事故での過失相殺3:7が著しく低くすぎるとされた事案
最高裁H02 02/20判決2=捜査機関による捜査が適正を欠くこと又は検察官の不起訴処分の違法を理由としての国家賠償
最高裁H02 02/20判決=割賦販売法30条の4第1項ができる前の個品割賦購入あつせんで履行請求を拒める場合
最高裁H02 01/22判決3=仮処分命令の本案で原告敗訴が確定した場合の仮処分申請人の過失が認められない事案
最高裁H02 01/22判決2=貸金業法律43条1項「利息として任意に支払つた」3項「賠償として任意に支払つた」の意義
最高裁H01 12/21判決2=公立小学校の通知表交付をめぐる社会的問題の批判、論評のビラ配布行為と名誉侵害
最高裁H01 12/21判決=民法724条後段は不法行為によって発生した損害賠償請求権の除斥期間を定めたもの
最高裁H01 12/08判決=独占禁止法25条1項違反で損害を被つた者がする民法709条に基く損害賠償請求
最高裁H01 11/24判決4=バス事業で免許申請及び事業遂行に関する協定の合意が法的拘束力がないとされた事案
最高裁H01 11/24判決3=共同抵当の目的として抵当権が設定され一方が競売された場合の後順位抵当権者の地位
最高裁H01 10/27判決2=降雨の中、傘をさし犬二匹で歩行中の者と自転車との事故で自転車側に注意義務がない事案
最高裁H01 09/22判決=労働者の提起した労働契約上の地位確認訴訟で労働者が死亡した場合は当然終了
最高裁H01 09/21判決=商法266条ノ3第1項前段の損害賠償債務の遅延損害金の利率は民法所定の年5分
最高裁H01 09/19判決5=新聞広告で読者等に不測の損害を及ぼすおそれがあることを予見し又は予見しえた場合
最高裁H01 07/14判決2=地方団体の徴収金の連帯納入義務がある場合は法定納期限等については相対的効力
最高裁H01 06/29判決=無罪判決が確定した場合の公訴提起の違法性の有無の判断での証拠資料の範囲
最高裁H01 04/27判決=労災の損害賠償債務を履行した使用者の労災法に基づく保険給付請求権を代位取得
最高裁H01 04/20判決=自賠法3条に基づく損害賠償債権及び債務が混同した場合の同法15条に基づく保険金支払請求
最高裁H01 04/11判決=労働者が第三者行為災害により被害を受け第三者が賠償責任を負う場合の労災保険金給付額
最高裁H01 03/28判決3=消防署職員の消火活動が不十分なため残り火が再燃して火災が発生した場合の損害賠償
最高裁H01 03/09判決2=助手席の窓から見を乗り出して窓枠をつかみ手を振る動作と保険約款の搭乗者傷害条項1条
最高裁H01 01/19判決=所得補償保険契約で第三者の不法行為によつて傷害を被り就業不能となった場合の保険金
最高裁S63 12/20判決4=市営地下鉄の列車内の商業宣伝放送は不法行為及び債務不履行の各責任を負わない事案

最高裁S63 12/20判決3=国税調査官による所得税法234条1項に基づく質問検査権の範囲内の正当な行為でない事案
最高裁S63 12/01判決=競売手続で抹消された所有権仮登記権利者の仮登記後の抵当権者への代価返還請求
最高裁S63 11/25判決2=不動産売買契約解除での損害賠償額予定の約定が買主の解除でなく填補賠償請求できる事案
最高裁S63 10/13判決=銀行による貸越しにる貸金債権を自働債権とする定期預金債権との相殺の適法事案
最高裁S63 09/08判決=停止条件とする条項等がない場合で土地賃借権譲渡契約が契約締結時に発生した事案
最高裁S63 07/19判決3=抵当不動産で譲渡担保契約等の詐害行為で抵当権が抹消された場合の詐害行為取消の方法
最高裁S63 07/01判決3=借地上の建物の賃借人はその敷地の地代の弁済について法律上の利害関係を有する
最高裁S63 07/01判決2=被用者と第三者の共同不法行為で他人に損害を加えて第三者が負担部分を超えて負担した場合
最高裁S63 07/01判決=第三者の不動産に設定された抵当権が不存在の場合の抵当権実行での弁済金交付
最高裁S63 06/16判決3=角材荷降ろし中の人身事故が自賠法2条2項「当該装置の用い方に従い用いること」事案
最高裁S63 06/16判決=角材の荷降ろし作業のフオークリフトと自動車の人身事故の場合の自賠法3条「運行によって」
最高裁S63 06/01判決=護国神社への殉職自衛隊員の合祀や永代命日祭斎行等とキリスト教徒配偶者への信仰の干渉
最高裁S63 04/21判決=身体に対する加害行為で生じた損害の拡大に被害者の心因的要因が寄与している場合
最高裁S63 04/08判決=代物弁済の予約等を原因とする所有権移転請求権の仮登記の抹消登記手続を求める請求
最高裁S63 03/31判決3=昭和46年2月当時の極小未熟児に対する光凝固法で産科医の眼底検査を依頼する義務
最高裁S63 03/15判決2=著作権者の許諾を得ないカラオケスナックでのテープの再生による演奏は著作権侵害
最高裁S63 03/15判決=賃金の仮処分債権者が本案訴訟で訴求中の賃金債権を自働債権とする相殺の抗弁の提出
最高裁S63 02/16判決=外国人の氏名を民族語読みによらず日本語読みで放送した場合の不法行為
最高裁S63 01/26判決=必用な境界立会いをしない土地家屋調査士への損害賠償請求訴訟が違法でないとされた事案
最高裁S63 01/21判決=相当に酔った状態で防護柵に後向きに腰掛けて死亡した事故での防護柵設置者の管理責任
最高裁S63 01/19判決2=昭和47年当時の治療法として光凝固法を実施することが医療水準に達していないとされた事案
最高裁S62 12/18判決=不動産競売の配当金が数個の被担保債権の全てを消滅させるに足りない場合の弁済充当
最高裁S62 12/17判決=交通事故による後遺障害でホフマン係数に関するの損害賠償額算定の適用を誤った事案
最高裁S62 12/15判決=建物の転借権を時効により取得したと判断された事案
最高裁S62 11/26判決=請負人が破産宣告を受けた場合の破産法59条の適用
最高裁S62 07/17判決3=労基法26条の「使用者の責に帰すべき事由」と民法536条2項の「債権者ノ責ニ帰スヘキ事由」
最高裁S62 07/17判決2=銀行が第三者との与信取引によつて取得した取引先振出名義の手形と免責規定
最高裁S62 07/17判決=部分ストライキにおけ民法536条2項の「債権者ノ責二帰スヘキ事由」
最高裁S62 07/10判決3=国民金融公庫の代理貸付の代理業務契約書8条は100%の保証責任を定めたものではない
最高裁S62 06/05判決=他人の土地を自分の所有地と称する者との土地賃借で賃借権の時効取得が認められた事案
最高裁S62 04/24判決=新聞に対する反論文掲載請求権・政党間の批判や論評における名誉殿損による不法行為
最高裁S62 04/16判決2=無効な転付命令を誤信して転付命令取得者に供託元利金の払渡をした場合の民法707条1項
最高裁S62 03/24判決3=土地の無断転貸で賃貸人が賃借人との合意解除の効果を転借人に対抗できない場合
最高裁S62 03/20判決=公共事業の契約で制限を加える場合は契約の種類、内容、性質、目的等諸般の事情を考慮
最高裁S62 02/17判決2=有限会社が倒産した場合に売掛金の譲渡を受けた者による有限会社法30条ノ3第1項
最高裁S62 02/13判決3=所有権移転登記手続債務と準消費貸借契約上の債務とが同時履行の関係となる事案
最高裁S62 02/13判決2=公営住宅建替事業で事業主体の長が入居者に対して明渡請求する場合の借家法1条の2
最高裁S62 02/13判決=小学校の児童が体育の授業中の事故により後日失明した場合の担当教師の保護義務
最高裁S62 02/06判決=公立教師によるプール事故認定事案・賠償請求権者が一時金による支払を求めている場合
最高裁S62 01/22判決=レールの置石による電車脱線転覆事故に関する事故回避措置の過失責任
最高裁S62 01/19判決=就労前の年少女子の得べかりし利益の喪失による損害賠償額における家事労働分の加算
最高裁S61 12/19判決4=自衛隊の駐とん地に制服等を着用した過激派に刺殺された自衛官に対する損害賠償事案
最高裁S61 11/27判決=複数の保証人及び物上保証人の中に二重の資格をもつ者が含まれる場合の代位の割合
最高裁S61 11/20判決3=代理受領を承認した第三債務者がその債務を債務者(その後倒産)に支払った場合の賠償請求
最高裁S61 11/20判決2=ホステスの客に対する飲食代金債務に関する保証契約が公序良俗に反しない事案
最高裁S61 11/18判決3=賃借権の対抗要件(借家法1条1項)で民法94条2項の適用ないし類推適用がないとされた事案
最高裁S61 11/18判決2=被用者の手形偽造行為が外形から客観的に観察すると職務の範囲内の行為とされた事案
最高裁S61 11/04判決=交通事故当時満1歳の女児の将来の得べかりし利益の喪失の損害賠償額算定の適法事案
最高裁S61 10/16判決=昭和37年当時の医療水準で医師の不法行為責任及び債務不履行責任が否定された事案
最高裁S61 10/09判決=自賠障法16条1項の保険会社の被害者に対する損害賠償額支払債務で履行遅滞となる時期
最高裁S61 09/04判決3=貸与される金銭が賭博に供されるものと知っての金銭消費貸借契約は公序良俗に違反し無効
最高裁S61 07/17判決=将来の賃料相当損害金の請求認容判決確定後、公租公課の増大等で認容額が不相当の場合
最高裁S61 06/11判決=言論、出版等の表現行為による名誉侵害の認定事案
最高裁S61 05/30判決2=極小未熟児の診療で昭和45年11月当時、光凝固法は臨床医学の医療水準でないとされた事案
最高裁S61 05/29判決2=金地金の先物取引の委託が非公認市場でされた場合の公序違反による無効事案
最高裁S61 04/18判決2=受寄者の復受寄者に対する出荷停止の指図が無効である場合の復受寄者の債務不履行
最高裁S61 04/18判決=共同抵当の物上保証人所有不動産と債務者所有不動産が同時競売の場合の物上保証人の立場
最高裁S61 04/11判決3=仮登記担保権の被担保債務の弁済は仮登記の抹消登記手続より先給付で同時履行でない
最高裁S61 04/11判決=指名債権の二重譲渡の場合に対抗要件を後れて具備した譲受人への弁済と民法478条
最高裁S61 03/28判決=東海道本線新幹線の運賃を実測キロでなく営業キロを用いたことは不当利得ではない
最高裁S61 03/25判決=駅のホームで視力障害者のための点字ブロツク等が敷設されていな場合の国家賠償の判断
最高裁S61 02/27判決3=1筆の土地が明確に区分されている場合に土地全部の売買の認定が経験則に反する事案
最高裁S61 02/27判決2=パトカーの追跡により逃走する者が起した事故で第三者が損害を受けた場合の国家賠償の要件
最高裁S61 02/20判決=代位弁済者の債権者から代位取得した原債権等を認容する場合の判決主文での求償権の表
最高裁S60 12/20判決6=代物弁済の不動産を登記未了の間に第三者に譲渡したが代物弁済契約が遡って失効した場合
最高裁S60 12/13判決2=新生児に対する薬品投与で原審の事実認定が証拠に基づかない違法なものとされた事案
最高裁S60 11/29判決4=共有登記の一部更正登記訴訟と固有必要的共同訴訟・共同相続人の登記義務は不可分債務
最高裁S60 11/29判決=贈与者の第三者あて内容証明郵便が民法550条の書面と認定された事案
最高裁S60 11/21判決=重度障害者に対する在宅投票制度の廃止は違法でない(在宅投票制度廃止事件)
最高裁S60 07/16判決=付近住民との紛争につき行政指導が行われているとの理由だけでの建築確認申請の処分留保
最高裁S60 07/02判決=手形債権の一部が指名債権譲渡の方法により譲渡された場合は無効
最高裁S60 05/23判決2=身元保証が2名の連帯保証で一方が賠償額を弁済した場合の他方への求償請求の認容の範囲
最高裁S60 05/23判決=債権者が物上保証人の設定の抵当権の実行で債権の一部の満足を得た場合の物上保証人
最高裁S60 05/17判決2=請負契約が請負人の事情により中途終了した場合の注文者の残工事に要した費用の賠償範囲
最高裁S60 05/17判決=検察官による論告で第三者の名誉や信用を害する陳述と国賠法1条1項の違法性の阻却
最高裁S60 04/26判決2=交差点の自動車と歩行者の交通事故で経験則違反又は理由不備、理由齟齬の違法事案
最高裁S60 04/09判決2=注射のショック死で薬剤の能書にアレルギー体質に関する事項がある場合の医師の責任
最高裁S60 04/05判決=在籍出向を命じられている労働者に対する出向関係を解消して復帰を命ずる場合の同意
最高裁S60 03/28判決=仮堤防の河川管理に時間的、財政的及び技術的制約のもとで暇瑕がないとされた事案
最高裁S60 03/26判決=未熟児網膜症により失明した事故につき担当の眼科医に対する損害賠償認定事案
最高裁S60 03/12判決=男児の貯水槽転落溺死事故に関して貯水槽の設置又は管理に瑕疵がない事案
最高裁S60 02/12判決2=船舶所有者が被用者である船長の加害行為に対する求償で信義則上相当と認められる限度
最高裁S60 02/12判決=事前求償権を得た保証人が主たる債務の弁済等で取得する求償権の消滅時効の起算点
最高裁S60 01/24判決=地代の相当賃料額の判断に関し証拠に基づかないで認定した違法又は理由不備の違法事案
最高裁S60 01/22判決4=代位弁済をした保証人に債務者が内入金を支払った場合の求償権と原債権につき内入弁済
最高裁S59 12/21判決3=ビル風の被害予防工事費に関する民法717条の土地工作物の占有者等の損害賠償責任
最高裁S59 12/21判決2=民法703条で不当利得返還の請求者の「法律上ノ原因ナクシテ」利得に関する主張・立証責任
最高裁S59 12/13判決=公営住宅の明渡請求について信頼関係理論と賃貸建物に無断で増築しての附合
最高裁S59 11/22判決2=建物使用貸借契約で解約まで約32年以上経過している場合の「使用収益をなすに足るべき期間」
最高裁S59 11/22判決=生前に自賠保険で傷害を受けた者として受領の保険金と死亡した者としての保険金への充当
最高裁S59 11/16判決=保証人と債務者が求償権で約定の割合による遅延損害金を支払う合意がある場合の代位の範囲
最高裁S59 10/08判決=地上権設定者が合意解除で地上権者と賃借人との間の賃貸借契約も終了と主張できる場合
最高裁S59 10/04判決3=保証人と債務者との求償権で約定利率の遅延損害金を支払う特約がある場合の代位の範囲
最高裁S59 10/04判決2=会社の取締役に関する商法266条の3第1項の損害賠償に関する民法722条2項での判断
最高裁S59 09/28判決2=幼児引渡義務はその性質上、不当利得返還義務と同時履行の関係に立たない
最高裁S59 09/21判決2=当座勘定取引契約を解約した銀行が顧客から未使用手形用紙を回収すべき義務がない事案
最高裁S59 09/18判決2=マンシヨン購入の契約準備段階における信義則上の注意義務違反の損害賠償責任認容事案
最高裁S59 05/29判決=保証人と物上保証人との間に民法501条但書5号の代位の割合と異なる特約がある場合
最高裁S59 04/20判決=建物の所有を目的とする土地の更新料を不払いを理由としての土地賃貸借契約解除事案
最高裁S59 04/10判決=宿直勤務中に盗賊等が容易に侵入できないような物的設備に関する会社の安全配慮義務
最高裁S59 04/05判決=借地法7条で建物所有を目的とする地上権の存続期間が延長された場合の地上権の効力
最高裁S59 03/23判決=旧陸軍の不発弾が海浜に打ち上げられた場合の警察官においてその回収等の措置義務
最高裁S59 02/23判決=金融機関が記名式定期預金の預金者を誤認した場合の預金債権との相殺と民法478条
最高裁S59 02/16判決3=養鰻池の堤防補修請負工事の履行遅滞中に洪水で堤防が決壊し鰻が流出た場合の損害賠償
最高裁S59 02/09判決=公立高校の生徒が体育自習授業の終了時の集団暴行で教諭にの安全保持の過失認定事案
最高裁S59 01/26判決=国の河川管理における瑕疵の存否の判断基準
最高裁S58 12/19判決3=保証人が民法460条で主たる債務者に対して取得する「事前求償権」を自働債権とする相殺
最高裁S58 12/19判決=離婚に伴う財産分与が不相当に過大でなければ詐害行為とはならないとした事案
最高裁S58 12/09判決=自衛隊機の操縦士の注意義務違反による事故が国に安全配慮義務違反がないとされた事案
最高裁S58 12/08判決2=公団と賃借人は賃貸借関係に基づき借家法7条1項の規定の適用がある
最高裁S58 11/25判決=否認権行使の相手方が否認された行為のあった後の総破産債権の不存在の主張
最高裁S58 11/11判決=交通事故の被害者が起訴され二審で無罪判決確定の場合の民法724条「加害者ヲ知リタル時」
最高裁S58 11/10判決2=都市公園法附則7項の損失補償が従前の許可による権利の喪失と同時履行の関係でない
最高裁S58 10/20判決2=新聞の告発事実について重要な部分につき真実性の証明があり不法行為を構成しない事案
最高裁S58 10/20判決=税関長の公売で収容貨物を取得した最終消費者が貨物の瑕疵で損害を受けた場合の責任
最高裁S58 10/18判決2=男児が堀に転落して溺死した事故で堀の管理や柵の設置等に瑕疵がないとされた事案
最高裁S58 10/06判決2=防衛事務官による騙取した行為が民法715条一項の「事業ノ執行ニ付キ」でない事案
最高裁S58 10/06判決=名誉侵害の慰藉料請求権が一身専属性を失う場合・破産終結決定後の一身専属性の喪失
最高裁S58 10/04判決=債権の譲受人と同一債権に対し仮差押命令の執行をした者との間の優劣の判断の基準
最高裁S58 09/20判決=税理士顧問契約が委任契約としていつでも理由を告知することなく解除できる事案
最高裁S58 09/09判決2=自動車学校のため家屋(土地の約5%)を使用する目的でされた土地賃貸借での借地法の適用
最高裁S58 09/06判決=不法行為と相当因果関係にある弁護士費用の賠償債務が履行遅滞となる時期
最高裁S58 07/08判決3=県立高校生の社会人ラグビーでの死亡事故で高校教諭よる公権力を行使でない事案
最高裁S58 07/05判決=不動産売買の遡及的合意解除に関する仮登記した場合の民法545条1項但書の「第三者」
最高裁S58 06/07判決4=小学校の画鋲つき紙飛行機による事故で校長と担当教諭に注意義務違反のない事案
最高裁S58 06/07判決3=損害賠償債権の存在で立証についての釈明権の不行使が違法とされた事案
最高裁S58 05/27判決=自衛隊の輸送任務終了後の交通事故で同乗者が死亡事故した場合の国の安全配慮義務
最高裁S58 04/19判決2=土地売買契約の過程で買主が資金準備等をし売主が契約成立を不可能にした場合の不法行為
最高裁S58 04/19判決=労災法による障害補償一時金及び休業補償給付の被災労働者の慰藉料からの控除
最高裁S58 04/07判決=債権者と同視すべき者の故意、過失における民法418条の「債権者ニ過失アリタルトキ」
最高裁S58 04/01判決2=犬が近づき犬嫌いの7歳児の自転車の転等事故での飼い主の民法718条の損害賠償責任
最高裁S58 03/31判決4=社屋内更衣室での暴行が事業執行行為に端を発した口論から発展したものでない事案
最高裁S58 03/25判決3=民法567条但書「担保ヲ供シタルトキ」は売主が買主との合意で担保物権を設定した場合等をいう
最高裁S58 03/24判決3=船舶所有者が船舶発航で商法842条8号の先取特権を消滅させた行為が不法行為でない事案
最高裁S58 03/24判決2=敷地の転借権を譲り受けた者による建物の買取請求権の行使が信義則に反し許されない事案
最高裁S58 03/22判決=指名債権で譲渡人が破産宣告を受けた場合の対抗要件・民法施行法5条4号の意義
最高裁S58 03/18判決2=「クラブ」の所有権留保売買の売主が目的動産を処分する行為が譲渡担保権の侵害でない事案
最高裁S58 02/24判決2=他人に傷害を負わせた37歳の精神障害者の老齢の両親に民法714条の監督義務がない事案
最高裁S58 02/18判決4=死亡事故当時2歳男児の将来の得べかりし利益の喪失による損害賠償額を算定での物価上昇
最高裁S58 02/18判決2=課外のクラブ活動で顧問の教諭に対する個々の活動に常時立会い監視指導すべき義務
最高裁S58 01/25判決3=認可された更生計画で債務の要素を変更する更改にあたらない事案
最高裁S58 01/24判決=死因贈与が贈与者において自由に取り消すことができない事案
最高裁S58 01/20判決2=曳船の請負契約で比較的軽微な瑕疵の修補に多額の費用を要する場合の民法634条1項但書
最高裁S58 01/20判決=建物所有の借地契約更新拒絶の正当事由の判断で建物賃借人の事情を借地人側の事情とする場合
最高裁S57 12/17判決=民法443条1項の事前の通知を怠つた連帯債務者の同条2項の規定による自己の免責行為
最高裁S57 12/02判決=使用者による横領総額が不明の時点でなされた身元保証契約と題する契約の効果
最高裁S57 11/26判決=自己所有の自動車の運転を友人に委ねて同乗中の死亡事故で自倍法3条の他人でない事案
最高裁S57 11/19判決=土地の賃貸借関係の基礎をなす信頼関係を破壊するものと認めるに足りない特段の事情事案
最高裁S57 10/19判決4=土地所有者が地上建物を違法に取り壊した場合の不法占有者に対する損害賠償請求権行使
最高裁S57 10/19判決2=リース業者がリース期間の途中で利用者からリース物件の返還を受けた場合の清算
最高裁S57 10/15判決2=防火用水槽転落事故の損害賠償請求権が民法724条の3年の時効により消滅した事案
最高裁S57 10/15判決=軍事郵便貯金の払戻は貯金払戻当時の貨幣をもってその債務額を弁済すれば免責される
最高裁S57 09/28判決2=交通事故の被害者の損害賠償請求訴訟と加害者に代位する保険金請求訴訟との併合
最高裁S57 09/07判決3=約束手形の第一裏書人及び第二裏書人が保証の趣旨で裏書した場合の遡求義務の範囲
最高裁S57 09/07判決2=闘犬の襲撃による死亡事故に関する飼育場所を提供し日常飼育に協力していた者の責任
最高裁S57 07/20判決3=昭和44年4月出生の極小未熟児に眼底検査せず転医措置をしない場合の医師の責任
最高裁S57 07/15判決6=政府が対応を誤りインフレを促進した場合の国家賠償法上の損害賠償責任
最高裁S57 07/13判決=地方公共団体に代位して汚水排出者に対しする損害賠償請求の範囲
最高裁S57 07/01判決2=競売中の他人の不動産の売主が履行期に所有権移転登記手続等の義務を履行しなかった場合
最高裁S57 06/17判決4=不渡届に対する異議申立手続を怠った銀行の債務不履行での手形金相当額の損害の判断
最高裁S57 06/17判決3=農地法3条の農地の売買で民法557条1項の「契約の履行に着手」したものと認められる事案
最高裁S57 06/17判決2=多数持分権者から共有地の一部分の引渡を受けた者に対する少数持分権者からの返還請求
最高裁S57 06/04判決=代物弁済による所有権移転の効果は原則として当事者間の代物弁済契約の意思表示で生ずる
最高裁S57 04/27判決3=ダンプカーの荷台にブルドーザーを積む作業事故での自賠法3条の「他人」の解釈
最高裁S57 04/27判決2=土地所有権に関して死因贈与の主張には生前贈与の主張をも包含いると解される事案
最高裁S57 04/23判決3=道路交通法違反の犯人を誤認逮捕とそれに引き続く身柄拘束には過失がない事案
最高裁S57 04/02判決3=友人が窃取、運転した自動車での死亡事故で自動車保有者に対する自賠法3条「他人」の主張
最高裁S57 04/01判決=公務員による一連の職務上の行為の過程で他人に被害が生じた場合の違法行為の特定
最高裁S57 03/30判決8=昭和44年12月出生の未熟児の担当眼科医師による光凝固治療の説明指導義務、転医指示義務
最高裁S57 03/30判決=更生手続開始の申立の原因となるべき事実が生じたことを売買契約解除の事由とする特約
最高裁S57 03/18判決2=裁判官がした争訟の裁判で国家賠償が認められる要件
最高裁S57 03/12判決2=裁判官がした争訟の裁判に関する国家賠償法1条1項の要件
最高裁S57 03/04判決3=民法719条の債務と民法434条、継続性のない事務処理委任契約の債務不履行解除と民法652条
最高裁S57 02/23判決=農業協同組合の建物更生共済契約の約款の条項に基づく仲裁契約の成立認定事案
最高裁S57 02/04判決=20年に1日足りなく定められていた場合に20年の期間と認定した借地法2条2項適用事案
最高裁S57 01/21判決=面積を表示しての土地売買で面積が不足する場合の売主の買主への履行利益の賠償義務
最高裁S57 01/19判決5=債務弁済と抵当権設定登記の抹消登記手続は同時履行の関係に立つものではない
最高裁S57 01/19判決2=不法行為の被害者が権利擁護のため訴を提起することを余儀なくされた場合の弁護士費用

最高裁S57 01/19判決=酔ってナイフ振回した者から警察官がナイフを提出させて一時保管措置をとるべき義務
最高裁S56 12/22判決=交通事故による後遺症で身体的機能の一部喪失に関する労働能力喪失での財産上の損害
最高裁S56 12/16判決=空港供用における公共事業での第三者への違法な権利侵害の判断基準と慰藉料額の算定
最高裁S56 11/27判決=兄が弟に兄所有の自動車を運転させこれに同乗して交通事故になった場合の民法715条
最高裁S56 11/13判決4=作業中に荷台から古電柱が落下事故が自賠法3条の「運行によって」生じたものでない事案
最高裁S56 11/05判決=飼い犬が公道に飛び出しバイクに接触した事故での過失相殺事案
最高裁S56 10/16判決=日本国内に営業所を有する外国法人に対する損害賠償請求訴訟では日本の裁判権が及ぶ
最高裁S56 10/13判決4=民法467条1項の通知又は承諾は譲受人の債権行使を阻止することができるにすぎないもの
最高裁S56 10/08判決2=書面によらない土地の贈与者の民法550条に基づく取消の効力がない事案
最高裁S56 10/08判決=交通事故により死亡した女児の将来の得べかりし利益の喪失による損害賠償額の算定方法
最高裁S56 09/08判決=保安林指定のある山林の売買で売主の瑕疵担保責任がある事案
最高裁S56 07/16判決=建築基準法違反状態の建物に給水装置新設工事申込の受理の事実上の拒絶の責任
最高裁S56 07/02判決=韓国人の相続で数個の自働債権、受働債権に相殺の順序の指定をしていない場合の充当
最高裁S56 06/26判決2=負担付贈与に関する贈与税の課税価格の計算方法
最高裁S56 06/19判決2=頭蓋骨陥没骨折の傷害で開頭手術を行う医師の患者又は法定代理人に対する説明責任
最高裁S56 06/16判決4=建物所有を目的とする土地賃貸借契約の更新拒絶理由での第三者である建物賃借人の事情
最高裁S56 06/16判決3=土地売買予約の成立後に価額が6倍に高騰しての予約完結権行使が信義則に反しない事案
最高裁S56 04/20判決=賃料の増減請求権を行使するのは強行法規で約定によってもその適用を排除できない
最高裁S56 04/14判決=犯罪人名簿に記載されている前科等に漫然と弁護士会の照会に応じた損害賠償認定事案
最高裁S56 04/09判決3=リース物件の性能不良による引取方を要求後にリース物件が水害で使用不能となった場合
最高裁S56 03/26決定=借地法9条の2第1項の規定に基づく借地権譲渡の許可の裁判はその性質上本質的に非訟事件
最高裁S56 03/13判決=賃貸人が期間満了による消滅で賃借人に土地の明渡求めている場合の賃借権の無断譲受人
最高裁S56 02/26判決2=許可申請の拒否処分者の損害賠償請求を排斥する場合の前提要件の解明
最高裁S56 02/17判決3=建物工事について債務不履行を理由とする契約解除に関し一部契約解除ができない事案
最高裁S56 02/17判決=職場の同僚と同乗中の交通事故に関し過失相殺の身分上、生活関係上の一体性の認定
最高裁S56 02/16判決=国の国家公務員に対する安全配慮義務違反を理由とする損害賠償請求の主張・立証責任
最高裁S56 02/05判決=別荘地の分譲業者が一方的に管理契約を解約することができない事案
最高裁S56 01/30判決3=郵便局の争議行為で手形不渡りが一日前後の配達の遅滞に起因する場合の損害賠償請求
最高裁S56 01/27判決=自治体の工場誘致に対する全面的、積極的な協力のもと多額の資金投入後の協力の拒否
最高裁S56 01/19判決=契約で委任者が委任契約の解除権自体を放棄したものとは解されない事情がある場合
最高裁S55 12/18判決=安全保証義務違背の損害賠償債務の履行遅滞時期・遺族における固有の慰藉料請求権
最高裁S55 12/11判決4=車の川への転落事故でガードレール設置のない瑕疵の認定が理由不備の違法事案
最高裁S55 12/11判決3=賃借権無断譲渡の契約解除権が時効消滅した場合の所有権による無断譲受人への明渡請求
最高裁S55 11/11判決2=債務履行地である群馬県側に供託所がない場合に前橋地方法務局にした弁済供託の適法事案
最高裁S55 10/30判決2=賭博機械販売の新聞記事で担当者が内容を真実と信ずるにつき相当の理由がない事案
最高裁S55 10/28判決2=建物賃借人による建物賃貸人に代位しての土地賃貸人に対する建物買取請求権行使
最高裁S55 09/30判決2=土地の一部の売買契約で民法406条以下の規定により売買の範囲が特定された事案
最高裁S55 09/11判決5=夜間に車が埋立地の岸壁から海中に転落した事故で埋立地の管理に瑕疵があるとされた事案
最高裁S55 07/17判決2=河岸付近の堆積土で遊んでいた6歳の男児の転落水死事故に関する川管理の瑕疵否定事案
最高裁S55 07/10判決4=市立高等学校の教員に対する退職勧奨行為が違法とされた事案
最高裁S55 07/04判決2=砂利採取契約に基づき砂利採取者が差し入れた保証金の返還請求ができない事案
最高裁S55 06/05判決=宅地建物取引業者が宅地造成の目的でする山林の売買を仲介する場合の注意義務
最高裁S55 05/30判決4=日本住宅公団の住宅に関する賃借人との間に設定する使用関係は私法上の賃貸借関係
最高裁S55 05/12判決2=不渡で預託金の返還請求権が手形債権者に転付された場合の銀行が有する債権との相殺
最高裁S55 03/13判決=県道の交通事故で歩車道が分離されず降雨時ぬかるんでも道路の管理等に瑕疵がない事案
最高裁S55 03/06判決2=土地賃借権譲渡の承諾に附帯して譲受人が負担した債務不履行での賃貸借契約の解除事案
最高裁S55 03/06判決=土地区画整理事業の施行地内の土地の売買で換地処分等に無効原因がある場合の効力
最高裁S55 01/24判決5=利息制限法所定の制限利率を超過する利息部分を準消費貸借の目的とする場合の効力
最高裁S55 01/24判決=不動産物権の譲渡行為が債権者の債権成立前にされた場合の詐害行為取消権
最高裁S55 01/11判決=指名債権が二重に譲渡され確定日付のある各譲渡通知が同時に第三債務者に到達の場合
最高裁S54 12/18判決=農林大臣の許可を受け指定漁業を営むことができる地位を担保とする場合の民法504条
最高裁S54 11/30判決=建物引渡しで 医療法人による不法占有に関し理事個人の不法行為責任の認定事案
最高裁S54 11/13判決2=昭和42年4月出生の極小未熟児に対する医師の酸素供給管理措置に過失がない事案
最高裁S54 09/27判決=未登記建物の書面によらない贈与契約で受贈者名義に保存登記がされた場合の効力
最高裁S54 09/25判決=定期預金の期限前払戻に債権の準占有者に対する弁済に関し銀行の係員に過失がない事案
最高裁S54 09/21判決=建物買取請求権が明渡訴訟の訴状送達時から10年の経過で時効により消滅した事案
最高裁S54 09/07判決3=同一交通事故で生じた物的損害に基づく損害賠償債権相互間における民法509条の適用
最高裁S54 09/07判決2=境界侵犯行為で売買契約が解除された売主が土地を保有している場合の損害賠償請求
最高裁S54 09/06判決3=違約手附金の約定が契約関係を清算する趣旨でされた場合の契約解除の効果
最高裁S54 07/24判決2=バスの運転者が国道を道路外の施設に入るために右折しようとする場合の注意義務
最高裁S54 07/10判決=相殺適状後に転付債権者が転付命令によつて委付された債権を自働債権とする場合
最高裁S54 07/05判決2=正当な理由がないのに公会堂使用許可をしなかったことによる損害賠償認定事案
最高裁S54 06/26判決3=交通事故で死亡した幼女の得べかりし利益の喪失による損害賠償の算定方法の適法事案
最高裁S54 05/29判決3=借地の一部無断転貸を理由として土地賃貸借契約全体が解除された場合の建物買取請求権
最高裁S54 04/17判決4=土地の一部の賃貸借で契約の趣旨に適した部分が相当数ある場合の民法406条以下の適用
最高裁S54 04/06判決=裏書についての詐害行為取消請求を認容された場合の手形金請求事件の請求棄却
最高裁S54 03/30判決5=母親と肉体関係を持った男性が未成年の子に対して不法行為を構成しない事案
最高裁S54 03/30判決=第三者の不貞行為は他方の配偶者に対して不法行為となるが未成年者ではならない事案
最高裁S54 03/20判決2=注文者は瑕疵の修補が可能な場合でも直ちに修補に代る損害賠償の請求ができる
最高裁S54 03/20判決=民法506条2項及び同法634条の意義
最高裁S54 03/16判決=債権者代位権で債務者の債権を行使する訴訟で原告独自の事情に基づく抗弁の提出
最高裁S54 03/15判決2=罹災都市借地借家臨時処理法2条の賃借申出拒絶の意思表示に正当事由がある事案
最高裁S54 03/08判決=不法行為の加害者の自己に対する被害者の損害賠償債権について受けた転付命令の効力
最高裁S54 02/23判決=企業組合の理事全員協議による経理業務担当理事に事務処理上の故意、過失がある場合
最高裁S54 02/20判決=民法716条ただし書の規定による注文者の責任を肯定した事案
最高裁S54 02/02判決=請負契約の目的物の瑕疵修補に代わる損害賠償請求する場合の賠償額算定の基準時
最高裁S54 01/25判決3=破産宣告当時破産者所有の不動産につき対抗力ある賃借権の負担が存する場合
最高裁S54 01/25判決2=抵当権のある土地の譲渡担保契約が詐害行為に該当する場合の土地自体の原状回復
最高裁S54 01/19判決=賃借人が複数の共同賃借人であるとき借地法12条に基づく賃料増額請求をする場合
最高裁S53 12/22判決4=債務の弁済供託により譲渡担保権が消滅した場合の民法496条2項の類推適用
最高裁S53 12/22判決3=幼児(1歳7ヶ月)の用水溝転落水死事故で用水溝の管理に瑕疵がない事案
最高裁S53 12/22判決=土地賃借権が賃貸人の承諾を得て旧賃借人から新賃借人に移転の場合の敷金返還請求権
最高裁S53 12/21判決=民訴法260(旧198)条2項の損害賠償義務と民法509条「不法行為ニ因リテ生シタ」債務の関係
最高裁S53 12/15判決=診療担当者である医師の診療報酬支払担当機関に対する将来の診療報酬債権の譲渡性
最高裁S53 12/05判決2=賃貸した土地の一部につき賃貸借契約を解除した場合の全部賃料の弁済供託の効力
最高裁S53 11/30判決4=統制賃料額を上回った増額請求で増額部分の賃料不払を理由とする借地契約の解除
最高裁S53 11/30判決2=瑕疵修補に代わる損害賠償債権を自働債権で工事代金債権を受働債権の相殺ができない事案
最高裁S53 11/30判決=調停調書が民法550条所定の書面にあたるとされた事案
最高裁S53 11/02判決=手形を引き渡したことをもって民法707条1項にいう証書の毀滅に当たらない事案
最高裁S53 10/26判決=賃借地上の建物が譲渡された場合でも敷地賃借権の譲渡を伴わないとされた事案
最高裁S53 10/20判決2=無罪判決が確定した場合の訴追の違法性と国賠法1条における公務員個人の賠償責任
最高裁S53 10/20判決=交通事故で死亡した幼児の損害賠償債権を相続した者が幼児の養育費が不必要の場合
最高裁S53 10/05判決=不動産の引渡請求権者が不動産にされた債務者の処分行為を詐害行為として取消す場合
最高裁S53 09/21判決=工事代金債権と瑕疵修補に代る損害賠償債権とが対当額で相殺を認められる事案
最高裁S53 09/18判決=借家法1条ノ2の規定は憲法29条に違反するものでない
最高裁S53 09/07判決5=無断譲渡で解除された場合の賃貸借契約の解除後の賃料相当損害金の不払での借地法10条
最高裁S53 09/07判決4=農地法5条仮登記が二重にされ第二の買主が5条許可で宅地化した場合の第一の買主の効力
最高裁S53 07/18判決4=債権が重複して譲渡され確定日付が同一日付の複数の債権譲渡通知が債務者に到達の場合
最高裁S53 07/17判決4=民法506条は双方の債権が相殺適状となった時期を標準として計算
最高裁S53 07/17判決3=建物買取請求権の成否に関し採証法則に違背した理由不備、理由齟齬の違法事案
最高裁S53 07/17判決2=残り火が再燃した火災で公権力の行使にあたる公務員の失火の場合の国家賠償法4条
最高裁S53 07/10判決=売買契約の当事者双方がいつたん手続を同一の司法書士に委託した場合の民法651条1項
最高裁S53 07/04判決=道路防護柵(営造物)の設置又は管理で通常予測することのできない行動に起因する事故
最高裁S53 06/29判決=賃貸不動産に対する競売開始決定の差押の効力発生後、賃貸人のした賃借権譲渡の承諾
最高裁S53 06/23判決4=譲渡担保物件を搬出取戻し弁済期日まで自ら保管したことが不法行為に当たらない事案
最高裁S53 06/23判決=請負契約が民法642条1項で解除された場合の請負人が既にした仕事の報酬
最高裁S53 06/15判決=民法395条が適用される土地の短期賃貸借が期間満了した場合の競落人への建物買取請求権
最高裁S53 05/26判決=児童遊園設置認可処分で特殊浴場業の営業停止処分を受けた場合の損害賠償事案
最高裁S53 05/02判決=手形支払いに関し 受益と損失との間に因果関係がないく不当利得の成立がないとされた事案
最高裁S53 05/01判決2=定期預金債権の準占有者に当たるということはできない事案
最高裁S53 04/20判決=定期預金証書を担保とする債権質に適用すべき準拠法はその目的である債権の準拠法による
最高裁S53 03/30判決4=家督相続人の相続人が民法550条で書面によらない贈与を取り消すことができない事案
最高裁S53 03/23判決2=不真正連帯債務者中の一人と債権者との間の訴訟で相殺を認めた確定判決の効力
最高裁S53 02/28判決2=定期預金として預入れることを依頼した者が預金者と認めるべき事案
最高裁S53 02/23判決=条例に譲渡禁止の規定がない場合の地方議会議員の報酬請求権の譲渡
最高裁S53 02/21判決2=離婚訴訟の附帯請求で損害賠償と財産分与を併合請求でき各々は独自の要素として考慮
最高裁S53 02/14判決2=借地契約の終了に伴う土地返還請求訴訟での建物の所有権の帰属の問題
最高裁S53 02/09判決=暴行による傷害で頭部外傷後遺症等を否定した原審が経験則に反する事案
最高裁S52 12/23判決9=工事残部の打切りの申入をすることで契約全部を解除する旨の意思表示をした事案
最高裁S52 12/22判決4=従業員が通勤利用している車の交通事故で会社が自賠法3条の運行供用者責任を負う事案
最高裁S52 12/19判決3=借地期間満了時に地上建物を賃貸人に贈与すべき旨の特約の無効事案
最高裁S52 12/13判決=企業秩序違反事件について企業がする調査に関する労働者の調査協力義務
最高裁S52 12/02判決=換地処分で借地権を喪失した場合に留置権発生要件である一定の牽連が認められない事案
最高裁S52 11/15判決=手形保証の趣旨で裏書をした場合の原因債務に関する消費貸借上の債務保証の推認
最高裁S52 11/10判決=代物弁済予約完結の当時に担保不動産の価格が被担保債権額を超過していない場合の効果
最高裁S52 10/27判決=仮処分申請が被保全権利を欠くために違法である場合の損害賠償の請求
最高裁S52 10/25判決4=高校教師による懲戒権行使が違法でも生徒の自殺との間の相当因果関係がない事案
最高裁S52 10/25判決3=一審判決で相殺の抗弁が認められないことの適法事案
最高裁S52 10/25判決=労災法等の保険金給付の確定と受給権者の使用者に対する損害賠償の請求額
最高裁S52 10/24判決=土地用益についての賃借意思の客観性から賃借権の時効取得が成立しない事案
最高裁S52 10/20判決=不法行為による損害賠償で弁護士費用を過失相殺の対象から除外したことの適法事案
最高裁S52 09/29判決=継続的用益の外形的事実と賃貸の意思が存在しての土地賃借権の時効取得が認めらた事案
最高裁S52 09/27判決=地上建物の債権担保のため債権者名義に所有権移転登記をした場合の建物保護法の対抗力
最高裁S52 09/22判決3=従業員が会社の車で起こした事故で会社が運行供用者として責任がある事案
最高裁S52 09/22判決2=両親が弟の相続人として弟は兄に対して自賠法3条の「他人」であることを主張できない事案
最高裁S52 09/22判決=出張中に起こした交通事故につき行為の外形から客観的にみて使用者責任が否定された事案
最高裁S52 08/09判決=預入行為者名義でされた記名式定期預金の預金者が預金の実質的支配者であるとされた事案
最高裁S52 07/19判決5=検察官及び検察事務官に被疑者の自殺を予見してこれを防止すべき注意義務はない
最高裁S52 07/12判決2=債務超過の状態にある債務者の特定債権者に対する弁済が詐害行為でない事案
最高裁S52 07/12判決=割賦代金支払義務の不履行で解除された場合の登録自動車の減価相当額の損害賠償請求
最高裁S52 06/20判決5=納税義務者に代って特定の租税を納付す履行引受契約で納付遅滞による利子税の損害賠償
最高裁S52 06/20判決4=事実審口頭弁論終結時までに建物買取請求権があることを知りながら行使をしなかった場合
最高裁S52 05/27判決5=原告の家屋明渡請求を認容したことに狭義の弁論主義に違背する事案
最高裁S52 05/27判決=労災保険等の受給権者に対する第三者の損害賠償義務と政府の保険給付、補償の義務の関係
最高裁S52 05/02判決2=兄所有の車で弟の友人が起こした事故で弟が兄に自賠法3条の「他人」と主張できない事案
最高裁S52 04/28判決=建物敷地として使用していた道路の黙示的公用廃止が認定された取得時効成立事案
最高裁S52 04/08判決4=指名債権の譲渡で債務者が異議を留めずに承諾しても悪意の譲受人に対抗できる場合
最高裁S52 04/08判決3=労災の休業補償を受けてた場合の第三者に対する民法又は自賠法の休業損害の賠償請求権
最高裁S52 04/07判決=賃貸人は賃貸借契約を解除することなしに無断再転借人に対し物の返還を請求できる
最高裁S52 04/04判決2=農地法5条許可を受ける前に買主が残代金全額を支払いのために提供した場合の民法557条
最高裁S52 03/31判決6=履行不能が債務者の責に帰すべき事由によるものとは認められない事案
最高裁S52 03/31判決3=建物登記をしていない土地賃借権者に対する建物収去土地明渡請求が権利濫用とされた事案
最高裁S52 03/25判決4=営業不能による損害額の算定に関して営業に対する寄与度を参酌することができる事案
最高裁S52 03/17判決=譲渡禁止の特約のある指名債権を譲受人が特約を知つて譲り受けた後の債務者の承諾
最高裁S52 03/15判決4=建物不存在を理由に借地法4条1項の借地権の更新請求権がない主張が許されない事案
最高裁S52 02/28判決2=請負契約で仕事の目的物の瑕疵につき直ちに瑕疵修補に代わる損害賠償を請求できる
最高裁S52 02/22判決2=借家法7条の賃料増額請求訴訟の継続中に更に増額を相当とする事由が生じた場合
最高裁S52 02/22判決=請負契約で注文者の責任で仕事の完成が不能となつた場合の報酬請求権と利得償還義務
最高裁S52 02/18判決=深夜の信号機のある交差点における信号を無視して交差点に進入してくる車への注意義務
最高裁S52 01/31判決=旧債務の不存在を事由に準消費貸借契約の効力を争う者においてその事実の立証責任を負う
最高裁S51 12/20判決3=借家のある土地の売買で買主に民法557条の「契約ノ履行ニ著手」が認められる事案
最高裁S51 12/20判決=買主が農地法5条の許可手続に協力しない場合で売買代金を完済したときの売主の契約解除権
最高裁S51 12/17判決=賃料を1ヶ月分でも滞納した場合は建物賃貸借契約は当然解除となる訴訟上の和解条項の趣旨
最高裁S51 12/16判決=所有者から財産の管理・処分を受任した者が自己の名でした財産処分の効力は所有者に及ぶ
最高裁S51 12/14判決2=賃貸人が賃料延滞で土地賃貸借契約を解除するには賃借人に対して催告すれば足りる
最高裁S51 12/02判決=特約がある場合の反対給付の提供をすることなく相手方の履行遅滞を理由とする解除の効力
最高裁S51 11/26判決=使用者の身元保証法3条の通知義務遅滞した場合の身元保証人に対する損害賠償義務
最高裁S51 11/25判決2=手形割引依頼人が仮差押の申請を受けた場合の弁済する旨の銀行取引約定書による合意
最高裁S51 11/25判決=運送品の運送中に滅失等で損害賠償請求権を予め放棄する旨の意思表示の解釈
最高裁S51 11/04判決2=ローン提携販売で買主の債務を売主が代位弁済して取得した求償債権の遅延損害金の利率
最高裁S51 10/21判決=保証人敗訴の判決確定後に主債務者勝訴の判決が確定した場合の確定判決の請求異議
最高裁S51 10/01判決=宅地賃貸借契約で更新料支払義務が生ずる旨の商慣習又は事実たる慣習は存在しない
最高裁S51 09/30判決=インフルエンザの予防接種について医師が禁忌者の識別で適切な問診を尽くさなかった場合
最高裁S51 09/07判決=共有物の不法行為での損害に関しては自己の共有持分の割合に応じてのみ賠償請求できる
最高裁S51 08/30判決2=仮換地の売買契約で仮換地の指定の変更により従前地の一部がそのまま換地となった場合
最高裁S51 07/19判決4=代理受領の委任がなされ第三債務者の承認を得ている場合の詐害行為事案
最高裁S51 07/19判決2=タイ国への試験的な輸出に関する協定の更新拒絶が債務不履行、不法行為とならない事案
最高裁S51 07/08判決=使用者がその事業の執行につき被用者が起した自動車事故により損害を被つた場合
最高裁S51 07/01判決2=頼母子講の業務執行者である講元が破産宣告を受けた場合は業務執行権は消滅する
最高裁S51 06/21判決=転貸借の目的となっている土地の賃借権の譲受人による転借人に対する地位の主張
最高裁S51 06/17判決=自働債権の手形債権の時効消滅前に債務者が反対債権の手形債権を取得していた場合
最高裁S51 06/15判決2=契約解除の意思表示をした者が相手方の同意を得た撤回の効力に関する民法540条2項
最高裁S51 06/03判決4=無断増改築禁止の特約違反による土地賃貸借契約の解除権行使が信義則上許されない事案
最高裁S51 06/03判決=裁判上の和解又は調停による地代等を定める場合には停止統制額、認可統制額を超えられる
最高裁S51 03/30判決2=共同不法行為の一方が一審判決を控訴しない場合の一審相手方に対する補助参加
最高裁S51 03/25判決=夫運転の自動車に同乗した妻が第三者との交通事故で損害を受けた場合の過失相殺
最高裁S51 03/19判決3=後順位仮登記担保権者が先順位仮登記担保権者の被担保債権を弁済する場合の民法500条
最高裁S51 03/04判決2=賃貸借契約で賃借人から建物所有者である賃貸人に差し入れられた保証金の返還債務
最高裁S51 03/04判決=注文者が民法637条の期間経過後に瑕疵修補に代わる損害賠償請求権を自働債権とする場合
最高裁S51 02/13判決=他人の権利の売買契約で契約が解除された場合の引渡を受けていた買主の使用利益返還
最高裁S50 12/26判決2=買受代金の支払で所有権移転登記手続との同時履行を主張することが信義則に反する事案
最高裁S50 12/25判決4=他人の物であることを明示せず他人の権利を目的とする売買契約は有効に成立
最高裁S50 12/08判決=債権が譲渡される前から債権者に対して反対債権を有していた場合の相殺
最高裁S50 12/01判決=不動産の譲渡が詐害行為となる場合の価格賠償をすべきときの価格の算定の基準日
最高裁S50 11/28判決13=登記義務者の代理人と称する者から所有権移転登記申請をする場合の司法書士の注意義務
最高裁S50 11/28判決12=仮登記担保権者が清算をしないで仮登記移転をし第三者が本登記をした場合の抹消請求
最高裁S50 11/28判決11=土地賃借人が借地上に子の名義で建物登記を所有する場合の建物保護に関する法律1条
最高裁S50 11/28判決3=車の所有者でない所有者登録名義人が自賠法3条の「自動車を運行の用に供する者」事案
最高裁S50 11/21判決3=鉱業権設定後に国が鉱区内に水路用隧道を設置して堀採制限を課したことの適法事案
最高裁S50 11/20判決=供託者が債務者本人の代理人としてする意思で本人の表示することなく供託をした場合の効力
最高裁S50 11/14判決3=交通事故で損害保険会社が保険金の支払に関する示談契約を締結する場合の誤信
最高裁S50 11/06判決=継続的保証契約に基づく連帯保証人に対する金額的な有限責任を定める趣旨
最高裁S50 11/04判決=特殊浴場に行くため取締役による会社所有の車を従業員の運転中の事故での自賠法3条の「他人」
最高裁S50 10/24判決7=譲渡禁止の特約の存在を知らなかったことには重大な過失がある事案
最高裁S50 10/24判決3=国家公務員災害補償法による遺族補償金の受給権者でない場合の損害賠償債権額からの控除
最高裁S50 10/24判決2=医師の化膿性髄膜炎治療における経験則上で施術とその後の発作等の因果関係認定事案
最高裁S50 10/17判決=火葬場の設置、運営による地価値下りの損害を受忍すべき事案
最高裁S50 10/14判決=仮登記担保権の実行により目的物の所有権を喪失した競落人による売買(競落)の解除権
最高裁S50 10/09判決=交通事故で過失割合が車側6、自転車側4とした判断が車側の割合が著しく低い違法事案
最高裁S50 10/03判決=交通事故により負傷した被害者の自殺と事故との相当因果関係がないとされた事案
最高裁S50 10/02判決2=バツテイング練習場を使用目的の土地賃貸借で小規模の仮設建物がある場合の借地法1条
最高裁S50 10/02判決=賃貸人が共同借地人に対し借地法12条の賃料増額の請求を一部の者に対して場合の効力
最高裁S50 09/26判決3=化粧品製造販売で注文者の受領拒否による受注者からの契約解除と損害賠償請求認容事案
最高裁S50 09/25判決2=手形貸付債権、手形買戻請求権で転付された預金債権を相殺した場合の金融機関の手形返還先
最高裁S50 09/11判決4=下請負人の被用者の交通事故で元請負人に自賠法3条の運行供用者責任が認められた事案
最高裁S50 09/11判決=新建物の建築工事に応じ逐次取り毀され新建物完成の時に全部取り毀された場合の借地法7条
最高裁S50 09/09判決=仮登記担保の目的不動産につき後順位権利者がある場合のる清算金支払債務との相殺
最高裁S50 08/27判決3=建物賃貸人の解約申入れで総合勘案して500万円の立退料が提供が正当事由とされた事案
最高裁S50 07/25判決3=国道に故障した大型貨物自動車を87時間の長時間放置したことによる国家賠償事案
最高裁S50 07/17判決5=旧建物の取毀しが前提の新建物での賃貸借契約の変更に関する民法548条1項
最高裁S50 07/17判決4=車の割賦売買契約で車を引渡後に車を正当な事由なしに引揚げた場合の割賦代金の支払拒否
最高裁S50 07/17判決=詐害行為当時債権者であった者が後に債権を目的とする準消費貸借契約を締結した場合
最高裁S50 07/15判決3=商品の先物取引で仲買人が商品の売付け又は買付けの委託を受けた場合の仲買人の義務
最高裁S50 07/15判決=外国の通貨をもつて債権額が指定された金銭債権を日本の通貨によつて弁済する場合
最高裁S50 07/14判決4=建物の改造で物理的変化が生じて新旧建物の同一性が失われた場合の建物賃貸借契約
最高裁S50 07/14判決3=自賠法72条の損害のてん補で被害者の請求書中に請求金額等の記載がない場合の損害査定
最高裁S50 07/11決定2=借地法8条ノ2第1項に規定する借地条件の変更の裁判はその性質が非訟事件の裁判
最高裁S50 07/10判決2=建物賃借人が敷地の使用収益権の範囲を逸脱し建物の収去すべき義務を負う事案
最高裁S50 07/08判決=交通事故で負傷した妻に対する家事労働の財産上の利益での損害賠償請求
最高裁S50 06/26判決=工事用の赤色灯標柱が事故発生の直前に他車に倒されて道路管理に瑕疵がない事案
最高裁S50 06/24判決2=債務者が代理人として代物弁済で本人の所有不動産を債権者に譲渡した場合の民法110条
最高裁S50 05/29判決3=レンタカー会社が自賠法3条の運行供用者としての責任が認められた事案
最高裁S50 04/25判決3=ロックアウト(作業所閉鎖)の正当性とロックアウト期間中における使用者の賃金支払義務
最高裁S50 04/25判決2=賃借物に対する権利に基づき第三者から明渡を求められた場合の賃借人の賃料支払拒絶権
最高裁S50 04/25判決=労働組合からの除名が無効な場合のユニオン・ショップ協定に基づく使用者の解雇の効力
最高裁S50 04/18判決3=土地賃借人が建物を第三者名義で保存登記しても建物所有権の帰属 に変動がない場合の民法612条
最高裁S50 04/10判決=仮登記担保契約で被担保債権額と不動産の価額とに著しい較差がある場合の民法90条
最高裁S50 03/28判決=国が違法に無効な農地買収、売渡処分をして被売渡人が時効取得した場合の損害額の基準時
最高裁S50 03/06判決3=教員給与過払を自働債権とし後の給与請求権を受働債権の相殺が労基法24条1項違反事案
最高裁S50 02/28判決3=いつ倒壊するかわからない危険な状態で借地法2条1項の朽廃の域に達したと認定された事案
最高裁S50 02/27判決=深刻な所有権を巡る係争土地で正当な賃料支払の相手方を確知できないとされた事案
最高裁S50 02/25判決5=利息制限法所定の制限をこえる利息の定のある金銭消費貸借に関する遅延損害金の利率
最高裁S50 02/25判決3=売主の瑕疵担保責任に基づく損害賠償請求を自働債権とする相殺の意思表示認定事案
最高裁S50 02/25判決2=仮登記担保権者の換価処分前にする仮登記に遅れて賃借占有する者に対する損害金賠償請求
最高裁S50 02/25判決=安全配慮義務違背の国家公務員の国に対する損害賠償請求権の消滅時効期間は10年
最高裁S50 02/20判決=建物賃貸借契約の特約違反で賃貸人に対する信頼関係破壊による無催告の解除事案
最高裁S50 01/31判決3=確定期限の農地賃貸借契約で確定期限到来後には農地法3条の許可申請手続義務はない
最高裁S50 01/31判決2=第三者の不法行為、債務不履行により家屋が焼失した場合の家屋所有者に給付される保険金
最高裁S50 01/31判決=不法行為又は債務不履行による家屋焼失に基づく損害賠償額からの火災保険金の損益相殺
最高裁S50 01/30判決=内規違反で職員外の者が職員を通じてした職員定期預金の払戻する職員の行為と組合の事業執行
最高裁S49 12/20判決3=賃貸権限のない者から賃借した者が真の権利者から同一物をさらに賃借した場合の効力
最高裁S49 12/17判決=被害者との間に民法711条所定の者と実質的に同視しうべき身分関係が存する場合
最高裁S49 12/12判決2=受益者又は転得者から転得した者が悪意である場合の民法424条
最高裁S49 12/06判決2=車の私用厳重な会社の従業員が無断使用で起した交通事故での自賠法3条での会社の責任
最高裁S49 11/29判決=交通事故の損害賠償債請求をする者が債権者代位権で保険金請求権を行使するための要件
最高裁S49 11/21判決=破産債権である指名債権の譲渡を破産管財人に対抗する場合の通知の宛名
最高裁S49 11/12判決=エンジンキーを差し込んだままの車を無断で運転した従業員の事故での自賠法3条認定事案
最高裁S49 11/05判決2=代位弁済による求償債権の損害金に関する特約しても第三者に対抗できない
最高裁S49 10/25判決=バツテイング練習場として賃貸借がされ運営上の建物がある場合の借地法1条の「建物ノ所有」
最高裁S49 10/24判決3=借地法6条の規定はその要件を満たす事実が存在するかぎり適用される
最高裁S49 10/24判決=第三債務者が債権仮差押命令の送達を受ける前に債務者に小切手を振り出していた場合
最高裁S49 10/22判決=自動車修理業者の雇用する修理工見習工が起こした交通事故で使用者責任がない事案
最高裁S49 09/27決定2=借地法9条ノ3第1項による競落建物の敷地賃借権譲渡許可の裁判の合憲性
最高裁S49 09/26判決7=交通事故の後遺症に基づく損害賠償請求権の消滅時効の起算点
最高裁S49 09/26決定6=借地法8条ノ2第2項に規定する借地条件の変更の裁判の非公開の合憲性
最高裁S49 09/26判決2=騙取又は横領した金銭で自己の債権者に弁済したときにその債権者が不当利得となる場合
最高裁S49 09/20判決7=賃貸借契約の更新で期間終了の時より後の事情により正当の事由を認めていない事案
最高裁S49 09/04判決=他人の権利の売主をその権利者が相続し売主としての履行義務を承継した場合
最高裁S49 09/02判決=家屋の賃貸借終了に伴う賃借人の家屋明渡債務と賃貸人の敷金返還債務の関係
最高裁S49 07/22判決5=賃料増額に関する調停で増額分の支払につき履行期の合意がなかった場合
最高裁S49 07/19判決7=不動産の賃借人と民法177条の第三者・建物表示登記での所有権の登記と民法177条
最高裁S49 07/19判決=事故により死亡した女性の専ら家事に従事する期間における逸失利益の算定
最高裁S49 07/16判決=未成年の子の所有車両での運転中の事故で父に自賠法3条による運行供用者責任事案
最高裁S49 07/12判決=賃借人の債務不履行による土地賃貸借契約解除の場合の借地法6条1項
最高裁S49 07/05判決2=民法467条の債務者の承諾は債権の譲渡人又は譲受人のいずれかに対してすることを要する
最高裁S49 06/28判決=双方の過失による同一交通事故で生じた物的損害での損害賠償債権相互間における相殺
最高裁S49 06/27判決2=交通事故で顔面に負傷した傷痕等に対する美容的形成手術費等支出の将来の支出の認容事案
最高裁S49 05/31判決3=スキー・ロープ・トウ等を設置したスキー滑走場開設者等の救護義務違反による不法行為責任
最高裁S49 05/30判決3=賃借人の賃料延滞を理由として賃貸借を解除する場合の適法な転借人に対する支払いの機
最高裁S49 05/09判決=土地工作物使用令2条による土地の使用がなされた場合の土地に対する賃借権の存続期間
最高裁S49 04/26判決4=賃料不払を理由とする不動産賃貸借の解除に関して催告を要しないとされた事案
最高裁S49 04/26判決2=土地賃貸借の合意解除が地上建物の賃借人に対抗できる特別な事情に該当する事案
最高裁S49 04/25判決=交通事故の被害者の近親者が看護等のため被害者の許に往復(海外)した場合の旅費
最高裁S49 04/15判決=交通事故で車両買換えの要件・交通事故で損傷を受けた中古車の事故当時の価額評価の基準
最高裁S49 04/05判決=過失相殺後の請求認容額等を考慮して定められた弁護士費用を更に過失相殺すること
最高裁S49 03/29判決2=報道側に名誉毀損の積極的意図等がなく侮辱的言辞を表示したものではない場合の損害賠償
最高裁S49 03/22判決4=会社が無断で一部の土地の賃借権を譲渡した場合で民法612条の解釈、適用を誤った事案
最高裁S49 03/22判決=責任能力のある未成年者の不法行為における監督義務者の不法行為責任
最高裁S49 03/15判決2=保険利益享受約款は商法739条が特約で免責を許さない事由によって生じた損害に関し無効
最高裁S49 03/14判決=貸借建物に関して支出する必要費、有益費の償還請求権を予め放棄す特約の効力
最高裁S49 03/08判決=課税の対象とされた金銭債権が後日回収不能となって税額を不当利得として返還された事案
最高裁S49 03/07判決=指名債権が二重に譲渡された場合における譲受人相互の間の優劣
最高裁S49 02/28判決=裏書で手形を取得したものではなく通常の指名債権譲渡の方法で取得された事案
最高裁S49 02/26判決2=民法388条の地上権は建物の所有を目的とする特別法である借地法にも適用される
最高裁S49 02/08判決3=手附契約は現実に授受された金員の範囲を超えて成立するものでは ない
最高裁S48 12/20判決=自動車に鍵を差し込んだまま駐車させて盗難されたタクシーによる交通事故の損害賠償
最高裁S48 12/11判決3=裁判上の和解で金員支払いと同時に登記手続が定められている場合の同時履行
最高裁S48 11/30判決=債務超過の債務者が他の債権者の詐害を認識し第三者に自己の債権を譲渡した場合
最高裁S48 11/22判決3=借地法10条に基づく第三者の建物買取請求権が消滅した事案
最高裁S48 11/22判決=破産者の債務弁済が否認され給付したものが破産財団に復帰した場合の連帯保証債務
最高裁S48 11/16判決6=交通事故で労働能力喪失表に基づく労働能力喪失率以上に収入の減少が生じる場合
最高裁S48 11/16判決5=社殿等の土地使用賃借契約の終了が認められた事案
最高裁S48 11/16判決4=借家法1条ノ2の正当事由がないとした原審の適法事案
最高裁S48 11/16判決=加害者の名や住所を知ることが困難であつたような場合の民法724条
最高裁S48 10/30判決2=保証人が代位弁済で抵当権を取得して抵当権処分禁止の仮処分の附記登記をした場合
最高裁S48 10/30判決=借地法の適用のある賃貸借契約の賃借人が破産宣告を受けた場合の解約と賃料債権
最高裁S48 10/12判決3=解約権の留保がなされていたとの事実を確定することなく土地賃貸借は終了したとする判断
最高裁S48 10/12判決2=農地法5条の申請が手続上の不備で受理されなかった場合の売買契約の解
最高裁S48 10/12判決=土地の賃貸借契約が賃借人の破産により解除されても転借人になんら非違もない場合
最高裁S48 10/11判決2=金銭目的の債務不履行の損害賠償で債務者に対し弁護士費用その他の取立費用請求
最高裁S48 10/05判決2=堅固性に欠けるところがあると認められ借地法の「堅固な建物」に該当しない事案
最高裁S48 09/07判決3=売買での所有権移転登記手続が保証書による場合の買主の代金支払義務との関係
最高裁S48 09/07判決2=手形を主たる債務として手形外の連帯保証契約で連帯保証人に裁判上の請求がある場合の時効
最高裁S48 09/07判決=借地法10条の建物買取請求権は賃貸借契約を合意解除しても特段の事情がない限り消滅しない
最高裁S48 07/19判決2=無断転貸を理由とする賃貸借契約解除の意思表示が借家法1条の2の「解約申入」となる場合
最高裁S48 07/19判決=譲渡禁止の特約のある債権の譲受人がその存在を知らないことに重大な過失がある場合
最高裁S48 07/12判決2=数量不足は知っているがその責でない事由で売主を知ることができなかつた場合の民法564条
最高裁S48 07/06判決2=運転免許も自動車登録も必要ではないショベルローダに関する自賠法3条の適法
最高裁S48 07/06判決=不動産仲介業者の仲介に関する新聞広告料は民法650条1項の「必要費」に含まれない
最高裁S48 06/21判決4=信号機のある交差点での車両の衝突事故で一方に損害の過失がないとされた事案
最高裁S48 06/07判決=不法行為による損害賠償における民法416条の類推適用
最高裁S48 05/25判決4=債権が差押えされた場合の第三債務者が債務者に対して有する反対債権での相殺
最高裁S48 05/25判決=農地の賃貸借の解約申入れに関する都道府県知事の有効な許可の主張立証と民法617条
最高裁S48 04/24判決4=賃借人が賃貸人の承諾なく賃借建物の一部取毀しによる賃貸借の催告なしの契約解除事案
最高裁S48 04/24判決3=土地賃借人が地上建物を仮装譲渡した場合の土地賃貸人に関する民法94条2項の第三者

最高裁S48 04/24判決2=債権者代位訴訟に債務者が当事者参加して第三債務者に対する同一の訴訟での訴訟追行権
最高裁S48 04/20判決2=自動車の他車との衝突・接触事故で暴走を誘発した自動車の相当因果関係の認定事案
最高裁S48 04/19判決3=民法541条の「催告」の内容に履行がなければ契約を解除する旨を附言する必要はない
最高裁S48 04/13判決3=土地に対する使用貸借上の借主の権利の時効取得が成立するための要件
最高裁S48 04/13判決2=無断増改築等の禁止条項を無視した改修工事による土地賃貸借契約の解除事案
最高裁S48 04/10判決2=金融機関が弁済により債権者に代位できる者であることを看過した注意義務違反事案
最高裁S48 04/06判決=入札による売却で第三者が売主の処分権を否定する虚偽の表示をした場合の不法行為
最高裁S48 04/05判決=不法行為で一個の損害賠償請求権のうちの一部が訴訟上請求されている場合の過失相殺
最高裁S48 03/27判決=銀行が無記名預金担保貸付をした場合における貸付債権をもつてする相殺と民法478条
最高裁S48 03/22判決4=賃貸人が賃貸借契約上の催告不要の特約に基づき無催告で契約を解除できる事案
最高裁S48 03/09判決=契約内容が共同事業契約で土地建物等の利用関係の借地法および借家法の適用のない事案
最高裁S48 03/06判決2=賃貸借契約上の債務の重要な部分の不履行を理由とする契約全部解除の適法事案
最高裁S48 03/01判決3=継続的保証契約の手形貸付で金融機関が保証債務の履行を求めるのが信義則違反の事案
最高裁S48 03/01判決2=債権者の担保保存義務を免除し保証人が民法504条で享受すべき利益をあらかじめ放棄する特約
最高裁S48 02/27判決3=消費貸借契約がその成立要件たる要物性に欠けるところはない事案
最高裁S48 02/27判決=期間の定めのある賃貸借が借家法2条に基づき更新された場合の賃貸人からの解約
最高裁S48 02/16判決3=商法690条は民法715条の特則で船員の職務上で与えた損害を船舶所有者は賠償責任を負う
最高裁S48 02/16判決=道路交差点の信号機が公の営造物として本来具備すべき安全機能を全うしていない事案
最高裁S48 02/02判決2=破産宣告前の建物賃借権の譲受を第三者に対抗できないとされた事案
最高裁S48 02/02判決=賃貸借終了後で明渡前においける敷金返還請求権の転付命令
最高裁S48 01/30判決=3人が自動車損害賠償保障法3条による運行供用者責任を負う場合の民法438条の適用
最高裁S48 01/26判決=代物弁済予約形式の債権担保契約が予約完結後清算前に債務弁済があった場合の措置
最高裁S47 12/22判決3=立木売買契約で契約を遡及的に消滅させ相互に原状回復義務を負うしたものでない事案
最高裁S47 12/22判決=民法650条2項前段の代弁済請求権に対する委任者の受任者に対する債権をもっての相殺
最高裁S47 12/12判決3=所有権留保特約つきで売り渡された建設機械の転買人に対する所有権調査義務違反事案
最高裁S47 11/28判決6=店舗賃貸等契約不履行の仮差押に関する借家権価格相当の損害賠償請求権の消滅時効
最高裁S47 11/28判決5=土地の売買契約で買主の公租公課負担義務違反による債務不履行での契約解除事案
最高裁S47 11/16判決3=典型的義務や信義則上の義務違反の理由で土地賃貸借契約の解除が認められなかった事案
最高裁S47 11/16判決=嬰児死亡の新聞報道で内容を真実と信ずるにつき相当の理由があるとはいえない事案
最高裁S47 10/26判決=代物弁済予約形式の債権担保契約関しては民法374条の規定は準用されない
最高裁S47 10/12判決3=家屋明渡請求訴訟で原告の申立がないのに金員の支払を条件したことの適法性
最高裁S47 10/12判決=仲裁手続を申し立てられて事件で仲裁契約が黙示的に成立したと認められた事案
最高裁S47 10/05判決=陸送中の自動車による事故で自動車の所有者が自賠法3条の運行供用者責任がない事案
最高裁S47 09/21判決=会社に代金を支払う資力がないのに被用者に商品を買い受けさせた場合の代表取締役の責任
最高裁S47 09/07判決2=売買契約が詐欺を理由として取り消された場合の当事者双方の原状回復義務は同時履行の関係
最高裁S47 07/18判決2=借地上の建物の所有権が第三者に移転する場合の敷地の借地権の移転
最高裁S47 06/29判決2=賃借物の無断転貸と賃借権の無断譲に関する民法612条
最高裁S47 06/27判決=建物基準法に違反建物が隣接居宅の日照通風を妨害する不法行為を認定した事案
最高裁S47 06/23判決=土地賃貸借の期限付合意解約が借地法11条に当たらない事案
最高裁S47 06/22判決3=未成年者の不法行為で責任能力がある以上通常の成人と同一の注意義務を標準として判断
最高裁S47 06/15判決2=無断転貸で賃貸借契約が解除後、家屋を譲り受けた転借人の賃借人に対する明渡請求
最高裁S47 05/30判決3=加害車両が被害者の歩行者に接触しない場合での歩行者の受傷の相当因果関係事案
最高裁S47 05/30判決2=伐採を目的とする山林立木の売買契約に関する民法555条の解釈
最高裁S47 05/30判決=妻が夫の運転する自動車に同乗中夫の運転上の過失により負傷した場合の自賠法3条
最高裁S47 05/25判決7=木材売買に関し引き渡すべき義務を負担する種類売買で木材が特定されたといえない事案
最高裁S47 05/25判決2=少年院収容中の少年が他の在院者の私刑で死亡した場合の少年院教官の過失認定事案
最高裁S47 05/25判決=死因贈与の取消しにおける民法1022条の方式
最高裁S47 04/25判決4=賃借土地を賃借人の個人企業と実質を同じくする会社に使用させた場合の民法612条
最高裁S47 04/25判決3=会社の取締役として善良な管理者の注意を怠った場合の会社に対する責任
最高裁S47 05/23判決=借地法10条による建物買取請求権が行使された場合の場所的環境を参酌した建物の価格
最高裁S47 04/20判決4=賃借人が賃貸人から不動産を譲受後に第三者が賃貸人から譲受け登記した場合の民法520条
最高裁S47 04/20判決=不動産の不法を処分により所有権移転義務が履行不能となった損害賠償額の算定基準時
最高裁S47 04/13判決=特段の事情のない限り詐害の客観的事実を知った場合は詐害意思をも知ったものと推認
最高裁S47 03/31判決3=銀行の外交係に預金を受領する行為を職務権限内と信じたことに重大な過失がない事案
最高裁S47 03/30判決5=公正証書での契約で債権担保の目的で締結された解除条件付代物弁済契約と認定された事案
最高裁S47 03/30判決=賃借建物の敷地の一部分でも賃貸人の請求あり次第明渡す特約は借家法6条の「不利な特約」
最高裁S47 03/23判決=請負契約合意解除で請負人が前払金返還債務を負担することを約した場合の保証人の責任
最高裁S47 03/09判決=賃借地上にある建物の売買契約が締結された場合の売主の賃貸人の承諾取得義務
最高裁S47 03/07判決2=信義則に反せず土地の賃貸人が合意解約をもって競落人に対抗できる事案
最高裁S47 03/07判決=土地の貸借人が所有にかかる借地上の建物を他に仮装譲渡した場合の民法94条2項
最高裁S47 02/22判決=借地権の消滅前に建物が滅失後、建物を再築し借地契約が更新された場合の借地権
最高裁S47 02/18判決2=建物賃借人の失火による建物焼燬を理由とする催告を経ないで賃貸借契約の解除
最高裁S47 02/10判決3=土地賃貸借契約が借地法の一時使用の借地権設定と認定された事案
最高裁S47 01/25判決=固定資産税を納付した登記簿上の所有名義人の真の所有者に対する不当利得返還請求権
最高裁S47 01/20判決=賃料の取立払債務を債権者が取立に赴かなくても不払を理由とする賃貸借契約解除事案
最高裁S46 12/21判決6=自動車助手の従業員によるバイク事故で会社の使用者責任が認められた事案
最高裁S46 12/16判決2=所有権移転登記未了の間にで別の売買予約仮登記があった場合の履行不能
最高裁S46 12/16判決=硫黄鉱石売買契約の買主の引取拒絶が債務不履行となる事案
最高裁S46 12/07判決3=他の事情と共に建物の取毀しの必要性に関して借家法1条ノ2の正当事由に当たる事案
最高裁S46 12/07判決2=元請負人が下請の被用者の起こした事故で運行供用者責任を負う事案
最高裁S46 12/07判決=名義を貸している元請負人が下請の被用者の起こした事故で運行供用者責任を負わない事案
最高裁S46 12/03判決=賃貸家屋の譲受人が対抗要件を具備していなで賃借人が承継後の賃料を支払う場合の効力
最高裁S46 11/25判決=家屋の明渡で解約の申入が金員の提供を伴うことによりはじめて正当事由を有する場合
最高裁S46 11/19判決=金銭の支払を求める詐害行為取消訴訟手続で自己の債権額に対応する按分額の支払
最高裁S46 11/19判決2=警察の自動車が自動車専用道路において転回行為をするよる交通事故の過失認定事案
最高裁S46 11/16判決12=立木伐採に基づく損害賠償請求権の消滅時効が所有権確認訴訟確定まで進行しない事案
最高裁S46 11/16判決5=車検のための販売会社の代車による事故での販売会社に対する自賠法3条の運行供用者責任
最高裁S46 11/09判決=自動車有料貸渡業者の自動車を借り者の運行による事故での運行供用者責任認定事案
最高裁S46 11/04判決2=転貸借が賃貸人に対する信頼関係を破壊するものと認めることができない事案
最高裁S46 10/28判決=不法原因による既登記建物の贈与で所有権移転登記手続がされない場合の民法708条
最高裁S46 10/26判決=連帯保証人が債権者に付従性を有しない独立の債務を負担する事案
最高裁S46 10/14判決6=借賃の増額について協議が調わなかったことが明らかな事案
最高裁S46 10/14判決5=賃貸借契約が営業利益分配契約的要素があっても賃料の増減額を請求できる事案
最高裁S46 09/30判決=被用者の不法行為に基づく損害賠償債務の確定判決がある場合の民法715条の損害賠償請求
最高裁S46 09/28判決3=運輸総局長依命通達にの踏切の設置標準に合致している場合の民法717条の賠償責任事案
最高裁S46 09/23判決2=被用者の売買契約の締結が職務権限内の行為と信じた相手方に重大な過失がない事案
最高裁S46 09/21判決2=一部の供託を合計すれば全債務額に達するような場合の供託の効力
最高裁S46 09/16判決=勤務時間外に無断で会社の自動車を使用して起こした被用者の事故で会社の賠償責任事案
最高裁S46 09/03判決2=民法426条の「取消ノ原因ヲ覚知シタル時」は債権者が特定の具体的な詐害行為を知ったとき
最高裁S46 09/03判決=公権力の行使に当たる国の公務員が職務で故意又は過失により損害を与えた場合の責任
最高裁S46 07/23判決2=民法174条ノ2で主たる債務者の短期消滅時効期間が10年に延長された場合の保証人の債務
最高裁S46 07/20判決2=偽造手形の取得者が手形偽造者の使用者に対し損害賠償する場合の手形法上の遡求権行使
最高裁S46 07/16判決2=破産者が未登記抵当権者と通謀してその者だけに債権の満足させた場合の否認権行使の対象
最高裁S46 07/01判決4=小切手の受入金融機関に関する小切手の金額に見合う当座支払の義務
最高裁S46 07/01判決3=家屋賃借人として賃借家屋およびその敷地の使用収益権の範囲を逸脱していない事案
最高裁S46 07/01判決=無断で私用のための運転中の事故で所有者に自賠法3条の運行供用者責任が認められた事案
最高裁S46 06/29判決=交通事故の被害者が損害賠償請求権を有する場合の生活保護受給資格
最高裁S46 06/24判決=罹災都市借地借家臨時処理法2条の賃借の申出であることが認識できる程度でない事案
最高裁S46 06/22判決5=賃借人が借地の一部について借地権を第三者に譲渡しても背信行為と認められない事案
最高裁S46 06/22判決=従業員の出前や容器回収の途中における第三者に対する損害賠償と民法715条
最高裁S46 06/18判決4=債務引受と相殺契約とが一体的になされることにより民法424条の詐害行為とされた事案
最高裁S46 06/18判決2=賃借部分が借家法1条の2および2条の各規定にいう建物には当たらない事案

最高裁S46 06/17判決2=立退料等の名目による金員を提供すべき旨申し出で解約申入の正当事由を構成する事案
最高裁S46 06/10判決=当座勘定取引契約に基づき手形の支払委託をうけた銀行の確認義務
最高裁S46 05/25判決2=売買一方の予約が予約完結権を行使するには買戻と異なり代金を提供する必要はない
最高裁S46 05/20判決=債権担保の停止条件付代物弁済契約が成就後に清算未了のまま第三者に譲渡した場合
最高裁S46 04/23判決2=土地の工作物である踏切道の軌道施設で保安設備を欠く場合の民法717条
最高裁S46 04/23判決=賃貸土地の所有者が所有権と賃貸人たる地位を譲渡する場合の賃借人の承諾
最高裁S46 04/20判決=司法書士がその業務の範囲を超えてなされた和解契約の効力
最高裁S46 04/09判決2=保険契約者兼被保険者が保険者に対して差し入れた誓約文言の解釈
最高裁S46 04/06判決=被用者のダンプカー事故で砂利採取販売業者に自賠法3条の運行供用者に当たる事案
最高裁S46 03/30判決2=数個の債務で元本のほかに費用、利息を支払う債務の全部消滅ができない場合の充当順序
最高裁S46 03/25判決7=債権の譲受の委任を受けない者が事務管理として債権譲渡通知を受けた場合の効力
最高裁S46 03/18判決3=免責的債務引受契約が債権者と引受人間の契約で成立した場合の第三者の設定した質権等
最高裁S46 03/18判決2=交通事故の治療費・逸失利益・慰藉料の相続性
最高裁S46 03/16判決=主債務者が内部関係で実質上の連帯保証人の場合の求償権
最高裁S46 03/05判決=建物の請負契約で完成と同時に注文者に所有権を帰属させる合意がなされた事案
最高裁S46 02/19判決=建物賃借人が有益費を支出したのち建物賃貸人が交替した場合の旧賃貸人の償還義務
最高裁S46 01/26判決6=自動車の所有者と姻族関係のある者が私用運転中の事故での所有者の運行供用者責任
最高裁S46 01/26判決5=建物に価額をこえる金額の債権を現実の被担保債権とする根抵当権がある場合の民法424条
最高裁S46 01/26判決3=退職後の荷物運搬用の車を無償で貸した交通事故での自賠法3条の運行供用者の責任事案
最高裁S46 01/26判決2=所有権留保の特約を付して自動車を代金月賦払いにより売渡す者に対する自賠法3条
最高裁S45 12/24判決5=清算型代物弁済予約の予約権者が後順位債権者に本登記の承諾を求める場合の義務
最高裁S45 12/24判決=土地賃貸借が賃借人の債務不履行により解除された場合の借地上の建物賃貸借との関係
最高裁S45 12/18判決=民法723条の名誉は社会から受ける客観的な評価を意味し個人の主観的な評価を含まない
最高裁S45 12/15判決7=賃借権に基づく債権者代位権による所有権保存登記抹消請求の不適法
最高裁S45 12/11判決=土地賃借権の無断譲渡が背信行為にあたらない場合の賃借権譲渡人の契約上の債務負担
最高裁S45 11/24判決4=宅地の賃借権につき対抗力を有する者は賃借権に基づく妨害排除請求権を有する
最高裁S45 11/19判決2=債権回収の方法が常軌を逸しており代物弁済が詐害行為にならない事案
最高裁S45 11/05判決=宅地の売買で地積が「一応の目安」とされ数量指示売買ではないとされた事案
最高裁S45 10/30判決6=所属党派の誤記による選挙無効の判決が確定し再選挙が行なわれた場合の国家賠償
最高裁S45 10/30判決=賃金過払による不当利得返還請求権を自働債権としその後に支払われる賃金との相殺事案
最高裁S45 10/29判決2=信号機のある交差点の事故で「信頼の原則」により安全確認の注意義務を負わない事案
最高裁S45 10/23判決3=不渡異議申立提供金の預託金の返還請求権が手形債権者に転付された場合の銀行による相殺
最高裁S45 10/22判決4=長男の承諾を得て長男名義でなされた建物の所有権保存登記が不法原因給付でない事案
最高裁S45 10/21判決=未登記建物の贈与が不法原因給付で所有権が受贈者に帰属することになった場合
最高裁S45 10/16判決2=宗教施設かかる土地使用貸借が終了した判断に審理不尽、理由不備の違法がある事案
最高裁S45 10/13判決4=木材の共同購入で民法427条により買主両名の債務は可分債務となるされた事案
最高裁S45 10/13判決2=「公平の観念」に反すると認められる場合は民法715条3項に基づく求償権の行使は許されない
最高裁S45 10/13判決=賃貸建物に対する賃貸人の義務に関し民法492条で債務不履行責任責を負わない事案
最高裁S45 09/24判決=代物弁済予約形式の債権担保契約に関する清算金の支払と引換えでの本登記の承諾義務
最高裁S45 09/18判決=賃貸借契約で敷金が差し引かれている場合の解除が信義則に反し権利濫用でない事案
最高裁S45 08/20判決7=銀行の貸付金債権に関する期限の利益喪失約款は差押債権者に対しても効力を有する
最高裁S45 08/20判決3=代物弁済予約形式の債権担保契約での債権者による後順位抵当権者に対する清算義務
最高裁S45 08/20判決2=建物賃貸人が現実に提供された賃料受領を拒絶して賃料不払を理由とする契約解除
最高裁S45 08/20判決=道路への落石事故に関して道路管理の瑕疵が認定された事案
最高裁S45 07/21判決=裁判上の和解で賃貸期間を20年と定めた土地の賃貸借は借地法9条の一時使用の賃貸借でない
最高裁S45 07/16判決12=交通事故の傷害に対する精神的苦痛が死亡した場合に比してもまさるとも劣らない事案
最高裁S45 07/16判決6=売買予約形式の債権担保契約で目的不動産の適正評価額と債権額とが合理的均衡でない場合
最高裁S45 07/16判決2=請負人が第三者に与えた損害に対し注文者の注文、指図に過失がないとされた事案
最高裁S45 07/16判決=ブルドーザーの修理を依頼した者が無資力となつた場合の修理者の不当利得返還請求
最高裁S45 07/15判決=弁済供託における供託物の取戻請求権の消滅時効の起算点
最高裁S45 07/14判決=詐欺による損害賠償訴訟で弁護士に訴訟委任した場合の弁護士手数料の請求
最高裁S45 06/24判決2=債権の差押前から債務者に対して反対債権を有していた第三債務者する相殺の効力
最高裁S45 06/19判決=不法行為による弁護士費用の損害賠償請求権の消滅時効の起算点
最高裁S45 06/18判決3=預託金返還請求権が手形債権者に転付された場合の手形債務者に対しする反対債権での相殺
最高裁S45 06/16判決2=抵当権の実行により建物を競落した者による短期賃貸借の解約申入の適法事案
最高裁S45 06/04判決=借家法7条の賃料増額請求しその意思表示が賃借人に到達した日から増額の効果が生ずる
最高裁S45 06/02判決2=債権者代位権による給付の訴の提起後に国税滞納処分による取立の訴が提起された場合
最高裁S45 05/22判決4=横断歩道を利用していない飲酒の歩行者に対する交通事故で賠償義務のない事案
最高裁S45 05/22判決3=対価を支払って偽造手形を取得した手形所持人による支払額の損害賠償請求権の行使
最高裁S45 05/19判決3=家屋の賃借人が破産したことで賃貸借契約の解約を申し入れる場合の借家法1条ノ2の適用
最高裁S45 05/19決定=借地法8条ノ2第1項による借地条件変更の裁判で借地権の存否を判断することは許される
最高裁S45 04/30判決2=不法行為による損害賠償額の算定で被害者の過失をどの程度斟酌するかは事実審の裁量
最高裁S45 04/21判決8=宅地の買戻しに関し期間経過による買戻権消滅の主張が信義則上許されない事案
最高裁S45 04/21判決5=被用者の責任と使用者の責任は不真正連帯で不真正連帯債務の場合は債務は別々に存在
最高裁S45 04/21判決2=手形金債務で手形外の保証契約がある場合に裏書で手形債権取得者の保証人への履行請求
最高裁S45 04/21判決=弁済期として一年未満の期限が定められ年数回の組入れを約する重利の予約と利息制限法
最高裁S45 04/10判決3=民法に規定する売主の担保責任は強行規定ではなく担保責任を加重する特約は有効
最高裁S45 04/10判決=譲渡禁止の特約のある債権に対する転付命令の効力と民法466条2項
最高裁S45 03/26判決8=民法545条1項の当時者が第三者の登記の欠缺を主張することが信義則上許されない事案
最高裁S45 03/26判決6=金銭債権担保のためのに代物弁済の予約したことが公序良俗に反しないとされた事案
最高裁S45 03/26判決5=弁護士に対し成功報酬金10万円の支払契約が財産上の損害と認定された事案
最高裁S45 03/26判決3=売買予約形式債権担保契約で仮登記をした債権者から本登記の場合の後順位利害関係人の措置
最高裁S45 02/26判決2=経理担当者による偽造手形の取得者による使用者に対する民法715条の損害賠償請求権
最高裁S45 03/24判決=建物所有を目的とする土地の賃貸借契約で期間を10年と定めた場合の賃貸借の存続期間
最高裁S45 03/12判決2=戦災建物の敷地に関する賃貸借が借地法9条の一時使用のための賃貸借と認定された事案
最高裁S45 03/03判決3=売買契約の目的達成のため必要不可欠な債務が履行不能となった場合の売買契約解除事案
最高裁S45 02/27判決4=車体に自社名の表示を許していた運送契約上の注文主に運行供用者責任が否定された事案
最高裁S45 02/27判決2=賃貸人が賃借人所有の建物に対し占有移転禁止等の仮処分を執行し場合の賃料増額請求
最高裁S45 02/26判決5=交通事故の損害賠償請求で弁護士費用が不法行為と相当因果関係に立つ損害とされた事案
最高裁S45 02/12判決=下請負人の被用者の加害行為に関して元請負人の事業者に使用者責任がある事案
最高裁S45 01/23判決3=手形所持人の振出人に対する詐害行為取消請求で裏書原因の消滅時効が完成している場合
最高裁S45 01/22判決=自賠法3条但書の免責要件事実のうちある要件事実の存否が事故発生と関係がない場合
最高裁S44 12/24判決=警察官による個人の容ぼう等の写真撮影で証拠保全の必要性および緊急性がある場合
最高裁S44 12/23判決3=借地上の建物の敷地が数筆ありその一部地代家賃統制令の適用がある場合の算定
最高裁S44 12/23判決2=病弱で勤労意欲に乏しく昼間から飲酒の交通事故の死者の将来得べかりし利益の算定
最高裁S44 12/19判決3=不許可処分の違法の判決が確定した場合でも不可抗力の確証なき限り賠償義務を免れる
最高裁S44 12/19判決2=牛乳小売業に関する譲渡担保の設定が詐害行為にならないとされた事案
最高裁S44 12/18判決3=教員の給与で賃金過払の不当利得返還請求権を自働債権しその後の賃金を受働債権の場合
最高裁S44 12/16判決=土地の借主がした補強工事が無断増改築禁止の特約違反となる借地契約解除とならない事案
最高裁S44 12/04判決2=道路の供用開始後に道路敷地について所有権登記をした者による損害賠償請求
最高裁S44 11/27判決5=賃貸借契約の基礎たる当事者間相互の信頼関係が破壊されているものとはいえない事案
最高裁S44 11/27判決=使用者責任において民法724条の「加害者を知る」の解釈
最高裁S44 11/26判決2=普通建物所有の土地賃貸借契約で期間を3年と定めた場合の賃貸借の存続期間
最高裁S44 11/25判決=利息制限法を超える金銭消費貸借上の利息・損害金を任意に支払った場合の不当利得返還請求
最高裁S44 11/21判決2=建物収去土地明渡を求めることが権利濫用となる場合でも損害賠償請求は可能
最高裁S44 11/21判決=被用者の取引行為を職務権限内の行為と信じ確認をしなかった者に重大な過失がない事案
最高裁S44 11/18判決3=住宅の販売で 被用者の行為が職務権限内との認識に重大な過失がないとされた事案
最高裁S44 11/18判決2=組合の解散後その清算手段の終了前に組合財産の分割を求める訴は許されない
最高裁S44 11/18判決=上水道管敷設工事で被用者の事業の執行行為が第三者に加えた損害にあたるとされた事案
最高裁S44 11/13判決6=連帯債務者の一人が消滅時効完成後債務を承認した場合の全債務についての消滅時効の援用
最高裁S44 11/13判決3=無断転貸について民法612条2項に基づく解除が許されない場合の賃貸人に対する対抗力
最高裁S44 11/06判決4=借地上の家屋に関する費用償還請求権は家屋の敷地を留置する権利として認められない
最高裁S44 11/06判決3=特定物の売買は原則として目的物が特定すると同時に所有権は売主から買主に移転
最高裁S44 10/31判決5=不法行為による慰籍料請求権は被害者本人が請求の意思を表明しなくても相続の対象となる
最高裁S44 10/28判決2=隣接土地を登記した建物の庭として使用する場合の建物保護ニ関スル法律1条の対抗力
最高裁S44 10/21判決2=民法上の組合契約で契約当事者が死亡した場合の業務執行者の地位の相続
最高裁S44 10/21判決=中華民国の国籍の血統上の父が日本国籍の非嫡出子を養育している場合の認知の効力
最高裁S44 10/17判決3=国際海上物品運送法14条は運送人の運送契約に基づく債務不履行責任に関するのみ
最高裁S44 10/16判決=同一不動産に代物弁済の予約と転抵当がある抵当権に供されている場合の予約完結権行使
最高裁S44 10/07判決3=建物を同時履行の抗弁権の行使のためにのみ占有している場合の不当利得の返還義務
最高裁S44 09/26判決=女 性が当時男性に妻のあることを知っている場合の民法708条但書での慰藉料請求認容事案
最高裁S44 09/25判決=賃料増額請求で従前の算出方法による基準を適用することに審理不尽の違法がある事案
最高裁S44 09/18判決2=自動車運送事業で使用者名義の会社が自賠法3条の運行供用者責任とされた事案
最高裁S44 09/12判決2=請負契約で建築された建物が引渡でなく完成と同時に原始的に注文者に帰属すとされた事案
最高裁S44 09/12判決=自動車修理業者が修理のため預かった車を被用者が起した事故での自賠法3条の責任
最高裁S44 07/31判決=区画整理が予定される土地賃貸借契約で 一時使用のため借地権設定とされた事案
最高裁S44 07/25判決4=将来金銭等を給付する債務を生ずることがあ場合にこれを準消費貸借の目的とするができる
最高裁S44 07/24判決=供託金の還付を受けたという一事をもって家屋を賃貸することを承認したものとはいえない事案
最高裁S44 07/17判決=建物賃貸借契約で建物の所有権移転に伴う賃貸人の承継があった場合の敷金
最高裁S44 07/10判決=訴訟上の和解で和解調書に記載された文言と異なる意味に和解の趣旨を解すべきではない
最高裁S44 07/08判決6=家屋の所有者が敷地占有の権原がない場合に家屋を借りている占有者が損害賠償責任を負う
最高裁S44 07/08判決2=確定判決に基づいて強制執行がされた場合の不法行為による損害賠償請求
最高裁S44 07/04判決3=平和条約条約19条(a)項で損害賠償請求権を喪失した者は国に補償を請求できない
最高裁S44 06/24判決6=国家賠償法附則6項での憲法施行前の公務員の違法な公権力行使による不法行為の国家賠償
最高裁S44 06/24判決5=債権者が債務者の金銭債権で第三債務者に対する金銭債権を代位行使する場合の範囲
最高裁S44 06/24判決4=学園債券が無記名証券たる有価証券であると解すべきものとした事案
最高裁S44 06/17判決=賃借人による承諾を得ない建物の改造工事のため無催告の賃貸借契約解除許容事案
最高裁S44 06/12判決2=契約解除を前提とする延滞賃料の支払の催告は敷金を控除せず延滞賃料全額でできる
最高裁S44 06/03判決=賃料債権の譲渡が仮登記後にされても建物所有権の本登記で効力を否定できない事案
最高裁S44 05/30判決2=売買契約に履行期の約定がある場合でも民法557条1項の契約履行の着手が認定された事案
最高裁S44 05/30判決=認定事実から賃料不支払で催告を要しないで賃貸借契約を解除する特約の行使が無効事案
最高裁S44 05/27判決3=利息制限法違反で返還を求めうる過払分の存することは計算上明らかな事案
最高裁S44 05/27判決2=農地の二重売買で農地法5条の許可を受けることが不可能でなく債務不履行とならない事案
最高裁S44 05/20判決=土地賃貸借の期限付合意解約が借地法11条に該当しないとされた事案
最高裁S44 05/02判決3=銀行の新規貸付契約の成立の事実認定に経験則違背、理由不備の違法がある事案
最高裁S44 05/01判決=債権者が弁済受領をしない意思が明確な場合の弁済提供をしない債務者の債務不履行事案
最高裁S44 04/25判決7=信用組合の預金課長のの小切手偽造で民法715条の使用者責任が問われない事案
最高裁S44 04/24判決2=第三者の不法行為により身体を害された者の両親が自己の権利として慰藉料請求できる場合
最高裁S44 04/24判決=借地権の無断譲渡について賃貸人に対する背信行為と認められないとした事案
最高裁S44 04/15判決7=借家法7条の値上賃料支払請求訴訟を提起維持中値上を相当とする事由が生じた場合
最高裁S44 04/15判決6=鉱員たる資格の存在をその使用関係存続の前提とする社宅に関する借家法の適
最高裁S44 04/15判決5=土地賃貸借で特約の催告期間より短い期間を指定した催告をした場合の契約解除の効力
最高裁S44 04/15判決4=建物所有の借地契約で借地上の建物に通常の修繕の域をこえる大修繕をした場合の朽廃
最高裁S44 03/28判決2=交通事故で自賠法3条の他人および民法715条1項の第三者にあたらないとした事案
最高裁S44 03/20判決2=主債務の消滅時効完成後に主債務者、保証人が債務承認した場合の保証人の消滅時効の援用
最高裁S44 03/06判決3=課税処分の違法による損害賠償に弁護士費用が含まれる事案
最高裁S44 03/04判決=代理受領を承認した債務者が債務を本人に支払ったことによる不法行為の成立事案
最高裁S44 02/28判決2=不法行為によって死亡した遺族が墓碑建設、仏壇購入費用を支出した場合の費用請求
最高裁S44 02/27判決2=不法行為による損害賠償請求訴訟で弁護士の着手金を相当因果関係とする損害認定事案
最高裁S44 02/21判決3=売買契約合意解除に関して買主が手附を放棄したものと解された事案
最高裁S44 02/21判決2=損害賠償額の算定について被害者の過失をしんしやくするかどうかは事実審の自由裁量
最高裁S44 02/18判決2=滞納処分の公売落札で登記官による処分禁止仮処分の記入登記を抹消したことの適法性
最高裁S44 02/18判決=賃貸人に無断で貸借物の転貸借がされた場合の転借が賃貸人に対抗するための主張・立証責任
最高裁S44 02/14判決2=債権者代位権の訴訟係属中に求償権を譲り受けこれを自己の権利とすることの訴訟物に同一性
最高裁S44 02/13判決6=数個の不動産に停止条件付代物弁済契約がされ一不動産に代物弁済の本登記がされた場合
最高裁S44 02/13判決4=賃借権譲渡に賃貸人の書面による承諾を要する旨の特約がある場合の賃貸借の解除
最高裁S44 02/06判決=水虫の治療でレントゲン線照射をした医師の過失認定事案
最高裁S44 01/31判決5=借地契約で新たな工作物の建設を制限する解除特約があっても契約を解除できない事案
最高裁S44 01/31判決4=商会の運送部門を担当して従属的関係にある者の交通事故で商会の自賠法3条該当事案
最高裁S44 01/31判決3=自創法で買収された土地を被買収者が第三者と売買契約を締結することは民法560条
最高裁S43 12/24判決19=貸金債務の負担で抵当権の設定を約すると同時にまたは付加して代物弁済の契約をした場合
最高裁S43 12/24判決18=不動産の代物弁済契約後に所有権移転登記手続完了前になされた弁済による効力
最高裁S43 12/24判決3=過失相殺における債権者に過失があつた事実の立証責任
最高裁S43 12/24判決2=建築工事に関する請負人が第三者に損害を与えた場合の注文者に対する過失認定事案
最高裁S43 12/20判決7=立木の売買で民法565条の「数量指示売買」に当たらない事案
最高裁S43 12/20判決6=将来の得べき全利得を損害賠償として一時に支払を受ける場合のホフマン式計算法の合算額
最高裁S43 12/20判決3=民法1013条が適用される場合に取引の安全をはかるための民法478条は排除されない
最高裁S43 12/20判決2=建物に補修を加えれば倒壊の危険から免れる場合の朽廃による建物の賃貸借契約終了
最高裁S43 12/17判決8=電気かんな等の製造業者の危険防止の措置に関する注意義務の範囲
最高裁S43 12/17判決7=事故死者の得べかりし利益算定で控除すべき生活費を全稼働期間の収入の5割を越えない事案
最高裁S43 12/05判決=電信送金契約は特別の事情のない限り第三者たる送金受取人のためにする契約ではない
最高裁S43 11/28判決=賃貸人の特約に基づく賃借権設定登記義務と賃借人の賃料支払義務との同時履行
最高裁S43 11/26判決6=利息制限法の制限をこえる金銭消費貸借上の利息、損害金を任意に支払った場合の民法491条
最高裁S43 11/21判決3=賃借人が賃料を1箇月分でも滞納したときは催告を要せず契約を解除する特約条項
最高裁S43 11/21判決2=建物の賃借人が差押を受け又は破産宣告の申立を受けた場合に賃貸借契約を解除する特約
最高裁S43 11/19判決3=賃貸借契約締結の経緯から期間10年の一時使用のための借地権とされた事案
最高裁S43 11/19判決=不動産所有権譲渡で代物弁済をするため必要登記書類を受領した場合の債務消滅の特約
最高裁S43 11/15判決8=売買契約の解除による買主の損害賠償債務に関する保証人の責任の範囲
最高裁S43 11/15判決5=債務者と債権者が相通じ代物弁済の効力を生ぜしめた場合の破産管財人による否認権行使
最高裁S43 11/15判決4=各別に訴がされ詐害行為の成立を理由として第三者異議の訴を棄却するできないとされた事案
最高裁S43 11/15判決3=交通事故で個人会社の代表者を負傷させた者に対する会社への損害賠償請求認定事案
最高裁S43 11/15判決2=連帯保証人の一人に対し債務の免除がなされた場合の他の連帯保証人に対する効果
最高裁S43 11/13判決2=利息制限法所定の制限をこえる利息・損害金を任意に支払つた場合の不当利得の返還
最高裁S43 11/07判決3=適正賃料の半額にも達しない金額の供託は債務の本旨に従った履行の提供といえない事案
最高裁S43 11/05判決4=執行吏の動産に対する強制執行で第三者所有のジュークボックスを差押えても過失のない事案
最高裁S43 11/05判決3=旅館建築の土地購入に関して民法565条の「数量指示売買」に当たらない事案
最高裁S43 11/05判決2=婚姻予約不履行の慰籍料請求と子が他方を傷害した損害賠償請求が「家庭に関する事件」
最高裁S43 10/31判決4=離婚届を偽造し戸籍に記載させた者は離婚が成立しなくとも人格権侵害で損害賠償義務がある
最高裁S43 10/29判決6=借地法10条による買取請求権を行使しても借家法1条で賃借権を対抗できる
最高裁S43 10/29判決4=上司の不注意な指示、監督による事故死に関する民法715条の使用者責任認定事案
最高裁S43 10/29判決=法定の制限超過利息を支払った連帯債務者による他の連帯債務者に制限超過の相当金の求償
最高裁S43 10/24判決=市の文書受領権限のある市役所文書課係員が受付日付を記載した債権譲渡通知書の確定日付
最高裁S43 10/18判決=交通事故の治療で義歯の架工の金床陶歯が通常生ずべき損害の範囲に属する事案
最高裁S43 10/17判決5=鋭角に交差する道路における交通事故で運転手に発進後の注意義務に過失がない事案
最高裁S43 10/17判決3=短期消滅時効期間が民法174条の2より10年に延長された場合の保証人の消滅時効期間
最高裁S43 10/08判決3=車のエンジンの故障によりロープで牽引走行中の事故と自賠法2条2項の「運行」
最高裁S43 10/03判決=遺族が支出した葬式費用は社会通念上のものは加害者が負担・香典は損害額から控除しない
最高裁S43 09/27判決4=無断増築と賃貸人に対する傷害行為等による賃貸借契約の即時解除事案
最高裁S43 09/27判決2=交通事故について自動車の整備修理業者に民法第715条の使用者責任が認められた事案
最高裁S43 09/26判決=債権者は債権保全に必要な限度で債務者に代位して他の債権者の債務の消滅時効を援用できる
最高裁S43 09/24判決2=交差点で追抜態勢にある運転手が並進車の予想外の動きに対する注意義務がない事案
最高裁S43 09/20判決2=双方の利益であっても受任者が著しく不誠実な行動に出た場合は民法651条で解除できる
最高裁S43 09/19判決=子供の交通事故による身体傷害に関する父母の慰藉料の請求を認めべき判断基準
最高裁S43 09/17判決3=土地賃貸人の個人企業を法人なりした会社に使用させた場合に賃貸借解除が許されない事案
最高裁S43 09/12判決4=裁判所が贈与の主張に対して死因贈与を認定することの適法性
最高裁S43 09/12判決2=家屋の一部無断転貸が背信行為と認定された賃貸借解除事案
最高裁S43 09/03判決5=不動産売買契約の媒介を委託する契約に報酬約定がある場合の民法651条1項の解除事案
最高裁S43 09/03判決2=建物収去土地明渡が権利濫用となる場合の土地占有を理由とする損害賠償を請求
最高裁S43 09/03判決=土地買受人の対抗力を具備しない土地賃借権者に対する建物収去土地明渡否定事案
最高裁S43 08/27判決2=不法行為で死亡した者の将来の得べかりし利益の喪失による蓋然性のある損害額
最高裁S43 08/20判決=土地売買で目的物を特定するの登記簿記載の面積表示における数量指示売買との関係
最高裁S43 08/02判決3=企業主が生命、身体を侵害されたため企業に従事できない場合の財産上の損害額算定基準
最高裁S43 08/02判決5=土地賃貸借の取立債務で債権者が取立に赴かなくても解除権の行使が許される事案
最高裁S43 08/02判決2=他人の債権を譲渡する契約をしてその譲渡通知をした者がその後同債権を取得した場合
最高裁S43 07/25判決=運転手が自動車の運行について注意を怠らなく第三者に過失があると認定された事案
最高裁S43 07/18判決=対抗力のない土地賃借権が土地譲渡で消滅した場合の不法行為による損害賠償責任
最高裁S43 07/17判決=利息制限法の制限をこえる利息の定のある金銭消費貸借における遅延損害金の請求
最高裁S43 07/16判決13=賃借権の譲渡または転貸の事実のみで民法612条により賃貸借契約を解除できない事案
最高裁S43 07/09判決5=配当されるべき余剰が見込めない競売に債務者からの損害賠償請求が否定された事案
最高裁S43 07/09判決4=債務者が家屋所有権を代物弁済の目的とした場合の家屋を明け渡す義務
最高裁S43 07/09判決2=第三者が損害賠償義務を免れさせる費用を支出した場合の費用償還請求権の消滅時効の起算点
最高裁S43 07/09判決=和解当事者が錯誤を理由としてその無効を主張しえない事案
最高裁S43 07/05判決3=借地法12条による増額賃料の算定を土地価格の利廻り算定方式でしたことの適法事案
最高裁S43 07/04判決3=民法717条によって将来損害を生ずるおそれがあることを理由とする妨害予防請求
最高裁S43 06/27判決9=登記官の過失により土地所有権を適法に取得しえず損害を受けた場合の民法724条の時期
最高裁S43 06/27判決7=組合の業務執行権を委任だけでなく対外的にも総組合員を代理する権限を有していた事案
最高裁S43 06/27判決6=利息制限法(昭和29年)の過払い判例で旧利息制限法(明治10年)の判例は変更されない
最高裁S43 06/27判決5=旧借地法12条による地代増額請求権の行使によって適正額の増額の効果が生ずる時期
最高裁S43 06/27判決3=任意競売手続の配当異議訴訟の確定判決にる配当に対する不当利得による返還請求
最高裁S43 06/27判決2=偽造の登記済証で登記申請を受理した登記官の過失認定とそれによる損害賠償認定事案
最高裁S43 06/27判決=賃貸借終了後の「権利金」名義の金銭を返還請求することができないとされた事案
最高裁S43 06/21判決6=土地賃料の供託金に滞納処分により強制的に還付手続が行なわれた場合の効力
最高裁S43 06/21判決4=賃料不払で賃貸借の基礎たる相互の信頼関係を破壊せず賃貸借契約の解除が許されない事案
最高裁S43 06/21判決=売主と買主が連署して農地法5条に基づく許可申請書を知事宛に提出した場合の民法557条
最高裁S43 06/06判決2=単独行為である遺贈の承認・放棄は契約である死因贈与には準用されない
最高裁S43 05/30判決=土地の売買契約で契約解除の前提たる催告が信義則に反する無効となる事案
最高裁S43 05/28判決7=不法行為による慰藉料請求権は被害者本人が生前に請求の意思を表明しなくても相続の対象
最高裁S43 05/28判決4=無断転貸を賃貸人に対する背信行為とならない特段の事情が解消された場合の措置
最高裁S43 04/23判決=共同行為者各自の行為が客観的に関連し共同して違法に損害を加えた場合の賠償
最高裁S43 04/16判決2=建物と土地が一個の賃貸借契約の場合に土地で解除原因があれば賃貸借全部を解除できる
最高裁S43 04/12判決5=相続による土地の共同賃借で「解除権不可分の原則」による解除権行使の適法事案
最高裁S43 04/12判決2=小規模会社の従業員による手形偽造が民法715条の「事業ノ執行ニ付キ」とされた事案
最高裁S43 04/11判決=母の身体侵害による子の慰藉料請求と母の生命侵害による子の慰藉料請求の同一性
最高裁S43 04/04判決2=共有者の一人が権限なく共有物を単独所有に属するものとして売却した場合の履行義務
最高裁S43 04/02判決2=自創法第3条で買収された農地の売渡を受けた者が住宅公団に転売する場合の不当利得
最高裁S43 04/02判決=買主から依頼を受けた宅建業者である仲介人が数人ある場合の報酬の配分方法
最高裁S43 03/29判決5=閉鎖機関保管人委員会委員長が預金債権の準占有者と判断された事案
最高裁S43 03/29判決4=賃借権の無断譲渡で背信行為と認めるに足りな特段の事情の存在に関する主張立証責任
最高裁S43 03/28判決3=賃借権保全のため土地所有者に代位して不法占拠者に建物収去及び土地明渡請求できる
最高裁S43 03/28判決=裁判上の和解により成立した土地賃貸借について借地法11条の適用を受けない事案
最高裁S43 03/15判決=交通事故で示談当時予想しなかつた不測の再手術や後遺症が発生した場合の示談の効力
最高裁S43 03/14判決=車と自転車の事故で事実審が過失相殺を認める判断に審理不尽・理由不備がある事案
最高裁S43 03/08判決4=代物弁済で予約完結権を行使した後に不足がある場合に更なる予約完結権行使の適法事案
最高裁S43 03/07判決3=譲渡担保で債務者が債務を弁済して担保物の返還を受けうる期間に関する民法580条の適
最高裁S43 03/07判決2=同一債権に抵当権設定と代物弁済予約の形態と所有権移転登記の形態としている場合の清算
最高裁S43 02/29判決=債権担保で抵当権設定と代物弁済予約を締結し抵当権が実行された場合の予約完結権行使
最高裁S43 02/27判決5=請負代金債権に対する仮差押の効力発生後に請負契約の合意解除がされた場合の効力
最高裁S43 02/23判決5=違法な訴訟で敗訴し強制執行を受けた場合の損害賠償請求権の消滅時効の起算点
最高裁S43 02/23判決=土地売買契約で建物等を築造しないという特別の約款が定められている場合の義務不履行
最高裁S43 02/16判決=準消費貸借契約に関して旧債務の不存在を事由として契約の効力を争う者の立証責任
最高裁S43 02/06判決=銀行支店長に手形振出およびその契約締結の代理権がないことを知っていた場合の民法715条
最高裁S43 01/30判決3=会社の工事の現場監督のした手形振出行為が外形上その職務の範囲内に属さない事案
最高裁S43 01/25判決3=和解による賃貸期間を5年とする店舗の賃貸借契約が一時使用の賃貸借とされた事案
最高裁S43 01/25判決2=賃貸借契約書中に記載された「入居後の大小修繕は賃借人がする」旨の条項の解釈
最高裁S42 12/26判決4=催告が甚だしい過大催告で契約解除の前提たる催告としては全く効力を有しない事案
最高裁S42 12/22判決5=訴状で賃貸借解約申入れを事実主張しその後撤回した場合の解約申入れの効力
最高裁S42 12/22判決2=条件付代物弁済契約において条件成就を主張することが信義則に照らし無効とされた事案
最高裁S42 12/21判決6=被用者の取引行為が使用者の事業の範囲内と認められる場合で使用者責任がない事案
最高裁S42 12/21判決=普通預金通帳は呈示がなく会社の預金を払戻した銀行に過失はないとされた事案
最高裁S42 12/14判決5=土地の買入代金の貸与を債権を担保する目的譲渡担保契約が詐害行為でない事案
最高裁S42 12/14判決4=貸金担保としての株式の売却で不当利得が成立しない事案
最高裁S42 12/14判決=建物の所有権移転登記手続経由前にした延滞賃料支払の催告に関する契約解除の効果
最高裁S42 12/08判決3=敷地の過半部分をしめる土地を無断転貸したことによる賃貸借の解除は有効事案
最高裁S42 12/05判決=土地をゴルフ練習場として使用する目的でされた土地賃貸借での借地法1条の適用
最高裁S42 11/30判決3=牛乳配達のアルバィトが起した交通事故で会社が自賠法3条の運行供用者に当たる事案
最高裁S42 11/30判決=不法行為での損害賠償債権を自働債権とし不法行為以外での債権を受働債権とする相殺
最高裁S42 11/24判決=民法597条2項但書を類推適用して貸主は借主に対し使用貸借を解約できるとした事案
最高裁S42 11/10判決4=自動車の私用禁止の会社の規則に反した事故でも会社に自賠法3条が認められた事案
最高裁S42 11/10判決2=交通事故で労働能力が減少しても具体的に損害が発生していないとされた事案
最高裁S42 11/09判決2=生計費及び子女の教育費にあてるた動産を譲渡担保に供した行為が詐害行為でない事案
最高裁S42 11/09判決=被用者の起した交通事故で使用者の会社が民法715条の使用者責任があるとされた事案
最高裁S42 11/02判決3=供託金を受領した場合でも請求金額中供託金額をこえる部分に留保の意思表示がある事案
最高裁S42 11/02判決=被用者の職務権限内でも適法でない行為における被害者の悪意や重過失がある場合
最高裁S42 11/01判決=相続人は当然に慰藉料請求権を相続する
最高裁S42 10/27判決5=第三者のためにする契約にで契約の利益を受ける者に反対給付を課することを妨げない
最高裁S42 10/27判決2=未完成仕事部分に関する請負報酬金債権の譲渡後に生じた仕事完成義務不履行の場合
最高裁S42 10/24判決4=正当事由に基づく賃貸借の終了を原因とする建物明渡の請求訴訟の正当事由の有無の判断時
最高裁S42 10/12判決4=印鑑証明事務で印影および人物の同一性の確認について市職員に過失がない事案
最高裁S42 10/06判決2=無断転貸借が賃借土地の約12分の1の部分にすぎない場合での賃貸借解除事
最高裁S42 09/29判決3=酩酊し助手席に乗り込り込んだ者を自賠責法3条の「他人」に当たるとされた事案
最高裁S42 09/29判決2=土地賃借権の無断譲受人が地上建物に増築・改築・修繕等の工事をした場合の建物買収請求権
最高裁S42 09/21判決5=無断増築で賃貸借関係の継続を著しく困難にする不信行為とした貸借契約を即時解除事案
最高裁S42 09/21判決4=最高裁判決により損害を受けたことを理由としての国家賠償が棄却された事案
最高裁S42 09/21判決3=最高裁判決により損害を受けたことを理由としての国家賠償が棄却された事案
最高裁S42 09/21判決=地上の建物に賃貸人の異議の申し入れにもかかわらず大修繕がされた場合の借地契約
最高裁S42 09/14判決3=建物賃貸借の債務不履行による損害賠償の請求を排斥したことに理由そごの違法がある事案
最高裁S42 09/07判決=適法に認定した事実関係で土地使用関係が賃貸借ではなく使用貸借とされた事案
最高裁S42 08/25判決4=賃借地の一部転貸が賃貸人に対する背信行為と認められない特別の事情がある事案
最高裁S42 08/24判決3=貸借契約が賃料不払により解除された場合は建物買取請求権を有しない
最高裁S42 08/24判決2=借地権の設定後に建物保存登記前に土地に関し所有権移転請求権保全の仮登記がある場合
最高裁S42 08/24判決=訴訟中請求金額に不足する弁済供託金を受領した場合の供託超過金額の留保の意思表示
最高裁S42 07/20判決=借地法10条による建物買取請求権の消滅時効期間は民法167条1項の10年
最高裁S42 07/18判決3=建物として社会的経済的効用を失なわない程度なら借地法の朽廃の程度には達していない
最高裁S42 07/18判決=受傷時から相当期間経過後に後遺症が現われた場合の損害賠償請求権の消滅時効の進行
最高裁S42 07/13判決=履行の提供ないし供託が債務の本旨に従ったものでない事案
最高裁S42 07/06判決=建物と共に敷地の賃借権が転々譲渡され各譲渡に賃貸人の承諾のない場合の建物買取請求権
最高裁S42 06/30判決3=建物と敷地の所有者から建物敷地の持分を買い受けた者が建物賃借人に退去請求できない事案
最高裁S42 06/30判決=被用者が重大な過失で火失したときの使用者に重大な過失がない場合の民法715条責任
最高裁S42 06/29判決5=継続的供給契約に関して同時履行の抗弁権の放棄が認められないとした事案
最高裁S42 06/29判決2=総債権者のための唯一の共同担保の債権を譲渡したことが債権者詐害行為に当たる事案
最高裁S42 06/29判決=会社の係長が手形のダブル券を作成が民法715条の「事業ノ執行ニ付キ」とされた事案
最高裁S42 06/27判決=保育園の保母が被用者として被害者の幼児を監護していたにすぎない場合の民法722条2項
最高裁S42 06/23判決2=滞納処分により差押えられている不動産の目的とした代物弁済の予約の効力
最高裁S42 06/22判決5=貸付金が貸主が他から横領したもでも金員貸付をもって不法原因給付とならない事案
最高裁S42 06/22判決=建物が火災の類焼で滅失して建物賃貸借契約が終了したと認められた事案
最高裁S42 06/13判決=第三者の不法行為で身体を害された者の配偶者および子の慰藉料請求が否定された事案
最高裁S42 06/08判決2=信用金庫の職員の偽造した定期預金証書の損害での民法715条の使用者責任認容事案
最高裁S42 06/08判決=捜索と押収とについて各別の許可が一通の令状での差押と 国家賠償法1条1項
最高裁S42 06/06判決2=第三者に対する対抗力を有しない賃借権を「第三者」が賃貸人の権利義務を承継した場合
最高裁S42 06/02判決=建物の一部で他の部分と区画され独占的排他的支配が可能な構造等の場合の借家1条の「建物」
最高裁S42 05/30判決4=交通事故で過失相殺が認定、使用者責任が否定、被害者の妻の慰謝料が否定された事案
最高裁S42 05/26判決3=所有権に基づく土地明渡請求権を代位行使する場合の対抗関係
最高裁S42 05/25判決5=建物に加えた改造工事自体が特約に違反し賃貸借契約の信頼関係を裏切ることされた事案
最高裁S42 05/02判決5=家屋所有権が譲渡で移転した後に従前者から家屋を賃借して引渡を受けた場合の対抗力
最高裁S42 04/28判決2=家屋賃借人の内縁の夫が賃借人の死亡後も家屋に居住することができるとされた事案
最高裁S42 04/27判決4=一般的 な財産上の損害に加え精神的な慰籍料を請求する場合の要件
最高裁S42 04/20判決4=漁業権貸付契約で債務不履行を認定して不法行為による損害賠償責任を認定してない事案
最高裁S42 04/20判決3=建物の区分された一室の賃貸借契約においてその使用目的を限定する特約の効力
最高裁S42 04/18判決2=頼母子講の解散に関し既落札者に対する返掛金の請求権は未落札者全員に帰属
最高裁S42 04/06判決=農地転用を伴う農地の売買契約で買主が農地法5条の許可手続をしない場合の売主の契約解除
最高裁S42 03/31判決6=転借等での背信行為は賃貸人が賃料の支払能力、態度に不安を感じる場合にかぎられない
最高裁S42 03/31判決5=騙し取った金銭で債務弁済をした場合の弁済受領者における不当利得との関係
最高裁S42 03/31判決2=頼母子講で取口者が一体となつて既取口者に対しその掛戻金の支払を請求できる事案
最高裁S42 03/30判決3=長期にわたる賃料の不払が背信行為で催告なしに契約の解除をすることができる事案
最高裁S42 03/16判決2=区画整理施行日までを期間とする一時使用の賃貸借とした原審の判断の適法性
最高裁S42 02/24判決2=賃料額が土地の固定資産税を上廻っていることは賃貸借契約の一時的性格の妨げとならない
最高裁S42 02/23判決=土地の一部を目的とする賃貸借で契約の趣旨に適した土地が相当数ある場合
最高裁S42 02/21判決=家屋賃借人の内縁の妻の賃借人が死亡における賃借権の承継・相続人との共同賃借人
最高裁S42 02/17判決4=保証人が特定物の給付を目的とする債務を保証し給付義務の履行ができる地位を得た場合
最高裁S42 01/20判決6=家屋を借用し固定資産税および敷地代支払う旨の約定が対価とは認められな事案
最高裁S42 01/17判決2=会社代表者およびその被用者にガス突出防止義務がないとされた事案
最高裁S42 01/17判決=土地賃貸人が賃借権の譲渡承諾をする義務があり調停合意に基づき承諾を求める手続をした場合
最高裁S41 12/23判決=建物焼失による保険契約による保険金に対する代償請求権の認定事案
最高裁S41 12/20判決5=期限の定めのない根保証の決算期の到来を認め保証債務の履行を求められるとされた事案
最高裁S41 12/20判決=重畳的債務引受があつた場合には特段の事情のないかぎり連帯債務関係が生ずる
最高裁S41 12/16判決=承諾をえた賃借権の譲渡による旧賃借人が賃貸借関係から離脱した旨の判断での当事者の主張
最高裁S41 12/15判決4=国有財産の無断転貸禁止の許可条項に違反した使用許可を拒否事案
最高裁S41 12/08判決2=内縁関係を正当の理由なく棄した場合の不法行為による損害賠償請求

最高裁S41 12/06判決4=代物弁済の予約が成立するため消滅すべき債権の数額の特定
最高裁S41 12/02判決2=家屋を代物弁済とした場合で建物価格に敷地の借地権の価格を加算しないことの適法性
最高裁S41 12/01判決3=解除権が約14年間の不行使にかかわらず失効しないとされた事案
最高裁S41 12/01判決2=労働基準法75条の療養補償、同法76条の休業補償に関する使用者の履行遅滞
最高裁S41 11/25判決6=換地予定地の一部を目的物とする売買契約で選択債権に関する民法の規定の類推適用事案
最高裁S41 11/25判決4=土地賃貸の増額の算定で賃借人が土盛りしたことを斟酌しなかったことが違法でない事案
最高裁S41 11/25判決3=組合員が組合名義で第三者に対し魚類の売渡契約を締結した場合の効力
最高裁S41 11/24判決=家賃の26倍の値上げが判決で正当とされた場合の家賃の不払を理由とする契約解除事案
最高裁S41 11/22判決7=建物の前所有者が敷地取得者に借地権を対抗できなかった場合の建物譲受人の買取請求権
最高裁S41 11/22判決6=賃料改訂約定がある場合の借家法7条の賃料増額請求権の行使
最高裁S41 11/18判決4=金銭消費貸借契約で無権代理人から代理行為の相手方に対し代理権の不存在の主張
最高裁S41 11/18判決2=代物弁済予約上の権利は民法501条による代位の目的となる
最高裁S41 11/18判決=被用者と第三者との共同過失にる交通事故で損害を賠償した使用者の第三者への求償権
最高裁S41 11/10判決3=賃貸借の解約申入の建物明渡請求訴訟の係属中に解約の正当の事由が具備された場合
最高裁S41 11/01判決3=家屋賃貸人に一部の債務不履行がある場合でも賃料全部の支払を拒み得ない事案
最高裁S41 11/01判決2=解除の通知を受けるまで病床にあった者に対する賃料不払での家屋賃貸借の解除の違法事案
最高裁S41 10/27判決3=一時使用のための賃貸借の賃料には地代家賃統制令23条2項1号で同令の適用を受けない
最高裁S41 10/27判決=建物の借主が建物の公租公課の負担だけでは貸借関係が使用貸借であるとの認定事案
最高裁S41 10/21判決9=印鑑証明書の交付業務で職務上の注意義務に違背するものといえない事案
最高裁S41 10/21判決8=共同売主として還付請求権の代理関係が供託書に表示されていなくとも弁済供託有効事案
最高裁S41 10/21判決6=釈放遅延による違法な勾留継続に関し検察官に過失があると認定された事案
最高裁S41 10/21判決5=釈放遅延による違法な勾留継続に関し警察官に過失があると認定された事案
最高裁S41 10/21判決=賃貸借契約解除がない場合の賃借権の無断譲受人たる占有者に対する損害賠償の請求
最高裁S41 10/20判決4=使用貸借の解約告知に基づく家屋明渡訴訟を維持し口頭弁論を行なった場合の効
最高裁S41 10/11判決2=工事請負で元請負人と下請負人との間に実質的な指揮監督の関係がある場合の民法715条
最高裁S41 10/07判決2=農地法3条1項の知事許可を停止条件とする書面によらない贈与契約の引渡し後の取消
最高裁S41 10/04判決=定期預金の期限前払戻に民法478条の弁済に該当して同条の適用をうける事案
最高裁S41 09/29判決=契約書に特定不動産に関する「代物弁済」の記載が代物弁済契約であると認定できない事案
最高裁S41 09/22判決4=停止条件付代物弁済契約で債務の一部弁済があった場合
最高裁S41 09/22判決2=立木収去の確定判決の強制執行で執行吏は移植適期まで執行を延期すべき義務はない
最高裁S41 09/20判決=債務額をこえる催告が適正の賃料額の限度において有効された賃貸借契約解除事案
最高裁S41 09/16判決2=同時履行の関係にない抵当権設定登記の抹消を反対給付としてした被担保債権の供託は無効
最高裁S41 09/08判決=他人の権利の売主がその責に帰すべき事由で買主に移転することができない場合
最高裁S41 09/06判決4=債務の本旨に従って目的物の引渡しを了した後においても目的物に隠れたる瑕疵がある場合
最高裁S41 08/26判決5=借地法6条による法定更新は抵当権者や競落人によって妨げられるものではない
最高裁S41 08/26判決4=賃貸人と賃借人または不法占有者との間に民法189条、190条の適用のない
最高裁S41 07/28判決6=弁護士の証人尋問活動を「ソフィストの詭弁術」等と批評した雑誌論文が名誉毀損でない事案
最高裁S41 07/28判決3=民法719条の共同不法行為者に対する損害賠償請求訴訟は必要的共同訴訟ではない
最高裁S41 07/28判決=不動産の仮装譲渡が民法708条の不法原因給付にあたらない事案
最高裁S41 07/26判決3=掲載記事を捜査担当官から取材したと認められ 新聞社の取材記者に過失がない事案
最高裁S41 07/21判決3=水洗便所設備は特別の事情の認められないかぎり借家法5条の「造作」に該当する
最高裁S41 07/21判決=土木工事請負会社の道路工事に使用するための運転手助手が会社の「被用者」とされた事案
最高裁S41 07/15判決4=債務者が執行条件に違反して場合に執行吏の排除行為は不法行為を構成しない
最高裁S41 07/15判決3=無断転借で格別悪意も作為もなく民法612条による解除が許されない事案
最高裁S41 07/14判決6=公権力の行使として砂採取をして河川工事の職務執行したことによる国家賠償事案
最高裁S41 07/14判決3=解約申し入れの補償金を支払うのと引換えに附属建物の明渡を命ずる判断の適法性
最高裁S41 07/05判決=双務契約の一方が自己の債務の履行をしない意思を明確にした場合の他方の債務不履行責任
最高裁S41 07/01判決2=賃貸借契約中の賃借人のする転貸等に関し賃貸人の書面による承諾を要する特約の効力
最高裁S41 06/24判決2=土地の不法占拠により土地所有者の蒙る損害額を通常得べかりし賃料相当額とした事案
最高裁S41 06/23判決3=被担保債権総額が極度額を越える場合で極度額のみの提供による債務の本旨に従った提
最高裁S41 06/23判決=名誉毀損行為が公共の利害に関する事実に係りもつぱら公益を図る目的に出た場合
最高裁S41 06/21判決3=地方公共団体の長のする約束手形で過失相殺を認めた事案
最高裁S41 06/16判決5=建物の適法な賃借人の同意なくしてなされた建物収去の合意の適法性
最高裁S41 06/10判決=交通事故で会社に民法715条の使用者責任が認められた事案
最高裁S41 06/09判決3=無断増改築禁止の特約があるのに平屋を二階建にしての土地賃貸借契約解除事案
最高裁S41 06/03判決3=賃貸人に無断で賃借建物に会社の従業員およびその家族を居住させての賃貸借解除事案
最高裁S41 06/03判決=ストーブよりの失火が重大な過失によるものと認定された事案
最高裁S41 05/31判決3=金員の支払が儀礼的贈物で土地賃貸借契約の成立が認められない事案
最高裁S41 05/27判決=債務者が被担保債権額以下の実価の抵当不動産を売却し債務に充てる場合の民法424条
最高裁S41 05/26判決=他人物の賃貸借で賃借人が賃貸人に対する賃料の支払を拒否できる事案
最高裁S41 05/19判決2=土地賃貸借の合意解約が地上建物の賃借人に対抗できる特別事情があるとされた事案
最高裁S41 05/06判決=慰謝料額における過失相殺の割合と物質的損害額の割合とは同一であることを要しない
最高裁S41 04/27判決=土地賃借人が同居する未成年の長男名義で建物保存登記をした場合の建物保護法1条
最高裁S41 04/21判決3=新聞紙に謝罪広告を掲載することを命ずる判決の適法性
最高裁S41 04/21判決=建物増改築禁上の特約で借地契約の解除権行使ができない場合
最高裁S41 04/19判決2=社宅使用貸借終了が使用者の一方的通告による解雇に起因する場合の明渡義務の発生時期
最高裁S41 04/15判決5=自動車修理見習工が会社の車で起こした事故で会社が自賠法3条の責任がある事案
最高裁S41 04/14判決=売買の目的土地の大部分が道路敷内にあることによる売買目的物の隠れた瑕疵認定事案
最高裁S41 04/12判決4=債権の準占有者に対する弁済が有効とされるための要件
最高裁S41 04/07判決=不法行為で死亡した恩給の受給利益喪失の賠償債権を相続した者が扶助料を取得した場合
最高裁S41 04/05判決=民法602条の短期賃貸借にも借家法1条1項の適用を否定すべき理由はない
最高裁S41 04/01判決2=人の妻であることを知りながら不貞行為をして夫権を侵害した慰謝料請求認容事案
最高裁S41 04/01判決=賃借申出の拒絶の意思表示の正当事由に関する存否を判断すべき標準時期
最高裁S41 03/31判決3=賃料遅滞したときは土地賃貸人は催告を要せず土地賃貸借契約を解除できる特約の適法性
最高裁S41 03/31判決2=新築許可のため証明書を偽造行使した場合でも背信性がないとされた事案
最高裁S41 03/29判決=賃借人のした延滞賃料の弁済提供、供託で僅かに不足額がある場合の債務の本旨
最高裁S41 03/22判決=双務契約で一方が自己の債務の履行をしない意思が明確な場合の同時履行の抗弁権
最高裁S41 03/15判決=組合との間に行われた手形取引は名は手形割引であるがその性質は消費貸借とされた事案
最高裁S41 03/03判決3=共有物に対する不法行為による損害賠償請求権は各共有者が自己の持分に応じてのみ行使
最高裁S41 03/01判決4=債務引受は特段の事情のないかぎり重畳的債務引受と解すべき
最高裁S41 03/01判決3=賃貸人が賃借権の譲渡を承諾しない間に賃料不払いで解除された場合の建物買取請求権
最高裁S41 02/24判決4=売買を詐害行為として取り消すときに目的物件が一棟の建物で不可分の場合の措置
最高裁S41 02/18判決=手形を騙取され善意の取得者にまだ弁済しない場合での損害賠償請求
最高裁S41 02/03判決=利息制限法超過の任意に支払われた利息超過部分は民法491条により残存元本に充当
最高裁S41 02/01判決2=賃貸借終了後の目的物返還義務不履行の損害額が約定賃料額を超えても違法でない
最高裁S41 01/28判決3=手形取引契約で形式上の主債務者に対する連帯保証人の求償権が否定された事案
最高裁S41 01/28判決=中小企業等協同組合法の規定による組合で任期中の理事をその意に反して罷免する方法
最高裁S41 01/27判決=無断転貸を背信行為と認めるに足りないとする特段の事情の存在は賃借人が主張、立証すべき
最高裁S41 01/21判決5=建物の競落で競落人が取得した土地賃借権は地主の承諾なくして地主に対抗できない
最高裁S41 01/21判決=履行期の約定があっても履行期前に民法557条1項の履行に着手することができる場合
最高裁S41 01/20判決=同一所有者の土地と地上建物のうち建物を任意譲渡され敷地使用権が使用借権の事案
最高裁S41 01/14判決2=譲渡担保契約で目的の所有権が債務者に復帰する時期を債務完済の時と異なる時期と約定
最高裁S40 12/23判決2=外為法の大臣許可を得ていない場合でも約定の債務の履行期が到来で債務不履行責任事案
最高裁S40 12/21判決7=解除権を行使できる者が履行に着手し未だ履行に着手していない者に対する解除権の行使
最高裁S40 12/21判決2=賃借人が賃貸人から譲受後に第三者が譲受け先に所有権移転登記をした場合の民法520条
最高裁S40 12/17判決10=事実上買主と同様の利益を得た第三者に対する本来の買主からの不当利益返還請求事案
最高裁S40 12/17判決8=債権担保の機能を営む代物弁済の予約において一部弁済があったにすぎない場合
最高裁S40 12/17判決7=受任者が受任事務の処理について利益を有する委任契約でも委任者が委任を解除できる
最高裁S40 12/17判決5=債権発生前の土地売買は詐害行為に当たらない
最高裁S40 12/17判決3=債権担保の機能を営む停止条件付代物弁済契約で被担保債務の一部弁済があった場合
最高裁S40 12/17判決2=買戻特約付で第三者に売渡されても民法612条2項の解除の原因の賃借権譲渡等でない事案
最高裁S40 12/17判決=賭博行為で生じた金銭債権のためにされた抵当権設定登記に関する登記抹消請求
最高裁S40 12/14判決=買主が残代金は即時でも支払い得る状態で履行の着手があったと認定された事案
最高裁S40 12/10判決5=銀行発行の無記名定期預金証書に関する預金の債権者の特定事案
最高裁S40 12/10判決=賃料増額請求権の行使で従前の賃料額を提供しただけでは履行遅滞の責を免れない事案
最高裁S40 12/09判決2=債権者代位は債務者の資力がその債務を弁済するについて十分でない場合にかぎられる
最高裁S40 12/03判決6=刑事判決確定まで検察官による密輸船舶の差押継続が不法行為とならない事案
最高裁S40 12/03判決5=税関吏の押収物の措置の過失による船舶の類焼と損害との間に相当因果関係がある事案
最高裁S40 12/03判決=債務者が債権者の受領遅滞で契約を解除することは特段の事由のないかぎり許されない
最高裁S40 11/30判決5=単に日本国内売買で1ドルを260円と換算して支払うべき約定の場合の民法403条の適用
最高裁S40 11/30判決3=借地法12条による賃料増額請求があった場合の裁判所の措置
最高裁S40 11/30判決=被用者の手形偽造行為が民法715条の事情執行に該当すると認定された事案
最高裁S40 11/26判決3=立木の売買契約で転売で高額となっても暴利行為でないとした原審の判断の適法性事案
最高裁S40 11/25判決=単に供託が無効であることの確認を求める訴は却下すべき
最高裁S40 11/24判決=解約手附の授受された売買契約で当事者の一方が履行に着手した場合の民法557条1項
最高裁S40 11/19判決2=重複差押え場合で第三債務者が無効な転付命令を取得した債権者に善意無過失の弁済
最高裁S40 11/16判決3=無断増改築て美容院改造等が著しい不信行為であるとして無催告の賃貸借契約解除事案
最高裁S40 11/16判決2=売買契約解除に関し支払済代金の返還をもって同時履行の抗弁の主張とは認められない事案
最高裁S40 11/05判決2=証券業者の外務員が顧客の現金等を着服した場合の証券業者の民法715条の損害賠償責任
最高裁S40 11/05判決=不法行為以外の原因で生じた債務負担者が不法行為の損害賠償債権を自働債権として相殺
最高裁S40 10/28判決=印鑑証明発効の過誤が貸付債権が回収できない損害の発生と関係がないとされた事案
最高裁S40 10/22判決2=賃貸借契約が賃料不払により解除された場合の借地法10条の建物買取請求権
最高裁S40 10/19判決=受寄者は寄託物について仮処分がされた場合でも民法660条により通知義務を負う
最高裁S40 10/15判決3=詐害行為取消しで一棟の家屋を代物弁済として所有権取得登記の抹消登記を命じた不適法事案
最高裁S40 10/12判決5=手形振出人が手形上の債務を時効で免かれた場合の手形権利者に対する不当利得償還義務
最高裁S40 10/12判決4=各特別定期預金債権者が被上告人である旨の原審の判断の適法性
最高裁S40 10/12判決=金銭債権を有する者の債務者の資力が弁済するについて十分でない場合の民法423条1項
最高裁S40 10/07判決5=立木の売買に関し地上権の有無や立木所有者の調査等の注意義務を怠った不法行為事案
最高裁S40 10/07判決3=家賃の増額請求の範囲を定める場合の賃借人が建物修繕改良工事のため支出費用の考慮

最高裁S40 10/07判決2=当事者間において将来金員を貸与することとしこれを準消費貸借の目的とした場合の効力
最高裁S40 10/05判決3=利息制限法をこえる金銭消費貸借上の損害金を任意に支払った場合の民法491条の充当
最高裁S40 09/28判決3=延滞賃料額及び電気代瓦斯代水道代等の立替金の条件附解除の意思表示の適法性
最高裁S40 09/28判決2=公権力の行使に当る公務員の職務行為に基く損害に関する公務員個人の責任
最高裁S40 09/24判決=動物の占有者はが動物を保管する者を選任してこれに保管をさせた場合の民法718条
最高裁S40 09/21判決6=借金弁済のため自己の家屋を売却等の理由による家屋賃貸借の解約申し入れの正当事由
最高裁S40 09/21判決4=債務者が手形の引換給付の抗弁権を有する場合の連帯保証人による引換給付の抗弁の主張
最高裁S40 09/21判決3=土地賃借権の譲渡が賃貸人の承諾を得ていなくとも信頼関係を裏切る性質ではない事案
最高裁S40 09/17判決7=詐害行為取消訴訟で取消の目的不動産の登記を受益者から債務者に復帰させることができる
最高裁S40 09/17判決4=詐害行為の対象たる代物弁済によって消滅した債権額を明らかにする必要がない事案
最高裁S40 09/14判決2=加害者本人と被害者間の示談契約によっても使用者は事故による損害賠償義務を免れない
最高裁S40 09/10判決8=賃貸人の修繕義務不履行を理由に賃料全部の支払を拒むことはできな事案
最高裁S40 09/10判決7=債務者による特定債権者に適正価格による財政処分行為が詐害行為とされた事案
最高裁S40 09/10判決6=賃貸人の所有権に基づく請求権を代位行使して賃借人が不法占拠者から物件の引渡を求めうる
最高裁S40 09/10判決3=民法545条2項の利息債務は民法546条、533条の同時履行の抗弁権にかかわりなく発生
最高裁S40 09/07判決3=自賠法3条の判断に関して必要十分な審理を尽していない違法がある事案
最高裁S40 09/07判決2=債務不履行の当時これを予見し又は予見しうべかりしものど推認するのが相当された事案
最高裁S40 08/24判決=金員の支払請求権と支払確保のため振り出された手形の返還請求権に関する民法533条
最高裁S40 08/17判決2=消費貸借における制限超過の利息および遅延損害金の元本充当の適法性
最高裁S40 08/02判決3=建物の一部の賃借人が他を不法占拠しての賃貸借関係の継続を著しく困難にした背信行為事案
最高裁S40 07/30判決2=将来は家業を継がせようとした弟が事故死した場合に兄に慰藉料請求権が認められ事案
最高裁S40 07/09判決=債権仮差押と差押が競合し債権に取立命令を得た差押債権者に対する第三債務者の弁済
最高裁S40 07/29判決3=催告賃料額が適正賃料額の3.6倍で過大催告と認定され催告が無効な事案
最高裁S40 07/23判決2=借地の悪意の取得者に対し法定対抗要件を備えない借地人は借地権もってを対抗できない
最高裁S40 07/20判決5=国が国税滞納処分と取立権を取得した場合の第三債務者が反対債権で被差押債権との相殺
最高裁S40 07/16判決6=土建業者の自動車運転助手が土建業者保有車での事故で土建業者に自賠法3条の責任事案
最高裁S40 07/15判決3=第三者の権利を自己の権利であるとして処分した者があるとき第三者がこれを追認した場合
最高裁S40 07/15判決2=交差点で右折しようとする場合の一時停止または徐行する義務違反を認定した事案
最高裁S40 07/13判決2=借地法10条の買取請求の建物時価算定で建物の存在する場所的環境を斟酌しない違法事案
最高裁S40 07/06判決4=民法606条の規定は賃料額統制法令の施行のもとで適用される
最高裁S40 07/02判決=土地賃借人の賃料不払で賃貸人は催告を要せず賃貸借契約を解除できる特約と借地法11条
最高裁S40 06/30判決=特定物の売買契約による原状回復義務と保証人の責任
最高裁S40 06/29判決5=土地の転貸借に関して黙示の承諾をしたと事実認定した事案
最高裁S40 06/29判決2=居宅の庭として使用することを目的とする土地賃借権と建物保護ニ関スル法律1条の対抗力
最高裁S40 06/25判決=代物弁済契約の土地の価値について要素の錯誤がありは民法95条により無効とされた事案
最高裁S40 06/24判決3=準消費貸借契約にも利息制限法の適用があり制限超過の任意支払利息部分は元本に充当
最高裁S40 06/18判決4=建物収去土地明渡を求める訴状の送達された場合の土地賃貸借契約解除の意思表示
最高裁S40 06/18判決2=空襲で建物が焼失した借地上に同居の家族が建築した場合の土地賃貸借契約上の信頼関係
最高裁S40 06/17判決=融通手形を振出交付したことに関し消費貸借上の債権が成立しないものとされた事案
最高裁S40 06/08判決3=事故により死亡した者の労働可能年令期を68歳(平均寿命)と認定判断された事案
最高裁S40 06/04判決5=賃借土地上の建物が第三者所有の場合は借地権消滅特約が借地法11条に違反しない事案
最高裁S40 06/04判決4=建物が第三者の所有に帰したときは賃借権消滅の特約でも建物敷地部分の消滅とされた事案
最高裁S40 06/01判決3=家屋の明渡で家屋全部の明渡について現実の提供をしたものと認められない事案
最高裁S40 05/25判決4=賃料に損害金を不可分的に加えてなされた請求による賃貸借契約解除の有効事案
最高裁S40 05/25判決3=建築材料の一切を請負人が支給し請負代金の前渡もない建物が注文者に移転する時期
最高裁S40 05/21判決4=自動車の割賦売買契約に関する違約金の特約が民法90条で無効でない事案
最高裁S40 05/21判決3=無断転貸での土地賃貸借解除が許されない場合の転借人に対し所有権に基づく土地明渡請求
最高裁S40 05/18判決=不法行為の損害賠償額の算定に際して被害者の過失を斟酌すると否とは裁判所の自由裁量
最高裁S40 05/04判決5=証券業者の外務員が保管中の株券売却処分等で証券業者が民法715条責任を認定した事案
最高裁S40 04/30判決4=転貸の事実が消滅しても転貸を理由に賃貸借契約の解除ができないわけはない
最高裁S40 04/30判決3=賃貸家屋の取りこわしを目的とする建物賃貸借契約解約に正当事由がある事案
最高裁S40 04/30判決=債務者が負担した給付に代えて不動産所有権の譲渡で代物弁済する場合の債務消滅の効力
最高裁S40 04/22判決=証券業者が委託証拠金なしに信用取引による株式の売買をなした場合の効力
最高裁S40 04/20判決2=詐害行為取消で債権譲渡の効力発生時点に審理不尽理由不備の違法がある事案
最高裁S40 04/16判決6=特別事情に基づく損害賠償の予見の有無は債務不履行の時を標準として判断
最高裁S40 04/16判決5=抵当権設定と併存して債務不履行を停止条件とする代物弁済契約が代物弁済予約でない事案
最高裁S40 04/02判決4=借地権譲渡の承諾をしないことに何ら権利濫用または公共福祉違背がない事案
最高裁S40 04/01判決3=公権力行使の公務員の職務行為での損害は公務員は直接被害者に対して賠償負担をしない
最高裁S40 03/30判決3=認定事実関係のもと賃貸借契約解除の適法事案
最高裁S40 03/26判決2=詐害行為取消の反訴が認められた場合は本訴の第三者異議訴訟は排斥される
最高裁S40 03/26判決=贈与契約にもとづいて不動産の所有権移転登記がおこなわれた場合の民法550条
最高裁S40 03/25判決=法定額をこえる選挙費用の立替た場合でも不法原因給付に当たらない
最高裁S40 03/23判決2=地震時に倒壊の恐れがある等のある建物の家屋賃貸借の解約申入の正当事由事案
最高裁S40 03/23判決=賃貸人の承諾のないことを知っている転借人である場合の転借人に対する損害賠償責任
最高裁S40 03/17判決=借地権上の建物の登記が所在地番の表示において実際と多少相違の場合の建物保護法
最高裁S40 03/11判決6=事故が自動車運転者として業務上注意すべき限界を超えた不可抗力でない事案
最高裁S40 03/11判決5=立木の明認方法があってもて真の所有者を確認することは通常必要とすべき注意義務
最高裁S40 03/11判決4=浸水を防止するための改造工事が賃貸借の目的物保管義務に違反するものでない事案
最高裁S40 03/11判決2=不動産を目的とする代物弁済の予約完結の意思表示がされた場合の所有権移転の効果
最高裁S40 03/09判決3=賃貸借終了を原因とする賃貸物件明渡等の請求をする書面での予備的催告の効力
最高裁S40 03/05判決6=調停により合意された家屋使用関係が一時使用のための賃貸借と認定判断された事案
最高裁S40 03/05判決2=借地上の賃借人所有の家屋が第三者に無断譲渡後に家屋が賃貸された場合の家屋買取請求権
最高裁S40 02/23判決10=賃貸借終了に基づく明渡義務不履行による賃料相当の損害金算定方法
最高裁S40 02/23判決7=第三者に対する弁済をもって預金債権の準占有者に対する弁済として免責を認められない事案
最高裁S40 02/23判決6=一筆の土地の一部として範囲が十分特定された山林の売買契約が成立した事案
最高裁S40 02/23判決4=立木売買で明認方法等の対抗要件を具備していない場合の民法545条1項但書
最高裁S40 02/23判決2=供託賃料の受領が家屋の継続使用につき異議がなかったたものとすることができない事案
最高裁S40 02/23判決=賃料は当分無料とするが追って協議してその額を定めるとする約定での賃貸借契約の成立
最高裁S40 02/19判決2=保証人が関与して自ら工作し債権者をして主たる債務者の担保を喪失させた場合の民法504条
最高裁S40 02/19判決=賃貸人が賃借人に賃料請求権を有する場合の無断転借人の敷地不法占有による損害の発生
最高裁S40 02/18判決4=債務者が利息制限法の制限をこえる金銭消費貸借上の利息、損害金を任意に支払った場合
最高裁S40 02/09判決3=利息制限超過部分に対する弁済の指定は無意味でその部分については指定がないのと同一
最高裁S40 02/04判決3=双務契約における同時履行の関係にある場合の弁済期に代金を支払わない履行遅滞
最高裁S40 02/04判決2=弁済をなすにつき利害関係のある第三者は債務者の意思に反しても弁済できる
最高裁S40 02/02判決3=当事者の一方が履行を提供しても他方が履行しない意思が明確な場合の債務不履行の責任
最高裁S40 01/29判決4=売掛代金債権の存在を判定は債権を他の債権から区別しうる程度の事実を確定すればたりる
最高裁S40 01/29判決3=約定賃料額が何らの意思表示もなく統制額の増額に応じて自動的に増額されるものではない
最高裁S40 01/26判決3=詐害行為取消債権者は受益者転得者に財産の支払等や引渡を直接に請求できる
最高裁S40 01/26判決2=貸金の遅延損害金を日歩100円につき金30銭と約定が公序に反しない事案
最高裁S40 01/22判決3=地代家賃統制令による停止統制額のある土地を不法占有する者に対する損害賠償額の算定
最高裁S40 01/22判決2=賃貸家屋の無断改築が軽微で家屋賃貸借の解除権が発生しないしない事案
最高裁S40 01/19判決4=建物貸借人の無断譲渡による民法612条による解除権行使の適法事案
最高裁S40 01/14判決3=現在の賃料額より高額の賃料相当損害金を不法占有者に対し請求できる事案
最高裁S40 01/14判決2=無断転借人が建物を建築した場合には借地法4条または10条の買取請求権は生じない
最高裁S39 12/25判決4=賃貸人に対する背信的行為と認めるに足りない特段の事情がない事案
最高裁S39 12/24判決3=利息制限法所定の制限をこえる利息を残存元本に充当しても弁済期に債務を完済していない場合
最高裁S39 12/24判決2=バイクの私用を認めてた場合の営業外での使用における事故での雇用者の民法715条の責任
最高裁S39 12/23判決=差押前に第三債務者が取得した債権による相殺は例外として差押債権者に対抗し得る
最高裁S39 12/22判決=賃借人の賃借家屋の4畳半改築と押入れの増築が賃貸借当事者間の信頼関係を破壊しない事案
最高裁S39 12/18判決=期間の定めのない継続的保証契約で保証人からの一方的な解約
最高裁S39 12/15判決=家屋の一部で賃貸人の承諾を得た転借人が賃貸人から家屋の所有権を取得した場合の転貸借
最高裁S39 12/11判決3=建物が仮装売買された場合は借地権の譲渡をも仮装したものと認めるべき
最高裁S39 12/08判決2=土地の転貸借契約終了による原状回復として家屋を収去し土地の明渡しを求める権利の適法性
最高裁S39 12/04判決5=詐害行為取消訴訟で取消を請求せんとする債権者は受益者または転得者の悪意を立証する必要はない
最高裁S39 12/04判決4=銀行の自己宛小切手が窃取されて呈示期間経過後取得した小切手所持人に対する支払の無効
最高裁S39 12/04判決3=建物買取請求権行使後における敷地の賃料相当額を不当利得として返還すべき義務
最高裁S39 12/04判決=ドライブクラブ方式による自動車賃貸業者から借りた車の事故と自賠法3条
最高裁S39 11/27判決=特定日を期限徒過を停止条件とする賃貸借契約解除の意思表示が期限後に到達した場合
最高裁S39 11/26判決2=代物弁済が債務消滅の効力を生ずる要件として不動産の所有権を移転する場合
最高裁S39 11/24判決2=狂犬病予防接種施行に際して医師として遵守すべき注意義務を欠いた損害賠償事案
最高裁S39 11/20判決=賃借権が第三者対抗要件を具備し転貸借が有効に成立している場合の転借権の対抗力
最高裁S39 11/19判決2=賃借人が賃貸人の承諾なく自己の会社に使用させても民法612条の解除権が発生しない事案
最高裁S39 11/18判決=債務者が任意に支払つた利息制限法をこえる利息・損害金は当然に残存元本に充当される
最高裁S39 11/17判決=債務超過の債務者による適正価格での財産処分行為が詐害行為に当たるとされた事案
最高裁S39 11/13判決2=会社がその従業員の福利厚生に関する行為をすることは使用者たる会社の事業執行の範囲に属する
最高裁S39 11/12判決=当時の銀行係長の融資斡旋について銀行に民法715条の責任がないとした事案
最高裁S39 10/29判決2=運送事業の免許を得てなくとも運送契約が私法上当然無効でないとされた事案
最高裁S39 10/27判決6=民法541条の「相当の期間」とはすでに履行の準備が大体できているものを提供するに要する期間
最高裁S39 10/27判決=債権の差押債権者が取立命令を得た場合の第三債務者による相殺の意思表示
最高裁S39 10/23判決7=不法占有者は賃貸借契約の有無に拘らず当該土地賃料相当の損害金を支払う義務がある
最高裁S39 10/23判決2=弁護士に対する債務の本旨にしたがった弁済の提供がなされたと認められた事案
最高裁S39 10/16判決=異議が期間満了より約1年半経過での借地法6条の遅滞なく述べた異議にあたる事案
最高裁S39 10/08判決3=一筆の山林を表示して売買契約を締結した場合における一部売買とする特段の事情
最高裁S39 10/08判決2=家屋賃借人が受取証書交付を受けないで異議なく家賃の支払いをした場合のその後の支払い拒絶

最高裁S39 09/29判決5=売買契約により双方の債務の履行が完了した後、売主が実力行使で物件を取り戻した場合
最高裁S39 09/25判決8=賃料不払での土地賃貸借契約解除後に無断転貸を追加して契約解除した場合の建物買取請求権
最高裁S39 09/25判決5=催告期間内に小切手の提供受領によって賃料債務の遅滞が解消された事案
最高裁S39 09/25判決=生命保険金は不法行為による損害賠償額から控除されない
最高裁S39 09/24判決4=民法635条但書「土地ノ工作物」の工場内据付機械では基礎工事により固着したもの
最高裁S39 09/24判決3=経営委託契約の名の下に賃借する家屋の一部を転貸したと認定された事案
最高裁S39 09/22判決7=挙示の証拠に基づいて認定した諸事情から連帯債務を負担する暗黙の合意があった事案
最高裁S39 09/22判決6=強制執行が執行法上適法であっても権利侵害 したものとして不法行為による損害賠償認容事案
最高裁S39 09/08判決6=法律上の保護を受ける資格がなく建物買取請求権を行使することができない事案
最高裁S39 08/28判決10=「土地使用料が3ヶ月以上延滞の節は別に催告を要せず当然解除に帰すべきこと」の解釈
最高裁S39 08/28判決3=自己の建物を他に賃貸している者が建物を第三者に譲渡した場合の賃貸借の効力
最高裁S39 08/20判決6=通常の家屋賃貸借を当事者の和解で一時使用の賃貸借に変更するは可能
最高裁S39 07/28判決2=診療行為である麻酔注射にさいしての過失認定に関する具体的な特定
最高裁S39 07/28判決=催告期間内に延滞賃料が弁済されな場合での家屋賃貸借契約の解除の否定事案
最高裁S39 07/16判決2=仲介依頼が合意解除された場合の不動産取引仲介業者の報酬は一般取引観念ではない
最高裁S39 07/14判決2=建物を所有して土地を権原なく占有する者が土地の返還ができない場合の損害賠償
最高裁S39 07/10判決3=詐害行為の目的不動産に抵当権を設定した場合の詐害行為取消請求
最高裁S39 07/07判決2=金銭貸与の方法として約束手形を交付した場合の消費貸借の成立
最高裁S39 06/30判決2=内縁関係の夫の相続人から賃貸人の承諾をえないで賃借権の譲渡の特段の事情事案
最高裁S39 06/26判決7=譲渡担保権により担保の目的物件をもってなされた代物弁済が否認の対象にならない事案
最高裁S39 06/26判決5=借地権の無断譲渡で賃貸借契約解除の後に地上建物を取得した第三者による建物買取請求権
最高裁S39 06/26判決2=不動産の所有者が賃貸人の地位を承継するのは従前の賃貸借の内容をそのまま承継
最高裁S39 06/24判決2=民法722条2項により被害者の過失の斟酌に関し被害者が未成年者の場合
最高裁S39 06/24判決=事故で死亡した幼児の得べかりし利益の裁判所の算定は経験則と良識で客観性のある額
最高裁S39 06/23判決=立木を不法伐採することにより加えた損害の額を算定する方法
最高裁S39 06/19判決2=期間の定めのない建物賃貸借は民法395条の短期賃貸借に該当する
最高裁S39 06/19判決=二筆一括して賃借し一筆に用方違反違反があった場合の土地全部の賃貸借契約解除事案
最高裁S39 06/12判決=民法424条の詐害行為の取消は訴の方法によるべきで抗弁の方法によることは許されない
最高裁S39 05/26判決=内縁の妻に対して夫から家屋所有の贈与の履行が終了したと認められた事案
最高裁S39 05/12判決2=自賠法3条と同法16条1項の損害賠償請求権は別個独立のものとして併存
最高裁S39 04/21判決=民法474条2項の「利害ノ関係」を有する者は法律上の利害関係を有する第三者
最高裁S39 04/17判決2=債権者は債務者の登記抹消請求権を代位行使できる事案
最高裁S39 02/25判決=共有者が共有物を目的とする貸借契約を解除する場合の民法544条1項の適用
最高裁S39 02/11判決=農業協同組合の運転手の私用で帰宅する途中に交通事故に対する自賠法3条認定事案
最高裁S39 02/04判決=会社の社員が私用で会社の自動車を運転中に起こした交通事故での民法715条認定事案
最高裁S39 01/30判決=建物の代物弁済予約の効力の判断に関して原審に審理不尽、理由不備がある事案
最高裁S39 01/28判決=民法第710条は財産以外の損害に対しても法人の名誉権侵害による無形の損害にも適用がある
最高裁S39 01/24判決2=受傷者の親として味った精神的苦痛に対する民法709条、710条に基づく損害賠償事案
最高裁S39 01/23判決4=商法141条の適用または準用ある会社の詐害設立取消に民法424条を適用する余地はない
最高裁S39 01/23判決3=詐害行為取消訴訟の場合において受益者、転得者に対して直接の財産引渡請求できる
最高裁S39 01/16判決2=母が賃借権の一部持分を子に譲渡したとしても賃貸人に対する背信的行為でない事案
最高裁S39 01/16判決=村道使用権に対する侵害の継続に対する一村民の妨害排除請求権
最高裁S38 12/27判決2=売主およびその相続人の共有不動産の売買契約に関する売主としての義務の履行
最高裁S38 12/26判決=農地の耕作をさせ農地の管理や労務の提供等では農地の賃貸借契約は成立しない事案
最高裁S38 12/24判決=銀行業者が不当利得した金銭を利用して得た運用利益は民法189条第1項の適用の余地はない
最高裁S38 12/20判決2=結納や仮祝言の挙行等の事実がなくても婚姻予約不履行による慰藉料請求の認容事案
最高裁S38 11/28判決3=土地賃借人が地上建物を妻に仮装譲渡した場合の土地賃貸人に関する民法94条2項の第三者
最高裁S38 11/28判決=賃貸家屋修繕義務の不履行を理由に賃料全部の支払を拒むことができない事案
最高裁S38 11/14判決=約15坪の土地賃借人が借地に隣接する賃貸人所有地に2坪ほど越境建築した用方違反事案
最高裁S38 11/05判決=運送品滅失毀損の場合の運送取扱人等に対する債務不履行と不法行為の競合
最高裁S38 10/15判決2=住職個人所有の住居兼説教所用建物が宗教法人の寺院の所有となった場合の敷地の賃貸借
最高裁S38 10/10判決=売買予約契約締結の時に既に詐害行為の要件が具備していたかの審理判断すべき事案
最高裁S38 09/27判決=無断建築行為で賃貸人の信頼を裏切り建物賃貸借の継続を著しく困難ならしめる不信行為事案
最高裁S38 09/26判決3=賃貸借の目的たる家屋の所有権を取得したる者は転貸許容の特約をも承継する
最高裁S38 09/26判決2=ガソリンを使用しての作業中の死亡事故で予見可能性があり相当因果関係が認められた事案
最高裁S38 09/20判決=農地法3条の許可があった場合の債務不履行による農地の売買契約の解除
最高裁S38 09/19判決=債権額に足りない弁済供託金を債権の一部弁済受領の留保つきで還付を受けた場合
最高裁S38 09/17判決2=抵当権設定後で民法602条の期間を超える土地賃貸借の抵当権者及び競落人に対する効力
最高裁S38 09/05判決2=売買契約で違約手附金倍戻の請求はあらかじめ契約解除の手続をとることを要しない
最高裁S38 08/27判決=抵当権に基く競売申立により競売開始後の民法395条の短期賃貸借の法定更新
最高裁S38 08/08判決2=第三者の詐欺によるロープの売買で所有権を喪失した売主による第三者に対する損害賠償請求
最高裁S38 06/07判決=売買契約で予約権利者が民法94条2項の善意の判断は売買契約が成立する時を基準
最高裁S38 05/31判決3=民法上の組合で業務執行者の代理権限を制限している場合の善意無過失の第三者
最高裁S38 05/21判決2=一箇の借地契約に基づいて借地上に建物が存在する場合の借地法7条の適用の範囲
最高裁S38 04/23判決=賃借権を保全するための建物賃借人による買取請求権の代位行使は許されない
最高裁S38 04/16判決=会誌に「盗載」とか「悪徳行為」とかの激越な言辞を用いても名誉信用ならない事案
最高裁S38 04/12判決2=転貸借が賃貸借の終了と同時に終了するとされた事案
最高裁S38 03/28判決3=建物譲渡人の債権者による所有権移転登記と譲渡人に対する仮差押の登記の効力
最高裁S38 03/01判決2=家屋明渡請求の判決で移転料と引換えに明渡を命ずる場合
最高裁S38 02/12判決2=裁判上の和解につき錯誤の主張が民法696条により許されないとされた事案
最高裁S38 02/21判決=土地賃借人と賃借人との間で土地賃貸借契約を合意解除した場合の地上建物の賃借人
最高裁S38 01/25判決3=権利金および統制額超過の賃料が債務不履行に基づく損害とされた事案
最高裁S38 01/18判決3=建物賃借人は賃料前払の効果を賃借建物の所有権を取得した新賃貸人に主張できる
最高裁S37 12/25判決=事実上の養子として認められていた者に対する賃借人死後における賃借権の相続の援用
最高裁S37 12/18判決=代表者の定めがある民法上の組合は訴訟上の当事者能力がある
最高裁S37 12/14判決2=自賠法3条の「他人」は事故の運転者は含まれず民法715条の「第三者」と範囲を同じにしない
最高裁S37 12/14判決=元請が下請に対し工事の指揮監督して施行いる場合の孫請の加害行為の責任
最高裁S37 11/16判決2=債務の目的物を債務者の不法処分で債務履行不能となり価格が値上りした場合の損害賠償額
最高裁S37 11/09判決=責任の限度額ならびに保証期間の定めのない根保証に関する保証人死亡後生じた債務の負担
最高裁S37 11/08判決3=外形的に観て被用者が私用で会社の自動車で起した交通事故での民法715条の責任事案
最高裁S37 11/08判決=送電線を管理する電力会社に対する行政上の取締規則に違反しない場合の民法717条認定事案
最高裁S37 10/12判決=債権者が受益者を相手に詐害行為取消の訴を提起しても消滅時効中断の効力を生じな
最高裁S37 10/09判決=詐害行為取消債権者の受益者より引渡を受けた価格賠償金に関する他の債権者への分配義務
最高裁S37 09/21判決2=支払が確実なものとして現金と同様に取り扱われている小切手での弁済提供と民法493条
最高裁S37 09/18判決5=根抵当権者の有する被担保債権が確定債権となり代位弁済した場合の根抵当権の移転
最高裁S37 09/04判決2=不法行為の損害賠償債務は損害発生と同時になんらの催告を要することなく遅滞に陥る
最高裁S37 08/21判決=債権の準占有者に対する弁済が有効とされるための要件
最高裁S37 07/20判決6=賃貸人の債務不履行での土地賃貸借解除による損害賠償請求は解除当時の借地権価格
最高裁S37 07/20判決5=免責的債務引受で債務につき第三者の抵当権は設定者の同意がない限り消滅する
最高裁S37 07/20判決3=建物所有の民法602条以上の土地賃貸借契約は宗教法人令11条の不動産の処分に当る
最高裁S37 07/20判決2=使用者都合で解雇された労働者が解雇期間内に他の職で利益を得た場合の解雇期間中の賃金
最高裁S37 07/20判決=駐留軍労務者の米軍の都合による休業が民法536条2項の履行不能に当たる場合の休業手当
最高裁S37 07/19判決=堅固でな建物の所有を目的する期間20年の借地権は地上建物が朽廃しても満了前に消滅しない
最高裁S37 07/13判決4=民法上の組合の清算人は組合員の任意的訴訟信託で自己の名で訴訟を担当できない
最高裁S37 07/13判決2=弁済供託の供託金取戻請求権に転付命令があった場合の供託金還付請求権
最高裁S37 06/26判決=第三者のためにする契約で将来出現するであろうと予期される者をもって第三者とした場合
最高裁S37 06/12判決2=仮装譲渡が実質上公序良俗に反せず民法708条の不法原因給付に当らない事案
最高裁S37 06/12判決=損害保険契約は民法541条に従い契約を解除することが許される
最高裁S37 06/13判決=S39 11/18判決で変更された「任意に支払われた法定制限超過の利息・損害金の処理」
最高裁S37 05/25判決2=不法原因給付の場合でも給付の返還を約することは民法708条の禁ずるところではない事案
最高裁S37 05/24判決=自動車事故の損害賠償請求に関する確定判決に基づく強制執行が権利の濫用とされた事案
最高裁S37 05/18判決3=仮登記後に調停で約定を附加訂正してなされた売買に基づく所有権移転の本登記
最高裁S37 05/04判決=死亡当時3才2月の男子の得べかりし利益の推認ができないとされた判断された事案
最高裁S37 04/26判決2=農地所有権移転許可申請書の記載内容で民法550条の書面に当るとされた事案
最高裁S37 04/26判決=捲上機(その一部であるワイヤロープも)は民法717条の「土地の工作物」に該当する
最高裁S37 04/05判決=滞納家賃が3ヶ月分以上になったときは催告なく賃貸借契約を解除する特約と借家法6条
最高裁S37 03/29判決=賃料延滞による賃貸借の解除と転借人に対する延滞賃料の支払の機会
最高裁S37 03/20判決=市の事務執行として事実上の慣行としても行われるはずのない市職員の行為と民法715条
最高裁S37 03/09判決=延滞賃料額に関する過大な請求額の催告を無効と判断に理由不備がある事案
最高裁S37 03/08判決=統制法規に違反した行為が民法708条の不法原因給付に当るための要件
最高裁S37 03/06判判=国税徴収法178条での民法424条但書の受益者または転得者の善意の挙証責任の解釈
最高裁S37 02/27判決=小学低学年生の「鬼ごつこ」中の傷害行為に違法性がないとされた事案
最高裁S37 02/06判決3=賃借人長男の医院開設予定地として一時使用のための借地権とされた事案
最高裁S37 02/01判決=ペットの犬が被害者に跳びつき負傷させたことに関する飼主の保管上の過失認定事案
最高裁S36 12/27判決3=利益配分に関する和解契約で民法696条で和解の無効を主張することができない事案
最高裁S36 12/27判決=韓国籍男女の内縁関係破棄の不法行為の損害賠償を日本法で判断することの適法性
最高裁S36 12/26判決3=手形を偽造して交付した行為とその後の損害発生との間の因果関係を認めた事案
最高裁S36 12/21判決2=賃借人が債務不履行により賃貸人から賃貸借契約を解除された場合の転貸借の終了
最高裁S36 12/15判決=不特定物売買で給付されたものに瑕疵のあることが受領後に発見された場合の契約解除
最高裁S36 12/12判決2=書面によらない贈与による権利の移転の判決が確定した後の民法550条による贈与の取消
最高裁S36 12/08判決=履行遅滞中に市価が低落しその後に引渡がなされた場合の損害賠償額の算定
最高裁S36 11/30判決=事務管理者が本人の名で第三者との間に法律行為をした場合の効果
最高裁S36 11/21判決=売買契約の附随的義務の履行を怠ったに過ぎないような場合の契約の解除
最高裁S36 11/09判決3=訴状が相手方に送達された時に契約解除の意思表示があったとされた事案
最高裁S36 11/07判決2=家屋の明渡を求める調停の申立で家屋の賃貸借契約の解約の申入の意思表示とされた事案
最高裁S36 10/10判決=一時使用のための賃貸借であること認定された事案
最高裁S36 09/29判決2=裁判所の賃料の決定で賃貸借の効力発生後口頭弁論終結までの間に事情の変更がある場合
最高裁S36 08/08判決2=土地建物が譲渡担保で設定者に債務不履行があった場合の担保物の引渡請求
最高裁S36 07/21判決3=賃借建物の無断増築が一日で撤去できる程度の仮建築等で契約解除の原因にあたらない事案
最高裁S36 07/21判決2=賃貸人が賃貸物件を使用させない期間は賃借人は賃料支払義務がない
最高裁S36 07/19判決=特定物引渡請求権者が目的物を債務者が処分することで無資力となつた場合の民法424条
最高裁S36 07/07判決=請負契約の仕事の目的物の瑕疵修補に代る損害賠償請求での損害額算定の基準時
最高裁S36 07/06判決=賃貸借が借地法9条にいわゆる臨時設備其の他一時使用のため借地権を設定した事案
最高裁S36 06/22判決2=双務契約上の債務が同時履行の関係に立つ場合の反対給付の履行の提供の時期
最高裁S36 06/20判決2=割増金付割引勧業債券で貨幣価値の下落があってもの券面額による支払とされた事案
最高裁S36 06/09判決2=被用者がその地位を濫用して手形を振出した場合に民法715条の責任を認めた事案
最高裁S36 05/31判決=労働者の賃金債権に対し使用者が労働者に対して有する不法行為を原因とする債権での相殺
最高裁S36 05/30判決2=買主が買戻特約を登記した不動産を第三者に転売し登記をした場合の買戻権の相手方
最高裁S36 05/26判決3=法定更新を知らなかつたとして錯誤による調停無効の主張は民法696条で許されない
最高裁S36 05/26判決2=宅地建物取引業者の直接委託を受けない業務上の一般的注意義務
最高裁S36 04/28判決4=売買価格と履行期における市価との差額を債務不履行で通常こうむるべき損害との判断
最高裁S36 04/28判決=賃貸人の承諾のない賃借物の転貸で背信行為ではないとされた家屋明渡請求否定事案
最高裁S36 04/14判決=既に消滅時効にかかった譲受債権を自働債権として相殺することは許されない
最高裁S36 03/24判決2=罹災都市借地借家臨時処理法2条の借地権は借地法6条の適用で法定更新が行われる
最高裁S36 03/03判決=支払を担保するため抵当権設定契約とともに停止条件付代物弁済の契約をすることは可能
最高裁S36 02/28判決=土地所有者の建物収去土地明渡の請求で借地法10条の建物買取請求権を行使した場合の効力
最高裁S36 02/24判決=借家法7条に基づく家賃増減請求の効力の発生時期
最高裁S36 02/16判決=梅毒感染の有無の問診の懈怠によると輸血による梅毒感染での医師の過失認定事案
最高裁S36 02/14判決=罹災都市借地借家臨時処理法11条で延長された借地権の更新も借地法6条2項が適用
最高裁S36 01/24判決2=労働基準法79条で使用者が遺族補償をした場合の第三者に対して有する損害賠償請求権
最高裁S35 12/23判決=訴訟上の受働債権につきなされた債務承認の主張をその後、撤回した場合の相殺の効力
最高裁S35 12/20判決=借地法10条の建物の時価ぼ時価の算定基準
最高裁S35 12/09判決3=調停申立が所論のごとく取下により終了した場合の延滞賃料支払の催告の効力
最高裁S35 12/09判決=民法上の組合で組合契約等より業務執行組合員が定められていない場合の代理権限
最高裁S35 11/24判決=仮登記で保全された不動産売買予約上の権利に関する債権譲渡の対抗要件の具備
最高裁S35 11/22判決2=金銭債務の弁済のため小切手を提供も債務の本旨に従ったものとはいえない事案
最高裁S35 10/27判決=双務契約で債務の受領遅滞にある者が契約解除の前提として催告をする場合の要件
最高裁S35 10/11判決2=農地の使用権の効力を完全ならしめるため貸主の使用権設定許可申請の協力義務
最高裁S35 09/20判決=借地法10条の買取請求権行使後における敷地占有と不当利得としての賃料相当額を返還義務
最高裁S35 09/16判決=統制法規に違反した売買契約に基く給付が民法708条の不法原因に関係するかの判断
最高裁S35 09/09判決4=自己の信用を利用させる意味で約束手形の共同振出人となった場合の連帯保証債務負担の推認
最高裁S35 07/08判決2=手形の原因債権に基く請求と手形の返還義務とは特段の事由のないかぎり同時履行の関係
最高裁S35 07/08判決=農地の賃貸借が農地法19条で更新された場合は以後期間の定めのない賃貸借
最高裁S35 07/01判決=弁済の目的物を合意で返還することは特別の事情がないかぎり弁済効果の排除を推認
最高裁S35 06/28判決2=家賃滞納が約1年で以前にもたびたびある場合でも賃貸借契約を解除には催告が必要な事案
最高裁S35 06/23判決=賃貸人の地位と転借人の地位とが同一人に帰した場合の転貸借関係
最高裁S35 06/21判決=失火による賃借家屋で返還義務のある債務者の使用人が履行補助者と認められ事案
最高裁S35 06/02判決=債権額20万円と担保物の80万円代物返済の予約が公序良俗に反するとはいえない事案
最高裁S35 05/24判決3=国が当事者となり売買等の契約を競争入札で締結する場合に落札者との契約の成立時期
最高裁S35 05/19判決=雇傭している期間内に限り家屋を賃貸するとする解除条件付の契約と借家法6条
最高裁S35 05/06判決2=後日の返還請求を留保しやむをえず弁済をした場合の民法705条
最高裁S35 04/26判決5=買戻の特約を登記しなかった場合で不動産買戻権の譲渡を買主に対抗する方法
最高裁S35 04/26判決2=受益者又は転得者が債務者の財産を保有しない場合の詐害行為取消権者の賠償請求
最高裁S35 04/26判決=賃貸家屋の破損腐朽が甚しく朽廃の時期の迫っており大修繕が必要な場合の解約申入
最高裁S35 04/21判決=不動産の二重売買の場合における一方当事者の債務が履行不能になる時期
最高裁S35 04/14判決2=統制額を超える賃料を自己に支払義務のないことを知りながら支払った場合の非債弁済
最高裁S35 04/14判決=貨物自動車の事故で事実関係を客観的に見て民法715条2項の責任がないとされた事案
最高裁S35 04/12判決2=部屋の使用の対価というよりは貸借当事者間の特殊関係に基く謝礼の意味と認定された事案
最高裁S35 03/22判決4=全体的観察によって建物としてはもはやその効用を失つたものと判断された事案
最高裁S35 03/10判決=不法行為により財産損害の賠償と別途に賠償に値する精神上の損害を認容した事案
最高裁S35 02/19判決2=第三者の所有占有の営業用動産を差押えで債権者に不法行為の要件たる過失がない事案
最高裁S35 02/09判決3=農地の贈与で農地法3条の許可後に贈与を詐害行為として取消すことができる
最高裁S35 02/09判決2=借地人の債務不履行による土地賃貸借解除の場合の借地人の借地法4条2項の買取請求権
最高裁S34 12/11判決2=木材仮差押執行で第三者所有の木材を差押したことに対して債権者の過失認定事案
最高裁S34 12/04判決6=換地予定地の指定が遅れ賃借土地の使用に事実上の支障がある場合の賃料支払義務
最高裁S34 11/26判決4=契約解消に無理からぬ不信もった売主の債務不履行に対する判断に違法があるとされた事案
最高裁S34 11/26判決2=損害賠償請求で被害者の過失を斟酌すると否とは裁判所の自由裁量
最高裁S34 11/26判決=交通事故の刑事判決で過失が否定された場合の不法行為の民事判決・民法722条の解釈
最高裁S34 09/22判決4=特定物売買の解除で買主が所有者として使用収益した利益は損害金ではなく不当利得
最高裁S34 09/17判決=賃借権譲渡による賃貸人の承諾を得る義務・履行不能原因の帰責事由の立証責任
最高裁S34 08/28判決=継続的契約関係で引渡しの準備をなし受領の催告をした場合の契約解除の効力
最高裁S34 07/30判決=無断転借人に対する損害金の算定で公定賃料をこえる約定転貸賃料を標準とした事案
最高裁S34 07/17判決2=賃貸土地310坪のうち無断転貸された部分が30坪にすぎない場合での全部解除の有効事案
最高裁S34 07/14判決5=村長の借入金受領行為で民法110条の類推適用により村長の責任を認めた事案
最高裁S34 07/14判決3=債権譲渡の通知のされたことに当事者間で争わい場合の債権譲渡の推認
最高裁S34 06/25判決2=家屋を全部を借受けて占有している者が敷地の不法占有による損害賠償責任を負う事案
最高裁S34 06/25判決=保証人の求償権を担保する根抵当権に関する民法460条2号の場合の効力
最高裁S34 06/19判決=連帯債務者の相続人らは債務の分割されたものを承継し各自が本来債務者とともに連帯債務者
最高裁S34 06/11判決3=手形権利者が手形を騙取されてその所持を失った場合の手形額面金額相当の損害
最高裁S34 06/11判決2=共同債権者の一人に弁済受領の権限を認めない特約がある場合の一方への弁済の効力
最高裁S34 06/02判決=賃貸人が賃料の弁済を受領しない意思が明確と認められる場合の賃料の弁済提供
最高裁S34 05/14判決2=指定場所に建物建築する請負契約で建築場所変更があり新たな建築場所がない場合の効果
最高裁S34 05/14判決=双務契約で一旦消滅した同時履行の抗弁権が復活することはない
最高裁S34 04/23判決=タクシーの運転資格のない従業員がタクシーで起した事故で会社に民法715条責任がある事案
最高裁S34 02/26判決=契約が日常生活で友誼的な軽い約束で法律上の保護に値しない契約された事案
最高裁S34 02/19判決3=口頭弁論期日で正当事由のある賃貸借の解約申入れがなされたものとされた事案
最高裁S33 12/18判決=債権者が債務者から供託書の交付を受け供託金額を受領した場合の効力
最高裁S33 11/27判決=一時使用のため借地権を設定したことが明らかな場の借地法10条の建物等買取請求権
最高裁S33 10/17判決4=建物の社会的経済的効用を失わず、借地法17条1項但書の「朽廃の程度に達しない」事案
最高裁S33 10/17判決3=罹災都市借地借家臨時処理法10条の5年経過後の借地権に対抗力がある事案
最高裁S33 10/14判決3=外国人賃借人による西洋トイレ等の造作が借家法5条の「造作」に当たらない事案
最高裁S33 09/26判決=債務超過の状態にある債務者が一債権者に対しなした弁済と詐害行為
最高裁S33 09/18判決=借家法1条で建物の所有権取得と同時に当然賃貸借を承継し承継通知を賃借人に要しない
最高裁S33 08/08判決=特定日刊新聞に謝罪広告文の掲載を求める場合の請求訴訟物の価額
最高裁S33 08/05判決=不法行為により身体を害された被害者(子)の母の慰藉料請求認容事案
最高裁S33 07/22判決=組合財産は民法667条以下の特別の規定が限り民法249条以下の規定が適用される
最高裁S33 07/17判決=貨物自動車と電車の事故の損害賠償で経験則違反、審理不尽、理由不備のある事案
最高裁S33 07/01判決3=温泉法3条2項の「掘さくのために使用する権利」は民法上の使用貸借に基く権利でもよい
最高裁S33 06/14判決3=不動産売買が合意解除された場合の未登記転得者の債権者代位による登記請求権
最高裁S33 06/14判決2=土地の賃借権はが借地法上の「普通建物」の所有を目的としたものと認められた事案
最高裁S33 06/14判決=粗悪品であるため契約の要素に錯誤があり契約が無効である場合の瑕疵担保責任
最高裁S33 06/06判決2=消費貸借における利息は特約のないかぎり消費貸借成立の日から利息を支払う義務がある
最高裁S33 06/03判決=貸金債務の支払確保のために小切手が交付された場合の同時履行の抗弁
最高裁S33 04/25判決2=罹災都市借地借家臨時処理法施行前の借地権を譲受けた場合の同法の不適用
最高裁S33 04/11判決=内縁を不当に破棄された者は民法709条の不法行為を理由として損害賠償請求ができる
最高裁S33 04/08判決2=賃貸借が賃料不払で解除されて借地法10条の第三者の建物買取請求権が消滅した事案
最高裁S33 02/21判決=詐害行為として取消権を行使するするには債権者の債権発生の後であることが必要
最高裁S33 02/13判決2=すでに解散した組合で組合員が死亡した場合の民法679条1号の適用
最高裁S33 01/23判決2=建物が滅失し残存期間を超えて存続すべき建物を建築しないの特約をした場合の特約の効力
最高裁S33 01/23判決=借家法1条の2の正当事由で解約が有効の確定判決後に当該事由が消滅した場合の効力
最高裁S33 01/14判決=賃借家屋の一部についてなした無断転貸による賃貸借契約の解除事案
最高裁S32 12/27判決2=建物賃貸借の更新拒絶について必要とされる正当事由の判断
最高裁S32 12/24判決4=合意解除に基く民法545条の原状回復義務の履行請求
最高裁S32 12/19決定3=会社設立のため出資された資金よる建物を自己名義に登記し担保権を設定した場合の横領罪
最高裁S32 12/19判決2=特別定期預金(無記名定期預金)の性質は無記名債権でなく氏名債権に属する
最高裁S32 12/12判決=賃借権が罹災都市借地借家臨時処理法10条により土地の第三取得者に対抗し得べき事案
最高裁S32 12/10判決2=無断転貸が背信行為にあたるものとして解除権が発生し後に転貸が終了した場合の解除権
最高裁S32 12/06判決=電信送金契約が第三者たる送金受取人に直接権利を取得させる趣意のものであるかの判断
最高裁S32 12/03判決3=賃貸借の目的物たる建物が朽廃しその効用を失った場合の建物賃貸借の終了
最高裁S32 11/15判決2=権利金の支払いが禁止されている場合に民法705条で権利金の返還を請求できない事案
最高裁S32 11/15判決=賃貸借が借地法9条の「一時使用」のため借地権を設定したことの明な場合に該当する事案
最高裁S32 11/12判決=1個の契約で2棟の建物を賃貸して1棟の建物で無断転貸した場合の賃貸借全部解除
最高裁S32 11/01判決4=昭和16年3月にその土地に借地法が施行された場合の借地法17条2項の期間の起算点
最高裁S32 11/01判決=債務者が一部の債権者に対して根抵当権の設定をした場合の詐害行為
最高裁S32 10/31判決=いわし網漁業を営む「網」に関し民法上の組合として財産の持分を肯定したことが違法な事案
最高裁S32 09/12判決=賃貸人が一たん賃料の受領を拒絶しその後に賃借人が賃料の弁済提供をしない場合
最高裁S32 09/03判決2=借家法7条の賃料増減請求権は形成権で請求者の一方的意思表示で足りる
最高裁S32 07/30判決2=賃借権を借地法9条の「一時使用」のために設定されたものと判断したことの適法性
最高裁S32 07/25判決=解約申入当時に存在しなかった事実を斟酌して解約申入の正当性を否定した判決の違法性
最高裁S32 07/19判決=債務者が受働債権の譲受人に対し相殺で対抗する場合の相殺の意思表示相手方
最高裁S32 06/27判決2=登記と引換に支払うべき代金債務で期間を定めて履行の催告があった場合の履行遅滞
最高裁S32 06/20判決2=10歳の未成年者が被害者となった場合の過失相殺に関する民法722条2項の適用
最高裁S32 06/07判決4=訴訟物全部の勝訴の確定判決をえた場合に請求が訴訟物の一部である旨の主張
最高裁S32 06/07判決=原判決に履行に代わる損害賠償額を時価により算定する関する理由不備の違法がある事案
最高裁S32 06/05判決=債権者が契約の存在を否定する等の弁済受領意思ないとが認められる場合の債務不履行
最高裁S32 05/21判決=贈与者の死亡によつて効力を生ずべき贈与契約の方式は遺贈に関する規定の準用はない
最高裁S32 05/10判決=注射液の不良又は注射器の消毒不完全のいずれかの過誤で発生した認定の適法性
最高裁S32 04/30判決2=民法715条の損害賠償義務者が被害者に不法行為の損害賠償債権を有している場合の相殺
最高裁S32 04/16判決=民法703条の「他人の財産」は当然他人の財産としてその者に帰属すべきものを含む
最高裁S32 03/28判決3=家屋明渡認容の判決主文で賃貸人が別家屋の賃貸および引渡提供を条件とすること
最高裁S32 03/28判決=過大な延滞料の催促で実際の延滞額の限度において有効な事案
最高裁S32 03/26判決=民法719条1項の共同不法行為の成立は単に客観的に権利侵害が共同でなされればよい
最高裁S32 03/08判決2=相殺の意思表示以前既に有効になされた賃料不払での賃貸借契約解除の効力
最高裁S32 03/05判決2=不法行為者に所有権侵害の故意があるというための要件
最高裁S32 02/22判決=催告並びに検索の抗弁権の附着する保証契約上の債権を自働債権として相殺すること
最高裁S32 02/15判決3=代物弁済の予約が債務者の窮迫に乗じ締結されたもので公序良俗に反する無効事案
最高裁S32 02/07判決2=借地権が期間を区画整理実施の時までとする一時使用のためのものされた事案
最高裁S32 01/22判決=損害額算定の基礎たる事実が架空無根拠の違法なものでない事案
最高裁S31 12/28判決=通謀による虚偽の意思表示は双方行為に限らず相手方ある単独行為(契約解除)についても成立
最高裁S31 12/21判決=解約申入が借家法1条の2にいう「正当の事由ある場合」に該当する事案
最高裁S31 12/20判決=土地賃貸借の無断転貸を理由として契約解除の意思表示が権利濫用でない事案
最高裁S31 12/18判決=国が連合国占領軍の接収通知に応じ建物を所有者から賃借した場合の民法717条の責任
最高裁S31 12/06判決=債務者が履行の催告に応じない場合の催告後に相当期間の経過後にした解除の効力
最高裁S31 11/30判決=警察官が制服着用で職務執行をよそおい所持品を預かり後に被害者を射殺した国賠事案
最高裁S31 11/27判決=催告額を超える賃料の提供が他の賃料を含めたものである場合の債務の本旨でない事案
最高裁S31 11/16判決=従業員専用の寮の使用関係に関して賃貸借関係であると判断された事案
最高裁S31 11/02判決=賃金債権に対して損害賠償債権をもって相殺をすることは許されない
最高裁S31 11/01判決=飲食した代金支払に関する紛争で従業員が客に加害行為をした場合の使用者責任
最高裁S31 10/23判決2=地上権を有する土地に無権原の建物所有から建物を賃借して占有使用する場合の不法行為
最高裁S31 10/09判決=家屋賃貸借で一定の期限の到来により賃貸借契約を解約するという期限附合意解約の効力
最高裁S31 10/05判決=賃借人のなした賃借権の譲渡に対する賃貸人の承諾の相手方
最高裁S31 07/20判決8=新聞記事の名誉毀損は一般読者の普通の注意と読み方を基準として解釈
最高裁S31 07/20判決7=死亡者が幼少者その他行為の責任を弁識する知能がない者である場合の民法722条
最高裁S31 07/20判決4=土地の適法な転借人等に対して賃借人の土地明渡義務が判決により確定されている場合
最高裁S31 07/04判決=新聞紙に謝罪広告を掲載することを命ずる判決の代替執行認容事案
最高裁S31 06/26判決2=信頼関係を裏切った賃貸借関係で民法541条所定の催告ないの契約解除事案
最高裁S31 06/19判決3=法定更新を排除して最初に定めた期間満了と同時に借地権者の建物を賃貸人に贈与する特約
最高裁S31 05/25判決2=代物弁済の予約成立後に物価が高騰しても予約完結の意思表示が信義公平に反しない事案
最高裁S31 05/15判決=浴場用建物の賃貸借契約と浴場経営による営業利益の分配契約との混合契約での借家法
最高裁S31 05/08判決=無段転貸で賃貸人に対する背信行為と認めるに足りない特段の事情のある事案
最高裁S31 04/06判決2=賃借人の債務不履行ないしその背信行為のため賃貸借が解除された場合の借家法5条の適用
最高裁S31 04/06判決=鉱業権売買契約で条件が債務者の意思のみにかかる停止条件附法律行為にはあたらない事案
最高裁S31 04/05判決=転借権が賃貸借の合意解約により当然消滅するとされた事案
最高裁S31 02/10判決=契約の合意解除の場合には民法545条の適用はない
最高裁S31 01/27判決=書面によらない不動産の贈与で所有権の移転があつたった場合の履行の終了
最高裁S30 12/26判決=買手と売主の双方に民法557条にの「履行ノ著手」があったと認定された事案
最高裁S30 12/22判決=通産省の自動車運転手が大臣秘書官を私用のため乗車させていたときの交通事故
最高裁S30 12/20判決=賃貸借の土地が駐留軍に接収され賃貸人の債務履行が一時的に不能なった場合の事情の変更
最高裁S30 11/25判決2=国税徴収法に基く滞納処分による差押登記の後の建物の賃貸借の効力
最高裁S30 11/22判決=解除権を有する者が長く行使せず相手方ももはや行使しないと思う正当事由がある場合の解除
最高裁S30 10/28判決3=土地賃貸借契約における保証人に対する当初の保証額の10倍以上となっている場合の責任
最高裁S30 10/27判決=恩給担保で債権者が交付を受けた恩給証書を任意に債務者に返還した場合の民法504条
最高裁S30 10/18判決=民法401条2項の「債務者が物の給付をするのに必要な行為を完了」の不認定事案
最高裁S30 10/11判決=詐害行為となる債務者の行為の目的物が一棟の建物でその価額が債権者を超える場合
最高裁S30 09/29判決4=債務を伴う契約上の地位の一切の包括譲渡契約で債権者の承諾がない場合の効力
最高裁S30 09/27判決2=民法504条の担保にはいわゆる譲渡担保も含む
最高裁S30 09/23判決3=建物を所有する土地賃借人の土地を分筆され建物が存しない部分の所有権者に対する対抗
最高裁S30 09/22判決2=賃貸人の承諾を得ない賃借人の転貸が背信行為でない場合の民法612条2項
最高裁S30 06/07判決=賃貸中の建物を自己使用の目的で買受けて所有権を取得した者の解約申入の正当事由
最高裁S30 05/31判決5=民法561条の「移転スルコト能ハサルトキ」に当たる事案
最高裁S30 05/31判決3=不動産の二重売買で後の買主が悪意の場合の不法行為責任
最高裁S30 05/13判決3=賃貸人が賃借人に対し一旦賃借権の譲渡について承諾を与えた以上これを撤回できない
最高裁S30 05/13判決2=社宅の使用関係について借家法の適用がない事案
最高裁S30 04/19判決2=債務者で履行不能を生じた場合の賃借人による契約解除をしないで填補賠償の請求
最高裁S30 04/19判決=公権力の行使に当る公務員の職務行為に基く損害に関する公務員個人に対する損害賠償
最高裁S30 04/05判決4=第三者に対抗できる借地権を有する者は建物の収去、土地の明渡を請求することができる
最高裁S30 04/05判決3=借地法10条による建物買取請求権の行使がある場合の効力
最高裁S30 03/25判決=「失火ノ責任ニ関スル法律」に関して債務不履行による損害賠償の適用はない
最高裁S30 03/22判決=売主が契約解除の前提としての催告につき定めた2日の期間の相当性
最高裁S30 03/17判決=賃借している土地が進駐車によって接収使用中で賃借権の対抗要件を欠く場合
最高裁S30 02/18判決2=罹災都市借地借家臨時処理法2条に基く賃借権は対抗力を有する
最高裁S30 02/18判決=貸店契約で民法賃貸借に関する規定又は借家法の適用がない事案
最高裁S30 01/21判決2=物の給付請求が執行不能の場合の履行に代る損害賠償額算定の標準時期
最高裁S29 12/21判決4=建物賃貸借で構造変更禁止の特約違反に関し原状回復が簡単にできる場合の変更
最高裁S29 12/21判決3=債務者が遅滞となり催告の時から相当の期間を経過した場合の契約の解除
最高裁S29 11/16判決=会社とその従業員との間における有料社宅の使用関係が賃貸借であるかの判断
最高裁S29 11/05判決5=貸金の元本と貸付の日から返済期迄年1割の利息及び返済期後の月1割の損害金の適法性
最高裁S29 10/26判決2=賃借家屋に関して直ちに転借に当らないとするのに審理不尽がある事案
最高裁S29 10/07判決=賃借権の共同相続人の一人が賃貸人の承諾なく共有持分の譲渡を受けた場合の民法612条
最高裁S29 09/24判決2=建物賃貸人によって不法占拠者に対して直接自己に対して明渡をなすべきことを請求すること
最高裁S29 09/10判決=将来賃貸借が成立しない場合は返還をすべき賃借権の対価として金員交付と不法原因給付
最高裁S29 08/31判決=消費貸借成立の不法の点が借主の側の不法性に比しきわめて微弱なものに過ぎない場合
最高裁S29 07/27判決=給付が同時履行の関係にある場合に反対給付の提供をしないでした催告に基づく契約解除
最高裁S29 07/22判決=借家法5条の造作買収を請求した賃借人による代金不払いを理由として同時履行の抗弁
最高裁S29 07/20判決2=債権である土地賃借権による借地上の第三者所有バラック建物の撤去請求
最高裁S29 07/20判決=借地法9条の一時賃貸借については同法10条の買取請求権の適用はない
最高裁S29 07/16判決3=民法489条2号により債務を比較する場合は利息の有無、担保契約の内容等諸般の事情を考慮
最高裁S29 07/09判決=借家法1条の2の賃貸借の解約の申入を為すに正当の事由ある場合の該当事案
最高裁S29 06/25判決2=賃貸借契約で営業上必要な修繕の義務を負わしめた趣旨の事案
最高裁S29 06/17判決=罹災都市借地借家臨時処理法2条に基く賃借権は妨害排除の請求ができる
最高裁S29 04/30判決4=約定賃料の5倍又は12倍以上の著しく過大な賃料支払の催告の無効事案
最高裁S29 04/08判決=相続財産に金銭その他の可分債権がある場合は当然分割されその相続分に応じて権利を承継
最高裁S29 04/02判決4=債権譲渡が詐害行為として取り消された場合の取立費用等の立替金債権
最高裁S29 03/26判決=土地賃貸借解除の前提として債務額を超える金額での催告の有効事案
最高裁S29 03/11判決3=職業安定法5条の「雇用関係」と民法623条との関係
最高裁S29 03/11判決=賃借人が借家権及び造作代等で賃貸人に交付した金員の返還・借家法5条の造作の解釈
最高裁S29 03/09判決2=建物賃貸借で解約申入後の事情の変更により正当事由があることになった場合
最高裁S29 02/12判決2=事情の変更により契約当事者に契約解除権を認めるための要件
最高裁S29 02/11判決4=弁済の効力は供託によって生ずる
最高裁S29 02/05判決=第三者に対抗し得る要件を具備した賃借権はいわゆる物権的効力を有する
最高裁S29 02/02判決2=賃貸借の目的物を工場に改造することが契約内容の場合の改造家屋の原状回復義
最高裁S29 01/28判決6=賃貸家屋の事情変更による解除権行使で斟酌される要素
最高裁S29 01/28判決4=履行遅滞でに履行期を延期する場合にすでに発生した遅滞による損害賠償請求権の処理
最高裁S29 01/22判決3=商事売買に関する目的物に瑕疵あることを理由として民法の規定以外での代金減額請求
最高裁S29 01/22判決2=借家法1条の2にいわゆる「正当の事由」の意義
最高裁S29 01/21判決5=売買で手附がされた場合は反証拠がない限り民法557条の解約手附の効力を有する
最高裁S29 01/14判決=造作買取代金債権は造作に関して生じた債権で建物に関して生じた債権ではない
最高裁S28 12/24判決5=債務者がすでに自ら権利を行使している場合債権者による債権者代位権
最高裁S28 12/24判決4=借地法の建物は家屋台帳等公の帳簿に登録され課税の対象外でもよい
最高裁S28 12/18判決5=利息制限法違反の利息の支払を定めた場合の消費貸借契約の効力
最高裁S28 12/18判決2=買主が目的物を引き渡さないため売買契約が解除された場合の損害賠償額の算定時期
最高裁S28 12/18判決=第三者に対抗できる借地権を有する者の妨害排除請求権
最高裁S28 11/20判決5=無断で建物の一部を営業共同経営契約で第三者に使用させる場合の民法612条2項
最高裁S28 11/12判決=抵当権設定契約とともになされた停止条件付代物弁済契約は原則として代物弁済の予約
最高裁S28 11/10判決=刑事訴訟法上の事実の同一性に関する判断の過誤についての国家賠償
最高裁S28 10/23判決=所有権に基づき返還を求める旨請求原因を表示している場合の賃貸借解約の申入
最高裁S28 10/15判決=解除権行使に伴う損害賠償請求に関する損害額算定の標準時期
最高裁S28 10/02判決=地代家賃統制令施行当時で土地賃貸借が一時使用のためにする賃貸借とされた事案
最高裁S28 10/01判決2=仮装譲受人から更に善意で家屋を譲り受けた者による家屋買収請求権
最高裁S28 09/25判決=賃借人が賃貸人の承諾なく第三者をして賃借物の使用収益をさせた場合の契約解除無効事案
最高裁S28 09/22判決=民法708条の不法原因の給付の返還特約は有効
最高裁S28 06/16判決=旧民法当時に親権者母が親族会の同意ない家屋譲渡契約を取消した場合の原状回復義務
最高裁S28 05/29判決=特定の債権譲渡に対し債務者が事前に同意を与えた場合の民法467条1項の通知、承諾
最高裁S28 05/08判決=民法708条の不法原因給付に関する返還のための代物弁済の効力
最高裁S28 05/07判決2=無断転貸で賃貸借の解除後に転借人に引きつづき家屋使用を許した場合の解除の効力
最高裁S28 04/23判決2=退職社員に対する社宅の賃貸借の解約申入に借家法1条ノ2の「正当事由」がある事案
最高裁S28 04/17判決=種油の購入を委託された者が代金として交付を受けた金員を他に流用費消した場合の損害賠償
最高裁S28 04/09判決=一旦有効になされた賃貸家屋の解約がその後に事情の変動がある場合の効力
最高裁S28 03/17判決=借家法により第三者に対抗し得る賃借権で競売公告に記載ない場合の効力
最高裁S28 03/06判決2=期間の定ある賃貸借が借家法2条に基き更新された場合の賃貸人の解約申込み
最高裁S28 01/30判決2=貸借人が医業を営む場合の借家法上職業の性質に基く価値判断での参酌
最高裁S28 01/30判決=間貸をもって民法612条の転貸借に外ならないとされた事案
最高裁S28 01/22判決2=不法原因給付の返還の特約に基く返還義務のための手形請求には民法708条は適用がない
最高裁S28 01/08判決=売買契約の合意解除で代金返還後に代金額に財産税を徴収された場合の税額の償還請求権
最高裁S27 12/26判決=賃借人居住中の家屋を買い受けた者の賃貸借解約申入が正当事由がないとされた事案
最高裁S27 12/25判決6=賃貸家屋の解約の申入の「正当の事由」で当事者双方の利害関係を比較して判断
最高裁S27 12/25判決5=調停調書中に「昭和年月日まで賃貸する」とある場合は賃貸人は家屋明渡の請求できる
最高裁S27 12/11判決=建物賃貸借契約書の「永久貸与」は「長くお貸しいたしましよう、長くお借りしましよう」の合意
最高裁S27 11/18判決2=解約申入について借家法1条ノ2の「正当事由」がある事案
最高裁S27 10/21判決=婚姻予約の履行を不能に陥らしめた債務不履行認定事案
最高裁S27 10/07判決=借家法1条ノ2の「正当事由」には賃貸人が賃貸建物を自ら使用する場合とは限らない
最高裁S27 05/09判決=建物の賃貸借契約の解約申入が借家法1条の2所定の正当の事由ある事案
最高裁S27 05/06判決2=国税徴収法による債権差押がされた場合の被差押債権の第三債務者の相殺権
最高裁S27 04/25判決=家屋の賃貸借関係の継続を著しく困難ならしめるような不信行為のあつた場合の契約解除
最高裁S27 03/18判決3=多額の諸税金の納付、学資家計費の調達等の場合の借家法1条ノ2「正当の事由」
最高裁S27 03/18判決=改正刑法施行後(昭和16年3月20日)になされた財産の仮装譲渡と不法原因給
最高裁S27 02/19判決2=転借人から賃借物の占有を直接に賃貸人に返した場合の賃借人の権利の喪失
最高裁S27 02/08判決=調停当時、一方が相手方に譲渡することを約した特定土地が他人所有であった場合の効力
最高裁S27 01/18判決=建物賃貸借の法定更新後に「正当な事由」がある場合の解約の申入
最高裁S26 12/25判決=一旦、賃借権を承認した以上は対抗要件の欠缺を主張して賃借権の否定はできない
最高裁S26 12/21判決=賃貸人が賃貸借の更新を拒絶するについて正当の事由がある事案
最高裁S26 11/27判決2=建物明渡請求訴訟の時より借家法所定の期間を経過した場合の有効な解約申入事案
最高裁S26 11/15判決=家屋の売買で代金の提供をしなくとも買主としての契約の履行に着手したと認定された事案
最高裁S26 10/19判決=無断転貸を理由とする家屋賃貸借契約の解除の適法事案
最高裁S26 09/14判決=借家法1条の2の解約申入に関し特に賃借人側の利害のみを重視して判定すべきでない
最高裁S26 05/31判決=賃借権の譲渡または転貸を承諾しない家屋の賃貸人の契約解除なしの引渡認定事案
最高裁S26 04/27判決=賃貸人の承諾のない転貸借人に対する賃貸人の所有権に基く返還請求の方法
最高裁S26 04/24判決=賃貸人の家庭の事情等で借家法1条の2の「正当事由」のある事案
最高裁S26 04/19判決3=土地の共有者が共同でその土地を使用する場合の民法667条の「共同の事業を営むこと」
最高裁S26 03/29判決=家屋使用の対価として家屋の留守管理をする労務提供の契約は賃貸借契約とはいえない
最高裁S26 02/22判決=単純贈与の主張に対し死因贈与を認定したことの適法事案
最高裁S26 02/06判決=売主の履行遅滞中に目的物の価格が著しく騰貴した場合の売主の事情変更による契約解除
最高裁S25 11/16判決=旧民法の家族でなくとも同居の親族として借家法1条ノ2の「正当事由」を考慮した事案
最高裁S25 10/26判決2=他人の物の売買で履行不能である場合の買主による契約の解除権
最高裁S25 07/14判決=賃借人が死亡し家屋の賃借権が相続財産法人に帰属している場合の賃貸借契約の解約申入
最高裁S25 06/16判決=賃貸借解約申入の「正当の事由」は職業、風俗、習慣、教養の差異も一の事情として斟酌される
最高裁S25 05/02判決5=「期間満了したら必ず本件家屋を明渡してくれ」の表示は借家法2条の更新拒絶の意思表示
最高裁S25 02/14判決=借家法第1条ノ2の「正当ノ事由」の有無の判断基準
最高裁S25 01/17判決=罹災都市借地借家臨時処理法14条の賃借の申出により設定された建物賃借権は他に優先
最高裁S24 10/04判決=民法557条の手附契約の意義
最高裁S24 05/31判決=特定物(蚊取線香)の売買について空襲によつて蚊取線香が滅失した場合の売主の代金債権
最高裁S23 12/14判決2=弁済を受領しないことが明らかな債権者に言語上の提供をしない場合でも履行遅滞とはならない


大審院S19 12/06判決=契約締結後、予想を超える急激な経済的変動が生じた場合の契約の解除(事情変更の原則)
大審院S18 09/10判決=「身元保証二関スル法律」の施行と雇用に伴う身元保証の相続関係
大審院S15 09/21判決=連帯債務者の一人に対する一部免除の効果
大審院S13 05/14判決=譲渡禁止の特約の存在を知りながら債権譲渡された者がその債権を更に譲渡した場合の効力
大審院S12 11/20判決=銀行の窓口で現金を預けようとしている状態で何者かに盗まれた場合の寄託
大審院S12 06/30判決=民法715条の損害賠償債務と709条の被用者が負担する損害賠償債務の関係
大審院S12 02/26判決=売買の危険負担は売買契約のときから買主に移転し果実もまた買主に移転する場合の民法575条1項
大審院S11 11/27判決=建物の賃貸借の継続の間に建物の所有者が変わった場合の敷金
大審院S11 06/16判決=消費貸借の合意と消費貸借の目的物の受領の同時性
大審院S11 06/09判決=遺言者の死亡後に受遺者に「毎月金五円宛ヲ小遣トシテ交付スヘキ」と相続人に命じる遺言
大審院S11 06/02判決=民法500条の法定代位としの連帯債務者
大審院S11 02/25判決=組合員が組合に対し債権を取得した場合組合債務との混同
大審院S10 12/16判決=名誉回復の方法での代替執行としての債務者の費用で新聞紙に謝罪広告を掲載
大審院S09 09/15判決=甲に対する贈与と乙に対する贈与とが同時に行われた場合
大審院S09 07/25判決=土地の定着物(庭木・庭石)のみを他人に譲渡してもその明認方法をとらない場合の対抗
大審院S08 08/18判決=異議を留めないで債権譲渡の承諾をした債務者の対抗力
大審院S07 10/08判決=民法613条の「賃料ノ前払」の意義
大審院S07 07/07判決=債務者が催告に対して拒絶の意思表示をした場合の債権者による契約の解除
大審院S07 05/09判決=建物の請負契約で注文者が建築材料の主要部分を供給した場合の所有権
大審院S06 11/21判決=債権が消滅し異議を留めない承諾によって復活した場合の抵当権の復活
大審院S05 11/05判決=間接強制で債務の履行が債務者の意思のみに係る場合
大審院S05 10/23判決=間接強制による金銭の支払いを目的とする債権への適用
大審院S04 12/16判決=債権者代位権で債務者が無資力であることが要件でない場合(妨害排除請求権)
大審院S04 06/22判決=建物所有者が建物所有の借地権を所有して建物譲渡の届書に土地所有者の連署がある場合
大審院S04 03/30判決=履行補助者の故意過失による使用者の債務不履行責任
大審院S02 02/02判決=履行遅滞による解除で期間を定めないで催告した場合
大審院T15 10/13判決=民法715条の「事業ノ執行二付」の意義
大審院T15 05/22判決=不法行為によって物が滅失した場合の算定方法
大審院T15 04/07判決=書面に贈与という言葉はないが贈与者の意思表示が書面に現れている場合
大審院T15 03/03判決=土地の売却により所有権を失っているが未登記のため小作料を得ている場合
大審院T15 02/16判決=他人の過失で死亡した場合の生命侵害の損害賠償請求権の相続
大審院T15 01/28判決=買戻しの実行で代金、契約の費用の他に必要費、有益費を支払うことを要件とすること
大審院T14 12/15判決=第三者が代金支払い債務を引受けた場合の債権者である売主との間で契約
大審院T14 12/03判決=弁済の提供方法として目的物の引渡し場所を商習慣で「深川渡」とした場合
大審院T14 03/13判決=不特定物の売買契約で売主が瑕疵ある物を給付して買主が目的物を受領し場合の瑕疵担保責任
大審院T13 09/24判決=売主が目的物の遅滞している場合で売主の目的物の果実取得と買主の代金利息の支払い
大審院T13 06/12判決=債権譲渡禁止の特約のある債権を質権の目的とする質権者が悪意の場合
大審院T13 02/29判決=売買予約権利者の予約完結意思表示前における権利の債権譲渡
大審院T13 01/30決定=不動産売買の売主の保証人がその後その不動産を取得した場合
大審院T12 10/20判決=債務不履行における過失相殺の損害額の裁判所の判断
大審院T12 08/02判決=買戻権の行使に始期を定めた場合での契約成立から10年経過
大審院T11 11/24判決=共同借家人の家賃は反対の事情がなければ不可分債務
大審院T11 04/28判決=売買契約が成立しその履行後に耕地整理があり買主の面積の減少し売主の面積が増加した場合の不当利得請求
大審院T11 04/08判決=既存債務のために手形を交付する場合の「更改」
大審院T11 03/06判決=担保権設定で官公署の未許可の間に債務者が第三者に処分した場合の民法504条
大審院T10 12/15判決=購入した電動機の性能に欠陥がある場合の民法95条と570条との判断
大審院T10 10/22判決=債権執行を免れようと通謀して不動産の仮装の所有権移転登記をした場合の民法708条
大審院T10 07/08判決=債務の性質が債権者の協力を必要とするもので債権者が催告に応じ所要の協力をした場合の現実の提供
大審院T10 06/28判決=「村八分」による損害賠償請求
大審院T10 06/09判決=特定不動産売買で所有権が移転しても抵当権の実行によって所有権を喪失した場合の売買契約の解除
大審院T10 05/17判決=内縁関係の解消による内縁の妻が家事に従事した労務と夫の不当利得
大審院T10 04/23判決=保険会社の診査医の一人当たり報酬が極めて低い場合の善管注意義務
大審院T09 12/22判決=共同相続財産における金銭債権の権利割合
大審院T09 12/18判決=買戻しの期間内に代金と契約費用を提供でにその契約費用が多少すくない場合
大審院T09 11/22判決=不動産売買において売主の登記義務についての契約がない場合
大審院T09 04/24判決=委任契約で受任者にも利益がもたらされるような場合の民法651条
大審院T08 06/10判決=民法556条の売買予約の意義
大審院T08 05/12判決=内縁(婚姻の予約)関係を知りながら内縁の妻と子を儲けた者に対する損害賠償
大審院T08 03/03判決=蒸気機関車の多大なる煤煙で停車場付近の松が枯れ場合の損害賠償
大審院T08 02/01判決=債権者が予め弁済の受領を拒んでいる場合の弁済準備の通知
大審院T07 12/19判決=共有の船舶を単独名義にしていた場合に勝手に売却したときの代金
大審院T07 11/01判決=民法579条の買戻特約の「契約ノ費用」での買主が登記に要した登録税
大審院T07 08/27判決=民法416条2項の特別な事情を予見する時期の標準
大審院T07 08/14判決=不動産売買における売主の登記協力義務と買主の代金支払義務
大審院T07 08/09判決=買主が売主の債務不履行を理由として契約を解除する場合の民法557条2項の適用
大審院T06 12/08判決=取立のためにする指名債権の譲渡でその債権に債務免除が成立している場合
大審院T06 09/18判決=裁判上の和解をした場合にその基礎となる部分が無効のとき
大審院T06 07/26判決=保証債務での保証人の責任の範囲
大審院T06 04/30判決=民法712条の「行為ノ責任ヲ弁識スル足ルベキ知能」の意義
大審院T06 02/28判決=結納が合意で解除された場合の結納金
大審院T05 07/05判決=誤信させて弁済契約を結びその実行方法としての「和解契約」の効力
大審院T04 12/21判決=土地の売主が河川法の適用を受けているとは知らずに売買契約をした場合の瑕疵担保責任
大審院T04 09/21判決=数人が共同でした売買契約による代金債務の性格
大審院T04 05/12判決=未成年店員(満11歳11月)が従事した仕事上の事故の責任能力
大審院T04 03/10判決=第三者が債務者を教唆し若しくは債務者と共同してその債権の履行を不能にした行為
大審院T03 12/08判決=売主による手附の倍額の償還の提供をしない単純な意思表示
大審院T03 06/30判決=買戻特約付きの不動産売買契約で買戻約款のみを合意解除した場合の不動産売買契約
大審院T02 09/20判決=詐害行為取消としての登記抹消手続の被告適格
大審院M45 03/23判決=建物の賃借人が過失によって建物を消失した場合の民法415・709条
大審院M44 12/11判決=相手方が履行の提供を継続しない場合の同時履行の抗弁権
大審院M44 10/03判決=不動産以外に債務弁済をなす資力有しない債務者が不動産を売却する行為と詐害行為
大審院M44 03/24判決=詐害行為の債権者取消権の意義
大審院M43 07/06判決=債権者代位権で債務者が無資力であることが要件でない場合(登記請求権)
大審院M41 09/22判決=契約の当事者の一方が第三者に給付することを約束した場合の第三者との契約
大審院M39 11/21判決=債務者に十分資力がある場合の債権者代位権行使
大審院M37 06/22判決=請負人が自己の材料で他人の土地に建物その他工作物を設ける請負をした場合の所有権移転
大審院M33 02/21判決=売買契約後の買戻し特約
大審院M32 02/09判決=建物の売買代金で一部債務不履行があった場合の全額の支払い拒否
大審院M31 11/30判決=買戻し特約で期間の定めがない場合


高裁時系列順

仙台高H30 04/26判決=津波災害による大川小学校での国家賠償の安全配慮義務違反等による債務不履行認定事案
名古高H26 04/24判決=高齢の認知症の夫が駅構内の線路で列車と衝突した事故での妻に対する損害賠償認容事案 最高裁H28 03/01判決 で否定
名古高H26 01/23判決=死後採血に一定のエタノールが検出されても酒気を帯びて運転でない保険金請求認容事案
名古高H22 01/20判決=県の住宅公社の開発した造成地が軟弱地盤であることの瑕疵担保責任が認められた事案
名古高H21 07/23判決=偽造印鑑による預金払戻しに不確実な印鑑照会機の使用等での銀行に対する過失認定事案
名古高H21 07/16判決=連帯保証人が主債務の消滅時効経過後に債務を履行した場合の時効援用及び民法705条
札幌高H21 07/10判決=差戻前の確定した事実関係と異なる事実関係を認定した「パチンコ出店」と「児童遊園の寄附行為」
名古高H21 03/19判決=運行供用者が自賠法3条の「他人」に当たらないため法16条の損害賠償請求できない事案(差戻審)
名古高H21 02/19判決=デート商法によるクレジット契約での売買契約が公序良俗違反無効及びクレジット契約失効事案
大阪高H21 02/13判決=当時の市長に対する先行取得した土地の売買契約に関し4200万円の支払い認容事案
名古高H20 12/25判決=居眠り運転の大型トレーラーによる交通事故での運送会社、同社労務管理者等の共同不法行為
名古高H20 12/02判決=医療過誤がなく市立病院からの退去と診療費、食事負担金債権の認容事案(控訴審)
名古高H20 11/27判決=在監中の者の不動産競売手続についての公示送達が適法で有効な事案
名古高H20 11/11判決=落札後、出品者も落札者も交渉離脱が制度上認められたネットオークションの設営会社の責任
名古高H20 09/30判決=交通事故でペットの犬が負傷した場合の過失相殺での治療費、慰謝料認容事案
大阪高H20 09/24判決=転借人の敷金を転貸人が賃貸人に敷金とした場合の敷金返還請求権を信託目的とする合意
名古高H20 09/18判決=市会議員団の団長が団管理の金員を横領したとした被害届の報道機関への発表の違法性
高松高H20 09/17判決=サッカーの試合中の落雷事故における大会実施の協会と引率者兼監督の教諭の責任(差戻審)
福岡高H20 08/25判決=乗艦中の海上自衛隊員の上官による人格を非難否定等に起因する自殺での国家賠償事案
東京高H20 06/25判決=市立中学校の入学式、卒業式等で校長に交付された祝い金が不当利得でないとされた事案
名古高H20 06/24判決=建築家賠償責任保険における建築家の設計ミスでの「滅失もしくはき損」の解釈
広島高H20 06/26判決=五十肩の施術権限を有しない柔道整復師に対する転医助言義務違反の損害賠償認容事案
札幌高H20 04/18判決=キツネが高速道路に飛び出した死亡事故で道路管理者と追突運転手の共同不法行為で算定はホフマン方式=最高裁一部取消
名古高H20 04/17判決=現在のイラクでの航空自衛隊の空輸活動は憲法9条1項違反だが平和的生存権侵害の国賠否定
名古高H20 02/27判決=取引終了前に過払金返還を求めることが困難な場合の過払金返還請求権の消滅時効の起算点
名古高H20 02/20判決=カラ出張の報道がなされるまでの間は知事としての指揮監督の懈怠は認められない損害賠償否定事案
名古高H19 09/27判決=「駅前留学」を標榜している英会話学校に対する校舎の統廃合による債務不履行認定事案
大阪高H19 12/20判決=人材派遣事業者から独立し顧客の変更があった場合の情報の秘密管理性、損害回復の期間
福岡高H19 12/14判決=石炭採掘と地盤沈下の関係を是認し得る高度の蓋然性が認められないとした事案
東京高H19 11/29判決=懲戒手続の違法行為による弁護士会懲戒委員会委員長の個人に対する損害賠償請求
名古高H19 11/19判決=印刷画工(ゴム版使用)との電話機のリース契約でクーリング・オフにる契約解除認容事案
大阪高H19 10/18判決=営業秘密の「ごま豆腐レシピ」を不正に持出して別会社による取引先奪いに加担した損害賠償
東京高H19 09/20判決=町立病院で1人で勤務する69歳の産科医の転院義務違反等での通常より高額の慰謝料認容事案
名古高H19 08/30判決=平成12年東海豪雨による斜面崩壊による土地、建物の被害は通常予測できないとされた事案
東京高H19 08/29判決=談合での住民訴訟で公正取引委員会の審決の確定を待たずにする民法709条の損害賠償請
福岡高H19 07/26判決=不知とするパソコンリース契約で支払いの口座開設の印鑑等の資料よる支払義務認容事案
福岡高H19 07/19判決=ラーメン店ののれん料不払いによる債務不履行でのフランチャイズ契約解除と損害賠償
札幌高H19 06/28判決=中国人制連行、強制労働に関する国の民法上の責任・企業への損害賠償責任の消滅時効
名古高H19 05/31判決=朝鮮半島から女子勤労挺身隊員としての強制連行・強制労働による損害賠償と日韓請求権協定
東京高H19 05/13判決=遺族共済年金請求で戸籍上の妻に対して遺族に該当しない決定に関する義務懈怠の国賠事案
名古高H19 04/18判決=預金の払戻しに関する金融機関の照合事務担当者に対する社会通念上一般に期待される業務
広島高H19 04/17判決=夫と不貞相手とに対する慰謝料請求の確定判決ある場合の既判力の範囲
大阪高H19 03/30判決=退任した取締役の退職慰労金不支給に関する人格権的利益侵害による慰謝料請求認容事案
東京高H19 03/28判決=いじめを苦にした中学生の自殺に関するいじめを阻止しなかった教員らの安全配慮義務認定事案
大阪高H19 03/23判決=相殺通知で期限付き又は条件付きの意思表示として民法506条1項但書による無効事案
知財高H19 02/28判決=資格試験教材の著作物の原稿を無断で別の原稿を作成し別会社に引渡した複製権等侵害事案
福岡高H19 02/01判決=転貸の貸室で無断で風俗嬢の性病検査に使用していたことによる貸室明渡し・損害賠償認定事案
東京高H19 01/29判決=取材申込み時に説明した趣旨と異なる番組に改編したことによる不法行為責任の認定事案=最高裁で破棄
札幌高H19 01/19判決=酒席で上司に暴言を吐いた者(過去同様な処分あり)が降格処分を受けることが認定された事案
大阪高H18 12/22判決=ぱちんこ屋営業の不許可処分により1月半営業できなかったことによる国賠償否定事案
東京高H18 11/15判決=課税処分等が取り消されることなく国賠法による過納金相当額や遅延損害金の損害賠償請求
福岡高H18 11/09判決=横領従業員の親族がした損害賠償債務の連帯保証契約の有効性と保証金額の判断
東京高H18 09/27判決=一級河川が埋立工事で廃川敷地となったと判断され場合の止水壁撤去工事費用の損害賠償
大阪高H18 09/14判決=公共工事の談合で落札率約98%に対し公取の実証的不当利得推計値16.5%を適用した損害賠償
名古高H18 08/31判決=岐阜県の徳山ダムで工業用水を必要とする新規水需要がないということはできないとした事案
福岡高H18 03/09判決=共用部分の外壁タイルの大規模補修工事によるマンションの交換価値低下での損害賠償事案
東京高H17 06/22判決=婚姻破綻日を親子関係不存在確認の裁判が確定した日として慰謝料請求権が開始した事案
大阪高H16 12/09判決=京都市の測量関係の官製談合と認定された1審に関し市長の責任がないとした事案
仙台高H15 12/24判決=一部の相続人が金融機関から自己の相続分を超える払戻しをした場合の悪意の受益者事案
仙台高H06 09/19判決=公海上で船舶国籍を異にする船舶が衝突した場合の不法行為責任、船主責任制限の準拠法
東京高S53 03/29判決=賃借権に基づく適法な土地占有者の用法違反の所為と不動産侵奪の成否
東京高S29 09/09判決=「買戻契約」か「再売買の予約」であるかの重要な相違の判断は登記の存否
東京高S23 07/19判決=売主が瑕疵担保責任として買主に対して損害賠償すべき範囲と民法416条


地裁時系列順
仙台地H28 10/26判決=大規模な津波襲来にも拘わらず不適切な避難場所によって多数の児童が死亡した国賠一部認容事案
宮崎地H26 10/15判決=未成年後見人の横領に関し家事審判官の更なる被害を防止する措置を怠ったこ国賠認容事案
仙台地H26 02/25判決=避難先が銀行屋上13mのため20mの津波による被害での安全配慮義務違反否定事案
仙台地H25 09/17判決=東日本大震災直後に高台にある幼稚園から海に向けて出発した幼稚園バスの損害賠償事案
横浜地H25 09/13判決=市の担当者の誤った説明のため井戸設置を断念して水道敷設をした場合の損害賠償事案
名古地H23 04/22判決=抵当権設定の登記義務者の本人確認で運転免許書の原本確認を怠った司法書士の懲戒処分
大阪地H22 03/25判決=名誉毀損による損害賠償のためにプロバイダに対する発信者情報(住所・氏名)の開示認容事案
岐阜地H21 10/21判決=コイン式駐車のフラップ板を踏みつけた状態で駐車して駐車場利用契約が認められない事案
京都地H21 10/08判決=川の除草作業で水位の急激な上昇によって流され死亡事故での3割の過失相殺事案
岐阜地H21 09/16判決=海外のツアー旅行中に顧客を観光地に1人で置き去りにしたことによる旅行会社の民法715条事案
京都地H21 09/25判決=マンション賃貸借契約で「更新料」と「定額補修分担金」は消費者契約法10条に反し無効
さいた地H21 08/31判決=会社の上司からのセクハラによる「うつ病」の損害賠償で家庭の事情等による6割の過失相殺事案
京都地H21 07/23判決=建物賃貸借契約における「敷引特約」及び「更新料特約」は消費者契約法10条により無効=最高裁H23 07/15判決2は有効
名古地H21 07/10判決=広域事務組合発注のごみ焼却施設工事で談合を認定し損害賠償額を契約額の8%とした事案
横浜地H21 07/08判決=調停で合意した面接交流の拒絶を債務不履行と認定して70万円の損害が認められた事案
山口地H21 06/04判決=町住民データを処理する業者による下請け業者に対する下請け従業員からウィニー感染による損害賠償
大阪地H21 03/05判決=市立中学校の一部の「専用貸し」の確認書は市との合意による使用貸借契約でない
東京地H21 02/20判決=団地自治会が団地内駐車スペースで駐車料金を徴収することに対する不当利得返還事案
大阪地H21 02/19判決=酔った歩行者が市管理の50cmの柵を越えて3m下の側道に転落した国賠の8割過失相殺事案
さいた地H21 01/30判決2=競売物件の現況調査で建物内で自殺した「事故物件」の調査をしなかったことの無過失事案
大阪地H21 01/30判決=ヤミ金融業者の過酷な取立てを恐喝行為と認定して自殺との因果関係を認めた損害賠償 事案
仙台地H21 01/29判決=市長の行った公開請求不受理決定を違法と認定した国賠認容事案
東京地H20 12/24判決=女優との出演契約切れ後も写真等が無断でHPに掲載された場合の損害賠償請求認容事案
名古地H20 12/19判決=預金解約の意思表示が金融機関窓口ではなく訴状をもって示されたとされた事案
千葉地H20 11/17判決=後遺症を残す傷害の損害賠償請求が前訴の蒸し返しで信義則上許されないとした事案
大阪地H20 11/13判決=司法書士会則で定めのない入会時の会館維持協力金20万円が不当利得とされた事案=最高裁で取消
広島地H20 10/29判決=市道から水路に転落して脳挫傷で後遺症を受けた70代女性の75%過失相殺損害賠償事案
仙台地H20 10/29判決=カラオケ店で高校生をナイフで死亡させたことでの民法719条(共同不法行為者の責任)認定事案
広島地H20 10/02判決=特定の刑事弁護活動に関しテレビ放送で懲戒請求をするよう発言したことによる損害賠償事案=最高裁H23 07/15で破棄
京都地H20 09/30判決=建物賃貸借契約での「礼金約定」が消費者契約法10条に反していないとした事案
仙台地H20 09/24判決=医学部受験予備校での受講契約程度の講義をしなかった債務不履行の一部認容事案
さいた地H20 09/19判決=小学2年生が公園の噴水施設で遊んでいる際に転落死した場合の5割の過失相殺事案
東京地H20 08/29判決=韓国の出版社の書籍が「海賊版」であるとするホームページが日本法で名誉毀損でないとされた事案
大阪地H20 08/28判決=賃貸人に遊園地の営業維持、集客努力義務がなく賃料不払の債務不履行での賃貸借契約解除案
福島地H20 08/05判決=結果的に誘致できなかった大学薬学部誘致のため市の建物を撤去した費用の合理性
大阪地H20 07/17判決=「日本人による買春は中国へのODA」発言のタレント活動の弁護士に対する突然の撮影の不法行為否定事案
仙台地H20 05/20判決=職務質問中の警察官に対して暴行し興奮している者の制圧で死亡した場合の無過失事案
名古地H20 05/16判決=在監中の者の不動産について公示送達前の調査が不十分によることでの国賠(慰謝料)事案=高裁で取消
仙台地H20 05/13判決=運転手の殺意をもった歩行者専用アーケード暴走死亡事故でのレンタカー会社と歩道設置管理者の責任
大阪地H20 05/02判決=小学校の校長、担任教師らによる児童の指導という域を超えた不適切な行為による損害賠償事案
京都地H20 04/30判決=定額補修分担金は本来しなくてもいい負担を強いるもので消費者契約法10条により無効
東京地H20 04/22判決=全国的に読者を有する雑誌での音楽チャートについてのコメントが名誉毀損であるとされた事案
岐阜地H20 04/10判決=医療過誤がなく入院後の回復で市立病院からの退去と診療費、食事負担金債権の認容事案
京都地H20 03/25判決=市の戸籍事務の臨時職員が友人の元夫の結婚暦を漏洩しての慰謝料認容事案(国賠否定)
青森地H20 02/28判決=2m近い積雪時に踏切内で立ち往生の車と列車の衝突した事故での民法717条1項認容事案
仙台地H20 02/27判決=無灯火の自転車と速度10キロ超過の車の死亡事故での勤労意欲の高い高校中退者の逸失利益
広島地H20 02/21判決=公営住宅家賃滞納による連帯保証人に対する請求が事務の怠慢等で権利の濫用とされた事案
大阪地H20 02/21判決=診療契約における治療やその結果等のてん末の説明・報告義務の債務不履行認容事案案
神戸地H20 02/13判決=実質において消費者金融の営業譲渡と異ならない更生手続と認定された過払金支払事案
広島地H20 02/08判決=台風に伴う豪雨による「道路の冠水」、「道路の交通規制」等に国賠法上の違法はないとした事案
京都地H20 02/07判決=民法554条(死因贈与)で民法994条(受遺者死亡による遺言失効)が準用されないとした事案
甲府地H20 02/05判決=観光目的で来日した中華民国女子大生を強姦致死した者に対する被害者両親への損害賠償事案
京都地H20 01/30判決=建物賃貸借契約で「更新料」に関する約定が民法90条、消費者契約法10条により無効ではない
東京地H20 01/31判決=公図を基に作成された「土地宝典」を著作物と認定し法務局でのコピーを違法とした損害賠償事案
京都地H20 01/30判決=建物賃貸借契約で「更新料」に関する約定が民法90条、消費者契約法10条により無効ではない
仙台地H19 12/26判決=元義父による郵便局への転出届を同意を得ずに提出し郵便物を受け取り続けた行為の損害賠償認容事案
仙台地H19 12/19判決=妻子ある大学院教授に対する男女間の紛争が原因である誹謗中傷書簡が名誉毀損でないとされた事案
京都地H19 12/19判決=従業員が勧誘に乗りやすい状況を作り価値の4倍以上の宝石等の販売での共同不法行為認定事案
東京地H19 12/14判決=著作権(公衆送信権)に関して北朝鮮との間でベルヌ条約上の権利義務関係を有しないとした事案
東京地H19 12/10判決=「アルカーイダ潜伏、地下銀行でテロ資金」の新聞記事に対する慰謝料請求認容事案
東京地H19 12/03判決=遺留分がない法定相続人だけの清算型包括遺贈の遺言執行者による相続人への報告義務
東京地H19 11/28判決=10年以上継続して任期を1年で任命された地方公共団体の非常勤職員の再任用の期待権侵害事案
東京地H19 11/16判決=イラストの書籍表紙の使用とイラストの大きさの変更による著作権(複製権)侵害事案
京都地H19 10/26判決=原告の所有地が位置指定道路に接面していると判断しなかったことによる国家賠償認容事案
大阪地H19 10/18判決3=市有地を暴力団事務所の敷地として利用した行為等による賃貸借解除認容事案
京都地H19 10/18判決2=必要な軟弱地盤対策等の工事をしなかったことによる建物損傷の共同不法行為認容事案
京都地H19 10/18判決=壁を隔てた古い木造家屋の解体作業が社会的相当性を欠く方法、目的とされた事案
東京地H19 10/03判決=マンション上階の子供の騒音等が一般社会生活上のが受忍限度を超える慰謝料認容事案
京都地H19 10/02判決=賃貸マンションの入居予定者が日本国籍でない理由での契約拒否による不法行為認定事案
さいた地H19 09/28判決=建築訴訟で弁護が不十分として弁護士に対する損害賠償訴訟が不法行為とされた事案
鹿児地H19 09/26判決=公共工事請負契約で工事完成保証人に工事完成請求がされた場合の代金債権の移転承継
名古地H19 09/21判決=建築請負契約の目的物に重大な瑕疵があり報酬支払いの履行遅滞責任がないとした事案
東京地H19 09/20判決=韓国人留学生が暴力団員に誤信で射殺された場合の逸失利益、慰謝料、葬儀費用、旅費等
京都地H19 09/19判決=築80年以上の建物が耐震性能なしとの認識での賃貸借契約に基く耐震工事請求
さいた地H19 08/29判決=離婚に伴う養育費等のトラブルで警察官が現場で被害申告を受理しなかった合理性
京都地H19 09/11判決=証券会社の社員の詐欺による損失で一部証券会社の使用者責任を認めた事案
さいた地H19 08/17判決=委任した弁護士が訴訟手続をしないことによる債務不履行の損害賠償請求等(公示送達)事案
京都地H19 08/09判決=犬の飛び出しによるバイクによる交通事故で犬の買い主の民法718条1項、709条の認定事案
神戸地H19 07/17判決=行政書士会が行政書士政治連盟に金員を寄付することは目的の範囲外だが会員への不法行為は不成立
さいた地H19 06/29判決=医療過誤事件に対する証拠保全に関する弁護士活動についての債務不履行責任
京都地H19 06/29判決=永久の使用権の設定となる墓地使用契約での中途解約の申し入れと不当利得返還請求権
山形地H19 06/19判決=債権者による著しく信義誠実の原則に反する場合の強制執行の実行が不法行為とされた事案
さいた地H19 06/01判決=インターネット上のクレジットカード決済での本人確認に関する家族等の不正利用の責任
那覇地H19 05/28判決=被疑者の母親に対する事情聴取でセクシュアル・ハラスメントを認定した国家賠償事案
広島地H19 05/25判決=週間誌の記事が「労働組合がテロリスト集団であるとの印象を与える」とは認められない事案
青森地H19 05/18判決=国立公園内の渓流歩道上で発生した落石死亡事故での設置管理に関する瑕疵認定事案
山形地H19 04/27判決=税務顧問契約で税務署の指摘による修正申告を余儀なくされた債務不履行認定事案
大阪地H19 04/27判決=競輪場を賃借して約28年間競輪事業を行っていた事務組合の期間満了3か月前に解約通知
福岡地H19 04/26判決=建て貸し物件の中途解約制限条項に関する宅建主任者の説明義務違反の過失相殺事案
京都地H19 04/20判決=賃貸借契約終了時に敷金の一部を返還しない「敷引特約」は消費者契約法10条で無効
京都地H19 04/12判決=貸金業者の債務者から取引履歴の開示要求で「債権ありません」の調査書の返送の違法性
名古地H19 03/30判決=豪雨中の基礎工事のやり直しが拒絶されてた建築請負業者に対する原状回復、損害賠償請求
宮崎地H19 03/26判決=中国人強制連行強制労働の損害賠償等は中国人の出国自由となった昭和61年から消滅時効
さいた地H19 03/28判決=弁護士としての事務処理から著しく不適切で不十分な対応と認定された慰謝料請求認容事案
名古地H19 03/22判決=市議会の会派が交付を受けた政務調査費の共通経費及び余剰金に関する支出の不当利得
那覇地H19 03/14判決=産業廃棄物処分場での野焼きによる失火による民法717条の工作物責任・県の監督責任
佐賀地H19 03/09判決=行政書士会が会員に対し戸籍謄本等の職務上請求書の差替拒否した手続面の慰謝料認定事案
東京地H19 02/28判決=原告作成の小中学生を対象とした学力テスト問題・同解答用紙等についての無断複製認定事案
甲府地H19 02/13判決2=県の用地買収の行政文書開示決定で一部に不開示情報該当性がない場合の損害賠償請求
京都地H19 02/13判決=所有権の客体である遺骨の返還に対し分離不可能にした行為の納骨寺の民法415条・709条責任
名古地H19 02/01判決=道路側溝の蓋がもち上がっている状態に関する道路管理の瑕疵の判断と過失相殺の判断
札幌地H19 01/19判決=農業土木の官製談合を認定し損害賠償額を公正取引委員会の勧告前後の落札率で算定した事案
さいた地H19 01/17判決=保険契約に基づき「盗難」事故による保険金を請求する者の免責事由としての主張立証責任
福井地H18 12/27判決=県職員のカラ出張で財務会計上の指揮監督上の義務違反を認定した知事への損害賠償事案h20 02/20高裁取消
奈良地H18 12/05判決=ガードレールのない町道の路側帯を歩行中に水路に転落して負傷した65lの賠償責任認定事案
東京地H18 11/24判決=下水道談合で落札率95%に対し契約額の5%を損害と認定した市長に代位してなされた損害賠償
東京地H18 07/06判決=30年近い夫婦同然の関係にあった女性に対する死因贈与が「要素の錯誤」を除いての有効事案
京都地H15 05/02判決=市の測量業務等を測量業者団体等に包括的に委託することが官製談合と認定された事案
京都地H15 03/27判決=府の測量業務等を測量業者団体等に包括的に委託することが官製談合と認定された事案
東京高H10 02/09判決=宗教上の信念から輸血を拒否する者に輸血の説明をしないで輸血をした場合の損害賠償認定事案
東京地H02 06/26判決=債権者代位により遺留分権利者に代位して減殺請求権を行使すること
京都地H02 06/14判決=協議離婚後に元夫の婚姻生活に対する真剣さがないとして慰謝料請求が認められた事案
大津地S49 05/08判決=国等が相互の保障のないことを立証した場合に限り外国人への国家賠償義務が免れる
東京地S31 06/23判決=警察官が住所等を確認するため外国人登録証明書の呈示を求める行為と国家賠償

家裁時系列順

家裁時系列順
東京簡H25 06/25判決=タクシー同士の追事故で修理費用が車両の経済的価値を超えた場合の経済的全損事案
名古簡H21 06/04判決=建物賃貸借契約の敷金返還は合理的な理由がない限り賃貸人は賃借人に返還義務を負う
東京簡H21 05/08判決=庭付き一戸建て住宅の賃貸終了時における「草取り」「松枯れ」での善管注意義務違反
東京簡H20 07/08判決=銀座のホステスは請負類似契約ではなく雇用契約で同伴出勤義務は労基法違反の無効事案
東京簡H16 12/22判決=境界測量の契約に法律行為の錯誤があり契約が無効となり着手金が返還された事案